呪術廻戦では、虎杖香織という人物の名前が出てきます。作中において主だった活躍こそしていませんが、主人公虎杖の実の母親でありそして暗躍している人物が関わっているとされています。本記事では、そんな謎に包まれている虎杖香織の正体などを徹底解説していきます。
目次
【呪術廻戦】虎杖香織のプロフィール
虎杖の母親の名前遂に判明!
【虎杖香織】 pic.twitter.com/vubGKpiIAs— ガイちゃんNo.63194 (@2nd_46) December 25, 2022
- 名前:虎杖香織
- 立場:虎杖仁の妻、
- 家族:虎杖仁、虎杖悠仁
- 初登場話:第17巻143話
- 術式:反重力機構
【呪術廻戦】虎杖香織の正体は?
#呪術本誌
[情報]虎杖香織の子育て写真 pic.twitter.com/BXcDWX4WkF— Yukiiiiiiiiii (@stand_hk_yuki) October 29, 2023
作中では虎杖香織が表立って登場した事はありません。主人公虎杖にとっては非常に縁深い人物である事は間違いないはずが、当の本人は全くその記憶がないというのが香織の謎めいた印象を深めています。
虎杖香織は呪術廻戦の主人公・悠仁の母親
あれ?虎杖、フィジカルギフテッド的な天与呪縛じゃね? pic.twitter.com/yYB7uN1Fvg
— さごうつかさ (@16Itazura) January 30, 2021
虎杖香織は主人公、虎杖悠仁のとして名前が挙がった人物であり、作中においては既に故人となっています。すでに亡くなっているという点から、どのような人物であったのかというプライベートな部分についてはいまだ分かっていません。
初登場したのは、17巻収録の第143話です。悠仁がまだ幼く生まれたばかりのころ、父である虎杖仁がそれを抱きかかえており、仁にとっての父、そして悠仁にとっての祖父である倭助に孫の姿を見せようとした回で名前が出ています。
仁は彼女との間に子供をもうけることを望んでいたのですが、それが叶うよりも前に香織は他界してしまっている事が判明したのです。
虎杖香織は虎杖仁の妻
https://twitter.com/kumofuku/status/1713445157373448689
倭助によって香織の名前が出てきましたが、既に故人、すなわち亡くなっている人物であるという事が判明しました。にもかかわらず、仁の子供である悠仁はこの世に生を受けています。
一度虎杖仁と結婚した人物が虎杖香織である事は間違いなく、また死亡したのも事実なのですが、仁が再婚した相手もまた虎杖香織を名乗る人物だったのです。
おそらくはその容姿も生きていた当時そのままと思われるのですが、倭助が仁と話している中で「あの女はやめておけ、死ぬぞ」と忠告する中、まるで話を遮るかのように登場してきたのが彼女です。
【呪術廻戦】虎杖香織は羂索に体を乗っ取られた?(ネタバレ)
【呪術廻戦】虎杖悠仁の父親の仁 https://t.co/JQ4uamxxSA pic.twitter.com/KjY34KIwuu
— カオスアンテナ@登録ブログ様募集中 (@chaos_antenna) March 23, 2021
呪術廻戦の作中にて暗躍している黒幕として、羂索の存在が挙げられます。作中に発生しているすべての悪事の元凶とも呼ばれている人物なのですが、実は香織もまたこの羂索が操った人物であるとされているのです。
虎杖香織の死亡は子供の生まれる前
ネタバレ‼️(呪術廻戦)虎杖の父‼️ pic.twitter.com/34URxVio5m
— しか。 (@ryu80022788) March 22, 2021
まず、時系列として虎杖仁の妻である虎杖香織当人は、子供が生まれる前に他界してしまっています。これは倭助が「子供を欲しがっていたことも香織との間にそれが叶わなかったのも知っている」というセリフから明らかです。
更には「香織が死んだのは」とまで発現していて、ここで件の香織と思われる人物が額に縫い目をした状態で登場しています。すなわち、オリジナルの虎杖香織は悠仁が生まれる前にこの世を去っているのです。
虎杖悠仁は母を憶えていない
『呪術廻戦』- 2023 pic.twitter.com/y62CroZuZR
— Jujutsu Kaisen (@JujutsuTwts) August 23, 2022
