鬼滅の刃では、鬼たちと鬼殺隊たちとの戦いが描かれています。鬼たちの過去なども描かれましたが、鬼の頭領である鬼舞辻無惨は青い彼岸花を求めていました。実際に青い彼岸花は作中に登場するのでしょうか?本記事では青い彼岸花の所在などについて詳しく解説します。
目次
【鬼滅の刃】青い彼岸花とは
【#鬼滅の刃】
👹6月3日は鬼舞辻無惨の日🍷鬼の始祖であり炭治郎たち鬼殺隊の宿敵💥
無惨の血によって鬼化する全ての
人喰い鬼を統べる首領、鬼舞辻無惨！#6月3日は無惨の日 #6月3日は無惨の日2023#無惨の日#鬼舞辻無惨#無惨様 pic.twitter.com/vyPeIgnEvQ— 鬼滅の刃 GOODS&情報 (@goods600p) June 2, 2023
鬼滅の刃において、鬼の頭領である鬼舞辻無惨は幾度も鬼殺隊を追い詰めました。目的がいくつかある中で、青い彼岸花を探すというのがすべての鬼に対しても命じられています。
鬼舞辻無惨に投与した薬に関係
鬼舞辻無惨
「医者にイライラしたけど一旦落ち着いて話聞いて薬飲んだら鬼じゃなくなった」
#名作をいきなり終了させる pic.twitter.com/CjIOdEsokr— 取引垢 (@07kisaragi07) November 25, 2019
時をさかのぼり、平安の時代に生まれた鬼舞辻は生まれつき体に問題を抱えており、出産の際も心臓が止まった状態で出てきたほどでした。
その後も病弱なままで成長し、医者からは20歳を迎えることなくこの世を去ってしまうとまで宣告されていました。これを何とかしたいと思っていた当時の善良な医者は、鬼舞辻に対して薬を投与します。
しかし、投与された直後は病状が悪化してしまい怒った鬼舞辻はその医者を殺してしまいます。殺害後、後に投与された薬の効果があったことによってその医者は本当に無惨を直そうとしていたことが分かります。
ですが、鬼となった無惨は超越生物にはなっても太陽を克服することはできず、日の元に出られない状態になりました。彼を直そうとしていた医者の持っていた資料の中にあったのが、青い彼岸花です。
青い彼岸花の特徴
青い彼岸花 pic.twitter.com/Kox9Mfqk1B
— やまちゃん☾ (@S_Y_yama) August 26, 2022
鬼舞辻は後述する理由によって、鬼と化してから今に至るまでずっと青い彼岸花を探し続けてきました。部下として従えている鬼全員に対しても、それを強制的に命じています。
鬼となってから実に千年以上もの間、青い彼岸花を探し続けてきましたが一向に見つけることは敵いませんでした。しかし見つけられないのは、青い彼岸花の生態にあります。
鬼滅の刃の世界で咲くには咲くのですが、後に現代編になってから明らかになったその生態では1年のうちに2日から3日だけ、しかも日中にのみ花を咲かせることが判明しています。
この時点でも夜にしか活動することができない無惨、および鬼たちにとっては難易度が高すぎますが、加えて昼間のうちのわずか数十分間のみしか花が咲きません。
更にはその環境によっては階下に必要な条件が揃っていたとしても花を咲かせないこともあるなど、普通の人間が見つけるのも非常に困難である事が分かる生態をしていました。
無惨が青い彼岸花を探す理由
https://twitter.com/Hide_muzan/status/1664872317007065089?s=20
なぜ無惨が青い彼岸花を探すのかについては、自分が鬼となった時に医者が自分に投与した薬剤の中に、青い彼岸花が使われていたからというものです。
その薬によって鬼という超常の肉体を得られはしたものの、太陽の元に出てしまえばたちまち死んでしまう身体にもなったのです。無惨にとって日の元に出られないのは屈辱で、太陽を克服するために探していたところがあります。
どこで咲くのか、開花の時期、更には本当に存在するのかも曖昧な中で、青い彼岸花だけが自分が太陽を克服することができる手掛かりになるとして、1,000年以上もの間探し求めていました。
【鬼滅の刃】青い彼岸花が登場する場面
神秘的な青い彼岸花. pic.twitter.com/9IyNP7PRG2
— 霧月 傑 (@kiri__tsuki) October 3, 2021
一番最初に青い彼岸花が出てきたのは、第67話です。無限列車のすぐ後に、猗窩座が無惨に対して炎柱を討伐した事、そして命じられていた青い彼岸花が見つからなかったことを報告する場面です。
続いては127話、刀鍛冶の里の戦いが終わって鬼になっていた禰豆子が太陽を克服した事が発覚します。ここで、無惨を鬼にした青い彼岸花がどんなものであったかの詳細が判明します。
更に205話、全ての闘いが終結してから現代に生きている炭治郎たちの子孫の中で、伊之助の子孫の植物学者が青い彼岸花を発見、研究していたと描写されています。
【鬼滅の刃】青い彼岸花が咲いていた場所は？
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青い彼岸花は作中には存在こそしているものの、上記のように現代編で生態が明らかになってからは普通の人間が探すのさえ困難なものでした。では、実際にはどこに咲いていたのでしょうか?
