人気作品「ばらかもん」が打ち切りではないかという噂が広まっています。実際のところどうなのでしょうか。この記事では、「ばらかもん」原作漫画の打ち切りの真相や考えられる理由について検証し、アニメ2期についてもふれているのでぜひ参考にしてみてください。
【ばからもん】とは
まず初めに「ばらかもん」の作品概要と簡単なあらすじについて解説します。人気作品になった経緯や掲載されいているサイトや累計発行部数についてもふれているのでぜひチェックしてみてください。
ばからもんの作品概要
「ばらかもん」は、ヨシノサツキ氏による漫画で、ジャンルは書道・青春です。ガンガンパワードという漫画雑誌にて2008年4月号に掲載されていました。
当初は読み切り作品としての掲載でしたが、大きな反響があったため10月号に第2話を、2009年4月号に第3話を掲載。2009年2月にコミック配信サイトであるガンガンONLINEで2019年1月まで連載されました。
「ばらかもん」のスピンオフ作品である「はんだくん」も好評で、月刊少年ガンガンで2013年11月号~2016年10月号まで連載されました。
「ばらかもん」の累計発行部数は2019年4月時点で620万部、「はんだくん」は2016年3月時点で160万部を突破する大人気作品です。
2018年6月12日発売された17巻の次回予告で18巻をもって完結するという告知がされました。ファンからは驚きの声があがりましたが、最終回の予告後、新しい連載作品を掲載するとも発表されました。
ばからもんのあらすじ
「ばらかもん」は、主人公である半田清舟が長崎の五島列島での暮らしを通して成長していくヒューマンストーリーです。半田は書道家に生まれ偉大な父親を持ち、自身も書道界の新鋭として将来を有望されているイケメン青年です。
五島列島に行くきっかけは、ある受賞パーティーにて半田の作品を酷評され書道界の重鎮を殴ってしまったため、父親に頭を冷やしてこいと言われたためです。
生まれも育ちも都会育ちであった半田は慣れない田舎暮らしに四苦八苦するも、島民の優しさや考え方にを感銘を受け、書道家としてまた人間としても成長していくストーリーです。
【ばらかもん】最終回は打ち切りだったの?
【ちょっと嬉しいお知らせ解禁】
\ばらかもんが帰ってくる!/
次号、月刊少年ガンガン5月号(4/12発売)より「ばらかもん」期間限定復活連載決定!!
半田が、なるが、少年ガンガンに帰ってきます!
ガンガンONLINEアプリでも配信予定!皆様とまたお会いできる日を今から楽しみにしております!🙇♀️ pic.twitter.com/joFtGatbWO
— ヨシノサツキ公式 (@go_barakamon) March 9, 2023
「ばらかもん」の最終回が打ち切りだったのか気になる方も多いでしょう。ここでは、「ばらかもん」の最終回が打ち切りになったのかについて検証しています。
また最終回で描かれた結末、半田が最終的に選んだ道についてもふれているのでぜひチェックしてみてください。
最終回の結末・ネタバレ
「ばらかもん」は、原作者や公式サイトからにおいて打ち切りするという内容の発表はありません。しかし、ストーリー展開が速いことや最終回が急だと感じるファンが多く、打ち切り説がささやかれています。
さらに連載終了の発表が突然だったことからも打ち切り説が濃厚になっています。2018年6月に発売された17巻において、次巻である18巻で完結すると記載され、2018年12月に発売され最終回を迎えました。
最終回である18巻は、半田が書道家としての道を選ばず、島に残り書道教室を開き自分で稼ぎながら生活していくことを選んだという結末でした。
【ばらかもん】打ち切りの理由とは?