これだけでも不可解な点が多い虎杖の親の関係性と変遷が分かりますが、息子である悠仁自身もまた特異であり、彼は自分の母親であるはずの虎杖香織に関することを何1つ覚えていないというのです。
第3巻24話で、吉野順平と会話をしていた時の話なのですが、順平が虎杖の母はどんな人物かと尋ねた時「会った事が無い」と発言していて、記憶どころかその存在すら知らないということまでわかっています。
そのあと「父はうっすら記憶があるが、自分には祖父=倭助が居た」と話しており、香織については何1つ知らないままであるのに加えて父についてもほぼ記憶がないという事になります。
しかし、悠仁が既に生まれている段階で父の仁に抱かれる中香織が姿を現しており、生まれて以降本当に100%会っていないわけではないのですが、それでも会った事が無いという事は生まれてすぐにどこかへ消えた可能性が高いといえます。
虎杖香織の頭に縫い目が出現
#wj16 #呪術廻戦
1話からずっと仄めかされてた虎杖の出生
偽夏油が関わってるのはわかってたけど、まさか母親とは
いや、こいつが産んだとは一言も言われてないけど
仁と香織は一体何者なのか
なんで偽夏油は香織を乗っ取ったのか
さらに謎が深まったな
じいちゃんはどこまで知ってんのかな pic.twitter.com/5gQQIOvLhy— 丼鰤 (@donburi_wj) March 22, 2021
虎杖香織が回想にて登場し、主人公虎杖の親が初めて名前と顔ありで出てきたわけですが、おそらく読者が何よりも登場時に衝撃を受けたのは、香織と思われる人物が額に有する縫い目でしょう。
縫い目と言えば、作中において夏油傑の体を操っている人物の存在です。夏油は呪術高専1年生の担任にして、日本に4人しか存在していない現代最強をうたわれる呪術師、五条悟の生前のたった一人の親友であり同じ特級術師です。
この点から、少なくとも虎杖仁の妻でありかつ虎杖悠仁の母親は現在作中にて暗躍を続けている黒幕と同一人物であり、更には呪術界御三家における最大の汚点ともされている加茂憲倫の額にも縫い目があった事から、三者は同一人物であるという事になります。
更に、加茂憲倫が呪霊の子を産むことができる体質の女性を利用して創り出した呪胎九相図と、虎杖とは同じ人物が生み出したという事になるために、両者は異母兄弟ということも発覚しています。
羂索は体の乗っ取り屋
羂索の縫い目の縛りってなんなんだろう?
乗っ取りの術式の効果を上げるとかなのかなぁ?
前の肉体の術式もそのまま使えてるみたいだしそのための縛りなんだろうか?
縫い目の違いも気になるし…
よく見ると虎杖香織ボディのときも若干違うんだよな pic.twitter.com/avjLuZB5Gk
— 朱色 (@name_akairo) November 15, 2023
虎杖香織の体を乗っ取って仁と再婚し悠仁の母となり、更には加茂憲倫および現代で夏油の体を乗っ取り操っているのは、羂索と呼ばれる人物です。彼こそが、作中におけるすべての元凶と呼べる者です。
どうやら彼は呪術界の根幹を支えている人物である天元様、および平安時代の術師であるはずの宿儺らとも知己の間柄であるらしく、1,000年以上生きている事が分かります。
固有の術式として、羂索は他人の死体に自身の脳を移し替えることによって、その肉体を乗っ取ることを可能としています。これによって、羂索は1,000年以上もの間生き続けてきた事実上の不老不死の人物となっています。
乗っ取った肉体は意のままに操ることができるだけではなく、その人物が術指揮を有していた場合には何の制約もなく使用可能、呪力および記憶すら当人の物を受け継ぐことができるのです。
作中においてはこの乗っ取りによって数々の人物を乗り換え操っており、特に術指揮を目当てにして体を狙うことが多いです。夏油が現在操られているのも、呪霊操術を目的としてのことです。
【呪術廻戦】虎杖香織は呪術師だった?
羂索、虎杖香織の時にこんな感じで悠仁あやしてたんかな#呪術本誌 pic.twitter.com/FfLMEdFg42
— コジコジ@漫画 (@kojikojiaroma) November 4, 2023
羂索本人も、虎杖香織の体を乗っ取っていたということを自らの口で語っています。体を狙うという事は何らかの目的があって行われるのですが、実は虎杖の母香織も術式を有していたことが分かっています。
虎杖香織の術式
やっぱ羂索って2人いるんじゃない?