竈門葵枝は青い彼岸花を見ている
※ファンブックネタバレ？#鬼滅の刃版深夜のお絵描き60分一本勝負
【女性キャラ】竈門葵枝 pic.twitter.com/0QgVdgpIYl
— 世一 (@tj41kmt) August 9, 2019
実は炭治郎の母親である竈門葵枝は実際に青い彼岸花が咲いているところを目撃しており、加えて幼い炭治郎も幼少期に一度だけ割いているのをその目で見ていました。
その開花場所は、継国縁壱の妻、うたの墓の近くでした。彼女はお腹の子供ともども鬼に殺害されてしまっていたのですが、その墓の上に青い彼岸花が咲いていたのです。
ただ縁壱およびうたたちが生きていたのは戦国の時代であり、平安時代の医者が見つけたのは間違いはないのでしょうが全く異なる時代でどこに咲いているのを見つけたのかは不明のままとなっています。
もし竈門葵枝が無惨に取り込まれていたら？
無惨様の日だ～！！おめでとうございます～～！！#無惨の日 #6月3日は無惨の日 #6月3日は無惨様の日 pic.twitter.com/Qy7ZrBfPA4
— 千条古人 (@abent245) June 2, 2023
鬼舞辻は物語の最初、竈門家を殺害するために母の葵枝および炭治郎の兄妹たちを襲い、大量の血を与えています。これは、太陽を克服する鬼を作り出すための一種の実験の様でした。
結局はほとんどが亡くなってしまい、禰豆子だけが生き残ったという形になったのですが、葵枝たちを冒頭で襲いに来たのは青い彼岸花が咲いているのを見ている分危険であった可能性があります。
無惨は無限城の決戦において珠世を吸収すると、当人の細胞から記憶を見ることができると判明しました。もし葵枝を同じように吸収していたら、青い彼岸花を発見されてしまい太陽克服につながってしまっていたと想定されます。
【鬼滅の刃】珠世は青い彼岸花を見つけていた？
珠代さん美しい！😍
鬼でもあり、医者でもある
鬼舞辻無惨とは大違い 👍
隣にいる愈史郎も可愛いけど
今回の浅草編は珠代さんですよねぇ
いつ見ても美しい！(愈史郎風)#鬼滅の刃 #アニメ好きと繋がりたい #アニメ好きな人RT・いいね#RTした人全員フォローする #いいねした人全員フォローする pic.twitter.com/dLIvZUXSxL— ネギ (@negichan1726) September 12, 2021
珠世は鬼でありながら無惨の支配を離れ、敵対する関係として最終決戦においても鬼殺隊側に協力していました。研究者気質の彼女は、青い彼岸花を見つけられていたのでしょうか?
