夏目友人帳という作品は、2003年から掲載されアニメも長い間作られている非常に息の長い、ファンも多い作品となっています。そんな夏目友人帳ですが、連載が終了しておりその理由が作者が死亡したからであると言われているのです。今回はそんな噂の真相やアニメの続編などについて解説します。
夏目友人帳とは
夏目友人帳7期決定記念 pic.twitter.com/TCYyIF8N8M
— サバの佃煮 (@sabano_tukudani) July 6, 2023
漫画作品で息の長いものというのは、国民的アニメになっているものが多くあります。夏目友人帳はそこまではいかなくとも、10数年以上もの間連載され続けている息の長い作品なのです。
夏目友人帳の概要
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夏目友人帳は、緑川ゆき氏原作の漫画作品です。2003年にLaLaDX7月号に読み切りが掲載されたことからスタートし、隔月連載が始まったのが2年後の2005年1月号からです。
2023年9月現在も連載が継続されており、実に20年以上もの間連載がされている非常に息の長い漫画作品となっていて、7月号では表紙を飾っているほどです。
テレビアニメは2008年から行われており、第6期に当たる夏目友人帳 陸まで断続的にシリーズが続いていて、劇場版やOVAなどの外伝作品も色々と制作されています。
20周年を迎える作品という事で今年様々な企画が行われており、連載終了の噂どころかむしろ盛り上がっている部分すらあります。
夏目友人帳のあらすじ
夏目友人帳30巻発売おめでとうございます🎉 pic.twitter.com/t1jXTdBNMM
— 昴 (@Pleiades_0123) September 5, 2023
妖怪が見えることが幼い頃よりできる少年、夏目貴志は両親を早くに亡くしており、親戚中をたらいまわしにされた後、心優しい親戚筋の藤原夫妻に引き取られて暮らしていました。
高校生になったある日、祖母が遺した遺品の中から「友人帳」なるものを見つけます。それは、祖母レイコが妖怪をいじめ負かして名前を奪ったものでした。
これを見つけたことで名前を奪われた妖怪から狙われることになってしまった夏目ですが、祠の封印を解いたことで自称用心棒となったニャンコ先生と共に、妖怪たちに名前を返す日々を始めます。
夏目友人帳が連載終了したって本当?
https://twitter.com/fuurinatsu/status/1700062807352586562?s=20
そんな長く続いている夏目友人帳という作品なのですが、連載が終了したという噂があります。まず結論から申し上げますと、同作品は2023年9月も終了しておらず、依然として連載が続いています。
概要の中でも触れた通り、2023年7月の掲載紙においては表紙を飾っているほどであり、2003年からの作品がスタートしてから20周年を記念した様々な企画が催されています。
よって、夏目友人帳の連載が終了したなどという事実はなく、むしろ息の長い作品として20周年を迎えたことで盛り上がりを見せているようです。
夏目友人帳の作者が死亡した?
夏目と青空。#夏目友人帳 pic.twitter.com/5HLpr9CFCD
— 雨響 (@amaoto_milktea) September 4, 2023
夏目友人帳の作品自体はしっかりと連載継続されている事実が確認されましたが、更なる噂として同作品の作者である緑川ゆき氏が死亡したというものがあるのです。
作品が現在も連載継続している以上、作者が亡くなられたなどという話はあり得ませんし、実際に緑川氏が死亡されたという事実も確認されていません。
では死亡などという不穏な噂がなぜ流れたのかという点に関してなのですが、これに関してはアニメ化されたときにキャストとして携わられていた声優の方が亡くなったのが影響していると考えられます。
キャストで亡くなられた声優の方は2名ほどおり、笹後役の本多知恵子さん、そして露神役の青野武さんが亡くなられています。
更にSNSでも夏目友人帳に関する死亡の噂が出ていたのですが、こちらの出どころとしては同作品が20周年を迎えたことで、読者が「無事死亡」と投稿していたのが多いのが関連しています。
無事死亡、というのは所謂オタク用語の一種であり、原作20周年、アニメ15周年を2023年に迎えています。それだけめでたいことであるために、同じような投稿をしているファンが多かったようです。
夏目友人帳ののマンガは完結している?
