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【メイドインアビス】「プルシュカがこぼれちゃう」のセリフの意味とは?

今回は、メイドインアビスに登場する「プルシュカがこぼれちゃう」のセリフの意味について紹介します。また、プルシュカの父とされているボンドルドの真の目的にも迫っていきましょう。本記事は、劇場版メイドインアビスのネタバレを含みますので、ご覧になっていない方はご注意ください。

メイドインアビスとは

メイドインアビスは、絵柄の可愛らしさに反した衝撃的なエピソードが多い作品です。劇場版アニメ「メイドインアビス 深き魂の黎明」は、R15に設定されています。ここからは、メイドインアビスの概要やあらすじについて見ていきましょう。

メイドインアビスの概要

メイドインアビスは、「WEBコミックガンマ」で連載中の作品です。つくしあきひと先生によって不定期更新されています。現在は、原作漫画が12巻まで発売されており、完結していません。

2017年にテレビアニメ版の第1期が放送され、2020年に劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」が公開されました。2022年には、テレビアニメ版の第2期が放送されており、続編が期待される作品です。

メイドインアビスのあらすじ

メイドインアビスの舞台となるのは、世界に唯一残された最後の秘境「アビス」です。アビスは、とても深い奈落の縦穴になっており、その中には、地上では見られない植物が育ち、様々な生物たちが生活しています。

そして、アビスの中には、大昔に作られた「遺物」と呼ばれる貴重な宝が多く眠っています。不思議な魅力を持つアビスの中に潜り、遺物を採掘し、冒険する人々のことを探窟家と呼ぶようになりました。

やがて、アビスの淵には、オースと呼ばれる街が生まれました。物語の主人公は、オースの孤児院で暮らすリコです。リコの母は、探窟家の中で最も位の高い「白笛」で、探窟家の憧れのような存在でした。

多くの探窟家たちが、アビスに見せられて、奈落の底への冒険を続けています。まるで人間の侵入を拒んでいるかのように、アビスは深層に行けば行くほど過酷な環境になって待ち構えているのです。さらに、アビス内で上に戻ると、「アビスの呪い」と呼ばれる上昇負荷がかかります。

リコもいつか立派な探窟家になり、アビスの奈落に眠る遺物を見る日を夢見ていました。探窟家の見習いであるリコは、ある日アビスで機械仕掛けの少年に出会います。さらに、母の白笛と共に「奈落の底で待つ」というメモが見つかりました。

母の生死を確かめるために、リコはアビスに挑むことにしました。果たして、メモを書いて奈落で待っているのは誰なのでしょう。好奇心旺盛な少女リコと機械仕掛けの少年レグの冒険が始まりました。

メイドインアビスのプルシュカとは

メイドインアビスには、個性豊かなキャラクターが多く登場します。ここからは、メイドインアビスに登場するキャラクター「プルシュカ」について見ていきましょう。

プルシュカのプロフィール

名前プルシュカ
年齢リコと同じくらい(12歳)
出身深界第5層前線基地(イドフロント)

プルシュカは、ボンドルドの部下と不思議な生き物のメイニャと深界第5層前線基地(イドフロント)に住んでいました。深界第5層のイドフロントに拠点を構えている白笛の「黎明卿(れいめいきょう)」の二つ名を持つ、ボンドルドのことをパパと呼んでいます。

プルシュカの見た目は、癖毛な髪の毛と帽子がチャームポイントです。活発な性格で、リコたちにも積極的に話しかけています。イドフロントで生まれ育ったため、外の世界を知りません。いつかリコたちと共に、アビスの冒険に行きたいと願っています。

実の父ではないボンドルドをパパと呼ぶ

プルシュカは、幼児の時にボンドルドと出会いました。ボンドルドは、幼児に「プルシュカ」と名前をつけて、親子のようにイドフロントで共に生活をしています。プルシュカの名前の由来は、「夜明けの花」です。

血縁関係は無く実の父ではありませんが、プルシュカはボンドルドのことを慕っており「パパ」と呼んでいます。10歳の誕生日のお祝いとして、ボンドルドからプルシュカへ「メイニャ」というお友達が送られました。

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「プルシュカがこぼれちゃう」のセリフの意味を探る

メイドインアビスでは、様々な名言や印象深いシーンが描かれます。ここからは、メイドインアビスに登場する「プルシュカがこぼれちゃう」のセリフの意味やシーンについて見ていきましょう。

「プルシュカがこぼれちゃう」の意味とは?

