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アニメ【るろうに剣心】北海道編が打ち切りに?!理由から評価まで徹底調査!

「るろうに剣心」は1990年代後半に「週刊少年ジャンプ」で連載された大人気漫画で、テレビアニメ化や実写映画化もされました。

2017年からは続編となる「北海道編」の連載がスタートしましたが「アニメが打ち切りになった」「漫画の連載も打ち切りになるのでは」と噂になっています。そこで今回は、気になる「るろうに剣心」北海道編打ち切りの理由や評価まで徹底調査しました。

【るろうに剣心】北海道編とは

「るろ剣」の呼び名でも知られる「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」は、1994年から1999年まで集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載され、剣心の過去を清算する「人誅編」で一度完結しました。

しかし連載当時に「もし継続したら」という構想があり「るろうに剣」完全版の際には「高いクオリティを確信でき、タイミングが合ったら続編もあり得る」と語っています。

そして連載が終了してから18年経った2017年9月から「北海道編」が「ジャンプスクエア」10月号にて連載をスタートしました。連載中の「北海道編」が当時の構想のままなのか変更されているかは不明ですが、前作ファンの方にとっては待望の続編でしょう。

るろうに剣心・北海道編のあらすじ

緋村剣心が不殺を誓い、流浪人として東京に流れ着いてから5年が経った明治16年、剣心の宿敵だった志々雄の遺刀「無限刃」を持ち「賊」に追われる明日郎と混血児である阿爛、謎の女・旭を神谷活心流道場に迎え、平和な日々を送っていました。

しかし西南戦争で亡くなったはずの薫の父親・越路郎が函館で生きていることが分かり、剣心と薫は北海道に向かいます。

北海道では日本の猛者たちを集めて実戦経験を積ませ、海外勢力に対する戦力増強を掲げる「剣客兵器」という武装集団が函館山を占拠しており、斎藤一らと戦いを繰り広げていました。

【るろうに剣心】北海道編の主な登場人物

「北海道編」は本編から5年後を描いた続編で、本編の主人公だった緋村剣心をはじめ、お馴染みのメンバーが活躍します。また「北海道編」で登場する新たなキャラクターも見どころの一つです。ここでは「北海道編」の主な登場人物をご紹介していきます。

緋村剣心

「人斬り抜刀斎」の名で恐れられた幕末の剣客で、古流剣術「飛天御剣流」の使い手です。明治に入ると「不殺」を誓い、流浪人として東京に流れ着き、神谷活心流の道場に身を寄せることとなりました。

温厚で優しい性格ですが、命や人生を理不尽に虐げられると激しく怒り、かつての抜刀斎を思わせる姿で戦うこともあります。

さまざまな困難や過去を乗り越え、神谷活心流道場を営んでいた薫と結ばれましたが、実はバツイチで前妻は雪代巴という女性です。愛用していた「逆刃刀」は弥彦に託し、刀を模した「倭杖」を手に人の為に剣を振るっています。

「北海道編」では新たなキャラクターである長谷川明日郎・井上阿爛・久保田旭たちを救う形で再登場し、北海道の地で新たな戦いに身を投じることになりました。

緋村薫

旧姓は「神谷」で、剣心が身を寄せる神谷活心流道場の師範です。美しい容姿と剣術の腕前から「剣術小町」と呼ばれていますが、繕い物以外の家事は苦手です。

道場の土地を奪われそうになる事件がきっかけで剣心に出会い、共にさまざまな修羅場を潜り抜けました。現在は彼と結婚して息子・剣路が誕生し、師範を退いて主婦となっています。

「北海道編」では父親である神谷越路郎が生きていることを知り、剣心と息子と共に北海道に向かうことになりました。

長谷川明日郎

かつて「悪太郎」という名で志々雄真実の一派に所属し、下っ端だったツリ目の少年です。神谷活心流道場で過ごすことになり「明日郎」と改名しています。食べることへの執着が強く、性格は短期で激情的です。