白泉社「 #夏目友人帳 」(緑川ゆき)二十周年記念
【特別な友人帳】がついに完成!9月5日の朝日新聞朝刊にて、
応援してくださった読者の皆様への感謝とともに、その名前をお返しします。
【特別な友人帳】は全3種類!詳細コチラ→https://t.co/VZsgkUDiwG
#夏目友人帳20周年 #ニャンコ先生 pic.twitter.com/9TCP0XY9W1— 「広告朝日」編集部 (@adv_asahi) September 5, 2023
漫画は現在連載がされ続けている事が明らかになったわけですが、現在も月刊LaLaにて好評連載中であり、完結終了している訳ではありません。
単行本に関しては2023年1月現在で29巻まで刊行されており、9月現在まで連載が続いている事から30巻目も無事刊行されるだろうと予想できます。
ならば完結はいつになるのか、という噂が出るのも漫画作品の常であるわけですが、一説によれば早くとも5年ほど先になるとではという考察が出ています。というのも最新29巻においては、ようやく名取家の秘密が明かされる内容です。
基本的には1話の中で完結する作品の形を取っている訳ですので、壮大な伏線を張っている訳でもなく終わらせようと思えばいつでも終わらせられる作風であるとも言えます。
であれば、これまで20年の長きにわたっての連載の中でいつでも完結という形を取れたわけですから、これだけ長く続けてきたのなら簡単に安易な形で終わるとは考えにくい訳です。
だからこその少なくとも5年は先、というような考察が出ているのだと考えられます。読者にとっても、刺刺しさのない優しい世界が好きという事で終わってほしくないという声も多くあります。
夏目友人帳が連載終了したと言われる理由は?
夏目友人帳20周年㊗️ pic.twitter.com/e7qlQzkrVX
— asa (@cocorunarunako) September 8, 2023
2023年9月現在も夏目友人帳は連載が継続されており、また原作者の緑川氏も亡くなられていないという事で連載終了の噂は完全にガセネタである事が分かりました。では、なぜ連載終了などと噂が出たのでしょうか?
連載終了うわさの理由①月刊LaLaの更新頻度が減った
久々にニャンコのグラスアート!
ニャンコ先生と黒ニャンコちゃんで壁掛けのポスカスタンドを作ってみました。
アニメ夏目友人帳7期や劇伴コンサートの発表、原作30刊発売と嬉しいこと尽くめですねー🥰 pic.twitter.com/f3OZhzlHyx— sky and tree (@sky_and_tree) September 10, 2023
まず挙げられる理由としては、月刊LaLaの更新頻度が減少したからというものです。夏目友人帳は当初より月刊LaLaを媒体として連載をしており、毎月の連載を続けてきました。
しかし、現在では2か月に1度の隔月連載という形を取っています。1か月間は連載が無いということになりますので、当然ながら頻度が少なくなるという形になってしまいます。
媒体雑誌自体が月刊連載である筈が作品が隔月というのは中々珍しい部類に入るのですが、これに加えて隔月連載ではなく休載をしていたこともあり、勘違いをして噂が広まったと考えられます。
元々の部分を考えてみると、原作者の緑川氏は隔月刊少女漫画雑誌「LaLa DX」に所属しており、そこから月刊のLaLa、現在所属している方へと移籍した経緯があるのです。
その理由に関しては詳しく明らかになっていないのですが、作画などを含めた作品自体のクオリティを維持するためにも負担のない隔月連載を維持した可能性が考えられます。
連載終了うわさの理由②新作を掲載した
素敵連載と読切満載、デザインも綺麗なLaLa6月号発売中!掲載の「啼かない鳥の帰る樹は」は、今の担当様と初めて『読切』に一緒に取り組ませていただいたお話です。ぜひ✨「ニャンコ先生が会いに行く」の楽しいコーナーや付録のニャンコ先生メモパッドも😻😻 pic.twitter.com/xiahQe6CH8
— 緑川ゆき (@midorikawa_yk) April 27, 2020
