5年間の長い連載を終えた『東京リベンジャーズ』は、原作こそ終わったもののアニメや実写映画がまだまだ続く、今熱い少年漫画です。そんな『東京リベンジャーズ』に登場するイケメンキャラの松野千冬はご存じでしょうか?
今回は、『東京リベンジャーズ』に登場する主人公の相棒 松野千冬のプロフィールや魅力を紹介します。また、松野千冬のかっこいい名言なども掘り下げていくので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
【東京リベンジャーズ】松野千冬(まつのちふゆ)とは
まず初めに、主人公 花垣武道の良き相棒である松野千冬(まつの ちふゆ)のプロフィールや性格・東京卍會での立ち位置を紹介します。一見ヤンチャそうな松野千冬の魅力ある人物像をぜひチェックしてみて下さい。
松野千冬のプロフィール
氏名 | 松野 千冬(まつの ちふゆ) |
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生年月日 | 1991年12月19日(中学生編:14歳/高校生編:15歳/現代:26~27歳) |
好きなもの | ペケJ(飼い猫)と戯れる・航空雑誌・矢沢あい作品 |
尊敬する人 | 場地圭介 |
愛機 | 場地圭介から受け継いだゴキ(スズキGSX250E) |
将来の夢 | 中学生時点:パイロット |
松野千冬は主人公の花垣武道と同じ年で、中学生編では中学二年生、高校生編では高校一年生、現代編では26~27歳です。花垣武道とは、敬愛する場地圭介を助けるために手を組み絆を深めていき、最初にタイムリープについて打ち明けられたほどの信頼関係を結びます。
中学入学当初はリーゼントで一匹狼だった松野千冬ですが、同じ中学の噂の留年者である場地圭介との出会いで、それまでの価値観が一変しました。他の隊員同様に喧嘩っぱやい一面を持ちますが、趣味は少女漫画を読むことで、意外にロマンチストでもあります。
東京卍會1番隊副隊長
松野千冬は場地圭介が率いる壱番隊の副隊長で、隊長に忠実な人物です。一度信頼した相手のことは、とことん信じる性格なので、場地圭介が芭流覇羅(敵チーム)に加入するため東京卍會を抜けた際も、「場地さんには、何か考えがある」と一度も疑うことなく陰でサポートを続けました。
場地圭介が芭流覇羅に東京卍會のスパイではない証明をする場では、松野千冬は身代わりとなり場地圭介に気絶するまで殴られ続けましたが、その後も笑顔で花垣武道に「場地圭介の良さ」について語るほど尊敬しています。
また、場地圭介と出会う前の松野千冬は中学入学当初、年上に敬語も使わない生意気な少年でした。しかし、噂の留年生 場地圭介と出合い、自分が大人数に負けそうになったところを救ってもらったことで、松野千冬は初めて年上を尊敬し、敬語を使ったのです。
松野千冬の性格
松野千冬は、とにかく情に厚い性格をしています。東京卍會のメンバーたちは基本的に、一度認めた仲間の為なら、命を張れるほどの堅い絆で結ばれていますが、中でも松野千冬は、花垣武道や場地圭介の様々な問題もとことん付いて行き、自らも戦いに加わるのです。
少しネタバレになりますが、血のハロウィン後の現代では主人公の花垣武道は東京卍會の最高幹部になっており、松野千冬は花垣武道の側近として支えていました。
しかし、中学生の頃から目的は変わっておらず、場地圭介の仇を取るために陰で動いていたのですが、変わり果てた相棒の花垣武道を切り捨てることはできず、仇相手に殺されてしまうのです。
【東京リベンジャーズ】松野千冬の魅力
続いて、松野千冬の魅力について紹介します。情に厚く仲間想いな松野千冬は、主人公の花垣武道の良き相棒として最終章まで一番近くで支えた人物です。そんな松野千冬の魅力をとことん深堀していくので、一緒にチェックしてみましょう。
魅力①場地圭介への想い
