アニメ『鬼滅の刃』の刀鍛冶の里 編が、2023年春から放送されることが決定し、今から楽しみな方も多いのではないでしょうか。アニメ派の方は「刀鍛冶の里 編」のメインキャストとなる甘露寺蜜璃について、今のうちにおさらいしておきましょう。
今回は、甘露寺蜜璃のプロフィールや死亡シーンについて紹介します。甘露寺蜜璃のくすっと笑えるキャラ設定まで掘り下げていくので、ぜひ最後までご覧ください。
【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃とは
まず初めに、甘露寺蜜璃のプロフィールや何故髪色がピンクなのか豆知識を紹介します。こちらでは、甘露寺蜜璃の過去の苦い思い出なども記載していくので、チェックしてみましょう。
甘露寺蜜璃のプロフィール
氏名 | 甘露寺 蜜璃(かんろじ みつり) |
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誕生日 | 6月1日(19歳) |
出身地 | 東京府麻布區飯倉 |
趣味 | 料理・メンコで負け知らず |
好きな食べもの | 桜もち |
階級 | 恋柱 |
甘露寺蜜璃は、東京府麻布區飯倉出身の恋柱です。親がいない子が多い鬼殺隊ですが、甘露寺蜜璃の両親は健在で、温かい家庭の中で育ちました。しかし、甘露寺蜜璃は生まれつき筋肉の密度が通常の8倍あり、男性顔負けの力を持ちます。
見た目ではわかりませんが、とんでもない筋力を持つため、その代償として、食べる量も尋常ではありません。甘露寺蜜璃は力士3人分の食料をペロリと食べてしまうので、馬鹿力と大食いで男性に振られた経験もあるようです。
一般的な暮らしの中では見た目や性質で浮いてしまっていた甘露寺蜜璃ですが、誰にでも優しく心穏やかな人物です。また、何にでも胸がときめく女子力の高さも持ちます。
桜餅が大好物でキュートなところも
なんと甘露寺蜜璃のピンク色の髪は、好物である桜もちを食べすぎたことにより色が変わってしまったようです。桜もちが好きすぎるあまり、1日170個の桜もちを8ヶ月間食べ続け、元は黒い髪が現在のピンク色に変化しました。
さらに、この髪色になった後の17歳の頃、甘露寺蜜璃はとある男性とお見合いをします。しかし、桁違いの馬鹿力と大食いで男性からは、お見合いを破断されてしまったのです。極めつけには、「そのおかしな髪色も、子供に遺伝すると思うとゾッとする」とまで言われてしまいました。
そこから甘露寺蜜璃は黒の染粉を使い髪を黒くすると、激しい眩暈に襲われながらも、男性の前では小食を装い、非力なかよわい女の子を演じるようになったのです。
甘露寺蜜璃は恋の呼吸の使い手
鬼滅の刃
恋柱・甘露寺蜜璃
恋の呼吸:参ノ型 恋猫しぐれ(こいねこしぐれ) pic.twitter.com/1a1QQb4iug— comic_oni (@comic_nyan) August 19, 2019
ありのままの自分を隠し、お見合いをこなす甘露寺蜜璃でしたが、いつしかこのまま一生を過ごすのかと疑問を感じるようになりました。自分の怪力がどこかで人の役に立てないのかと考えていたところ、当時、甲の煉獄杏寿郎に出会い継子になると、鬼殺隊を目指すことにしました。
屈強な男たちも逃げ出す厳しい煉獄杏寿郎の修行に果敢に付いて行った甘露寺蜜璃は、驚きの半年で最終選別を突破し、鬼殺隊になったのです。しかし、炎の呼吸の使い手である煉獄杏寿郎の元で修行を行いましたが、オリジナリティの強い甘露寺蜜璃は炎の呼吸から、恋の呼吸を生み出します。
恋の呼吸を生み出すまでは、炎の呼吸の習得に励んでいたのでしょうが、煉獄杏寿郎との共同任務の際、初めて自分の強さで人を救い、「ありがとう」と感謝されたことで、胸の高鳴りを感じ、その感情から恋の呼吸が誕生したのです。