続いて、新作の掲載をしたからという理由もあります。夏目友人帳が連載されているさなかで、202年のLaLa6月号にて新作の読み切り作品「啼かない鳥の帰る樹は」が掲載されました。
現在夏目友人帳が連載されているのにもかかわらず新しい作品を読みきりとはいえ掲載したという事から、夏目友人帳は終了させて新しい作品に移行するのではないか、という噂が立つのも無理のない話であったことでしょう。
連載終了うわさの理由③コミック発売の間隔が開いた
夏目友人帳新刊発売されました💐 20th&アニメ7期決定の折、おかげさまで30巻…✨大感謝です!「常世を覗けば/とある少女の肖像1-3」収録。特装版はニャンコ先生アクリルスタンド付きです🌟LaLa10月号紙版付録のニャンコ達と双で作って頂きました〜!合わせると連載「20」周年を形作る猫軍団に🐱😻🐱😻 pic.twitter.com/3907kTq5jo
— 緑川ゆき (@midorikawa_yk) September 5, 2023
そしてもう1つ、コミックの販売頻度も以前に比べて減った、間隔が開いたという理由も挙げられます。先に述べた通り原作の連載頻度が隔月で低下しているので、自然とコミックの販売間隔も開くことになります。
以前までであれば、第7巻や8巻は同じ2009年に、15巻や16巻は2013年と同じ年に発売されたのですが、28巻が2022年、29巻が2023年1月と、1年に1巻ほどのペースが近年続いているのです。
ただ、2023年に関しては9月5日に記念すべき第30巻の発売が行われ、ニャンコ先生アクリルスタンド付き特装版も販売されるなど20周年を祝った仕様になっています。
夏目友人帳の人気は好調でアニメ7期も決定!
簡単お絵描き。夏目友人帳のニャンコ先生。#つるあーと pic.twitter.com/CKt3miWLGC
— 青空つるぎ@休止中 (@turugi46up) September 11, 2023
現状、夏目友人帳は原作漫画が無事連載を続けており、作者も依然として存命である事が分かりました。周年で祝われているのは原作だけではなく、アニメの方もで続編の製作も決定しています。
およそ6年ぶりのアニメ続編となる第7期「夏目友人帳 漆」の製作が決定した事が報じられており、主人公の夏目貴志役を務める神谷浩史さん、相棒のニャンコ先生役を務める井上和彦さんの2人もコメントをされています。
アニメ7期は原作のどこから?
そういえば #夏目友人帳 30巻は
日付が変わった瞬間電子書籍版を購入
特装版をアニメイトとセブンネットで購入
七期の帯欲しさに通常版を三省堂で購入
で計4冊購入、LaLaは2冊購入という結果に「20」周年記念のアクスタ可愛いいい🥰🥰🥰
台座までニャンコ先生カラー✨ pic.twitter.com/eDhjaIRIrL— 柚子ぽん@アニメ夏目友人帳 漆 待機 (@yuzuponz_s) September 9, 2023
気になるアニメ第7期の内容がどこからになるかに関してなのですが、単行本21巻の内容から制作されるだろうと考察されています。第6期アニメは、原作20巻までのエピソードで構成されていました。
何かアニメオリジナルの展開を挟まない限りは、このまま順当に21巻の内容から7期アニメを制作していくことになるだろうと考えられます。
アニメ夏目友人帳15周年記念PVも発表
本作品のアニメ15周年を祝って、15周年記念のPVも発表されています。主人公の夏目貴志とニャンコ先生を始め、20以上のキャラクターが勢揃いしたものになっています。
およそ6年ぶりのアニメ続編となる第7期「夏目友人帳 漆」の製作が決定した事が報じられており、主人公の夏目貴志役を務める神谷浩史さん、相棒のニャンコ先生役を務める井上和彦さんの2人もコメントをされています。
夏目友人帳は現在も好評連載中!
https://twitter.com/miyumiyu4203/status/1699210298530709789?s=20
夏目友人帳は隔月連載という事で頻度としては少なくなっているものの、原作20周年にアニメ15周年および7期の製作も行われるなど依然として息が続いています。是非とも原作およびアニメをチェックしてみてください。