松野千冬は初めて尊敬した場地圭介のために、身体を張り着いていきます。また、場地圭介は天然で言葉足らずな性格をしているので、血のハロウィンでも重要なことを誰でも相談せずに、一人で突っ走るのですが、松野千冬は何も聞いていないのに悟り行動に移すのです。
それは誰よりも場地圭介を尊敬し傍にいたため、目星の予想はついており、何も疑うことなく最後まで場地圭介を信じぬきます。それほどまでに敬愛していた場地圭介が、結果自害し死亡してしまったときは、「助けられなかった」と自分を責め、一度は東京卍會を抜けようともしました。
魅力②ルックスの良さ
松野千冬は性格以外にも、猫っぽい顔立ちと、不良には似つかわしくない中性的なビジュアルが女性受けしているようです。
中学に入学したての頃はリーゼントでバリバリのツッバリ少年でしたが、場地圭介が喧嘩後に髪を降ろしていた方が似合うと助言したため、翌日からリーゼントを卒業し現在の髪型に落ち着きました。また、大人になった松野千冬はどの未来でも黒髪になっており、そのビジュアルも高い人気を誇っています。
魅力③現況を正しく判断できる
物語の中盤で松野千冬は、主人公の花垣武道がタイムリープをしていることを告白されます。壮絶な現代を毎度見てくる花垣武道は、どんどん悪化する未来に自分を追い詰めていきました。
タイムリープした直後の花垣武道は毎度気が滅入っており、冷静さを無くしますが、かならず松野千冬が客観的な意見を助言し、一度熱を下げてくれるのです。
また、花垣武道が訳の分からないタイミングで現代に戻ろうとした時も、教えてもらった現代の様子を客観的に判断し、戻るべきではないと助言するなど、過去でも花垣武道のことをかなり助けてくれる人物となります。
魅力④強さ
場地圭介は東京卍會の幹部の中でも、一番腕っぷしが強い人物なので、喧嘩シーンであまり松野千冬にスポットライトが当たることはありませんが、中学入学当初の松野千冬は、不良グループ数人を一人で倒してしまう程の強さを持ちます。
また、幼いころから空手を習い喧嘩の強い場地圭介にも、腕っぷしの良さとケンカする姿勢を見て「気持ちの良いやつ」と評価されいました。元々誰にも媚びない強気な性格をしており、負けず嫌いな面も相まり、喧嘩では実力よりも気持ちで勝ちにいくタイプなのです。
【東京リベンジャーズ】松野千冬は現代で死亡している?
続いて、松野千冬の現代の様子を紹介します。『東京リベンジャーズ』はタイムリープものなので、主人公の花垣武道が過去を変えると、それに伴い現代も変わっていくのです。こちらでは、3つの現代の松野千冬の様子を詳しく記載していくので、ぜひご覧ください。
血のハロウィン後の現代
敬愛する場地圭介を亡くしてしまった血のハロウィン後の現代では、松野千冬は東京卍會の最高幹部である花垣武道の側近として、自信も反社会的勢力に身を置いています。
しかし、思いは中学生のことから変わっておらず、場地圭介が死亡する原因となった稀咲鉄太を仇討ちするため、裏で羽宮一虎と動いているのです。
そこですっかり反社に染まってしまった花垣武道の情報を警察に売れば、稀咲鉄太に復讐することができましたが、結局相棒を見捨てることはできず、裏工作もバレてしまい、稀咲鉄太に殺されてしまいました。
聖夜決戦後の現代
現在アニメで放送されている聖夜決戦後の現代では、松野千冬は東京卍會総長の佐野万次郎に殺されてしまうのです。その他にも、佐野万次郎は他の東京卍會メンバーを次々に殺しており、そんな自分に嫌気がさし、花垣武道とフィリピンで会う約束をすると、自分を殺してくれと頼み込みます。
また、松野千冬はこの現代の死亡間際も、佐野万次郎に「花垣武道を覚えていますか?いつかマイキー君を捜して訪ねてきます。その時のあいつはまるで時を越えたように昔のまんまです。」と話し始めます。
続けて、「アイツの目をしっかり見てやってください。アイツの目に嘘はないから」と最後まで花垣武道に希望を託すのです。
関東事変後の現代
祝!!80万フォロワー突破!!