プルシュカは、ボンドルドが戦闘に用いるカートリッジにされてしまいました。カートリッジを装備することで、アビスの呪いと呼ばれる上昇負荷を無効にすることができます。カートリッジは、生きた人間を解体して、必要な脳と臓器の一部を詰めた箱状のものです。

ボンドルドとのリコたちの戦闘の末、プルシュカが材料となったカートリッジが使い捨てられました。そのカートリッジから、液体が漏れ出すのを見て、リコが「プルシュカがこぼれちゃう」と言ったのです。

プルシュカは、脳とわずかな臓器だけになっても、リコたちと冒険に出るのを夢見ていました。自らの意思でカートリッジの箱から出ようとしていたのです。カートリッジにされてしまい、身体は解体されてしまったため、プルシュカはそのうち死んでしまいます。

プルシュカが死んでしまうと考えたリコは、溢れ出る液体を必死に止めました。ですが、液体は全て外に溢れ出てしまい、白い結晶となったのです。

「プルシュカがこぼれちゃう」のSNSでの評判は?

死にゆくプルシュカから溢れ出る液体を、リコが必死に抑えようとするシーンが印象に残っている方も多いようです。リコだからこそ思いつく言い回しに、大人では考え付かないという意見もありました。そして、プルシュカをカートリッジにするまでの過程が悲しすぎるという意見もあります。

また、「プルシュカがこぼれちゃう」のセリフは劇場版で描かれています。4DXで劇場版を視聴すると、このシーンの演出で水が出てきました。リアルな演出に、「怖い」という意見もあります。

「プルシュカがこぼれちゃう」のセリフは何話登場する?

「プルシュカがこぼれちゃう」のセリフは、原作漫画版の5巻36話から37話で描かれます。テレビアニメ版では、このセリフは登場しません。劇場版の「メイドインアビス深き魂の黎明」で深界第5層のイドフロントについてのストーリーを見ることができます。

アニメでメイドインアビスを原作版に沿ったストーリーで見たい方は、テレビアニメ版1期を見てから、劇場版「メイドインアビス深き魂の黎明」を視聴するのが良いでしょう。

プルシュカが解体されたのはなぜ?

プルシュカが、生きたまま解体されたのには理由がありました。それは、ボンドルドが使っている上昇負荷を無効にすることのできるカートリッジの材料として使うためです。カートリッジとなった人間に上昇負荷を肩代わりさせることで、装備している人間には上昇負荷がかかりません。

生きた人間でないとカートリッジとして機能しないため、生きたまま解体を行うのです。そして、数日間生きるのに必要な脳と臓器の一部を骨格の代わりに箱に入れたカートリッジが作成されます。このようにして、プルシュカはカートリッジになりました。

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プルシュカの最後を解説

プルシュカは、カートリッジにされた段階では、数日分生きるための脳や臓器は、残されているため死亡していません。ですが、身体を解体されカートリッジにされた段階で、ほぼ死亡が確定したとも言えるでしょう。ここからは、ボンドルドの目的について見ていきましょう。

ボンドルドの真の目的

ボンドルドは、探窟家の枷となる上昇負荷を無効化する方法を探していました。孤児たちを利用して上昇負荷を無効化する方法を思いついたのです。実験の中で、上昇負荷を人間に肩代わりさせるという非人道的な方法を実行するようになりました。

ボンドルドが行った実験で多くの孤児たちが命を落としてきました。深界4層で出会うナナチとミーティは、慣れ果てになってしまいましたが、上昇負荷の実験から生還しています。

今まで大切に育ててきたプルシュカもカートリッジにした理由については、ボンドルドの口から語られていません。ボンドルドは、上昇負荷を押し付ける側と押し付けられる側の関係によって、上昇負荷に対する耐性が変わると考えています。

仲の良いナナチとミーティを大勢の孤児の中で、最後に実験していました。ナナチとミーティに起きたことを再現するために、プルシュカのことを引き取り大切に育てて、最後に利用したのでしょう。

プルシュカは死亡し白笛になった?!

ボンドルドに引き取られて大切に育てられたプルシュカですが、最後は身体を解体されカートリッジとして使い捨てられてしまいました。カートリッジから溢れる液体をリコは必死に止めようとします。ですが、液体は全て外に溢れ出てしまい、白い結晶のような石が出てきました。

プルシュカは、命を響く石と呼ばれる石になったのです。命を響く石は、ユアワースとも呼ばれ、白笛の元となる姿であることが明らかになりました。つまり、白笛の材料は、人間だったのです。リコと共に冒険に出たいというプルシュカの願いが形になったのでしょう。

「プルシュカがこぼれちゃう」のシーンは衝撃的!


今回は、メイドインアビスでリコが言ったセリフ「プルシュカがこぼれちゃう」について紹介しました。視聴者にとっても衝撃的なエピソードであったことは間違い無いでしょう。

プルシュカは、リコの白笛となり、一緒に旅をすることになりました。メイドインアビスの原作漫画は完結していないため、これからもリコたちの冒険を見ることができます。メイドインアビスをまだ見ていない方は、ぜひご覧になってください。

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