甘露寺蜜璃が死亡に至る状況
続いて、甘露寺蜜璃の死亡に至るまでの流れを紹介します。柱が次々とメインの話で死亡する中、今度放送開始する「刀鍛治の里」では甘露寺蜜璃がメインキャストですが、そこで死亡しません。
甘露寺蜜璃は割と最後まで生き残るキャラで、最後の敵である鬼舞辻無惨との対決で死亡してしまうのです。いくら力が強く、身体が柔らかい甘露寺蜜璃でも、鬼舞辻無惨の動きは全く読めず、戦いの序盤は運よく避けられているだけでした。
生き残っていた柱の中でも甘露寺蜜璃が一番、鬼舞辻無惨の強さに太刀打ちできておらず、ファンは戦いが始まった序盤から、いつ死亡してもおかしくない状況にハラハラしたことでしょう。
甘露寺蜜璃に死亡フラグは立っていた
『鬼滅の刃』45話の扉絵では、9人の柱の内6人の柱がカラーで描かれていました。読者の間で、この6人の柱たちだけ敢えてカラーなのは、死亡フラグなのではないかと噂され始めたのです。カラーで描かれていた柱は、煉獄杏寿郎と胡蝶しのぶ、時透無一郎、伊黒小芭内、冨岡義勇そして甘露寺蜜璃でした。
冨岡義勇以外は本当に全員死亡してしまいましたが、そもそも柱は9人中6人も死亡していますし、死亡した宇髄天元がカラーで描かれていないため、この扉絵は死亡フラグではなかったのでしょう。
甘露寺蜜璃の最後の死亡シーンは
続いて、甘露寺蜜璃の死亡シーンを紹介します。鬼を生み出す最強最悪の敵である鬼舞辻無惨との闘いで、3人もの柱が死亡してしまうのです。最後の泣ける台詞についても深堀していくので、ぜひご覧ください。
甘露寺蜜璃は鬼舞辻無惨との戦いに破れ
鬼舞辻無惨を探す途中、上弦の肆・鳴女と出合い戦ったことで遅れながらもみんなの元へ駆けつけた甘露寺蜜璃と伊黒小芭内ですが、これまでの鬼とは桁違いに強い鬼舞辻無惨に序盤から押されっぱなしです。
全く攻撃が読めない甘露寺蜜璃は、実力差を悟ると捨て身の覚悟で攻撃するようになります。当然、攻撃が当たってしまい、頬に通常なら致命傷とは言えない傷を付けられますが、そこから鬼舞辻無惨の猛毒が入った血が体内に入っていきました。
甘露寺蜜璃は頬の傷を付けられた時点で、死を悟りますが、「まだ何もしていない。このままでは死ねない。」と攻撃を続けようとします。しかし、さらに、極めつけには両腕を切断されてしまい、致命傷を負いました。それでも最後まで鬼舞辻無惨を倒すために、竈門炭治郎のサポートに励んだのです。
甘露寺蜜璃が最後を迎えた
甘露寺蜜璃 死亡
で検索したらなんか好きになっちゃった.. pic.twitter.com/eVrGoaweEZ
— 👁DJ 市丸ぎん3/25主催👁️沖縄の悪魔 (@ginnekonekoneko) November 17, 2020
柱が時間稼ぎをしてくれたおかげで、朝陽が登り始めます。そして、竈門炭治郎は鬼舞辻無惨を串刺しにし少しでも日の光を浴びせるよう押さえつけました。鬼舞辻無惨もなんとか逃げようと必死で、攻撃を繰り出し竈門炭治郎をどけようとしますが、甘露寺蜜璃が腕ごと削いだため攻撃を防ぐことに成功します。
さらに、鬼舞辻無惨は口を大きく開き竈門炭治郎を体内に入れ込もうとしますが、次に伊黒小芭内が自ら頭を突っ込み炭治郎を助けました。捨て身のサポートでボロボロになった甘露寺蜜璃は、伊黒小芭内の腕の中で次第に体中の感覚がなくなります。
「もうすぐ死ぬみたい」と言う甘露寺蜜璃に、伊黒小芭内が「俺ももうすぐ死ぬ。君は一人じゃない」と声を掛けました。そして、死に間際で甘露寺蜜璃が遂に、「生まれ変わったら、私を伊黒さんのお嫁さんにしてくれる?」と告白するのです。
甘露寺蜜璃の決死の告白に涙を流す伊黒小芭内は「もちろんだ。君が俺で良いと言ってくれるなら。絶対に君を幸せにする」と返事をし、やっと思いが通じ合いました。
甘露寺蜜璃の死亡シーンは何巻何話?
