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【キングダム】雷土は拷問で死亡した?!死の真相を解説!

人気漫画作品【キングダム】の登場キャラクター「雷土」。雷土は桓騎軍の中でNo.2的な存在で指揮官としてとても優秀でしたが、作中で壮絶な死を迎えることとなり読者に大きな衝撃を与えました。この記事では、雷土が死亡した経緯や残虐と言われる死亡シーン、最期の姿まで詳しく解説していきます。拷問で死亡したのは本当なのか?!死の真相に迫ります!

キングダムの作品概要

【キングダム】は「週刊ヤングジャンプ」にて2006年9号より連載中の原泰久氏による漫画作品です。コミックス累計部数は70巻をもって1億部を突破。アニメ化・実写映画化もされた大人気作品で、性別・世代を問わず多くの人に支持されている日本を代表する名作です。

中国の春秋戦国時代を舞台にした長編歴史ファンタジーで、 戦国時代好き、幕末好きであれば間違いなく心引かれる作品と言えるでしょう。

キングダムのあらすじ

古代中国の春秋戦国時代末期、戦災孤児の少年・信は親友の漂とともに、いつか天下の大将軍になることを夢みて日々剣術の鍛練に励んでいた。そんな2人にある転機が訪れる。漂が王都の大臣である昌文君によって王宮に召し上げられたのだ。2人は別々の道を歩み始めることになる。

しばらく経ったのち、王宮では王の弟・成蟜によるクーデターが勃発。漂は戦いの最中致命傷を負ったが、命からがら何とか信の元にたどり着く。「お前に頼みたいことがある」血まみれの手に握られていたのは、ある丘に建つ小屋を示す地図だった。

「今すぐそこに行けお前が羽ばたけば、俺もそこにいる…。信!俺を天下に連れて行ってくれ…」と力尽きる漂。漂から託された地図を頼りに訪れた村で、信の目に飛び込んできたのはなんと死んだはずの漂の姿が…。それは漂と瓜二つの少年・政。

この少年こそが、後に中華統一を果たすことになる始皇帝だった。漂は王の影武者として召集されていたのだ。信と政の成長と戦い、そして大将軍への道が幕を開ける…!

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キングダム・雷土とは

【キングダム】に登場するキャラクター「雷土」は、秦国軍の部隊「桓騎軍」のメンバーの1人です。ここでは、雷土のプロフィールやキャラクター像など、基本情報をご紹介します。キングダムには歴史上に実在したキャラクターが多く登場していますが、雷土は史実キャラなのでしょうか?

雷土のプロフィール

名前 雷土(らいど)
所属部隊 桓騎軍 副官
年齢 不明
特徴 巨体・左目周りの入れ墨
性格 粗暴で気性・言葉遣いが荒い
初登場 単行本20巻

雷土のキャラクター像

雷土は桓騎が率いる部隊「桓騎軍」の副官で五千人将。桓騎に惚れ込み従い、唯一桓騎に意見できる人物です。スキンヘッドの巨漢で、左目周りにある輪っかのような刺青が特徴。体つきも相まって、とても怖い見た目をしています。

桓騎軍の中でもその強さと恐ろしさはスバ抜けており、桓騎から絶対的な信頼を寄せられている側近の1人です。気性が荒く喧嘩っ早いですが、見た目に反して冷静に戦況を見極める力を持っています。作中では、桓騎をサポートしながら軍を勝利に導く活躍をみせています。

雷土は実在のキャラ?

【キングダム】は歴史上に起きた出来事に沿ってストーリーが展開されていくため、実在した人物が多く登場しています。しかし雷土は史実に存在しない、【キングダム】のオリジナルキャラクターです。

ちなみに雷土の近い存在で実在のキャラは桓騎。史実には今から約2,200年前の中国戦国時代の将軍に桓齮という人物がいたという記録が残っており、桓騎将軍はこの人物がモデルになっていると言われています。

キングダム・雷土は拷問で死亡した?!

桓騎に惚れ込み、忠実に従っていた雷土でしたが、作中で壮絶な死を迎えることになりました。ここでは、雷土が死亡に至った経緯をご紹介します。雷土死亡のネタバレが含まれるため、まだ読んでいない方や楽しみにされている方はご注意ください。

雷土の死亡をネタバレ

雷土はコミック64巻で、平陽の戦いの最中に敵の扈輒軍に捕らわれてしまいました。桓騎軍の策を見いだせずにいた扈輒は、桓騎の重要人物である雷土から聞き出そうと拷問攻めを行います。何ヵ所も切り付けられるなどの激しい拷問が続き、とうとう雷土は息絶えるのでした…。

雷土が死亡した64巻のあらすじ

紀元前234年 武城・平陽攻略戦。趙王都・邯鄲手前の地である武城・平陽へ進攻する秦軍。圧倒的劣勢で始まった桓騎軍対扈輒軍の戦いは、飛信隊が見事に“死地”影丘を攻略し、停滞した戦局に風穴を開ける。一方、壊滅状態が続く桓騎率いる中央軍では、当の桓騎自身が行方をくらませていた…!!

