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【進撃の巨人】ハンジの死亡理由は?悲しすぎるハンジの最後を紹介

「進撃の巨人」に登場するハンジは、周囲から変人扱いされるほど巨人研究に熱心な一方、優しく気遣いもできる人気キャラクターです。戦友であるリヴァイとの関係も注目されているハンジですが、作中で悲しい最期を迎えることになります。今回はハンジのプロフィールや死亡理由、悲しすぎる最後のシーンまでご紹介していきます。

進撃の巨人とは

今回ご紹介していくハンジは、人気漫画でアニメ化もされている「進撃の巨人」の登場人物です。まずは「進撃の巨人」がどのような作品なのか、概要やあらすじをチェックしておきましょう。

進撃の巨人の作品概要

「進撃の巨人」は諫山創さん原作の日本の漫画で「このマンガがすごい! 2011」オトコ編1位や「第35回講談社漫画賞少年部門」受賞など数々の賞を受賞している人気作品です。2009年~2021年まで講談社「別冊少年マガジン」で連載し、単行本は全34巻で完結しています。

海外人気も高く全世界累計1億1000万部以上の発行部数を誇り、テレビアニメ化や実写映画化などさまざまなメディアミックス展開をしています。

圧倒的な力を持った巨人と人類の戦いを描いたダークファンタジーで、人間が捕食されたり身体が欠損するなど残酷な描写でも話題になりました。

進撃の巨人のあらすじ

約100年前、突如世界に巨人が現れ、人々を捕食し始めました。人類は自分たちの身を守るため巨大な壁を作り、その中で生活するようになります。

それから100年間、壁の内側に巨人が侵入してくることはなく平和に暮らしていましたが、ある日突然現れた超大型巨人によって壁が破壊され、巨人が侵入してきてしまうのでした。

主人公・エレンの母親も彼の目の前で巨人に捕食されてしまい、エレンは巨人の殲滅を誓い調査兵団に入団することになります。

【進撃の巨人】ハンジとは

「進撃の巨人」にはさまざまなキャラクターが登場しますが、中でも個性的な変人キャラとして人気なのがハンジです。変わっているだけではなく、優しさや実力も兼ね備えているハンジとはどのような人物なのか、プロフィールや性格を見ていきましょう。

ハンジのプロフィール

ハンジは調査兵団に所属しており第4分隊長を務めていましたが、エルヴィン団長が死亡した後に調査兵団第14代団長となっています。中性的な印象で、一人称は「私」です。

長身にポニーテールのスタイルが特徴で、任務中は常にゴーグルを着用しています。またウォール・マリア奪還作戦で負傷して以降は、左目に眼帯を着けています。

巨人研究に熱心で、熱中し過ぎて危うく食べられそうになるなど、周囲からは変人扱いされることも多いです。しかし巨人愛好家なのではなく、理解を深め巨人たちから自由を取り戻すために研究しています。

しかし高い実力の持ち主であり、頭脳明晰で優れた戦闘力も兼ね備え、エルヴィン団長時代には団長が不在の際に調査兵団の指揮を取りまとめることもありました。

名前 ハンジ・ゾエ
誕生日 9月5日
身長 170cm
年齢 不明
体重 60kg

ハンジの性格

巨人研究にのめり込む変人と言われていますが、明るく親しみやすい性格で、優しく気配りも欠かしません。普段は気さくですが、実は怒ると非常に怖く、作中で一番怖いとも言われています。

【進撃の巨人】エルヴィン団長はなぜ死亡した?最期の言葉の意味を考察

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【進撃の巨人】ハンジは死亡する?その経緯とは(ネタバレ)

人気キャラのハンジですが、残念ながら作中で死亡してしまいます。なぜハンジは死亡することになったのか、どの経緯をネタバレを含め見ていきましょう。

死亡経緯①エレンによる地ならしが発動

エレンはパラディ島以外の人間を根絶やしにするため、地ならしを発動します。地ならしとはエレン達が暮らしていた国を囲む3つの壁の中身である硬質化した超大型巨人を始祖の巨人の力で解放し、全てを踏み潰して平らにならすことです。

壁の中の超大型巨人が解放され地ならしを行うことは、大量虐殺を意味します。ハンジやアルミン・ミカサたちはエレンの計画を阻止する決意をしますが、エレンを説得するために使用する飛行艇はすぐに飛べる状態ではありません。

飛行艇が飛び立つには整備と修理、燃料補給の時間が必要でしたが、地ならしは飛行艇のあるオディハに着実に迫ってきていました。

死亡経緯②地ならしの巨人の足止めに立ち向かう

このままでは飛行艇も仲間たちも踏みつぶされてしまう恐れがあり、飛行艇を飛ばすために誰かが迫りくる大量の巨人たちを足止めしなければいけないという状況でした。

そこでアルミンやライナーが巨人となって足止めすると口にしますが、飛行艇が飛んだ後もエレンと戦わなければならないため、ハンジは「巨人の力はもう一切消耗させるわけにはいかない」と言い、自らが団長として時間稼ぎをするという判断を下します。

そしてアルミンを次の団長に指名し、ハンジは地ならしの巨人の足止めに一人で立ち向かうのでした。

死亡経緯③炎に包まれながら巨人を足止め

一人で大量の超大型巨人に立ち向かうことを決めたハンジは、まず雷槍を巨人のうなじに打ち込んで倒していきます。雷槍の数は限られているため、使い切った後はブレードで直接首を切りつけて倒していきました。

