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【リアルアカウント】最終回までのあらすじをネタバレ!最終回の結末とは!

「リアルアカウント」は、「別冊少年マガジン」や「週刊少年マガジン」で連載さている人気作品です。SNSという現代にも通じるリアルなツールを用いることによって、現代社会の抱える問題も利用した生き残りをかけるサバイバルが展開されています。今回はそんなリアルアカウントのネタバレをご紹介します。

リアルアカウントの概要

漫画「リアルアカウント」は、原作オクショウ氏、漫画渡辺静氏による別冊少年マガジンや週刊少年マガジンで掲載されている漫画作品です。2020年11月時点で累計発行部数330万部を突破するなど、人気の高さは数字からも分かるものになっています。

2014年2月号から10月号まで第1部が連載され、その後週刊少年マガジンにて2015年4・5合併号から2016年15号まで第2部が連載され、2016年16号から2018年29号まで第3部が掲載されています。

作中で登場するSNS「リアルアカウント」の中に取り込まれてしまった利用者たちが、生き残りをかけてデスゲームを行うという新感覚のサバイバル物語です。

デスゲームということで一瞬でも気を抜いてしまえば文字通りに命取りとなってしまう中、常に緊張感いる雰囲気の中で最終回まで描かれており、最終的には感動の内容によって高評価を集めています。

ゲームの内容に関してはSNSを舞台にしているという点からもすでに現代的ですが、それに加えて展開されるゲームはすべて社会問題をテーマにしているなど、現実に通ずるものがあります。

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リアルアカウントのネタバレあらすじ

ここからは、リアルアカウントの内容のネタバレ・あらすじをご紹介していきます。合計で3部で構成されており、1巻から10巻まで、11巻から20巻までと、20巻以降で分かれておりそれぞれでご紹介しましょう。

リアルアカウントのネタバレあらすじ①1~10巻

国内にある全SNSを統合して作られた国内最大の規模を誇るソーシャルネットワークサービス・リアルアカウントこと通称リアアカは、現代を生きる人にとって欠かせないものとなっていました。

そんな中、充実した生活を送る所謂「リア充」とは程遠い生活を送っていた主人公の高校生、柏木アタルもまた、このリアアカの利用者であり夢中になっていたのです。

ところがある日、スマホの画面に突如として現れた「ゲームのはじまりだ」という文章を合図にして、アタルは謎の光に包まれます。そこはリアルアカウントの世界の中であり、現実世界への帰還をかけた1万人によるゲームが始まります。

最初のゲーム・リアルフォロワー診断は、リアアカのフォロワーがゼロになると強制的に死亡するというデスゲーム。アタルも死を覚悟する中で、ある人物によるフォローを受けたことによって首の皮一枚繋がり生き残ります。

このリアアカ内の出来事が現実にも中継されていて、妹のユリが兄アタルの動向を見守っている中、ゲーム主催者マーブルがアタルの現実の体をさらっていきます。

更に現実ではリアルアカウント代表取締役・恵庭熊雅秀によって5月5日23時59分にリアルアカウント全サーバーストップが表明され、世界に閉じ込められた人間たち全員が命を落とすことを意味します。

残された10日というタイムリミットの中、リアアカの世界では第3のゲームが開催、生存をかけたユーザー同士の争いに生き残ったアタルには、亡くなった筈の兄であるユウマの存在があった事が発覚します。

交通事故によって亡くなったと思われたアタルの一卵性双生児の兄、ユウマは高校の友人に隠れてリアアカをしており、アタルと同じくリアアカの世界に引き込まれてしまっていました。

上条あやめと相互フォローをする事で生き残りをかけていたユウマは、第3のゲームでキリカのいる密室から30分以内に脱出する使命を課せられます。

30分経過すれば大爆発する運命にある中、カウントダウンが切られる中でユウマとあやめチームは何とか脱出を成功させます。

さらに続くゲームは、即レスをしなければすぐに死亡してしまうという睡眠時間の削り合いである既読スルー撲滅運動、このゲームの終了条件は、プレイヤー数が半分にまで減るというものでした。

仲間の力を合わせることで脱出を目指す中、危険人物である蔵科ミズキによる妨害などによって苦戦を強いられます。そんな中、現実ではナナコがユウマの体を取り戻すべく奔走します。

第5のゲーム、大炎上祭は1時間以内に櫓を全焼させる火祭りです。燃えさせるためにはSNSの強い炎上を利用するもので、ネタによってはフォロワーが離れ死んでしまうという狡猾なゲームでした。

