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【マッシュル】はパクリ漫画⁈ハリーポッターとの共通点を検証!

マッシュルは、2023年にアニメ化された人気漫画作品であり、テレビアニメ第2期の製作も決定するなど非常にノリに乗っている作品であるといえます。しかし、その作品の内容がハリーポッターのパクリなのではないかといわれているので、共通点などを解説していきます。

マッシュルとは

マッシュルは原作漫画から人気が高く注目されており、今年2023年にアニメ化がされた作品となっています。まずは作品に関しての概要などからご紹介していきます。

マッシュルの作品概要

マッシュルは、甲本一氏原作の漫画になります。2020年に週刊少年ジャンプにて連載をスタートし、2023年までの約3年間にわたって連載、単行本が全17巻刊行されました。

誰もが魔法を当たり前のように使うことができるファンタジーの世界で、魔法を一切扱えない異端の主人公が、鍛えぬき過ぎた筋肉を使ってあらゆる問題を解決する、ギャグファンタジー作品です。

魔法が当たり前に使える世界において、魔法を全く扱う事の出来ない異端の存在である主人公のマッシュが、平穏な日常を守るために様々な障害を筋肉1つで解決していくアブノーマル魔法ファンタジーというジャンルになっています。

2023年には累計発行部数500万部以上、漫画のみならず小説版についても刊行が行われており、ジャンププラスアプリでは冒頭3話分が無料試し読みできます。

マッシュルのあらすじ

誰もが魔法をごく当然のように使うことができる世界、魔法界にて、深い森の中で一人筋トレに打ち込んでいる少年、マッシュ・バーンデッドがいました。

この世界では魔法が使えない人物は異端扱いされてしまうのですが、自分を育ててくれた家族との平穏な暮らしのためにそれを好評していませんでした。

ある日、これを魔法警察に知られ、自らの命を狙われることになってしまったマッシュルは、コールマンという人物の手によって魔法学校へと入学します。

自らと、そして何よりも家族の命を保証してもらうため、魔法を使えない中でも優れた才能を有する魔法使いが選ばれる「神覚者」になるべく、学校へと入学したのです。

魔法が何1つ使えないマッシュは、それを帳消しにしてしまえるほどの人外レベルの筋肉でもって本来の魔法すら上回ってしまう物理の魔法で、難題に立ち向かいます。

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マッシュルはハリーポッターに似ている⁈

この様に、マッシュルは魔法を使える世界を舞台としつつも、肝心の主人公は魔法が使えない人間、しかも超筋肉によってそれを凌駕するというのがミソになっています。

そんなマッシュルは、主人公の魔法の才能はさておき、舞台が魔法の世界である分どうしてもハリーポッターと似ている部分が出てきてしまう部分があります。

これは作品がマッシュルではなくとも、別の作品で魔法の学校を用意するとなるとどんなものであっても言われてしまうものなのですが、マッシュルも例に漏れず似ていると言われていたことがあります。

ただしここで注意したいのが、マッシュルはハリーポッターのパクリ、というよりも作品の方から敢えて寄せているといった方が正しいと言える点でしょう。

後述するようにハリーポッターで登場する世界観や人物によく似ている部分は多くあるのですが、そうした部分も敢えてハリーポッターの方に寄せていったためであると考えられます。

こういった、作品の方からある程度意識をして別の有名な作品に寄せていっているという形が見える事から、どちらかといえばオマージュをしているのだと言えるでしょう。

SNSでパクリと炎上?!

https://twitter.com/mana07598721/status/1660246615897305090?s=20

作品を読んでみればわかるでしょうが、マッシュルは敢えてハリーポッターにキャラクターや世界観の一部等を寄せていっているところがあると見て取れます。

しかし、漫画を読んだ読者たちからは、想定されていたことでしょうがハリーポッターに似ている、パクリではないかといった声が少なからず上がっていたのです。

実際、SNSでも「最近はパクリが当たり前の時代になったのか」「パクリに節操がなさすぎる」といったような感想がありました。

実はマッシュルは、連載されていた週刊少年ジャンプでも評価が低かった時期があります。同雑誌では、読者からのアンケート評価が人気にとても強く影響してくる部分があります。

そんな読者アンケート評価での内容が芳しくなかったからなのか、アンケート評価の高い順に掲載されるジャンプにおいて巻末あたりをウロウロしていたのです。

人気低迷の理由がパクリだからなのかは定かではありませんが、SNSでの炎上とまではいかないにしても読者アンケートがあまり芳しくはなかったのは事実なのでしょう。

マッシュルとハリーポッターの共通点を検証

https://twitter.com/shimayoshi06/status/1657574960712552448?s=20

マッシュルはどちらかといえば、パクリではなくオマージュとしてハリーポッターに寄せていっている部分がありました。ここからは、実際の作中での共通点や類似点を検証していきます。

