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【呪術廻戦】両面宿儺とは?謎が多いその正体を徹底解説!

呪術廻戦の作品の中でも、常にキーパーソンとして存在感を醸し出し続けている両面宿儺。主人公である虎杖の中にずっと居続けている存在で、目的などもまだ謎に包まれた状態のままとなっています。今回は、両面宿儺について判明している事やモデル、正体などを徹底解説していきます。

【呪術廻戦】両面宿儺とは?

作中でも最も最初に現れた特級呪霊にして、非常に重要なキーを握っている両面宿儺。まずはどんな存在なのかを見ていきましょう。

両面宿儺の見た目

https://twitter.com/masakazu_kaigo/status/1569521909439803393?s=20&t=MFxoAUamxnvB5nyl7xRYfQ

作中において、宿儺は主人公である虎杖悠仁の体内に潜んでいる形です。虎杖という存在が五条悟により千年現れなかった逸材とされているだけあって、通常は表に出る事はありません。

体内に潜むという関係上、表に出てくる場合には基本的に虎杖の姿そのままとなります。もし抑え込めずに表に現れる時には、体中に黒い紋様が浮かび上がり、爪が黒くなり伸びるといった変化が見られます。

そして生得領域、つまり虎杖の心の中でもやはり虎杖と同じ姿形を取っていて、女性用の着物を着ています。これは、生前に腕が4本あった事から、女性用の方が都合がよかったのかもしれないと考察されています。

あくまでも虎杖の体の中に潜んでいるという関係であるために、本当の姿、すなわち存命時代に本当に虎杖とうり二つだったのか、本来の姿は未だにわかっていません。

両面宿儺のプロフィール

https://twitter.com/kawasemitohisui/status/1484752566307422208?s=20&t=sxpmhr8iEKDo2laVIAz7eA

  • 等級:特級呪物
  • 趣味・趣向:食べる事
  • 嫌いな物:なし
  • イメージソング:平沢進「Day Scanner(アルバムSIREN)」・マリリン・マンソン「(s)AINT」

呪術廻戦の概要

宿儺の登場する呪術廻戦は、芥見下々先生による週刊少年ジャンプ連載の漫画です。2020年10月からアニメ放送も開始されており、2023年にはアニメ2期の放送、2021年12月には劇場版も公開されています。

主人公は呪術師ではない普通の高校生であった虎杖悠二ですが、自分の学校に特級呪物である宿儺の指が保管されているところを発見します。そして、その指を回収しに来た呪術師の伏黒恵と出会います。

そこで突如発生した呪霊を相手にする中で、封印されていた宿儺の指を虎杖が食べ、呪霊が見えるようになりその体に宿儺を宿すこととなります。

封印を解いてしまった虎杖は秘匿死刑の対象になってしまうものの、史上稀にみる宿儺を取り込んでも抑え込める器であったことから、20本すべての指を取り込む事、そして呪術師として人を助けるべく呪術高等専門学校に入ります。

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両面宿儺は謎めきの登場人物!正体を探る

呪術廻戦において両面宿儺と言えば彼を指す言葉になっている訳ですが、本名が分からない、など未だに謎が多い存在です。ここからは、その正体やモチーフになった逸話などを探っていきましょう。

両面宿儺の正体①呪いの王

宿儺を一言で表すとすれば「呪いの王」で間違いないでしょう。呪霊を取り込んだ虎杖に対して、五条悟が説明している中でもこの言葉がそのまま使われています。

かつて生きていた平安時代は呪術全盛の時代であったために、現代とは呪術そのもののレベルが違っていた中、当時の呪術師たちが全力で立ち向かってもかなわなかった存在です。

宿儺に関して虎杖に説明した五条悟も、作中において最強の呪術師と称されるほどの実力を有しています。数々の特級呪霊を見てきた五条が呪いの王と形容する辺り、宿儺の恐ろしさがよく分かります。

そしてその五条をもってしても、完全復活した宿儺と対峙するのは「しんどい」といいます。決して倒せないとは言いませんが、苦労するのは必至というレベルなのです。

呪術界においては特級呪物、特級呪霊として扱われていますが、同じ真人や宿儺の指によって特級となった呪霊を一蹴するなど、隔絶した実力を持っていると分かります。

両面宿儺の正体②1000年以上前に実在した人間

元々宿儺というのは、1,000年以上前に実在している人間でした。本人が存命の時には顔が2つ、腕が4本あり、これが仮想の鬼神である「両面宿儺」と特徴が合致する事からそう呼ばれていた模様です。

すなわち現代でも呼ばれている両面宿儺というのは、彼本人の名前という訳ではなく、それらしい名前が付けられているだけであって、本当の名前が何なのかは現在でも判明していません。

