週刊少年ジャンプで連載されている呪術廻戦ですが、折本里香という登場人物は特級過呪怨霊として特級呪術師である乙骨憂太に憑りついています。なぜ特級と称されることになってしまったのか、そして実際に怨霊として憑りついているのは本当なのかなど、徹底解説していきます。
目次
【呪術廻戦】折本里香とは
憂太!!!!憂太っあ!!!!
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劇場映画となった「呪術廻戦0」において、折本里香という登場人物がキーパーソンになっていました。まずは、折本里香がどんな人物であるのかを解説していきましょう。
折本里香のプロフィール
- 名前:折本里香
- 年齢:享年11歳
- 誕生日:不明
- 身長:不明
- 出身地:宮城県
- 大好きな物:乙骨憂太
- 大嫌いな物:祖母の作った茄子の煮びたし
- 血液型:不明
生前の折本里香はどんな少女だった?
002 折本里香#100日チャレンジ pic.twitter.com/27Vqad0hCT
— おぱびにあらびょ (@opabiniachu) February 5, 2023
生前の生い立ちをたどっていくと、5歳のころに原因の分からない急死という形で母親を亡くし、更に小学校の入学直前に父親との登山をする中で父親が失踪、避難小屋で折本里香のみが助かっていました。
その後に検査入院として病院に入院している中、同じ病院に入院していた乙骨と初めての邂逅を果たします。乙骨が呪術師になる前から折本里香との交流はあり、当時から乙骨には非常に大きな好意を持っていました。
父親の登山における失踪後は父方の祖母の家に預けられたのですが、自分の息子とその嫁を里香によって殺害されたと思われており、歓迎される事が無かったのです。
プロフィールで祖母の作った茄子の煮びたしを嫌いな物として挙げているのも、そういった歓迎されない環境であったからであると考察されています。
このほかにも、乙骨以外の人間、特に年上の男性を生理的に毛嫌いしている部分もあったようで、如何に乙骨が折本里香にとって特別な存在であったかがよく分かるでしょう。
【呪術廻戦】折本里香が特級過呪怨霊になってしまった理由
呪術廻戦0巻映画化決定!????
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作中の特級という分類がされる存在は、例えば主人公の虎杖の中に居る両面宿儺、特級呪霊扱いの真人や花御といったような圧倒的な実力を持つ者ばかりですし、呪術師でも最強と目される五条悟などが該当します。
愛する乙骨憂太の目の前で交通事故に
折本里香が特級過呪怨霊となってしまったまず最初の要因は、乙骨の目の前で交通事故に遭ってしまった事からです小学校の時点で乙骨に対して強い好意を寄せており、結婚指輪まで渡すほどに将来を誓い合っている中でした。そんな中、不慮の交通事故で頭を潰されてしまい、享年11歳で亡くなってしまったのです。
想いが強過ぎて呪霊ではなく特級過呪怨霊に
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そこで普通に亡くなってしまうのではなく、折本里香の乙骨に対する想いがあまりにも強かったがために、普通の呪霊ではなく、特級過呪怨霊となります。
元々過呪怨霊という存在は、特定の個人に対しての執着がありその個人に対しての加害などを条件として表に現れる呪霊を指すものです。折本里香もその例外では無かったのですが、違ったのは無尽蔵の呪力です。
あまりにも呪霊としての桁が違っていたがために特級という認定がなされ、完全に暴走すれば町1つを完全に消滅させてしまうほどの力を秘めています。
そんな危険性があるために、呪術界での秘匿指定が決定してしまうのですが、ここで現代最強の呪術師である五条悟が間に入って呪術高専への入学、という流れになりました。
【呪術廻戦】折本里香の強さ・性格
高校卒業し、職業が決まって家に帰って描いた、呪術廻戦0巻の絵( ͡° ͜ʖ ͡°)#呪術廻戦0巻 #イラスト#乙骨憂太 #祈本里香#過去の絵をふりかえる#絵を描き続けるぞ#絵描きさんと繋がりたい pic.twitter.com/Tm95b3H9OD
