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【呪術廻戦】万の正体とは?目的や能力まで徹底解説

万は、呪術廻戦にて登場する人物の一人です。作中でも死滅回遊編がスタートしていこう登場したのですが、主要人物である伏黒や宿儺などと因縁のある人物でもあるのです。今回はそんな万が登場した理由やその目的、能力といった面まで徹底解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

呪術廻戦のあらすじ

呪術廻戦は、芥見先生による漫画作品で、テレビアニメや舞台といったように様々なメディアが展開されている人気作となっています。合計250話以上が掲載されているので、まずはあらすじから紹介していきます。

呪術廻戦のあらすじ①漫画1~16巻(アニメ1~4期)

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主人公、虎杖はある時自分の通う高校にあった特級呪物「宿儺の指」を食べ、1,000年ぶりに呪いの王である宿儺をその身に宿し受肉させてしまいます。しかし、それを抑え込むことができる大変希少な器でもありました。

呪霊を祓いに来ていた伏黒の頼みや、現代最強の呪術師である五条悟の手引きもあって、虎杖は呪術高専へと編入し、仲間や師匠たちと人に仇名す呪霊たちとの戦いに身を投じます

10月31日、渋谷に大規模な帳が呪詛師や呪霊たちによって降ろされることとなり、東京および姉妹校の京都校の呪術師たちは総出でこれに対処することになります。

真っ先に現着し、罠を張られていると分かっていながらも乗り込んだ五条は、複数の特級呪霊を相手に圧倒するほどの実力を見せるものの、突如現れたかつての親友であり、自分で手を下したはずの夏油と対面します。

そして、その体を乗っ取っていた真の黒幕である羂索の罠によって封印されてしまうこととなった、渋谷事変が勃発したのでした。

呪術廻戦のあらすじ②漫画17巻~

そこからは、全国に既に仕込みをしていた羂索の手によって「死滅回遊」がスタートし、コロニーと呼ばれる結界内で術師たちが殺し合いを始めることとなります。

五条が封印されている獄門橿への対策として、あらゆる術式を消滅させられる「天使」と呼ばれる人物との接触及び協力を取り付けることになったのですが、ここで宿儺が動きます。

虎杖の体の支配権を乗っ取り、術式のポテンシャルと自身への耐性を持っていることを把握していた伏黒に強引に千切った指を飲み込ませ、伏黒の体を乗っ取ったのです。

呪術廻戦の万(よろず)とは

呪術廻戦では様々な登場人物がおり、個性的な人物ばかりとなっているのですが、その中でも万は死滅回遊編にて登場した人物です。どんな人物なのかや能力などを解説していきます。

万の人物像

彼女を一言で表すのであれば、熱狂的でヒステリックな面のある宿儺のストーカーです。基本的にシリアスな人物である宿儺がツッコミに回ってしまうなど、貴重なギャグシーンができる人物でもあります。

生前には屋敷で全裸で徘徊していたところ、一目見た宿儺に一目ぼれしてそのままの状態で抱擁に向かったところ、宿儺の斬撃で一蹴されるという過去も分かっています。

宿儺に対しての愛に関しては非常に重くなっており、死滅回遊編にて天使が所見で気づくことができなかった虎杖の中に居る宿儺を感じ取ることができるほどです。

万の術式を解説

有する術式は、構築術式です。京都校の禪院真依と同じく自らの呪力を用いて無から有を形成することのできる術式で、特別な呪具を除いて万本人が認識できる物質は自身の鍛錬によって自在に再現ができます。

ただし、真依も一日に作れるのが銃弾1発だけであったように万のそれも非常に燃費の悪い術式となっており、元々呪術全盛の時代である平安で猛者といえるだけの実力を有しながら、幾度か窮地に陥ったことがありました。

そんな中で、昆虫のエネルギー効率に着目した事で流用することのできる液体金属を活用し、半自律制御で呪力によって自在に変形させ攻撃にも防御にも活用出来る攻防一体の力にしたのです。

この肉の鎧によって攻撃力、機動力、防御力は格段に強化されており、斬撃の術式である御厨子を使わないとはいえど宿儺と肉弾戦で優位に立つほどにまでなっていました。

ただし、対戦した宿儺は呪力効率が悪いことや運用方法が画一的になりやすいこと、つまり何を形成しても結局は使い慣れた液体金属か肉の鎧を流用していることを指摘されていました。

万の領域展開と能力

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呪術における、極致といわれている領域展開も習得しており「三重疾苦」を使用します。領域内には自らが研究した昆虫の脳や神経をモチーフとした物体が形成されます。

