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【呪術廻戦】加茂憲紀とは?!加茂憲紀の術式・強さについて解説!

大ヒットコミック『呪術廻戦』に登場する京都呪術高専の加茂憲紀はご存じでしょうか。普段は両目を閉じており、静かでミステリアスな人物なことから、呪術廻戦ファンから高い人気を獲得しているのです。

今回は、加茂憲紀のプロフィールや術式・強さについて紹介します。また、加茂憲紀の壮絶な過去や幼少期のエピソードについても掘り下げていくので、ぜひ最後までお楽しみください。

【呪術廻戦】加茂憲紀とは

まず初めに、加茂憲紀のプロフィールや性格・元ネタを紹介します。呪術廻戦に登場するキャラクターは大半が辛い過去を背負っていますが、中でも加茂憲紀は現在も母親のために命を懸けて戦い続けている呪術師なのです。そんな可哀そうなキャラクターの加茂憲紀の意外な元ネタなども記載していくので、ぜひチェックしてみて下さい。

加茂憲紀のプロフィール

氏名 加茂 憲紀(かも のりとし)
誕生日 6月5日(18歳)
所属 京都府立呪術高等専門学校
入学理由 家系
等級 準一級
趣味・特技 勉強(TOEIC900点台に挑戦中)
好きな食べもの コーヒー
苦手な食べもの エスニック
ストレス 東堂 葵

加茂憲紀は京都府立呪術高等専門学校の3年生で、東堂葵や西宮桃と同じ学年です。常に冷静沈着で礼儀を重んじる性格から、周囲の信頼は高く、個性豊かでまとまりのない京都呪術高専メンバーすらもうまくまとめるリーダー格でもあります。

一方、真面目過ぎて空気が読めなかったり、天然な一面があり、ついうっかりこぼしてしまった言葉で、よく禪院真依を苛立たせていますが、本人は自覚なしです。

さらに、同学年の東堂葵は呪術師の中でも数人しかいない一級呪術師で他生徒から気を使われていますが、加茂憲紀は口論をするほど特に気を使うこともなく対等に接しています。あまり他人に興味を持たない加茂憲紀のストレスの欄に「東堂葵」を上げていることに、ほっこりします。

加茂憲紀の見た目・性格

加茂憲紀は呪術師界の御三家の一つである加茂家の次期当主です。その為、当主としての自覚を持ち幼少期から育てられているので、礼儀を重んじ、いついかなる時にも焦る様子や弱みを周囲に見せないキャラクターでもあります。

また、このような性格から京都高専学長の楽巌寺嘉伸からも厚い信頼を得ており、姉妹校交流会の際は「宿儺の器(虎杖悠仁)を殺せ」と極秘任務を直々にもらっていました。

初っ端から目上の指示を忠実に答えるキャラとして登場したため、極悪非道な性格の持ち主化と思いきや、その後、虎杖悠仁の呪術師としての在り方を聞き、認めているので頭の固い人物ではありません

加茂憲紀の元ネタはゴージャス?

かなりお堅い設定のキャラである加茂憲紀ですが、ネット上では元ネタはお笑い芸人のゴー☆ジャスさんだと言われているのです。作者は加茂憲紀について「陰陽師風にしたかった」と明かしているので、宇宙海賊のゴー☆ジャスさんをイメージして加茂憲紀を誕生させたわけではないでしょう。

しかし、公式アカウントがTwitter上に上げたとある加茂憲紀の画像は、目に血のようなものが付いており、それが星型に見えてしまったことからゴー☆ジャスさんだと言われるようになったのです。さらに、ゴー☆ジャスさん本人も加茂憲紀の画像を引用し、「親近感!」と呟いていました。

【呪術廻戦】加茂憲紀の生い立ち

続いて、加茂憲紀の壮絶な生い立ちを紹介します。加茂憲紀は呪術師界の御三家である加茂家の次期当主として育てられてきたため、お坊ちゃんなのでは?と思われがちですが、その生い立ちは非常に残酷だったのです。

側室の子

加茂憲紀は加茂家の次期当主なのですが、実は正室の子ではなく、側近(愛人)の子供だったのです。何故、側近の子である加茂憲紀が加茂家を継ぐことになったかと言うと、正室が相伝の術式を継ぐ男児を出産できなかったからでした。

加茂憲紀の母親は側近と言うこともあり、「汚れた存在」として加茂家の関係者からひどいいじめを受けていたのです。母親の扱いを見て育った加茂憲紀は辛い幼少期を過ごしますが、6歳の頃に加茂家の次期当主として正式に迎えられます。

しかし、母親は側近の自分がいつまでも加茂憲紀の傍にいては、当主としての将来に支障が出ると悟り、加茂家を去ってしまったのです。その際に、母親は「いつか立派な呪術師になったら、迎えに来てね」と告げたため、残された加茂憲紀は加茂家の次期当主になり、母親を迎えに行く為に現在も戦い続けています。

 

加茂憲倫との関係

続いて、加茂憲紀と全く同じ読み方の加茂憲倫との関係を紹介します。加茂憲倫は、明治時代の初めの加茂家の呪術師です。多くの呪術文化財を残した凄い人物なのですが、特級呪物として現代まで残っている「呪胎九相図」を生み出した張本人です。