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既に述べている通り、呪術廻戦の世界の中で特級に位置付けられている存在は、呪術師であっても、呪霊であっても、呪詛師であっても、等しく次元の違う出力や強さを有しています。そんな中、折本里香も特級過呪怨霊として認定されています。
呪霊としての強さ
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まず呪霊としての強さについてですが「呪いの女王」と呼ばれています。先にご紹介した通り、元々過呪怨霊が一個人に対する執着から生まれ出るものであり、折本里香はその想いの強さから特級認定されます。
底なしの呪力を発揮するとされており、タッグとなった乙骨と同じ特級呪術師である夏油傑を相手にして互角に渡り合っているところからも、非常に高い戦闘力や出力の強さをうかがわせます。
単に呪力が強いというだけではなく、狗巻の呪言を完全に模倣して広範囲に発揮するといったような離れ業も披露していました。
先に挙げた呪いの女王というのは、対峙した特級呪術師である夏油傑の口から述べられたものです。呪霊においては主人公の虎杖の中に居る両面宿儺が「呪いの王」と呼ばれていましたが、それと対を成すような呼称がされています。
ファンブックにおいては、完全覚醒した折本里香と全盛期の両面宿儺とを比べると、宿儺の方が強いと明言されています。その為比肩しうる存在とは言いにくいですが、それでも作中での活躍から桁違いの呪霊であることは明らかです。
凶暴な性格に
Kiritsu! Rei! Lock on! Hello, this is Okkotsu Yuta a new student of Class 3E, ready to join classes along with missions pic.twitter.com/XQRvK1ilNZ
— Sagiri 🚬🔗🔞⛓️ (@SorceressSagiri) February 9, 2023
交通事故の後に特級過呪怨霊となってしまった折本里香は、それまでの可愛らしい少女としての姿から一変して禍々しい呪霊として乙骨に憑りつきます。
元々乙骨以外の人間を嫌っているところがありましたが、過呪怨霊となったことから乙骨に対して危害を加えるものに対しては容赦なく苛烈な攻撃を加える、凶暴な性格へと変容しています。
その姿を最初に描かれたのが、学校で乙骨をいじめていた生徒たちを全員ロッカーに押し込んでしまうというものです。死亡するまでには至らなかったものの、全員に重傷を負わせています。
加えて、呪術廻戦0における最終的な決戦である夏油との直接対決では、力及ばず倒れてしまった禪院真希や狗巻、パンダなどへの乙骨の反転術式での回復を妨げようとする描写も見られています。
五条悟でも解呪できない?
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公開を記念して
本編カットを大解放!!グットルッキングガイ五条悟先生を
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過呪怨霊であるとしても、呪霊であれば呪術師の手によって祓うという方法が取れます。事実、作中でも呪術師たちの手によって様々な呪霊を術式によって祓う姿が描写されています。
折本里香も特級であるということから、祓うのを考えた場合には相当の手練れが必要と分かりますが、そこでまず真っ先に挙げられるのが五条悟でしょう。
乙骨も含めた4人しかいない特級術師であり、現代最強とまで謳われている五条ですが、小学校の呪霊を祓うために乙骨と禪院真希が出動し、折本里香を完全顕現させたのを上層部から叱責されていました。
その際「そうなりゃ命懸けで止めましたよ」というセリフを発していました。これはすなわち、五条悟ほどの実力者でも命がけで行わなければ祓えないとされるほどに強大であるという証拠になります。
【呪術廻戦】折本里香の最後は?