拷問を受ける雷土

雷土の拷問シーンは読者も目を覆いたくなるような凄まじいものでした。20ヵ所以上も切り刻まれ、そして指を切り落とされ、左腕まで切り落とされます。それでも口を割らない雷土は、足の爪も全て剥がされ、体中に釘を打たれます。

扈輒から「作戦を言えば命は助けてやる」と言われますが、雷土は「作戦は知らない」と決して情報を漏らすことはありませんでした。凄まじい拷問は続き、とうとう命が尽きることになります。

このシーンに読者からは「なぜそこまで桓騎を庇う?」「泣けてくる」「男らしい死に様」など、大きな反響がありました。自分の命より桓騎を優先するという、雷土らしい最期なのかもしれません。

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キングダム・雷土の死亡の事実

拷問シーンでは実際に雷土が死亡する姿は描かれておらず、コミックではなく「週刊ヤングジャンプ」を読み進めていた読者からは、「まだ拷問に耐えているのでは?」「雷土頑張れ」という声も多く挙がっていました。しかし、その予想も虚しく後に雷土死亡の事実を突きつけられることとなります。

雷土の死亡シーン

雷土は命が欲しいか桓騎の作戦を教えるかの二択を迫られ、命を捨てることを選択しました。しかし明確に殺された描写がなく、原作で死体が発見されるまで10話もあったことから、その間に「まだ生きているのでは?」と「いや、あれは死亡確定」という意見が分かれ、ネットを中心に盛り上がっていました。

そしてとうとう桓騎が雷土の死を知ることになります。劣勢だった桓騎軍でしたが、見事に作戦が当たり扈輒軍に勝利。黒桜、摩論、厘玉が桓騎の元に集結し、そこには雷土一家の首が並べられていました。

首が並べられている台中央には箱があり、皆でそれを開けると中にはバラバラに切り刻まれた雷土の姿が…。砂鬼は桓騎に、口を割らせようと拷問されたが、何ひとつしゃべらず生きたままバラバラにされたことを告げます。そして「雷土さんがしゃべっていれば我々は完全に負けてました」と…。

桓騎は首だけになった雷土の頬を触りながら「不細工ヅラがさらに酷くなったなー雷土」「無茶せずに適当に逃げろっつったろーが」「この…」「大馬鹿野郎が」と桓騎らしい言葉で労います。桓騎の静かな怒りと悲しみが垣間見れたシーンでした。

雷土の最後の姿

雷土は拷問を受けながら 、「少しお頭のことがわかったような…」と桓騎の何かに気づいた描写があります。これが生存している雷土の最後の姿となりました。

桓騎と雷土は将軍と副官という間柄です。共に野盗出身という共通点もあり、野盗として生活していた雷土を桓騎が軍に引き入れたのです。雷土は桓騎を尊敬し、桓騎もまた雷土に絶対的な信頼を寄せていました。

そんな一方で、雷土は「自分たちは野盗の集まりで誇りもないし忠義もない」「裏切りは日常茶飯事で、自分が口を割っても文句は言われないし、言われる筋合いもない」ときっぱり言い切っています。親子愛も知らず育ち、桓騎が自分を気遣ってくれることに戸惑っているようにも見えました。

そんな雷土でしたが、拷問で苦しみながらも決して桓騎軍の作戦に関しては口を割りませんでした。雷土は最期を前にして気づいたのではないでしょうか。

自分と桓騎との間には家族の絆、それ以上の絆があるということに。これはただの推測であり、作者の意図は分かりません。雷土の最後の言葉、それは「もう1回だけお頭としゃべりたかったな」でした…。

雷土死後の桓騎の行動

雷土死亡後、桓騎は摩論に「被害者は何人だ?」と問います。この時の桓騎の眼は冷たい怒りで燃えているように見えました。そして10万人と知った桓騎は、扈輒軍の兵士10万人の首を斬首したのです。これが歴史上にも残る、中国戦国時代の秦の将軍・桓齮による「扈輒軍兵10万打首」です。

忠実には雷土は実在しませんが、【キングダム】では雷土の復讐として描かれていました。10万人の首を切っても癒されることがない桓騎の渇き…。雷土への想いが伝わってきます。桓騎のその後ですが、残念ながら扈輒軍との戦いの次の戦い、コミック69巻の宜安攻略の戦場で死んでしまいます。

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壮絶な雷土の死亡シーン

【キングダム】の登場キャラクター「雷土」は、扈輒による壮絶な拷問の末死亡しました。指や腕を切り落とされ、全身を釘で打たれてまでも、絶対に口を割らなかった雷土。最後の最後まで、桓騎への忠誠心を捨てませんでした。悪役寄りのキャラでしたが、ファンが多いのも納得です。

原作では雷土、桓騎とも既に死亡していますが、TVアニメではこれから活躍するキャラクターなのでアニメで振り返ってみるのも面白いでしょう。原作【キングダム】の今後の展開にも注目です!

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