悲しすぎる甘露寺蜜璃の死亡シーンは、単行本『鬼滅の刃』の最終巻である23巻199話です。最後の最後まで生きていたので、もしかすると死亡しないかもしれないと考えたファンも多いでしょうが、最後は自らを犠牲にし、仲間のサポートと、鬼舞辻無惨のいない平和な未来のために、命を使いました。
甘露寺蜜璃が死亡した理由
続いて、甘露寺蜜璃の死亡理由について紹介します。甘露寺蜜璃は鬼舞辻無惨と言う特殊な相手との闘いで死亡したため、どこのシーンで死亡が確定したのかわかりずらいです。鬼舞辻無惨のどの攻撃が致命傷となったのか確認してみましょう。
甘露寺蜜璃の死亡理由①両腕の欠損
蜜璃ちゃんはたぶん腕がなぁ……。
羽織で隠してくれた伊黒さんほんとイケメン。#鬼滅本誌 pic.twitter.com/KPdWixj1jL— じゃがあ(二代目) (@y9U04sR23FEFWNH) March 30, 2020
致命傷致命傷として一番に挙げられるのが、一番ひどい外傷とも言える両腕の欠損です。甘露寺蜜璃は炭治郎を助けるため、鬼舞辻無惨の腕ごと削ぎ落すのですが、その際に自らの両腕も失くしてしまいました。さらには、その前に右耳と左頬も削ぎ落とされてしまったため、大量の出血の中で戦っていたのです。
甘露寺蜜璃の死亡理由②無惨の毒
さらに、鬼舞辻無惨の毒には自らの血を大量に混ぜており、大抵の人間はその毒で死亡します。死亡しない強さを持つ稀な人間はその後、鬼化してしまうのですが、甘露寺蜜璃も戦いの中で、鬼舞辻無惨の毒をかなり浴びていたのです。猛毒を体内に大量に入れてしまったことも、死因の一つと言われています。
甘露寺蜜璃の死亡に関する評判
そのかわいらしい見た目や性格から多くのファンを持つ甘露寺蜜璃の死亡したシーンの評判は、「伊黒さんと蜜璃ちゃんの最期辛すぎ」「死と隣り合わせでも娘が輝ける場所にいられるならと、鬼殺隊に入ることを受け入れてくれた親御さんが凄い」「来世で伊黒さんと幸せになってほしい」など様々な声が飛び交いました。
甘露寺蜜璃の死亡シーンは悲しい
今回は、かわいいと評判の甘露寺蜜璃のプロフィールや死亡シーンについて紹介しました。甘露寺蜜璃は生まれ持った性質を活かすために、鬼殺隊に入隊し、初めてありのままの自分が役立つ居場所を見つけたのです。
さらに、最後の最後に想い人である伊黒小芭内とも想いが通じたので鬼殺隊に入ったことは甘露寺蜜璃の人生において、幸せなことだったのかもしれません。来世(現世)では伊黒小芭内と大盛で有名な定食屋を切り盛りしており、幸せそうに暮らしています。