完成‼てかこれで勘弁ですニャーン😸💦#鉛筆画 #イラスト #模写 #呪術廻戦0 #祈本里香 pic.twitter.com/8Qw5G6qUaj
— 🇵🇸星の🌟み~み🐾🌈👼🐈👼雪組❄ (@neko_no_mi_mi) January 5, 2023
乙骨に過呪怨霊として憑りついてから、特級の名前を冠するにふさわしい圧倒的な実力を発揮していた折本里香でしたが、夏油傑による百鬼夜行、および直接対決によって最後を迎える事となります。
実は乙骨憂太が里香に呪いをかけていた
解呪 / 乙骨憂太#呪術廻戦ファンアート pic.twitter.com/fT9x1wygGT
— 紫音 (@Sion_04_20) May 7, 2022
乙骨、里香が夏油と対峙する中で、乙骨の側から自らの命を懸ける事で呪力の制限を解除し、夏油の特級呪霊、および極の番を打ち破りました。
その後、これまでの呪霊としての形が崩れ、死亡する前の里香が現れます。ここで折本里香が乙骨を呪っていたのではなく、乙骨の方から里香との別れが受け入れられず呪っていたことが判明します。
乙骨の血筋をたどっていくと、両親や家庭こそ普通のものですが日本三大怨霊である菅原道真の子孫であり、五条悟とも非常に遠い親戚であると発覚します。すなわち里香がこれほど強大な特級過呪怨霊となったのも、乙骨の力が影響していたという訳です。
乙骨優太が呪いを解く
解呪したけどやっぱり乙骨と一緒なんかな?今出てきとる乙骨の連れとる里香ちゃんは里香ちゃんなのか気になる。 pic.twitter.com/x266O4p6hO
— idaten1723 (@yanaparaSan) December 27, 2021
乙骨が最終決戦後に自分の方から里香を呪ってしまい、自分のせいでたくさんの人たちを傷つけてしまったと自らを責めますが、決戦の中で制限の解除、つまり里香にかけていた呪いを解いたことによって里香も成仏する運びとなりました。
【呪術廻戦】折本里香は成仏したの?
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乙骨が実質的な主人公として動いていた呪術廻戦0の中であれだけ猛威を振るっていた折本里香ですが、最終的に解呪という形で成仏はしたものの、虎杖たちの活躍している現代編においては完全に成仏したとは言えない行動が見られます。
解呪されたはずなのに再登場
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渋谷事変において虎杖たちの前に現れた乙骨は、解呪したはずの「リカちゃん」を従えて再登場します。肉体としては非力と乙骨本人は語っていますが、それでも五条悟を上回るほどの圧倒的な呪力量を誇ります。
そんな莫大な呪力によって肉体を強化し、凄まじい身体能力によって外的を圧倒する実力は、里香を一度解呪し4級術師になってからすぐに特級に舞い戻った乙骨の実力の高さをうかがわせます。
里香とリカの違いは?
「廻戦基準の乙骨憂太が解呪したはずの里香と純愛してる」っていう0巻の表紙がすでに伏線だったのか pic.twitter.com/qS9C02Ub4H
— グググ (@Chaliceveil) February 3, 2021
呼び方が本来の漢字の名前とカタカナで違っていますが、里香が折本里香本人を呪っていたのに対し、リカの方は里香本人が残した外付けの術式であり、呪力の備蓄となっています。
戦闘面では乙骨のサポートなどを行い、里香の遺品である指輪を通じてリカと接続した際には完全顕現が可能となり、乙骨本来の術式の開放や呪力供給を可能とします。
【呪術廻戦】折本里香は怖いけれど悲しく可哀想な少女
#呪術本誌 #呪術廻戦
前に少し言いましたが左サイド敵、右サイド味方、夏油が上を指してい?ため下から順に起きるとすれば、既に夏油VS乙骨は0で終わり。次に逆さまの伏黒(受肉した宿儺)VS五条になるでしょう。千年前?の十種影法術VS六眼の現代版になってしまえば相打ちで2人とも死にます。⬇ pic.twitter.com/JkvpblA0af— ヒロル🍀🌟 (@strongest_ekaki) February 7, 2023
乙骨が主人公となった時間軸では非常に凶暴且つ乙骨に対しての異常といえるほどの執着を見せていた折本里香ですが、実際には呪いをはじめとした様々な事情に振り回された少女でした。
もしも本編の内容、および乙骨憂太と折本里香の物語の詳細が気になったのであれば、是非とも本誌および呪術廻戦0巻を読んでみてください。