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【メイドインアビス】リコの正体は?1度死亡したのに生存しているのはなぜ?

人気漫画「メイドインアビス」の主人公・リコは探窟家見習いで、アビスの底を目指しています。リコは一見すると普通の12歳の少女ですが、実は1度死亡しています。では、死亡したはずの彼女がなぜ生存しているのでしょうか。今回は「メイドインアビス」のリコの正体や、死亡したのに生存している理由について解説していきます。

【メイドインアビス】リコとは

リコは漫画「メイドインアビス」に登場するキャラクターで、アビスの底を目指す主人公です。金髪のツインテールとメガネが特徴ですが、どのようなキャラなのでしょうか。まずはリコのプロフィールや能力をチェックしておきましょう。

リコのプロフィール

リコは12歳の探窟家の少女で、ランクは赤笛(探窟家見習い)です。メガネをしていますが視力が悪いわけではなく、水晶板を通さないと頭痛を起こしてしまう体質のためです。前向きで勇気と好奇心にあふれ、元気いっぱいな性格で、作中に登場するキャラの中でずば抜けて強靭なメンタルの持ち主でもあります。

両親も探窟家で母親は英雄とされる「白笛」で、誘拐のリスクを避けるために表向きは孤児として親から離れて生活しています。記憶喪失ロボのレグと出会ったリコは「奈落の底で待つ」という母親の手紙を受け取り、アビスの底を目指すことを決心するのでした。

リコの能力

リコは記憶力・応用力・観察力に優れており、アビスの原生生物や遺物についての幅広い知識を持っています。特にこれまで世に出た遺物のリストである「遺物目録」を丸暗記しており、豊富な知識を持っていることから料理も得意です。

応用力や観察力もあるため、突発的なことが起きてもアドリブの対応で切り抜けていきます。身体能力はさほど高くなく、疲労などで体調を崩してしまうシーンもあり、戦闘では頭脳面でのサポートが中心です。

さらに作中ではレグの必殺ビームを「火葬砲(インシネレーター)」と命名したり、新発見の原生生物に仮名をつけるなど、名付けも得意としています。

【メイドインアビス】リコの正体

リコは英雄の娘でありながら孤児として生活しており、しかも1度死亡しています。リコが何者なのか、死亡したのになぜ生存しているのか、彼女の正体について見ていきましょう。

母・ライザと父・トーカの子ども

母親は白笛のライザ、父親は探窟隊メンバーのトーカです。白笛というのは世界に数人しかいない英雄であり、母・ライザは「殲滅卿」「殲滅のライザ」の異名を持ちます。母親が英雄であったため、英雄の娘であるリコが誘拐されることを恐れ、親と離れて孤児院で生活することになったのです。

父・トーカはリコの誕生前に死亡しており、母・ライザもリコが2歳の時にアビスの底へ旅立って以来、10年間地上に戻っていません。

リコは両親の顔を覚えておらず、ライザに関しては名前と自分の母親であることしか知りませんが、リコにとって憧れの存在であり、彼女がアビスの奈落の底を目指す動機にもなっています。

生まれた直後に死亡している

母・ライザはリコを身ごもっていた時に、国から特級遺物「時を止める鐘」の早急な回収を命じられアビスへ潜っていました。しかしその過程でライザの隊は壊滅し、夫のトーカも亡くなってしまいます。

「時を止める鐘」を回収し持ち帰れるか危ういという状況の中、リコは深層で生まれましたが、出生直後に死亡したため死産でした。

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【メイドインアビス】リコが死亡したのに生存している理由

生まれた直後に死亡したリコが、なぜ生存しているのでしょうか。ここでは、死んだはずのリコが生きている理由について迫っていきます。

死亡したのに生存の理由①遺体を呪い除けの籠に

死産だったリコは、亡くなった探屈隊の仲間と共にそのままアビス深層に置いていかれる予定でした。しかし出産に立ち会った白笛・オーゼンがリコの遺体を遺物「呪い除けの籠」に入れたところ、なんと生き返ったのです。

「呪い除けの籠」にはアビスの呪いを回避し、中に入れたものの生命を生き返らせる力があり、その効果でリコも息を吹き返したのでした。

死亡したのに生存の理由②ライザとオーゼンが地上に運ぶ

ライザの隊が国から命じられていたのは「時を止める鐘」を回収することでした。リコはその任務の最中に誕生し、1度は死亡したものの「呪い除けの籠」の力によって生き返り産声をあげました。

そのためライザとオーゼンは本来回収するべき「時を止める鐘」を回収せず、持ち帰る必要のない「呪い除けの籠」ごとリコを地上に運ぶことにします。「時を止める鐘」は国際情勢をも左右するほどの価値があり、他国の探窟家も狙う遺物でしたが、2人は国の命令よりリコを優先したのです。