マッシュルとハリーポッターの共通点①魔法もの

まずは作品の根幹、世界観についてです。ハリーポッターは誰もが知っている世界的ファンタジーであり、ホグワーツ魔法学校に通う生徒たちおよび教師などの世界の住人は魔法を使える者たちです。

そしてマッシュルも、同じく舞台となる魔法界においては誰もが魔法を使えて当たり前といった世界観になっており、かつ魔法学校が主な舞台になっている点についても類似点として真っ先に挙げられます。

勿論、魔法を扱える者たちが集う魔法学校を舞台にしている作品は、同じアニメ化されたものだけに限っても豊富に存在していますが、マッシュルの場合にはやはり作品の方から寄せていっている面があるかもしれません。

ただ、その学校に通うことになった経緯に関しては、ハリーポッターの方は学校の方から招待状が届き、両親を殺害した魔王との戦いの中でも主な舞台となる中、マッシュは自身と家族の生活のために人の手引きで通うことになります。

こうした経緯の違いから、魔法学校に通うことになった筋道に関してはブラッククローバーという作品の方が似ているのでは、という声もあります。

マッシュルとハリーポッターの共通点②サブタイトル

https://twitter.com/redh_moon/status/1692816621415579733?s=20

続いては、漫画のサブタイトルです。マッシュルでは話数毎にサブタイトルが設けられているのですが、それ自体はどんな作品であっても大抵よくあるものです。

しかし、その名前そのものが問題となっているのです。サブタイトルでは「マッシュ・バーンデッドと○○」といったような形のものになっています。

例えば第11話では「マッシュ・バーンデッドとモテない同級生」といったようなものになっており、この形はハリーポッターの書籍や映画の題名にそのまま通じているといえます。

コミックス1巻のタイトルでも「マッシュ・バーンデッドと鍛え抜かれた肉体」であった事から「ハリーポッターと秘密の部屋」などのようなメインタイトルを意識したものになっています。

マッシュルとハリーポッターの共通点③ほうきのゲーム

ほうきを使ったゲームもあります。マッシュルの世界でも放棄を使って空中を飛行するという、いかにも魔法使いらしき技術が普及しています。

そして問題はこれを使ったゲームの存在です。人気スポーツとなっている「ドゥエロ」というゲームでは、放棄に載って空中でボールを奪い合い、ゴールに入れる魔法版のサッカーとも言えるものです。

ハリーポッターを見たことのある方ならばここで必ずイメージするのが「クィディッチ」というゲームです。こちらもほうきを使って飛び、ボールを奪い合うゲームなのです。

加えてドゥエロの寮対抗戦が勃発し、一年生ながらマッシュが選ばれている点も、同じく1年にしてメンバーになったハリーと同じような経緯をたどっているといえます。

マッシュルとハリーポッターの共通点④魔法学校と校長の名前

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学校、および校長の名前にも目が向けられています。まずマッシュが通うことになった魔法学校の名前は、イーストン魔法学校です。ハリーポッターの世界ではホグワーツ魔法学校です。

魔法学校である事が同じであるとしても、ここは一見するとパクリのようには見えません。では校長はどうかというと、マッシュルではウォールバーグ、ハリーではアルバス・ダンブルドアが登場します。

こちらも名前が似ている訳ではありませんのでパクリのようには感じられませんが、共通点といえるのが両校長の風貌です。ウォールバーグは、長い白髪と長いひげを蓄えている人物です。

そしてダンブルドアも、同じような外見をしているのです。また人格についても、両者とも良識ある性格をしているという点でも共通しています。

マッシュルとハリーポッターの共通点⑤制服

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学校で生活を送るとなれば、制服を着るのがお決まりです。これはイーストン魔法学校でも、ホグワーツ魔法学校でも共通しています。

制服を着るのは学校なので同じでも問題はないにしても、見るべきはその制服のデザインです。マッシュの入った学校の制服は、白いワイシャツ・赤いネクタイ・黒いローブが特徴的です。

ハリーポッターの世界の学校の制服も非常に類似している店が多く、魔法の杖を持たせてしまえばほとんど同じといえるような見た目になるのです。

マッシュルとハリーポッターの共通点⑥寮の組み分け

マッシュル、ハリーポッター両世界に登場する魔法学校では、寮制度が取られています。イーストン魔法学校の場合、寮の組み分けの際にユニコーンの角に触れるという行為が行われます。