その効果は、自身の構築術式によって形成された液体金属を完全なる真球にし、これに必中効果を付与するというものです。

完全な真球は平面と接する面積が限りなくゼロに近いものであるため、無限の圧力を生み出すと説明されています。そして、これに触れるとその無限の圧力によって跡形もなく消し飛んでしまいます。

更に、領域展開は自身が有する術式を引き込んだ相手に必中させることができるわけです。よって無限の圧力を引き込んだ相手に必中させられる、五条悟の領域展開などと同じく必中必殺の領域なのです。

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呪術廻戦の万は何者

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死滅回遊編で登場し、大きく注目されることとなった万ですが、その正体は伏黒と宿儺それぞれに非常に因縁のある人物であったことが判明するのです。

万の目的を探る

彼女が死滅回遊編にて表に現れたその目的から解説していくのですが、それは「宿儺と戦うこと」です。同じ目的を持っている人物としては、鹿紫雲一がいます。

目的こそ宿儺との戦闘という事で同じではあるのですが、鹿紫雲が戦闘狂であり一番強い宿儺と戦いたいというものであるのに対して、彼女の場合は「宿儺を心から愛しているので自分の手で殺したいor自分が殺されたい」というものなのです。

後述する通り、万は1,000年前の宿儺と同じ時代に生きた過去の人物です。その時から絶対的な強者であること、そしてそれゆえの孤独を感じ取り、そうはさせないと思っていたのです。

自分も強者であることは自覚しており、戦闘に勝利した暁には自分と結婚するという縛りを結ばせてまで、嬉々として戦闘を始めるのです。

万の正体が分かる

初めて万が登場した時、その姿を見た伏黒は最も動揺することになりました。それはなぜかというと、姉である伏黒津美紀の姿をしていたからです。

元々伏黒津美紀は恵と違って非術師であり、呪いに当てられてしまったことで寝たきりの状態になっていたはずでした。その姉は、最初から羂索の手によって呪われており万の受肉先になってしまっていたのです。

そしてその正体は、1,000年前の平安時代に存在していた過去の術師です。当初は器である津美紀を装って登場したのですが、100点を譲渡されて「結界の出入りを自由にする」というルールを突然追加しました。

過去の術師が現代人に受肉した場合、共生や檻としての役割を果たせるといったような特殊な事例を除いて、基本的には器の自我は殺し沈められてしまいます。すなわち、伏黒津美紀の自我は死んだも同然ということになります。

呪術廻戦の万は宿儺との戦いで死亡する?

この様に、万は伏黒津美紀を受肉先として現代によみがえるという最悪の形で登場したのですが、彼女の目的通り宿儺との一対一での戦闘が一番の見せ場となってきます。

万と宿儺との戦い

正体を現した後の万を、宿儺は追い出します。というのも、伏黒の体を乗っ取って間もなく、完全に自我を鎮め込めたわけではないので、自分の手で姉を殺害したという事実で魂を鎮めさせようとしたのです。

仙台コロニーへとやってきた両者は、自分が勝ったら結婚するという縛りを結ぶことによって対戦を締結させます。そして、自らの構築術式で編み出した肉の鎧を駆使することで、近距離戦にて圧倒的な有利を手にしたのです。

機動力もすさまじく、瞬間的に差を詰めて2発もまともに攻撃を叩き込むことに成功、宿儺もやられてばかりではなく、伏黒の十種影法術で式神を召喚し、多種多様な攻撃によって強固な鎧をはがされます。

万と宿儺との戦いの結果

鎧を破壊されながらも、万は億の手である領域展開を発動、必中必殺の領域でもって戦況を優位にしようとしますが、宿儺は領域を展開しません。そして、頭部後ろにある方陣が回転します。

更に「ふるべゆらゆら」と唱えたかと思うと、領域内に現れたのは十種影法術の中でも最強の式神たる「八握剣異戒神将魔虚羅」でした。

あらゆる事象への適応を可能としている魔虚羅を出現させたのは、これまでに方陣を宿儺が用意していたことですでに適応を済ませており、真球の破壊を可能としていたためでした。

そしてそのまま、退魔の剣で万を斬りつけ、深手を負わせます。敗北を悟った万は、最後の力を振り絞って構築術式で生前宿儺が使っていた「神武解」を生み出し、そのまま消滅しました。

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万は1000年前に生きる呪術師

1,000年前に宿儺とも面識のあった人物であった万は、伏黒の姉津美紀の体を乗っ取って復活し、そして伏黒を乗っ取った宿儺に殺害されるという最悪な形で登場しました。活躍が気になる方は、是非本誌を読んでみてください。

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