深層から地上に上がるには、全身の激痛と穴という穴からの流血をともなう上昇負荷がかかりますが、リコは無事に生還し重大な後遺症も出ずに成長することができました。彼女が無事に地上に上がり成長できたことは、遺物の力で生き返ったためではとも言われています。

死亡したのに生存の理由③生き返っても呪いは防げず

「呪い除けの籠」は呪いを回避し、中に入れた生命を蘇られる力がありますが、全ての呪いを防げるわけではありませんでした。リコの体には、アビスの呪いがかけられていたのです。

ライザとオーゼンによって深層から地上へ運ばれる際の上昇負荷による後遺症はありませんでしたが、呪いによって目に影響が出ました。リコは呪いの影響で水晶板を通してみないと頭痛がする体質となったため、水晶板でできたメガネをしているのです。

ライザは娘の目を守れなかったと後悔していましたが、リコ自身はジルオに真実を聞くまでは呪いを受けたことやメガネをかけている理由を知りませんでした。

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【メイドインアビス】リコは何度も死亡しかけている?

1度死亡したにも関わらず、遺物の力によって蘇ったリコですが、作中では何度も命の危険にさらされています。ここでは探屈中にリコが死にかけたシーンについて解説していきます。

死亡しかけたシーン①ベニクチナワに捕食されそうになる

物語の序盤、レグに出会う直前に原生生物・ベニクチナワに捕食されそうになります。このシーンは漫画の第1巻第2話で、見習いとしてオースの周辺で探屈していた際、同じ孤児院で生活している友人の少年・ナットがベニクチナワに襲われているのを発見します。

オースの周辺は1層と浅く、普段ベニクチナワはいない場所のはずでした。リコは機転をきかせてベニクチナワの気をそらすことに成功しますが、次は自身が標的となってしまいピンチを迎えるのです。そんな絶体絶命の中、人型ロボットが救出に現れて危機を乗り越えるのでした。

リコはロボットを回収し、強力な電気を浴びせて目覚めたロボットに「レグ」と名前を付けます。そしてレグと出会ったことで母・ライザの意思を知ることになり、一緒にアビスの底を目指すことになるのです。

死亡しかけたシーン②ナキカバネの巣に連れていかれそうになる

リコとレグがオースから出てしばらくした後、ナキカバネの巣に連れていかれそうになります。ナキカバネは漫画の第2巻第10~11話で登場する2層の原生生物で、鳥のような姿をしています。翼を広げると10m以上もある大型の生物で、発達した舌を使い獲物の肉や内臓をすすり取って食べます。

2層にたどり着いたリコとレグは遠くから自分たち以外の人の声を聞きますが、よく聞くと声に違和感があったため危険を感じ、警戒して近寄らずに様子を見ていました。2人が聞いた声はナキカバネが真似したものであり、他の探屈家が襲われているのを見て逃げようとしますが、別の個体に襲われます。

レグは腕を発射して攻撃しようとしますが阻止され、レグをかばったリコは捕まって巣につれていかれそうになるのでした。急上昇したことによる負荷でリコは気を失い、ナキカバネのヒナの餌にされそうになりますが、レグに助けられ死を免れました。

死亡しかけたシーン③タマウガチの毒に侵され死にかける

4層でタマウガチの毒に侵された際にも、死にかけています。漫画の第3巻第19話のシーンで、アニメでもインパクトのあるシーンとして話題になりました。タマウガチの正式名は「トガジン」といい、顔にあるボウリングの玉に似た器官が特徴で未来予知能力があるとされています。

全身は猛毒が含まれる大きな針で覆われ、獰猛な性格と俊敏な動きで侵入者を排除しようとします。リコとレグは4層でタマウガチと遭遇し、リコは左手に毒針を受けてしまいました。上に逃げてなんとか逃れたものの、毒と上昇負荷によって瀕死状態になってしまいます。

生き残るためには左腕を折って切断するしかなく、レグが半分まで切断しますが上手くいかず、レグは泣き叫びます。そんな時にナナチが現れ、座薬と水キノコの処置によって命を取り留めました。

腕も縫合され見た目はほぼ元通りになりますが、親指以外には麻痺が残ってしまい、その後はナナチが作った補助道具で動かしています。

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【メイドインアビス】出生時に一度死亡したリコの今後の運命・展開に注目

今回は、人気漫画「メイドインアビス」の主人公の少女・リコの正体や、1度死亡したのに生きている理由について解説しました。リコは死産で出生時に1度死亡しましたが、遺体を遺物「呪い除けの籠」に入れたことで蘇りました。

目にアビスの呪いを受けたリコですが、無事に成長し探屈家見習いとして活動し、母親の手紙を受け取ったことでアビスの底を目指すことになります。

探屈していく中でさまざまな危機に遭遇し何度も死にかけていますが、周囲の助けもあってピンチを乗り越え生き延びています。今後もそんなリコ運命や展開に注目していきましょう。

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