平安時代という呪術が最も栄えた時代において、当時の呪術師たちもかなわなかった存在であり、死してもなおその遺骸である20本の指は強力な呪力を持つ特級呪物として、現代でも破壊不可能な代物となりました。

圧倒的な強さ故に忘れてしまいそうになるのですが、存命時が顔2つに腕4本と呪霊のような存在に見えますが、あくまでも人間であることから現代でいう呪詛師と同じ存在です。

両面宿儺の正体③日本書紀に登場する鬼

両面宿儺が作中に登場する本人を指す言葉として定着こそしているものの、元は人間であった当時の本人の見た目が仮想の鬼神に似ていたことが由来となっていました。

その由来となったのは、日本書紀に登場する鬼です。日本書紀とは奈良時代に成立した日本の歴史書で、古事記などと並んで日本におけるもっとも古い書物の1つです。

完成したのが養老4年、つまり720年ねんであり、年代的には平安時代となります。この時代は宿儺本人が生きていた時代とも合致します。

両面宿儺の正体④モデルは九尾

名前の由来は日本書紀に登場する仮想の鬼神ですが、登場人物の立ち位置としてのモデルはNARUTOに登場する九尾の妖狐であると言われています。

NARUTOでの九尾は主人公のうずまきナルトの体内に封印されている尾獣の一体であり、宿儺も九尾も主人公の体に封印されているという点が共通しています。

ただ、九尾の方は最終的にナルトと和解してお互いに信頼し合い、力を提供するような間柄になったのに対して、宿儺の場合には根本的に人減と呪霊として相いれない関係性になっています。

両面宿儺は強い!強さと術式は?

正体や元々が人間であった事、そしてまだ当人の名前や目的がはっきりとはわかっていないなど、未だに謎が残っています。ただ、その強さに関しては作中で何度も披露されています。

両面宿儺の強さを考察

作中何度も呪いの王と形容されているだけあって、その強さは本物です。彼の属しているのは特級呪霊、すなわち最も高い階級なわけですが、その特級の中でも最も上位に居ると言っていいでしょう。

同じ特級呪霊と相対した時にも、自信の指を取り込んで誕生した相手に対しては領域展開などを行い完膚なきまでに叩きのめしていますし、同じ領域展開を使える真人からは「魂の格が違う」とまで言わしめています。

特にその実力の高さが分かるのが、渋谷事変における活躍です。まず同じ特級呪霊であり、作中最上位である漏瑚を相手にして終始圧倒、最後は漏瑚が得意とする呪火勝負で決着をつけています。

続く伏黒の召喚した八握剣異戎神将魔虚羅を相手にした戦いにおいては、領域展開を発揮しながら圧倒的な量によって討ち果たしています。

この魔虚羅は、500年前に禪院家と五条家が御前試合を行った時にも召喚されており、当時対峙した六眼と無下限呪術持ちの五条家当主との相打ちで終わっています。

五条悟も無下限呪術、および六眼を持ち合わせており、これを討った魔虚羅を圧倒した事から、五条悟よりも宿儺の方が強いのでは、という考察がされています。

両面宿儺の強い術式は

https://twitter.com/youloopedia_com/status/1380878845478232065?s=20&t=GxTILd1hZwhp45nHYdhL9A

主に3つほど術式が確認されており、1つは鋭い威力でビルも真っ二つに分断する「解」対象の呪力量や強度に対し最適な一撃を放つ「捌(ハチ)」そして炎を顕現させ、矢の形にして放つ「開(フーガ)」などを用います。

術式が斬撃を多用する事、宿儺の言葉に三枚おろしや味見といったように料理に関連する言葉が多いことから、術式は調理を元としていて、宿儺本人は料理人だったのではないか、とする説があります。

両面宿儺は呪術廻戦のキャラ中最強グレード

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更に呪術における極致とも言える領域展開ですが、当然彼も展開可能で「伏魔御廚子」を使用します。必中効果範囲内の呪力を帯びている対象に解を、呪力のない無機物に対しては捌を絶え間なく浴びせる領域です。

領域と言えば閉じるものが一般的ですが、宿儺はあえて閉じずに相手に逃げ道を作るという縛りを設ける事によって、効果の及ぶ範囲を最大半径200mにまで広げています。

この閉じない領域展開というのは、キャンバスのない空に絵をかくような神業とされており、ここからも宿儺の実力の高さがうかがえます。

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両面宿儺は強くかっこいい!

第1話から登場している両面宿儺ですが、未だに本名も分からず目的も分からない中、強さだけははっきりと分かっています。今後の展開が気になる方は、ぜひ本誌を読んでみてください。

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