万華鏡写輪眼は、ナルトの中で登場する一族、うちは一族のみが使用することができる特殊な瞳術です。通常の写輪眼とは異なり、特殊な条件を満たすことによって強大な力に目覚めるのです。今回はナルトの万華鏡写輪眼がどんなものか、キャラ別の能力などもご紹介します。
ナルト(NARUTO)の写輪眼について
うちはマダラ pic.twitter.com/cCyUxGPam1
— きつつき (@pnpk_1013) June 23, 2022
ナルトの世界の中では、特殊な瞳術を持った忍者が登場しますが、その中でも写輪眼は代表的かつ最初期から登場しています。まずはどんな道術なのかを解説しましょう。
写輪眼は「うちは一族」だけの特別な瞳
【速報】#NARUTOP99 最終結果発表!
8位:うちはサスケ
9位:うちはマダラ
10位:日向ヒナタ pic.twitter.com/yBmu6ahvFK— NARUTO・BORUTO【原作公式】 (@NARUTO_kousiki) April 13, 2023
写輪眼は、木の葉の里にいるうちは一族だけが有する特別な瞳になります。家系に遺伝していく特異な体質で、同一族が有する血系限界でもあります。
写輪眼を発動することによってその瞳は赤く染まり、瞳の中には勾玉の模様が浮かび上がります。開眼の条件は「大きな愛の喪失や自分自身の失意にもがき苦しんだ時」とされています。
開眼する際の勾玉模様の数は開眼者によって異なっており、当人の成長によって勾玉の数が増えていくケースもありこれに合わせて瞳術の力もより強くなります。
作中においてはじめてこの写輪眼が披露されたのは、うずまきナルトをうちは一族唯一の生き残りであったうちはサスケが敵の攻撃から助けようとした時です。
写輪眼はうちは一族の限られた者が使える能力
千手柱間 VS うちは マダラ pic.twitter.com/FYgzCzlCpW
— Al Sahim ✎ (@sahiim_) November 27, 2021
本来血系限界というのは一部の血統にのみ受け継がれていくというものです。他で言えば溶遁などの基本ではない性質変化であったり、写輪眼と同じ瞳術である白眼なども同じく血系限界に当たります。
先に述べている通り、まず写輪眼を開眼できるものはうちはの一族に名を連ねている者でなければなりません。そして、大きな喪失や自分への失意といったようにもがき苦しむことも必要となっています。
これらがあって初めてうちはの代名詞である写輪眼の開眼に至ることができるわけですので、当然誰でも使えるようなものではなく限られた特殊な瞳術であるといえます。
写輪眼の進化したのが万華鏡写輪眼
目を見開く
→
とにかく眼球に力を入れる
→
「万華鏡写輪眼」と厨二感満載で言う
→
鏡を見る
→
特に目に変化はなしこのループ pic.twitter.com/ABB1P7YHM5
— 服部工藤 (@hattorikudo01) May 4, 2023
先述した通り、通常の写輪眼までであれば代名詞として使用しているうちはの忍も多く居るのですが、万華鏡写輪眼はその上位種として位置付けられています。
長くあるうちは一族の歴史の中でも開眼できたものはごくわずかな人数に限られているとされていて、世界の中では伝説的な瞳術とされ始めて開眼したのがうちはマダラであるとされてきました。