ユウマとミズキが互いの知恵を絞り合ってのバトルを繰り広げてゲームをクリア、催眠スプレーを浴びたプレイヤーたちは、ついに現実への帰還を果たします。

現実に戻った筈のユウマたちはなぜかマーブルの恰好であり、戻ったのもつかの間にSNS鬼ごっこ、第6のゲームが始まります。現実の人々との共同ゲームで、マークをスキャンされると1億の賞金が与えられるというものでした。

3日間の逃亡の末、ユウマはアタルとついに対峙、密かにリアアカ川と手を組んでいたアタルはユウマの命を狙い、一方ユウマは生き別れの弟に何故命を狙われたのかなど疑問を抱きます。

鬼ごっこが終了するまでの残り27時間で、事件に終止符を打つべくユウマたちはリアアカ本社への潜入を行います。その先で、ユウマはCAP技術によって生まれた事、リアアカの世界と思われたものが実は現実であったことなどを知ります。

違うゴールに達したプレイヤーに死の宣告がされる中、物質コピペ技術を活用することで奪われそうな命を救出します。ゲームはユウマたちが勝利し、サーバーは予告通り強制終了した事でリアアカの消滅が完了します。

リアルアカウントのネタバレあらすじ②11~20巻

しかし消滅から半年後、真・マーブルによってリアアカはまさかの復活を果たし、全ネット民を巻き込んだ逆リアルフォロワー診断が開始されます。

ユウマを含めた30人がプレイヤーとなり早速1人が死亡する中、残り29人は新たな第一ゲーム・歩きスマホ迷路、更には次なる試練・IDゲッター倶楽部も開始されます。

IDの入手がクリアの条件となる中で、OLマーブルの執拗なガード、更に強制的に組分けされたチームによってカルア、アクト組に対して絶体絶命の状況に陥ります。

知恵を絞って第2ゲームをクリアした先に待っていたのは「リアアカGO」。充電がゼロになった時点で即死亡という過酷な第3ゲームは、ダンジョンを巡り、ARに潜むモンスターをゲットするというものです。

2つの難題をクリアすべく、ユウマとあやめがダンジョン内を奔走する中で、所有モンスターを全て奪われてしまうミズキ。そんな中、ハカセマーブルからのモンスター奪取という奇策によって窮地を脱します。

16巻では「不謹慎ハンター24時」が開始。街中の不謹慎をハントするゲームの中で、プレイヤーがプレイヤーをを売り合う修羅場となる中、再びアタルが登場し再度ユウマの命を狙い始めます。

そんな中新たなるデスゲーム開始「匿名教室」が開校し、会長マーブルを敵としてプレイヤー内に潜む裏切り者を見つけ出すというお互いの腹の探り合いが勃発します。

リアルアカウントのネタバレあらすじ③20巻~

数々のデスゲームをクリアしついに全クリアが見えてきたユウマ一行。その前に立ちはだかる瓜二つの双子の弟であり第一部の主人公であったアタルは、ユウマ抹殺を狙う実力行使に出ます。

出生の謎が判明したことによって、向井ユウマは柏木アタルの劣化コピーであった事が発覚します。ステージ3に至ってしまったユウマは治療不可能と宣告される中、決着の嘘情報サッカーが開幕します。

数え切れぬ犠牲を払い、アンティキティラ屋上に到達したプレイヤー一行ですが、最後の最後に立ちはだかるのは真マーブル。リアルアカウント社の究極目標など、これまでの謎のすべてが明かされることとなります。

リアルアカウントの最終回は

https://twitter.com/sale_bon/status/1201736032107950080?s=20

リアルアカウントは、既に最終回まで連載されています。単行本は第24巻が最終巻になるのですが、その最終巻でこれまでの謎のすべてが明かされます。

リアルアカウントの最新最終話ネタバレあらすじ

リアルアカウントの最終回は、ユウマ、あやめ、チホが返送して待ち合わせをするところから始まります。電話ができればスマホ、SNSは十分ということで、ユウマはガラケーを使っていました。

ユウマの前には、最終決戦で心肺停止状態になってしまったミズキがタマエに車で送ってきてもらい表れます。奇跡的に命は助かったものの、左腕は失っていました。

そうこうしているうちにリアアカクリアメンバーであると周りにバレてしまったユウマは、群がる取材陣の持つカメラに向かって中指を立て、放送禁止用語を言い捨てます。

目的地である病院には全クリメンバーが集っており、カルア出産のために集合していました。新しい命の誕生を目の当たりにし、「ようこそ、残酷でそれでも尊いこの世界へ」と言って終幕になります。

リアルアカウントの最終回24巻のネタバレあらすじ

最終巻24巻は、ラスボスである真マーブル対ユウマの奮闘が描かれています。真マーブルの正体はユウマの父である柏木シンであり、ユウマは実の父親を打倒するのが最終クリア条件となったのです。