もともと新潟の山奥出身の孤児で、ある日志々雄のアジトに忍び込んで彼の食事を食い散らかして捕まりますが、その剛胆さを志々雄に気に入られて配下に加わることになりました。

表向きは食い逃げの罪で5年間投獄されていましたが、井上阿爛と同じ日に釈放されて知り合いとなります。

志々雄一派が崩壊した際、志々雄の遺刀「無限刃」を手に入れ「なぜか無限刃が手に馴染む」と自分の愛刀としており、無限刃がないと使えない真実の秘剣「焔霊」を使いこなすことが可能です。

井上阿爛

明日郎と同じ刑務所に投獄されていた洋装の少年で、父親が白人・母親が日本人の混血児です。普段は黒に染めて隠していますが、実は金髪で「文明開化の申し子」を自称しています。

アメリカに密航しようとして逮捕され、釈放される際に明日郎と出会って行動を共にし、神谷活心流道場で住み込みの門下生となりました。

自己に陶酔し美女に目がありませんが良心的な部分もあり、明日郎・阿爛・旭の3人の中では頭脳面を担当しています。商才や話術に優れている一方、戦闘は苦手です。

久保田旭

明日郎と同じく志々雄一派に属していた美少女で、はじめは明日郎が持つ無限刃を回収するため志々雄一派の残党と行動をともにしていました。

実は戦災孤児だったところを派兵稼業の組織「郷」に買われて傭兵人材として育てられ、密偵として志々雄一派に派遣されていました。本当は争いを嫌いキラキラしたものが好きで、組織から抜け出すため身請け代を密かに稼ぎ自由になる事を目指しています。

足を洗おうとするものの失敗し任務に駆り出されそうになりますが、明日郎に救われて組織から抜け出すことに成功しました。現在は身分を隠して神谷活心流道場に身を寄せ、阿爛から文字の読み書きを教わっています。

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アニメ【るろうに剣心】北海道編が打ち切り?

「るろうに剣心」の最初のアニメ化作品は、1996年~1998年に2年半ほど放送されたテレビアニメで、1997年には劇場版、1999年以上にはOVAが3作発表されています。

しかしアニメは原作の最後まで描かれないまま放送が終了しており「打ち切りになったのでは」という声が上がっています。ここではアニメが中途半端なところで終わった理由について見ていきましょう。

打ち切りのように中途半端に終わった理由は?

本編は剣心と薫・弥彦・左之助の出会いなどを描いた「東京編」をはじめ、政府に恨みを持つ志々雄真実一派との闘いを描いた「京都編」、抜刀斎への復讐のため集まった者との私闘を描いた「人誅編」に分かれています。

OVA「星霜編」では薫の回想として少しだけ描かれているものの、アニメは「人誅編」がほとんど描かれておらず、中途半端なところで終了していました。

原作の最後まで描かれておらず、途中で終わった明確な理由も公表されていないため「打ち切りになったのでは」という声が上がっているのです。

中途半端に終わった理由としては、アニメで放送されたオリジナルストーリーの評判が良くなく、視聴率が低迷して中途半端なところで終わらざるを得なかった可能性があります。

「るろうに剣心」の漫画が連載されていた1990年代後半は「週刊少年ジャンプ暗黒期」と呼ばれ、新規ファンがなかなか増えずアニメ「るろうに剣心」の視聴者は大半が既存ファンでした。

アニメの63~94話はオリジナルストーリーでしたが原作ファンからの評判が悪く、当時高い視聴率が求められたゴールデンタイムでの放送だったこともあり、打ち切りのように中途半端に終わらせることになったのでしょう。

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【るろうに剣心】北海道編は連載も打ち切りの噂がある理由

アニメは中途半端に終わってしまいましたが、実は漫画の連載にも打ち切りの噂が立っています。

「るろうに剣心」は累計発行部数7,000万部を超える大人気作品であるのに、なぜ打ち切りの噂があるのでしょうか。ここでは打ち切りの噂が広まった理由について見ていきましょう。

