国民的人気漫画「スラムダンク」に登場する主人公、桜木花道のその後について知っていますか?作品の最後を知っていてもその後についてはまだ知らない人が多いようです。この記事では、桜木花道のその後について徹底考察しているので、ぜひ参考にしてみてください。
スラムダンクとは
まず初めにスラムダンク(SLAM DUNK)について紹介します。ここでは、スラムダンクの作品概要とあらすじについてふれています。
掲載されていた雑誌や累計発行部数だけでなく、主人公の名前やおおまかなストーリー内容についても参考にしてください。
スラムダンクの作品概要
スラムダンクは、井上雄彦氏による1990~1996念に週間少年ジャンプに連載されていた漫画作品です。バスケットボール漫画の金字塔とも言われ、世代を超えて現在でも読み継がれている日本を代表する作品です。
第1~23巻まで発行されており、累計発行部数は1億7000万部を超えています。バスケだけでなく、人生に影響を与える名言やシーンも多く、バスケ好きだけでなく多くの人を魅了しています。
スラムダンクのあらすじ
主人公の桜木花道は、赤木晴子という女性に一目惚れをして、振り向かせるためにバスケ部へ入部します。桜木花道はバスケの経験がなくドリブルさえも全くできない素人でした。
バスケ入部は、赤木晴子を振り向かせるためでしたが、バスケ入部おもしろさに気づき、真面目に取り組むようになりました。
桜木花道は持ち前の高い身体能力に加え、膨大な努力によりチームの欠かせない存在にまで成長します。バスケ部の一員として全国制覇を目指し、強豪校相手に奮闘するストーリーです。
桜木花道はどんな人?
続いて、桜木花道がどのようなキャラクターなのかを紹介していきます。ここでは、桜木花道の基本的なプロフィールや人物像についてふれています。
身長や体重などの基本情報は、桜木花道が高校生であることから成長後の数値も記載しています。また、人物像については作中における重要なシーンと共に解説しています。
桜木花道のプロフィール
桜木花道は、誕生日が4月1日で身長188cm(189.2cmまで成長)、体重は83kgです。湘北高等学校1年A組でバスケ部では背番号10です。
ポジションはパワーフォワードで、着用シューズは体育館用シューズでしたが、NIKE AIR JORDANⅥ(白×赤)からNIKE AIR JORDANⅠ(黒×赤)に変わりました。足のサイズは28.3cmから30.0cmへと成長しました。
桜木花道の人物像
桜木花道はもともと「桜木軍団」という不良グループのリーダー的な存在でした。スポーツには全く興味がなく、好きな女の子に告白するも毎回振られてしまうというような生活を繰り返してすごしていました。
しかしある日、180cmもの身長が赤木晴子の目に止まり、バスケ部に誘われます。桜木花道は赤木晴子に一目惚れをしてしまい、思わずバスケが好きだという嘘をついてしまいます。
桜木花道は不良のような見た目ですが、好きな女の子には嘘をついてまで気に入られようという人物像が浮かび上がっています。桜木花道は、不良グループのリーダー的存在ですが、激しい喧嘩シーンは実はあまり無いのです。
作中での有名な喧嘩シーンは、不良時代に面識のあった三井がバスケ部に乗り込んできたときです。初めは三井たちの暴力に手を出さず我慢していましたが、ついに殴り倒してしまい、バスケ部存続の危機にまで発展しました。
他にも、海南戦に負けた際、敗因が自分にあると言っていた流川楓と言い合いになり、殴り合いになった喧嘩シーンも存在します。いずれの場面も桜木花道は仲間思いがある一面がうかがえます。
桜木花道はケガで引退か?