縫い目を見ると呪霊操術使う羂索と反重力機構使う羂索の2人がいるんじゃない?
虎杖香織の縫い目が反重力機構使う羂索と似てるし…
外見を変える術式があればそれで夏油傑の見た目に変えられるし…
そしてGIGAの表紙を見るに本物の羂索は反重力機構使う羂索…! pic.twitter.com/c7cqr59fre
— 朱色 (@name_akairo) October 23, 2023
悠仁の母、香織が有していたとされる術式は「反重力機構」アンチグラビティシステムです。この術式は、その名前の通り自身とその周囲の重力の効果を打ち消すことができるという内容のようです。
この術式を使用すると、本来の使い方をすれば重力をなくすことによって浮遊するなどといった事が可能になると予想されますが、体を乗っ取り術式も手にした羂索曰く「出力が安定しない」と語っています。
よって羂索は術式反転によって重力をなくすのではなく逆に加重させる方向で出力を安定させ、また周囲に重力場を発生させる術式として夏油の体を乗っ取ってからも活用している描写がされています。
虎杖香織は呪術師というより特異体質
加茂憲倫(羂索)×呪霊の子を孕む母→脹相
術式 赤血操術を相伝しているならば
虎杖香織(羂索)×虎杖 仁→虎杖悠仁
術式 反重力機構は相伝可能?あれだけ速く動くのはその術式があったからか
六眼を欺く何か仕掛けをしたか……いろんな可能性がありすぎて笑っちゃうよねタハー#呪術本誌 #虎杖 pic.twitter.com/5GidycwyVv
— AyaJJK (@ayajjks) February 28, 2023
虎杖香織は術式を有していた人物であった、という事で悠仁の母も呪術師だったのではないかという可能性が浮上しました。確かに羂索が体を狙った時点で、一般人とは考えにくいでしょう。
しかし、羂索自身の発言を見るに術式自体は大したものではなかった可能性があります。もし呪術師であった場合には虎杖が呪術高専に来た時点で誰かがそれを知っていそうなものですが、生憎皆無でした。
呪術廻戦の世界の中では、吉野順平のように生得術式を有していながら脳の構造が非術師というケースもありますので、虎杖香織も術式を所持してはいてもそれを扱えなかった一般人という線の方が可能性が高いと考えられます。
虎杖香織の強さ
は?
虎杖ママの術式が「反重力機構」でそれの術式反転を使って重力に見せてたって?しかも順転+領域で呪力底上げして九十九の命がけのブラックホールから逃れたって?こいつ改めて化け物だわ#呪術本誌#呪術廻戦 pic.twitter.com/ktAaqpMO0D— ROKU (@ROKU03339797) December 25, 2022
羂索が述べている中では「虎杖香織の反重力機構は順転では心もとない出力と発動時間の制限を自身の肉体を領域とする事で底上げした」と語っています。
また順転状態では自分の周りの重力を打ち消せるのみでしたが、術式反転によってようやく出力を安定させかつ重力場を発生させる攻撃に転用させられています。
よって総合して考えると、虎杖香織自身は術式を有していること自体分からないままに他界した可能性が高く、その術式についても羂索が反転させて出力を底上げさせたことで九十九を地面に叩きつけられるレベルに昇華しています。
【呪術廻戦】虎杖悠仁の母親の香織には謎が多い
『呪イたんⅡ』、オリキャラ設定・・・否、「オリキャラ」に分類されるかどうか怪しいけど。『Ⅱ』Ver.の「羂索🧠」です。一応モデルは本家に登場した「ニセ香織」さん・・・無機質な感じを目指したけど、どうかな。
🧠「いつもはもっと表情豊かなんだよw?」🐇「黙れ、腐れ脳味噌(^^)」(←) pic.twitter.com/GyLq24GpHt— レックス (@rex_shel720) January 5, 2023
主人公、悠仁の母がまさかの現在暗躍している、敵の黒幕が乗っ取った人物であり、実の母親とも言える存在であったことが判明したのです。しかし、なぜそうなったのかはいまだ謎が残るままとなっていますので、是非とも本誌の続きを読んでみてください。