この写輪眼を開眼するためにはうちはイタチ曰く「最も親しい友を殺すことである」と語られていますが、マダラが後に語ったところでは「最も親しい者の死を経験すること」としています。
若干の際はあるものの、親しい友人や両親、家族などをはじめとした近しい誰かと別れるほどの強い精神的ストレスを受け、深い負の感情を抱くのが条件と考えられています。
発動した際には写輪眼が変容し、瞳の模様が変容しています。完全に同じ瞳の模様の万華鏡写輪眼は存在せず、開眼者それぞれの形状を形どります。
すべての面において通常の写輪眼を凌駕する瞳術が獲得でき、万華鏡写輪眼になることによってはじめて使用可能になる須佐能乎、神威、別天神などが登場します。
うちは一族とは
そしてさめさめくんは永遠の万華鏡写輪眼を得るんですww pic.twitter.com/Sps3rtDIWj
— 佐伯 (@saekiya) April 29, 2023
そんな写輪眼および万華鏡写輪眼を開眼可能な特殊な一族であるうちはの家系ですが、代々火のチャクラ性質を有しており火遁を得意としています。
木の葉隠れの里の創設メンバーであり主要な一族の1つでもあり、当時の戦国時代において同じ里の創設を行った千手一族と同様極めて強い一族でした。
本来家族や仲間内に対して非常に愛情深い一族なのですが、それ故に理不尽な理由で家族や仲間、親友などを喪うと強い悲しみや憎しみ、怒りを爆発させることがあります。
こうした感情の爆発によって脳から特殊なチャクラが発生し、視神経に作用することによって発現するのが前述したうちはの瞳術、写輪眼であると言われています。
加えて血筋として、忍の開祖であるとされている大筒木ハゴロモ、六道仙人の息子である大筒木インドラの子孫にあたるとされています。
万華鏡写輪眼の種類と開眼者
さて買い物して帰ったら推しの子の続き読むよ〜ん!
ちな万華鏡写輪眼が開眼したとこまで読んだ pic.twitter.com/52JNKqqS11
— Melo! (@_s216) May 7, 2023
ここからは、歴代でも数えるほどしか存在していない万華鏡写輪眼の開眼者、およびその種類や備わっている能力などに関して個別にご紹介していきます。
うちはサスケの万華鏡写輪眼の形と能力
『推しの子』三話まで観たよ。重いよ、つらいよ、悲しいよ、面白いよ!
目の星がもう万華鏡写輪眼にしか見えないよ。愛で目覚めちゃってるよ。火影は潰そう。 pic.twitter.com/9W3rJsynhV— おもち専務(ᓀ‸ᓂ) (@omochi_oka) April 30, 2023
まずは主人公のナルトのライバル、うちはサスケについてです。兄であるうちはイタチとの死闘の末に万華鏡写輪眼が開眼し、六芒星の形状をした瞳になっています。
右目には炎遁、加具土命という術が宿っており、そして左目には天照が宿っています。天照は通常の火遁の炎すら焼き尽くす黒い黒炎です。
そして加具土命は、炎遁の詳細なコントロールを可能とする瞳術です。天照では視点にしか発現しませんが、加具土命によってほかの術に組み合わせるなどのコントロールを可能にしていえます。
更に復讐のために用心を襲撃する行動をとっていた時には瞳術を酷使し過ぎたために、うちはイタチの眼を移植することによって永遠の万華鏡写輪眼を会得、須佐能乎も完成体まで発現しています。
うちはイタチの万華鏡写輪眼の形と能力
俺のターン!( ✧Д✧) カッ
イワークを生贄にうちはイタチを召喚!!爆
さらにトラップカード発動!!