続いて、「ばらかもん」が打ち切りだと噂されている理由について検証していきます。一般的に、作品の打ち切りが決定するのは、原作者の都合または出版会社の都合によるものです。
ここでは打ち切りの理由だとささやかれている「ストーリー展開」「次回作の連載」「次回作に集中したい」「書道家の馴染みがなかった」ことについて解説しています。
打ち切りの理由①地味なストーリー展開
「ばらかもん」は、地味なストーリー展開により打ち切りの理由だと言われています。作品は都会育ちの半田が田舎の五島列島でのほのぼのとした暮らしや住民とのやりとりを描いている内容で、癒しあり笑いありとなっています。
しかし言い換えるとストーリー展開が地味で、ハラハラドキドキといった刺激が欲しくて見ている人には物足りないかもしれません。地味なストーリー展開に飽きてしまい、物語から離脱する人もいるようです。
打ち切りの理由②次回作の連載が決定
「ばらかもん」は、次回作の連載が決定したことで打ち切りになったのではないかとされています。月刊少年ガンガンでは、「ばらかもん」の連載終了に伴い、次回作である「ヨシノズイカラ」という作品の連載がスタートしています。
2つの作品を連載するのは、スケジュール的にも難しいということで「ばらかもん」の打ち切りがされたのではないかとされています。
打ち切りの理由③次回作に集中したかった
「ばらかもん」は、次回作に集中したかったために打ち切りされたとの噂もあります。「ばらかもん」の漫画が最終回を迎え、次の連載を抱える原作者であるヨシノサツキ氏の都合によるものだと言われています。
次回作として連載される「ヨシノズイカラ」は漫画家をテーマにした作品で、「ばらかもん」とはテイストが違うため、新作に集中したかったのかもしれません。
打ち切りの理由④書道家が一般的に馴染みがなかった
「ばらかもん」は、主人公が書道家で、一般的に馴染みがなかったという理由で打ち切りになったと噂されています。作中では、書道に関する専門知識はあまり登場せず、半田が書道家という職業だけでなく自分自身と向き合い成長していきます。
しかし書道家は、一般的には少ない傾向があり、馴染みがなく物語に入り込めないという理由で読むのをやめた人もいるでしょう。書道家としての気持ちや仕事内容等に共感を得られず、イメージしにくいという声もあがっています。
【ばらかもん】アニメの第2期はあるの?
それでは最後に、「ばらかもん」の2期アニメ化があるのかについて検証していきます。1期アニメはすでに放送されているので、2期のアニメが放送されるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、2期アニメが制作されているのか、あるいは制作予定があるのかについてだけでなく、原作のストックの有無、実写ドラマについてもふれているのでぜひ参考にしてみてください。
2期制作の情報はなし
「ばらかもん」の1期アニメは2014年7~9月の間に12話が放送されました。DVDやブルーレイなどの映像作品でも売り上げは良く人気であるにも関わらず、2期アニメ制作の情報が一切ありません。
2024年時点で、1期アニメの放送から10年ほど経ちますが公式サイトや原作者のSNSでも2期アニメについての言及はありません。
2期制作に関係していると言われている動画配信サービスの有無やゲーム化ですが、「ばらかもん」はどちらもないため、2期アニメについては期待しない方がよいのかもしれません。
原作のストックはある
アニメ2期の制作は、アニメ1期の人気の他、原作のストックがあるかどうかが求められます。原作のストックとは、アニメで放送する分の話のことです。
アニメでは原作漫画の数十ページ分と進むのが速いため、原作に追いついてしまいストックがないと放送できなくなってしまいます。
「ばらかもん」の1期アニメは原作漫画では6巻までの内容になり、全18巻で最終回を迎えているため2期を制作する場合、残り12巻分のストックが十分にあります。アニメ2期だけでなく3期まで制作できるほどのストック量です。
実写ドラマは2023年7月に放送
「ばらかもん」は、アニメ化だけでなくドラマ化もしています。実写ドラマは2023年7月に放送されています。放送前、SNS上では「ドラマオリジナルの登場人物や展開はいらない」「原作を裏切らないか心配」といった、原作が好きであるからこその厳しい反応が目立ちました。
一方で、「五島列島の自然をドラマでどのように再現してくれるのか楽しみ」という声もあがっていて、期待しているファンも多くいました。
そして実際に放送され、「キャストがハマり役だった」「人気俳優が主人公だから見てた」といった高評価や原作を知らない人も「ばらかもん」を視聴したようです。
ドラマ版ばらかもんは、主人公の半田清舟役を杉野遥亮さん、琴石なる役に宮崎莉里沙さん、久保田育江役に田中みな実さん、半田清明役に遠藤憲一さんといった豪華俳優陣となっています。
【ばらかもん】打ち切りの理由ははっきりしていない
ガンガンONLINE、本日の更新で『月刊少女野崎くん』椿いづみ先生からのばらかもん完結お祝いイラスト公開!https://t.co/v9j4rMR6cO
素敵すぎるイラストに加え告知まで入れていただき…😭
椿先生、本当にありがとうございます!ばらかもん最終18巻、あさって12/12発売です! pic.twitter.com/imEJ2i4R4o
— ヨシノサツキ公式 (@go_barakamon) December 10, 2018
いかがでしたか?今回は「ばらかもん」の原作漫画が打ち切りになったのかについて、またその理由について検証しました。
ストーリー展開や次回作などが関係しているとされていて、打ち切りをされたのではないかという考察がファンの間でされています。
また原作漫画の打ち切りの他にも、アニメ2期制作の可能性や原作ストックの有無、実写ドラマについても解説したのでぜひ参考にしてみてください。