(和) pic.twitter.com/5D1JImshPY
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) November 13, 2021
さらに話が進み関東事変後の現代では、松野千冬は敬愛する場地圭介の意思を受け継ぎ、「ペケJランド」と言うペットショップの経営者になっています。さらに、場地圭介に致命傷を負わせ、少年院に居た羽宮一虎を雇い、働き口を与えたのです。
この未来では、松野千冬以外の東京卍會主要メンバーは不良を上がり、全うな職業に就き、ぱーちん(林田春樹)に至っては幼馴染の美人と結婚までしています。しかし、花垣武道からタイムリープを告白された佐野万次郎だけが不幸を背負っていたのです。
【東京リベンジャーズ】松野千冬のかっこいい名言
続いて、松野千冬のかっこよすぎる名言の数々を紹介します。『東京リベンジャーズ』では他の漫画にない名台詞や言葉が多く存在するのですが、その中でも松野千冬の名台詞は全て熱い想いが込められていました。
名言①場地さんを守る為にここにいる
今日のらくがき
あの日のペヤング
千冬「最後、ソースでベチョベチョになったかやくが美味いんすよね!」
場地「テメっ、なに2口目いこーとしてんだよ!1口ずつって約束だろーが!」(和)#ペヤング#ペヤング半分コ pic.twitter.com/qBcVKhQyXr
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) September 5, 2021
こちらは、血のハロウィンの最中に、松野千冬が場地圭介を止めるために宣言した台詞です。場地圭介は良からぬ企みをする稀咲鉄太に気づき、自分一人で東京卍會から追い出そうとするのですが、他のメンバーを始め、総長の佐野万次郎まで稀咲鉄太に気を許してしまっている状況です。
そこで東京卍會を抜け、芭流覇羅入りしている場地圭介が稀咲鉄太を倒してしまっては、本当に東京卍會の敵になってしまうと考え、松野千冬は殴ってでも場地圭介を止めようとしました。
名言②よろしく頼むぜ相棒
こちらは、花垣武道と相棒になった瞬間の台詞で、漫画では46話、アニメでは17話です。場地圭介が東京卍會から居なくなってしまい気が滅入っているマイキーは普段の温厚さを失い、お気に入りの花垣武道にも強く当たります。
そんな中で、花垣武道は「東卍のトップになりたいです」と空気の読めない宣言をし、落ち込む帰りに道に松野千冬は相棒契約を提案し、タッグを組むことが決まりました。また、この「相棒」は、松野千冬が一時間かけて考えた末の呼び名なのです。
名言③胸張れよタケミっち
胸張れよタケミっち。大事なのは結果じゃねぇ!
ー松野千冬 pic.twitter.com/OSzR9Atouy— 東京リベンジャーズ名言集 (@c21121335) July 20, 2021
こちらは、花垣武道が初めてタイムリープについて打ち明けた際に、松野千冬が返した台詞です。未来で場地圭介が死亡することを分かった上で、止められなかった自分を責め、松野千冬にも謝る花垣武道に、「誰も褒めてくれねぇのに、一人で戦ってきたんだな」と受け止めてくれるのです。
名言④背中はオレが守ってやる
こちらは、血のハロウィンで怖気づく花垣武道を相棒としてサポートする松野千冬の台詞です。中身は26歳の花垣武道は、喧嘩も強くないので大人数の喧嘩に怖気ずくのですが、松野千冬は「ケンカが怖くない奴なんていない」と背中を押してくれます。
【東京リベンジャーズ】松野千冬はかっこいい魅力いっぱいのキャラ
今回は、『東京リベンジャーズ』に登場する主人公の相棒 松野千冬のプロフィールや魅力について紹介しました。
本編では敬愛する場地圭介が早々に死亡してしまうので、どれほどの仲なのか詳しくは描かれていませんが、スピンオフ作品の『場地圭介からの手紙』では松野千冬との仲が良く分かる内容となっているので、ぜひチェックしてみて下さい。
今後も、アニメ、実写映画と大盛り上がりの『東京リベンジャーズ』は、更なる人気を獲得していくでしょう。