打ち切りの噂の理由①作者が児童ポルノ法に違反

「北海道編」の連載がスタートしたのは2017年9月からです。しかし、その2カ月後である2017年11月に原作者・和月伸宏さんが児童ポルノ禁止法違反で書類送検されてしまいました。

児童ポルノの動画が収録されたDVDを複数所持していたとのことで、本人も容疑を認めています。この事件の影響で、書類送検されてから半年間の休載となったのです。

連載がスタートした直後に事件が発覚し書類送検となったため「打ち切りになるのでは」と噂になりましたが、その後連載は再会されています。

打ち切りの噂の理由②つまらないという声も多い

打ち切りの噂が出ている理由の2つ目は「つまらない」という声が多いためです。「北海道編」がつまらないという声の中には「ギャグが寒い」「画力が劣化している」「登場人物が多すぎる」といったものがありました。

また既存ファンの中からは「新キャラの3人はいなくてもよかった」「敵に魅力がない」「前作キャラの活躍が微妙」といった声が上がっています。

前作の主要キャラの登場が少なかったり、新しい主役級キャラや敵に魅力を感じなかったり「バトルが少なくて盛り上がらない」など、大ヒットした前作と比較してつまらないと言われているようです。

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【るろうに剣心】北海道編の感想・評価

大ヒットした前作の「るろうに剣心」に対し「北海道編」にはつまらないといった声も見られました。

しかし原作ファンからは「待ってました」「続編が嬉しい」という感想もあります。ここでは「北海道編」を実際に読み、多く寄せられた感想・評価をご紹介します。

感想・評価①剣心にまた出逢えた

前作の大ファンからは「剣心にまた出逢えて嬉しい」「待ってました」「続編を知って興奮」といった喜びの声が多くありました。

1990年代後半に連載されテレビアニメも放送されていたことから、学生時代に大好きだったという読者も多く「大人になってからも読めるとは」「剣心や懐かしのキャラも成長していて感慨深い」といった感想も見られます。

「前作を思い出すシーンがあって楽しい」「旧キャラはもちろん新キャラも楽しみ」という期待の声も寄せられていました。

感想・評価②薫が素敵な女性に

「北海道編」では剣心と薫の関係も話題になっています。剣心の妻であり、一児の母親となった薫が素敵な大人の女性になっているのが嬉しいという感想が多くありました。

「お似合い」と2人の結婚を喜ぶ声や、2人の間に可愛い子供が誕生していて月日の流れを感じるという感想もあります。

感想・評価③少し混乱

待望の続編でしたが、読んでみて少し混乱したという感想・評価がありました。新しく登場したキャラが旧キャラとかぶっていたり、前作とキャラの顔立ちが変わっていたりして混乱するファンもいるようです。

「懐かしのメンバーが出てくると嬉しいが新キャラがハマらない」「剣心の衰えが心配」といった声も見られました。前作とは作風も少し変わっており「パラレルワールドかと思った」という感想や「敵の構成や能力など謎が多い」という評価もあります。

感想・評価④このまま終わって欲しかった

続編に喜びの声がある一方で「敵キャラが似ている」「1巻読んだだけでお腹いっぱい」など、続きはなくても良かったという評価も見られました。

かっこよかった剣心が弥彦に託した逆刃刀を取り返したり、衰えを描かれていたりするのは「見たくなかった」「ダサい」という感想もあります。

前作のファンの評価には「昔の絵の方が良かった」「やはり主役は剣心がいい」「がっかりするのが嫌で読むのに勇気がいる」といったものもありました。

【るろうに剣心】北海道編は打ち切りではなく現在も連載中

今回は、大人気漫画「るろうに剣心」北海道編の打ち切りの噂や理由について調査しました。1990年代に連載・アニメ化され大ヒットを記録した作品ですが、続編である「北海道編」には打ち切りの噂があります。

作者の事件や作品への評価から打ち切りが噂されましたが「北海道編」は現在も連載中です。前作とは異なる展開や新しいキャラの登場、懐かしのキャラの成長などが魅力の続編なので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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