無職転生は、主人公ルーデウスと家族の絆以外にも、魅力的なヒロインとの恋模様も描かれている作品です。今回は、無職転生に登場するヒロインの1人であるロキシーとルーデウスの結婚について紹介します。他のヒロインとの修羅場についても合わせて見ていきましょう。
目次
【無職転生】ロキシーとは
ロキシーは、無職転生に登場しているヒロインの1人です。他の2人のヒロインよりも先に登場しています。作中の序盤は、ルーデウスにとっては大切な師匠、ロキシーは大切な弟子という関係でした。
ロキシーのプロフィール
名前 | ロキシー・ミグルディア |
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愛称 | ロキシー |
年齢 | 37歳(ルーデウスと初めて会った時) |
出身地 | 魔大陸 |
種族 | ミグルド族(魔族) |
職業 | 魔術師、冒険者、家庭教師 |
階級 | 水聖級魔術師(初登場時) |
ロキシーの見た目
ロキシーの見た目は14歳程度に見えますが、ルーデウスと初めて会った時には37歳でした。ロキシーは、長命な種族のミグルド族で、大人になってからも見た目があまり変わりません。見た目の幼さから、見くびられることも多いようです。
ロキシーの人物像
ロキシーは、とても真面目で礼儀正しい性格で、年下のルーデウスにも敬語で話しています。ルーデウスの家庭教師をしていた頃には、既に水聖級魔術師でとても優秀な魔術師でした。
ですが、勤勉な一面に反してドジっぽい面も見せていました。ルーデウスの母ゼニスが大切に、育てている木を倒してしまったこともあります。
魔大陸のミグルド族で優しい両親の元に生まれました。ですが、ロキシーは、ミグルド族にしか使えない念話を使えないことで、孤独な幼少期を送っています。そのため、ロキシーはミグルド族の里にあまり帰りたく無いようですが、両親はロキシーが帰ってくるのを心待ちにしているようです。
【無職転生】ロキシーはルーデウスと結婚する?
無職転生の漫画やアニメを見ている方は、ロキシーとルーデウスの結婚に驚いた方も多いでしょう。ここからは、ロキシーと主人公のルーデウスが結婚するまでの経緯と書籍小説のどこで結婚するのかを紹介します。
ルーデウスとは
ルーデウスは、無職転生の主人公で、前世は引きこもりで無職の男性でした。前世での記憶を引き継いだまま、異世界に転生することになります。前世での失敗を活かして現世では、家族とも良好な関係を築くために行動していました。
魔術の能力が高く、3歳で無詠唱で魔法を発動しています。父の影響で剣術も教えられていたが、合わない方法で教えられていたため、才能には恵まれませんでした。毎日のトレーニングや学ぶことを怠らない努力家な性格です。
ロキシーとルーデウスの結婚までの経緯
ロキシーはルーデウスに出会う前は、大学に通っており卒業後に職を求めて、冒険者になります。その後ルーデウスが3歳の頃に、グレイラット家にルーデウスの魔術の家庭教師として、ロキシーがやって来ました。
ロキシーと出会った時に、既にルーデウスは魔法に対する能力が高く、既に無詠唱で魔法を使うことができました。この世界では、詠唱して魔法を発動することが一般的なため、ルーデウスの能力の高さが明らかになります。
能力が高いため教えることがないことに、ロキシーは頭を抱えていました。ですが、ルーデウスは、過去のトラウマを乗り越えるために背中を押してくれたロキシーのことを、とても慕っています。最後の卒業試験を終えて、ロキシーは新たな地へ旅立ちました。
その後ルーデウスはエリスの家庭教師になり、グレイラット家のあるフィットア領を大規模な災害が襲い家族は離れ離れになってしまいました。ロキシーは、災害のことを聞きつけてグレイラット家の無事を確認するために、パウロの冒険者時代のメンバーと共に捜索の旅に出ることにします。
ルーデウスの母を探すために、ロキシーとパーティーメンバーは、転移の迷宮に向かいました。そこでパウロと出会い、一緒に転移の迷宮の中を捜索します。ですが、ロキシーはトラップにかかって1人孤立してしまいました。
パーティーから孤立して1ヶ月ほど経った頃に、ロキシーのピンチを駆けつけたルーデウスが救い、2人は約10年ぶりの再会を果たしました。恋愛経験のないロキシーは、運命的な再会によってルーデウスに一目惚れします。
ですが、ルーデウスはこの時にはシルフィと結婚していました。そのため、ロキシーは身を引くことを決めますが、シルフィの同意のもと2人は結婚することになります。ルーデウスの妹ノルンは反対していましたが、シルフィはロキシーを家族として受け入れました。
ロキシーとルーデウスの結婚は何話?