しかし超大型巨人は非常に高温の蒸気を発しており、近付いて直接切りつけると自分が燃えてしまいます。ハンジは炎に包まれながらも巨人を足止めし、アルミンたちが乗る飛行艇が飛び立ったところで力尽き、地上に落ちていくのでした。

ハンジが目を覚ますと巨人の足跡の真ん中に寝転がっており「飛行艇は!?」と言うと、死んだはずのエルヴィン元団長がそこにはおり、飛行艇が無事に飛び立ったことを伝えます。

ハンジの周りにはこれまでの戦いで命を落とした仲間たちがいて、ずっとハンジのそばにいたモブリットが手を差し伸べました。エルヴィンがハンジに「お前は役目を果たした」と言ったことからも、残念ながらハンジが死亡したのは間違いないでしょう。

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【進撃の巨人】ハンジとリヴァイとの関係と最期の言葉

ハンジとリヴァイは調査兵団結成当初から在籍している戦友で、お互いをよく理解している良い関係です。実はハンジがリヴァイにプロポーズしていたという話がありますが、本当なのでしょうか。

またハンジが大量の超大型巨人の群れに飛び込む前、リヴァイと最期のやりとりをしていました。ここではハンジとリヴァイとの関係と2人が最期に交わした言葉、そしてハンジが最期に口にした言葉をご紹介します。

ハンジはリヴァイにプロポーズしていた?

ハンジがリヴァイにプロポーズしていたという話がありますが、本当にプロポーズをしたわけではなく、プロポーズしたかのようなシーンがあったということです。このシーンは原作31巻の第126話で、リヴァイはジークが引き起こした爆発で瀕死の重傷を負っていました。

森の中でリヴァイと2人きりだったハンジは「いっそ二人でここで暮らそうか、ねぇ、リヴァイ」とプロポーズのような言葉を口にするのです。しかしこれは恋愛要素がある一言というより、絶望的な状況の中で精神的に追い詰められたハンジが弱音を口にしてしまったということでしょう。

ハンジとリヴァイの最後の会話

ハンジは決死の覚悟で巨人たちの中に飛び込む直前、リヴァイに「クソメガネ」と呼び止められます。この時リヴァイはジークとの戦いで重傷を負い自分の足で歩くこともままならない状態でしたが、ハンジとの最後を予感し自分の足で立ってハンジの元に向かったのでした。

リヴァイに呼び止められたハンジが「今 最高にかっこつけたい気分なんだよ」「このまま行かせてくれ」と言うと、リヴァイはハンジの胸に拳を当て「心臓を捧げよ」と一言だけ口にします。この一言に対して軽口を叩きながら、決意を固めたハンジは飛び立つのでした。

ハンジが最期に呟いた言葉

巨人の群れに飛び込む際、巨人を見下ろしながら「やっぱり巨人って素晴らしいな」と呟きます。これが、ハンジが最後に呟いた言葉となりました。そして飛行艇のある格納庫に到達しそうな巨人を真っ先に倒し、仲間たちのために一人で時間稼ぎをするのでした。

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【進撃の巨人】ハンジの死亡シーンは何話?

ハンジといえば巨人の研究に熱心な変人キャラというイメージですが、頭が良く戦闘能力にも優れていました。元団長だったエルヴィンから団長を引き継ぎ、重責を感じながらも調査兵団を率いまとめ上げていました。

最後は仲間たちを守るために自ら巨人の群れに飛び込んで死亡してしまいましたが、死亡シーンは何話で描かれているのでしょうか。

原作の死亡シーン

原作での死亡シーンは、33巻の第132話「自由の翼」で描かれています。エレンによる地ならしを止めるためにはエレンを説得しなければなりませんが、巨人の群れの中心で指示をしている彼に近付くためには飛行艇が必要でした。

その飛行艇はエレン側のフロックによって燃料タンクに穴を開けられてしまい、飛び立つための修理に時間がかかってしまいます。巨人が迫る中、巨人を足止めして飛行艇が飛び立つ時間を稼ぐために一人で飛び込み、最期は炎に包まれながら地上に落下して命を落とすのでした。

アニメの死亡シーン

アニメ版では「進撃の巨人 The Final Season完結編(前編)」88話で死亡シーンが描かれました。アニメでは飛行艇に迫る巨人をハンジが倒し、飛行艇を飛ばすために少しでも足止めしなければならないというギリギリの状態が圧巻の演出で描かれています。

必死に守ろうとするハンジのアニメ版のラストシーンに涙するファンも多く、原作とはまた違った演出が見どころとなっています。

【進撃の巨人】悲しい最期を遂げるハンジの活躍を読んでみよう

今回は「進撃の巨人」に登場するハンジのプロフィールや死亡シーン、リヴァイとの関係についてご紹介しました。ハンジは優れた戦闘力や頭脳に加え、巨人の研究を熱心に行うことで大活躍し、調査兵団の団長も務めていました。

しかしエレンの地ならしが発動して絶体絶命の危機に陥る中、ハンジは巨人を足止めして時間稼ぎをするために自らを犠牲にし、悲しい最期を迎えることになります。最後は仲間たちのために命を落とした強く優しいハンジの活躍を、ぜひ原作漫画やアニメでチェックしてみてください。

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