万華鏡写輪眼!つくよみ!!(っ ‘ᾥ’ c)クワッ爆爆爆 pic.twitter.com/BHIGAsosLB— ゆぅちゃん (@P5NruSWZ1KaXE8h) May 5, 2023
続いては、サスケの兄であるうちはイタチです。彼の万華鏡写輪眼は3枚刃の手裏剣の形状をした瞳になっており、初めて万華鏡写輪眼及び能力を披露したのもイタチです。
右目には弟と同じく天照が宿っており、黒炎によって通常の火遁すら焼き尽くします。そして左目には月読が宿っており、瞳を見た相手を幻術の世界にに誘い時間も現実では一瞬、幻術の中では3日分という離れ業も可能としています。
永遠の万華鏡写輪眼ではありませんが須佐能乎の発現も可能としており、女神を思わせる様な赤い巨人が発現しています。武器として十拳剣、そして八咫鏡という神器を持ち合わせています。
うちはシスイの万華鏡写輪眼の形と能力
うちはシスイ#NARUTO pic.twitter.com/MOxU7FmafI
— しう (@sssiii7610) March 21, 2023
うちはシスイは、うちはイタチの親友であった人物であり作中ではすでに故人です。開眼した万華鏡写輪眼は4枚の刃の手裏剣の形状をしています。
彼の両目に宿った能力が別天神で、数ある幻術の中でも最強と謳われる能力です。幻術をかけた本人にかかったと自覚させる事なく、操る事が可能となります。
生きた人間であっても穢土転生体であっても有効なのですが、最強の幻術であるゆえに再発動に数十年という途方もないインターバルを必要とします。
須佐能乎の発現をした際には緑の巨人が登場し、両側に張り出した頭部を持つ鬼神の姿をしており、固有の武器としてドリルの槍を持っています。
うちはオビトの万華鏡写輪眼の形と能力
https://twitter.com/anime_quote_bot/status/1652643978561609729?s=20
うちはオビトは、はたけカカシの友人であった人物です。宿った万華鏡写輪眼は二重の三枚刃の手裏剣のようになっており、片方の目がカカシに移植されています。
両目には神威という瞳術が宿っており、専用の時空間に対象を飛ばすことが出系る能力です。左目は視認した対象を飛ばすことに優れ、右目は自身および自身の体の一部を時空間に飛ばすのが得意です。
作中では左目で相手の体の一部を飛ばしての攻撃を行ったり、右目は攻撃など当たった自身の部位を転送させるすり抜け回避を可能としていました。
はたけかかしの万華鏡写輪眼の形と能力
https://twitter.com/shinobu_r1/status/1649407176174186498?s=20
カカシ先生ことはたけカカシは、ナルトやサスケたち第七班を率いる先生です。オビトの万華鏡写輪眼を移植しており、左目に写輪眼を有しています。
先にご紹介したオビトの万華鏡写輪眼の瞳術、神威を有しており、左目に関しては他者の転送に特化した能力となっており、攻撃や防御に一体化して使うことができる切り札的な扱いをしていました。
カグヤとの最終決戦においてはオビトの万華鏡写輪眼が一時的にカカシに移ったことで須佐能乎の発現も可能となり、水色の巨人が出現し神威の力を有する神威手裏剣を用いました。
うちはマダラの万華鏡写輪眼の形と能力
Madara #マダラ #うちは #Madara pic.twitter.com/hbl5Pd0CAA
— Wolole (@W_Lourage) May 4, 2023
忍の神と謳われた千手柱間のライバルである、うちはマダラです。車のギアのような形状をしている万華鏡写輪眼を有しています。
作中では万華鏡写輪眼の瞳術を使用する場面はありませんでしたが、ゲームの特典映像によれば時間を少し物理的に戻す事が可能な固有瞳術を有していたようです。
青い両面宿儺のような怪物的な須佐能乎を展開する事も出来、永遠の万華鏡写輪眼を会得してからは完成体の須佐能乎を初めて披露しました。
万華鏡写輪眼を使いすぎるとヤバイ
https://twitter.com/Naruto__post/status/1323391046907273216?s=20
最高峰の瞳術ともうたわれている万華鏡写輪眼であり強力な術ばかりが揃っていますが、デメリットとして使い続けることによって瞳力が低下していき、最終的には失明に至るというリスクを抱えています。
発動する術が強力であればあるほどに反動が大きく、須佐能乎などは特に負担がかかる術ですので乱発していたサスケは短期間で失明一歩手前に至っていました。
克服するためには永遠の万華鏡写輪眼を得なければならず、これは一族の他者の万華鏡を自身の眼に取り込むことによって視力が低下しない状態となります。
万華鏡写輪眼には使い手固有の瞳術がある
Susanô | 須佐能乎 pic.twitter.com/3mTTdQB6pp
— ☾ (@saikimasho) August 6, 2020
作中においても最強と言われるだけの瞳術だけあって、それぞれに固有の瞳術が発現しておりどれも強力な術ばかりでした。作中での活躍が気になる方は是非とも本誌、アニメを確認してみてください。