続いて、桜木花道は作中において怪我をしています。試合中に負った怪我で一度コートから出待したが、最後までプレーを続けています。
またファンや怪我に詳しい専門家は、桜木花道の怪我についてネット上で憶測が飛び交っています。では、桜木花道が実際に怪我をした経緯や、その試合結果、ケガの傷病名について解説していきます。
桜木花道のケガの経緯
桜木花道は、山王戦にて背中を痛めたことがきっかけで選手生命の危機に立たされます。机に背中からつっこんでしまい強打し、試合中は痛みを感じながらも活躍し、見事勝利をおさめました。桜木花道の背中の痛みは、やがて激痛になり立つのがやっとでした。
マネージャーや監督からは「選手生命に関わる」「あと少しで後悔するところでした」と発言しているように、非常に危ない怪我であることがわかっています。では、桜木花道が負った怪我とはどのようなものだったのでしょうか。
桜木花道のケガの傷病名
桜木花道が負った怪我は、実は公式での発表がありません。そのため、ファンや怪我に詳しい専門家などが様々な推察をしています。
桜木花道の怪我は、症状や状況から「背中の打撲または骨折」「脊髄損傷または脊髄分離症」ではないかとされています。
桜木花道のその後を調査
続いて、桜木花道がケガをした後のことについて検証していきます。ここでは桜木花道がリハビリに励む姿や日本代表に選ばたのかということについてふれています。
作中にある桜木花道と赤木晴子の手紙でのやりとりや、コミックに実際に描かれた扉絵などをもとに調査しているのでぜひ参考にしてみてください。
リハビリに励む姿
桜木花道は、インターハイが終わってから間もなく、リハビリを開始しています。ケガ直後は、車イスに座らずに動けていることから、いずれの傷病名も当てはまらないのではないかという推察もされています。
何故なら、骨折なら全治3か月で早くても1か月はかかるからです。また脊髄損傷などは歩くことも困難なことが多いとされているからです。
いずれにしても、骨や脊髄だけでなく靭帯や筋肉にも関わってくるため、重症な傷病名がつくでしょう。しかし桜木花道はリハビリに励み、赤木晴子に「リハビリ王としてリハビリ界の頂点に」などといった手紙を送っています。
それに対し赤木晴子は「リハビリ王からリバウンド王に戻る姿が見たい」と返答をしています。その後、桜木花道のリハビリが終了したことや復帰したことは描かれていませんが、ファンの間では「高い身体能力を持つ桜木花道はきっと驚異の回復力で完治しているはず」との声があがっています。
ケガから復帰後に日本代表になった?
桜木花道のケガが治ったのか、復帰したのかは作中で描かれていませんが、実は日本代表になったのではないかという推察があります。
通常版コミック内、1巻の38ページ「流川楓だ」の扉絵に、日本代表16番のユニフォームを来た桜木花道が描かれています。
これまで桜木花道は、全くのバスケ初心者から4か月で全国レベルの強豪選手と互角に戦えるメンバーにまで成長しています。そのようなストーリー展開から、日本を背負って立つ桜木花道の姿を想像してワクワクしているファンも多いのではないでしょうか。
桜木花道はその後、流川とプロになれるのか?
それでは最後に、桜木花道と流川楓のその後について検証していきます。ここでは、原作漫画終了後のアフターストーリーや、桜木花道とライバル関係にあった流川楓のその後についてふれています。
ネタバレを含む箇所があるので注意して見てください。また原作漫画を読みながら桜木花道と流川楓の今後について一緒に推察するのもおすすめです。
その後のあらすじをネタバレ
スラムダンクの原作者である井上雄彦氏は、最終話から10日後のストーリーを描いています。これはスラムダンクの原作が8年経過し、廃校になった高校の各クラスにある黒板に描かれるというイベントでした。
桜木花道はリハビリ途中で、流川楓はバスケと英語の練習、赤木剛憲は受験勉強をし、それぞれのその後について描かれました。
桜木花道のライバル流川楓のその後
桜木花道のライバルである流川楓は、プロのバスケットボール選手になっているのか気になる人も多いのではないでしょうか。
スラムダンクの原作では、桜木花道と流川楓が出会うシーンにおいて、「のちに終生のライバルとなる二人の出会いだった」というナレーションが入っています。
「終生」とは、一生を終えるまでという意味があります。このナレーションがあることで、桜木花道と流川楓は、高校を卒業した後も二人はライバルであることが示唆されています。
そして、桜木花道は扉絵で日本代表のユニフォームを着用していたことから、流川楓もプロバスケットボールの選手になるのでないかと考えられています。
桜木花道のその後はプロ選手?
桜木花道は、原作漫画やその後のストーリーにおいて、ケガのリハビリをしていることが判明していますが、プロ選手になったかどうかは不明です。
ファンの考察によると、もちろんケガは完全に治り、バスケ選手として復帰、プロ入りをするとされています。さらに、国内トッププレイヤーにとどまらず、NBAに移籍し、海外編の続編を希望する声もあがっています。
その後の答え合わせがいつかできることを期待!
映画『THE FIRST SLAM DUNK』
いよいよ本日より公開です!みなさまのご来場をお待ちしております。
映画を観てくださったみなさまへの感謝のしるしに、
井上監督が描きおろした湘北キャラの
ビジュアルカードもお渡ししています🏀#SLAMDUNK #SLAMDUNKMOVIE pic.twitter.com/yWSHdryHWS— 映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式 (@movie_slamdunk) December 2, 2022
いかがでしたか?今回はスラムダンクに登場する桜木花道について、原作漫画のその後や流川楓と共にプロになれたのか等について検証しました。
ネタバレを含む内容やファンの声についても言及したので、ぜひもう一度スラムダンクを読みながら考察してみましょう。桜木花道だけでなく流川楓のその後がどうなるか期待しましょう。