珠世は過去に無惨と行動を共にしていた
珠世さん練習 pic.twitter.com/FhiFJEwNEZ
— ぼや (@MarchingTo) February 21, 2022
過去に、無惨と珠世は行動を共にしていたことが明らかになっています。戦国の時代、上弦の壱こと継国巌勝と継国縁壱が生きていた時代において、縁壱と無惨が相対しました。
この時無惨の近くに傍付きという形で珠世がいたのですが、医者であったことから太陽の克服をする為の研究をさせられていた可能性も高く、その際青い彼岸花についても教えられていた可能性が高いです。
縁壱と無惨が相対した際には圧倒的な力によって縁壱が追い詰めますが、最終的には無惨が逃げ切ります。これによって支配が弱った珠世は解放されたのです。
珠世と胡蝶しのぶが作った4種の薬に？
「蟲の呼吸 蝶の舞 戯れ」#胡蝶しのぶ pic.twitter.com/0rbjNa3Pvh
— 森山涼 / 眼科・白内障手術・筋トレ (@morilock) June 4, 2023
珠世は医者として、支配から解放された後は無惨をどうにか弱らせ討伐することができないかをずっと研究し続けてきました。そして、終盤になって同じく医者としての顔も持つしのぶと協力体制を築きます。
そして来る最終決戦において無惨を討伐する為、しのぶとともに4種の薬を開発することに成功します。これを無惨に投与することで、大いに苦しめることとなりました。
薬の開発成功に関しては太陽の光を克服した襧豆子の血の分析、しのぶがの藤の花による毒の知識が大きなウェイトを占めているのでしょうが、青い彼岸花の存在も珠世が知っていたのならば破壊力に大きな説得力が付きます。
【鬼滅の刃】最終回で青い彼岸花は絶滅した？
青い彼岸花 pic.twitter.com/YhoswI9usH
— NEO HIMEISM｜著書『写真から見て探せる 配色パターン図鑑』予約受付中 (@neohimeism) September 10, 2022
鬼殺隊たちの尽力によって、過酷な戦いの果てに無惨は太陽によって消滅しすべての闘いを終えました。そして、時が流れて平和になった現代において、初めて青い彼岸花が登場します。
無惨を倒した後の現代編で青い彼岸花が
https://twitter.com/akari20071018/status/1497752642084216837?s=20
無惨討伐後の現代編では、植物学者の嘴平青葉の手によって青い彼岸花が発見され、その世界に実在することが明らかになりました。冒頭でご紹介した青い彼岸花の生態が、現代編になってようやく明らかになったのです。
極めて精密な水質と土壌の管理・調整が必要な非常にセンシティブな植物であり、最終的には青葉の管理ミスによってすべてが枯れてしまい、加えて原生地も近隣の花の採取によって完全絶滅しています。
その後の解説によって、青い彼岸花が本当に摂取者の細胞ごと変質させてしまう代物であったことが発覚しました。すなわち青い彼岸花は、人を怪物へ変えてしまう原料だったのです。
仮にこの青い彼岸花がミスなく現代に存在し続けていて、誰かが邪悪な意図によって人を変質させた場合には鬼以上の怪物が産まれてしまう危険性すらあったわけです。
青い彼岸花は実在するの？
無惨様が求めていた“青い彼岸花” pic.twitter.com/GooxeoBtCZ
— 南雲 柊人| Shuto nagumo (@mizuame__photo) September 26, 2021
これだけ扱われていると青い彼岸花というのは希少種として現実世界にも存在しているようにも見えますが、実際のところ青色の彼岸花なるものは存在していません。
ヒガンバナ科に属するアガパンサスなどは水色に近い色をしており、同じヒガンバナ科ヒガンバナ属にリコリスブルーパールという品種はさらに青色に近い色はしていますが両者とも完全な青い彼岸花とは言い難いです。
【鬼滅の刃】青い彼岸花は無惨が1000年以上も探し続けた花
【ネタバレ】
青い彼岸花は日中しか咲かない
でも無惨は人間は利用しようとしないつまりは…そういうことだ#鬼滅の刃#刀鍛冶の里編 pic.twitter.com/XFRh8fJZSv
— クロス (@shoot_drive) April 9, 2023
青い彼岸花は、無惨が1,000年という時の中で探し続けている端でありながら、その生態は鬼である限りほぼ見つけることが不可能な代物でした。作中での動向が気になる方は是非とも本誌を読んでみてください。