加えてもう1つ、ネットを使う人間がいない世界を実現するのも条件になっており、シンのたくらみを見抜いたユウマの手によって勝利を収めます。ラストゲームから10か月が経過した後、先にご紹介した最終話へと移っていきます。

リアルアカウントの最終回の感想

最終回は、生き残った主要キャラクターのその後が描かれてのエンドとなりました。やはり全体的にデスゲームを扱う作品であったために死亡するキャラが多い中、それでも前向きに生きようとする形で締めくくられています。

ストーリー自体の派手さが目立つ中で、後にご紹介する現代社会の持つ問題、ネットリテラシーやSNSの持つ危険性などといったように、我々現実の人間の身近にもある危険を描いたことで、現代人に向けたメッセージもあるという感想もありました。

リアルアカウントのゲーム内容5選

リアルアカウントのデスゲームの中では、様々な形でプレイヤーを困らせ命を窮地に陥れる悪質なゲームが展開されました。ここからは、実際に行われたゲーム内容を解説します。

ゲーム①リアルフォロワー診断

まずは、リアルフォロワー診断です。制限時間3分の間、フォロワー1人以上をキープするという至極簡潔なものですが、現実世界のフォロワーはどんどんと登録を解除していきます。

そして、0になればプレイヤーがその時点で死亡し、フォロワーまで死亡するという衝撃的なルールが追加されます。アタルは最後の最後で1人にフォローされ、何とか生き残りました。

ゲーム②既読スルー撲滅運動

続いては、既読スルー撲滅運動です。プレイヤー同士でのメッセージ交換を死、30秒以内に変身しなければ即死亡する即レス必須のデスゲームです。

自分にいつメッセージが来るか分からないために不眠不休での戦いを強いられ、かつプレイヤーの数が半分になるまで続きました。

ゲーム③歩きスマホ迷路

歩きスマホ迷路は、肉眼では見えない迷路ですがスマホを介すると道が現れるというものです。よって、ゴールするまでずっとスマホを見ながら歩く必要があるものです。

足を踏み外して迷路から外れてしまえば即死亡、加えて制限時間もある中で、スマホだけを頼りにしながら迷路を進まなければなりません。

ゲーム④匿名教室

学校の教室を舞台にして、プレイヤーの中に潜んでいる「マーブル」を特定し処刑するのがクリア条件です。1時間に1回投票が行われ、怪しいと思ったプレイヤーの名前を書きその人間は処刑されます。

教団前の黒板は掲示板になり、スマホから匿名で意見を書き込む事が可能です。多数派の意見によって、ユウマはどんどんマーブル扱いされていきました。

ゲーム⑤リアルフォロワー診断

一番最後に行われたのは、リアルフォロワー対決です。フォロワーの数を攻撃力に変換して攻撃をし合うもので、真マーブルは自分のフォロワーがゲームに負けても死なないというルールによってどんどんフォロワーを増やし、無敵化していきます。

これに対してユウマは一瞬だけリアルアカウントのすべてのフォロワーを集める策を思いつき、これによって真マーブル撃破を成功させました。

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リアルアカウントの面白さは

第24巻まで単行本が発売され、第3部まで進行したリアルアカウントは、非常に現代的な問題などを含めた内容になっていました。最後に、本作の面白い点を挙げていきましょう。

面白さ①ゲームはすべて社会問題がモデル

まず、行われるゲームがすべて社会問題をモデルにしているという点が大きいです。例えば既読スルー、炎上、いじめ、歩きスマホといったように、スマホが普及しネットを使える現代人の抱える問題をゲーム内容に転換しています。

加えてそれらに対する解決方法も提示されており、例えば歩きスマホ迷路であれば「やめよう、歩きスマホ」という一番伝えたいテーマが隠されています。

面白さ②個性的なキャラ

登場するキャラクターたちは誰もが個性的で、第一部主人公のアタルも過去に大きな傷を負っています。他キャラもそれは同じであり、ゲームを通じて敵対関係の相手が味方になるなどの関係性の変化も見られます。

面白さ③つながりを考える

ゲームを通すことによって、プレイヤーたちはネット上のつながりなどしょせん薄っぺらいものであると強く実感させられることになります。

これは現実のインターネットやSNSでも同じことが言えますが、しかし命を懸けたゲームの中でプレイヤー同士が団結するシーンも決して少なくありません。

よって、基本的にSNSのつながりは薄っぺらいものであるが、時にリアルよりも濃いものになるといった千変万化な面を伝えてくれている部分もあります。

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SNSを取りあげたデスゲーム

SNSという今や現代人にとって欠かせないツールを取り上げたリアルアカウントは、現代の人間にも何かしら刺さる部分があるといえます。是非とも本誌を読んでみてください。

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