角に触れると、そこから魔力や思考が読み取られそれぞれに適した寮が選ばれることになります。「アドラ」・「オルカ」・「レアン」という3つの寮があり、主人公が居る寮もあれば意地悪い人が多い寮もあります。

ハリーポッターの場合には説明の必要もないほど有名な、組み分け帽子が登場します。帽子と角で異なってはいるものの、それぞれ個人の性質を見て決めている部分も、意地悪い人が多いスリザリンという寮があるのも共通です。

マッシュルとハリーポッターの共通点⑦ロイドとマルフォイ

校長の見た目が類似しているとご紹介しましたが、そのほかの登場人物も似ている外見です。マッシュルでは、隙あらば常にマッシュに対してちょっかいをかけてくる、ロイドという人物が登場します。

ハリーポッターを見ていればここでほぼ確実に思い出されるのが、ドラコ・マルフォイの存在です。主人公に対して何かとちょっかいをかけたりライバル的な位置づけになっています。

更に、両者とも親が有力者でありそれをかさに着ているという部分まで共通しています。ただ、マルフォイが重要な役割を担っていたのに対し、ロイドの方は割とそっけない対応をされています。

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マッシュルは鋼の錬金術師とも似ている⁈

この様に、ハリーポッターと非常に多くの点で共通している点が見受けられるマッシュルですが、更に別作品にも似ているとされていて、それが鋼の錬金術師です。

魔法を使うマッシュルの世界と錬金術が根幹を成しているハガレンでは共通点などなさそうに見えますが、ハガレンに出てくる真理の扉そっくりなものが出てくるのです。

ハガレンにおける真理の扉は、禁忌とされる人体錬成などを行うと出現するもので、真っ白い世界に大きな扉が現れ、門が開くと無数の黒い触手のような手が引きずり込もうとします。

そしてマッシュルでは、対価の扉というものが登場します。白い世界に巨大な扉、その中から無数の手が現れるなど、酷似しているといえます。

マッシュルは面白くて人気のマンガ!

ハリーポッターをはじめとして別作品とも類似している点があり、パクリと噂されているマッシュルですが、それでも人気である事に変わりはありませんので、最後に魅力をご紹介します。

マッシュルの魅力①型破りな主人公

まず挙げられる魅力は、型破りな主人公マッシュの存在です。魔法が当たり前に使える世界の中で、マッシュは全く魔法を使うことができないのですが、その代わり筋トレで手に入れた他を圧倒的に凌駕する肉体を有します。

またマッシュはキノコとシュークリームを大好物としており、これらが関わると目がない状態になってしまいます。特にシュークリームには以上に執着するなど、型破り感を加速させています。

マッシュルの魅力②爽快感

同作品を読んだ方の感想として、爽快感や謎の安心感があるといった感想もあります。魔法が使えないマッシュは、それをものともしない圧倒的筋肉によって魔法を凌駕するほどの実力を発揮してしまいます。

作中でも他に並ぶものなどいないであろう筋肉でもって様々な試練を乗り越えていく様から、とりあえず筋肉を使えば安心、といったような雰囲気があります。

マッシュルの魅力③シュールなギャグ

マッシュルの連載開始当初から、魔法を使うのが当たり前の世界の中で、マッシュだけは筋力1つで物事を解決するという異端さから生まれるシュールなギャグをメインに据えて物語を展開していました。

作者である甲本一氏は、ボボボーボ・ボーボボや銀魂のファンであると公言されており、両作品ともギャグ盛りだくさんである事から作風もそちらに寄っていったのだと考えられます。

マッシュルの魅力④かわいいヒロイン

マッシュルでは単なる魔法合戦という訳ではなく、ヒロインも登場します。マッシュの周辺のヒロインとして登場するのは、レモン・アーヴィンという人物です。

編入試験を受けるマッシュを当初こそ妨害するキャラクターとして登場しましたが、妨害したはずの自分を助けてくれたことからマッシュに好意を持ち始めるのです。

マッシュルの魅力⑤単行本のおまけ

本誌を読むだけではもったいないという事で、単行本の方では色々とおまけが設けられています。設定に関わるものから、小ネタやキャラクターの意外な一面など深堀できそうな情報が掲載されているのです。

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筋肉のみで強敵と戦う主人公マッシュが面白い!

マッシュルはハリーポッターと似ている点が多いですが、むしろオマージュに近く主人公が最強の筋肉で物事を解決する爽快感があります。是非とも本誌とアニメを見返してみてください。

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