非常に好奇心旺盛な性格の持ち主だったことから、女性に無理やり子供を作らせ堕胎させるなど目的の為には手段を択ばない点や、呪胎九相図を誕生させたことから「加茂家の汚点」とも呼ばれていました。

そんな加茂憲倫と加茂憲紀は遠い先祖で、加茂憲紀も側近の子で一族からは望まれない子だったことから、「加茂家の汚点」と同じ読み仮名の名前を名付けられたと言われています。

【呪術廻戦】加茂憲紀の術式・強さ

続いて、加茂憲紀の呪術式や強さを紹介します。悲惨な過去を持つ加茂憲紀は母親の為に現在も呪術師として、命がけで叩い続けているのです。そんな強い思いのある加茂憲紀はどんな呪術式を使い、どれほどの強さを持っているのでしょうか。

赤血操術

加茂憲紀の呪術式は、加茂家相伝の術式である「赤血操術」です。赤血操術はその名の通り、自らの血を操る呪術式で、予め血を付けておけば、血が付いた物をコントロールすることができます。しかし、加茂家の代々受け継がれる技なので、多くの敵に認知されており、攻撃の対処法が考えやすい技でもあるのです。

赤鱗躍動

「赤鱗躍動」は体内の血の巡りや脈拍など様々な働きをコントロールし、身体能力を向上させる技です。この赤鱗躍動を発動させた際は、目でとらえることのできない素早い動きだったため、伏黒恵も対応しきれずに圧倒されていました。

赤縛


「赤縛」は自身の血を縄のように使い、敵を縛り付ける技です。対象は人間や呪霊だけではなく、伏黒恵の式神をも縛り付けていました。

苅祓

「苅祓」は血を手裏剣の形に変え、相手に攻撃する技です。同じく苅祓を使用する呪胎九相図の一人である脹相は、この技で5人の身体を一気に切断していたので、極めるととてつもない威力を持つ攻撃となります。

百斂

「百斂」は、自らの血を限界値まで圧縮させます。そして、その圧縮させた血液を鋭利な槍の形に見立て、攻撃する技を「百斂・穿血」と呼びます。

領域展開は使えない

 

呪術師の必殺扇である「領域展開」は強い呪術師ほど使いこなしていますが、加茂家の次期当主にして準一級呪術師の加茂憲紀は、意外にも領域展開が使えませんでした。しかし、同じ御三家の五条悟や伏黒恵は領域展開の使い手なので、加茂憲紀も今後領域展開を使えるようになるかもしれません。

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【呪術廻戦】加茂憲紀の名言・名シーン

続いて、加茂憲紀の名言・名シーンを紹介します。その生い立ちや呪術師として戦う意味を知るだけでも、加茂憲紀を応援したくなるのですが、数々の名言・名シーンはより胸を熱くさせる者ばかりです。加茂憲紀の名言・名シーンをチェックして、さらに深いファンになりましょう。

名言・名シーン①誰にも必要とされないならば命を燃やせ

こちらの台詞は、死滅回游編の194話のものです。加茂憲紀はこれまで大好きな母親に加茂家で居場所を作る為だけに、戦い続けてきました。しかし、ある時加茂憲紀が目にしたのは、大好きな母親と知らない子供が手を常ぎながら銀杏が舞う道を歩く姿です。

加茂憲紀が数年の間母親の為に命がけで戦い続けていた間に、母親は新たな相手と結婚し、幸せな生活を築いていました。その時、加茂憲紀は「本当に居場所がないのは、母親ではなく自分」と悟り、自暴自棄になりながら死滅回游で呪霊となった直哉と戦います。

共に戦う禪院真希が傷を癒すため5分時間を稼ぐことになった加茂憲紀は、血の使いすぎで瀕死状態になりながらも「誰にも必要とされないならば命を燃やせ」と自分に言い聞かせたのです。

名言・名シーン②私は負けるわけにはいかないのだ

こちらは、姉妹校交流会で禪院の血を引き継ぐ伏黒恵と対決した際に、加茂憲紀が放った言葉です。伏黒恵に思ったよりも苦戦する加茂憲紀は、心の中で母親の為にも「私は負けるわけにはいかないのだ」と奮い立たせました。

名言・名シーン③伏黒の戦闘シーン

姉妹校交流会では数々の面白いマッチアップが描かれましたが、その中でも御三家の血を引き継ぐ者同士の伏黒恵と加茂憲紀の戦いは、かなり注目度が高かったです。結果的に、特級呪霊である花御が現れたことで戦いは中断されましたが、見ごたえのあるシーンとなりました。

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【呪術廻戦】加茂憲紀の活躍を読んでみよう

今回は京都呪術高専の加茂憲紀のプロフィールや術式・強さについて紹介しました。加茂憲紀は加茂家の術式を受け継ぐ次期当主で、母親の居場所を作るために呪術師として戦い続けています。

しかし、母親は別の家庭を築き、加茂憲紀の真の居場所や目的は失われてしまいました。また、死滅回遊では血の使い過ぎで瀕死状態ですが、なんとか生き抜いて幸せになってもらいたいです。

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