ロキシーとルーデウスは、書籍小説の12巻3話「迷宮入り」で、約10年ぶりの再会を果たしました。ロキシーはルーデウスのことを、弟のように可愛がっていたので、家庭教師をしていた頃には恋愛感情はなく、良い師弟関係だったと言えます。
ダンジョンでの素敵な出会いに憧れていたロキシーは、ピンチを救ってくれた成長したルーデウスに一目惚れをしました。書籍小説の12巻12話「帰ろう」でルーデウスとロキシーは、結婚することを決めてルーデウスの家に帰ります。ちなみに、結婚した時点でロキシーは50歳、ルーデウスは16歳です。
【無職転生】ロキシーはルーデウスの子供を出産する?
書籍小説では、ルーデウスとヒロインの間に生まれた子供達が登場しています。ここからは、ロキシーとルーデウスの子供と、書籍小説のどこでロキシーが出産するのかを紹介します。
二人の女の子を出産
ロキシーはルーデウスが結婚した後に、2人の女の子を出産します。1人目の間の子供は、「ララ・グレイラット」と名付けられました。クレイラット家には、既にシルフィとルーデウスの間の子供が1人いるため、ララは次女になります。ララは髪の毛も青色でロキシーにそっくりです。
そして、ロキシーが使えなかったミグルド族が使える念話を使うことができます。この念話を使うことで、転移災害によって会話をすることができなくなってしまったルーデウスの母ゼニスとの会話をすることができるようになりました。
ルーデウス達が倒したヒトガミが80年後に復活すると言われており、ララはヒトガミを殺す救世主になると言われています。その後の話は不明ですが、世界を救うためにララが重要な人物になることは間違い無いでしょう。
2人目の子供は「リリ・グレイラット」と名付けられました。リリが生まれた時点では、既に4人の子供がいて、グレイラット家では三女になります。6人目の子供でエリスとルーデウスとの間に生まれたクリスティーナとは同い年です。
リリと同じようにララも、見た目はロキシーにそっくりです。リリはロキシーと同様に、念話を使うことができません。明るく好奇心旺盛で、活発な性格の女の子です。
リリより先に生まれたグレイラット家の4人の子供は、アスラ王立学校に通っていました。ですが、リリは進学せずに魔法道具の開発や修理に関わる仕事をしています。
ロキシーの出産は何話になる?
ロキシーとルーデウスが結婚したのは、書籍小説の12巻です。結婚した時は、ロキシーが50歳でルーデウスは16歳でした。書籍小説の14巻でロキシーの妊娠が発覚します。
その後ロキシーは、書籍小説の18巻のWeb小説では261話でララ・グレイラットを出産しました。結婚してから約3年後に出産したため、出産時はロキシー53歳でルーデウスは19歳です。
【無職転生】ロキシーと1番目の妻・シルフィに修羅場はある?
ルーデウスは、シルフィと学生の時に結婚していました。ルーデウスがロキシーと再会した「転移の迷宮」に向かう頃には、シルフィは妊娠しています。シルフィが激怒して修羅場になることも考えられる状況です。ここからは、1番目の妻であるシルフィとロキシーとの間に修羅場があるのかを見ていきましょう。
ノルンは反対するがシルフィは結婚を認める
ロキシーと結婚を決めた時に、ルーデウスはシルフィと結婚していました。この世界では、一夫多妻が認められており、妻が何人もいることは珍しいことではありません。ですが、ルーデウスの母ゼニスがミリス教徒で、その娘のノルンもミリス教徒を信仰しています。
ミリス教徒は、1人を愛すことを教えとしており、一夫多妻を良く思っていません。シルフィにロキシーとの結婚を告げた時に、シルフィは妊娠しており、困惑した様子で取り乱すことはありませんでした。
シルフィよりも2人目の妻を迎えることに反対したのは、ルーデウスの妹のノルンです。妊娠中のシルフィを近くで支えながら、兄ルーデウス、父パウロ、母ゼニスの帰りを待っていました。帰って来たルーデウスは左手を失い、パウロは死亡し、ゼニスは廃人状態になってしまっていたのです。
そんな中でミリス教徒であるノルンの元に、2番目の妻としてロキシーが現れたことで、ロキシーに怒りの矛先が向きました。シルフィがノルンのことを注意し、別の女を連れてくるのは時間の問題だと思っていたと語ります。シルフィの懐の深さにより、ロキシーは妻として認められました。
【無職転生】ロキシーはルーデウスと結婚し2人の子供を出産
今回は、ロキシーの結婚と出産について詳しく解説しました。無職転生の蛇足編では、ロキシーとルーデウスの子供であるララとリリも登場します。2人の娘の今後の活躍にも注目しましょう。