人気作品「チェンソーマン」に登場するキャラクター・吉田ヒロフミは、現役高校生ながら民間のデビルハンターを務める人物です。第1部では登場回数が少ないものの高い人気を獲得し、第2部でも活躍が期待されるキャラクターです。今回は、そんな吉田ヒロフミの性格や強さ、契約している悪魔について解説していきます。
目次
【チェンソーマン】吉田ヒロフミとは
吉田ヒロフミは「チェンソーマン」第1部の中盤にあたる「刺客編」に登場する民間のデビルハンターで、チェンソーマンの心臓を狙う各国の刺客からデンジを護衛するため、マキマに招集されました。彼がどのようなキャラクターなのか、プロフィールや見た目についてチェックしておきましょう。
吉田ヒロフミのプロフィール
第1部では中盤に登場し、第2部では序盤から主要キャラクターとして登場しています。第1部ではチェンソーマンの心臓を狙う刺客へ対抗する戦力として、唯一公安以外から選ばれ、デンジを護衛していました。
その際には世界最強といわれるキャラとも臆せず戦い、実力と身体能力の高さを発揮しました。第2部では序盤からデンジの監視役として登場し、主要人物として今後の活躍が期待できます。
名前 | 吉田ヒロフミ |
---|---|
生年月日 | 不明 |
年齢 | 不明 ※高校生 |
所属 | 民間 |
契約悪魔 | 蛸の悪魔 |
初登場 | 7巻55話 |
吉田ヒロフミの見た目
吉田ヒロフミ pic.twitter.com/uvo0yZRhwL
— ナツキ (@csm_ny) May 4, 2023
見た目は無造作な黒髪のイケメンで、左耳の大量のピアスと口元のセクシーなホクロが特徴です。目は大きいですが物憂げな雰囲気があり、ミステリアスな印象です。
作中では他の男子生徒に「背の高いイケメン」と言われる場面もあり、高校生ながらもクールな色気や謎めいた雰囲気が漂うためか、女性人気が高いキャラクターです。
【チェンソーマン】吉田ヒロフミの契約悪魔
前世でどんだけ徳を積めばヒロフミくんの契約してる蛸悪魔になれます? pic.twitter.com/KEkOJsIIMM
— ぽぐれお姉さん (@tukihikamiki_x) September 14, 2022
蛸の悪魔と契約しており、作中ではその能力を発揮してさまざまな活躍を見せています。ここでは、彼の契約悪魔の特徴や攻撃・能力、契約による代償についてご紹介していきます。
蛸の悪魔と契約
契約悪魔は巨大な蛸の悪魔で、作中ではまだ蛸の悪魔の全体は描かれていませんが、触手で吉田の全身を覆ってしまうほどの大きさです。
通常は姿を隠しており、吉田が呼びかけるとタコ足を出します。蛸の悪魔は攻撃だけではなくサポートの能力も優れており、吉田が受け身を取れなかったり高所から落ちた時などにクッションになるなど、献身的な一面も見せています。
蛸の悪魔の攻撃や能力
【チェンソーマン】タコちゃんこう見えて忠誠度高い有能悪魔なんじゃないかと思えてきました。高所から落とされたヒロフミさんをキャッチ、自動討伐(オート周回)、そして捜査依頼。そもタコってIQ高いしな!吉田ヒロフミの女になるのもなかなか条件厳しそうです。是非頑張ってみてくださいね。#WJ21 pic.twitter.com/QbKLu1sOTh
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) April 26, 2020
「蛸の悪魔って、あまり強くなさそう」と思う方もいるのではないでしょうか。日本では蛸というとそれほど恐ろしいイメージはありませんが、海外では「悪魔の魚」と呼ばれるなど怖い生き物とされており、蛸に似た海の怪物「クラーケン」の伝説も有名です。
「チェンソーマン」においても、蛸の悪魔の攻撃もサポートできる万能さが話題となっており、実は強い悪魔である可能性もあります。第2部では吉田は主要キャラとして登場しているので、今後蛸の悪魔が活躍する場面も増えていくでしょう。ここでは、蛸の悪魔の攻撃や能力についてご紹介していきます。
タコ足
巨大なタコ足で攻撃やサポートを行います。作中では人形の悪魔へ攻撃したり、吉田が吹き飛ばされたときのクッションとなったり、高層階から落ちた時にキャッチしたりと、さまざまな活躍をしていました。
また戦闘以外では、吉田と岸部の椅子代わりになる場面もあります。生き物のタコと同様8本の足を使えるため、汎用性が高い能力といえるでしょう。
タコ墨
こちらも生き物のタコと同様、墨を出して煙幕を張り、敵の視界を奪うことができます。第1部では、中国からの依頼でデンジを捕らえるためにやってきたクァンシとの戦いで、タコ墨を使用しました。
人類最強の各党能力を持つと言われるクァンシに対し、タコ墨を出して目くらましをし、彼女の背後をとることができたのです。巨大な蛸の悪魔だけに墨を噴射する範囲も広く、大人数に対しても使用できるでしょう。
周辺探索能力
原作の8巻第67話では、蛸の悪魔に周辺を探索する能力があることが分かりました。吉田が岸部と話している場面で、マキマが持つ「下等生物の耳を借りる」能力を使った盗聴を防ぐために、蛸の悪魔が周辺にネズミや鳥などの生き物がいないか確認しました。しかし、どのように探索をしたのか具体的な方法は明らかになっていません。
蛸の悪魔に捧げた代償は?
蛇を使役する代償は爪か。爪がなくなったら契約終了? #チェンソーマン pic.twitter.com/qbc2fSIkKx
— アニミスク (@animisc) December 6, 2022
悪魔と契約するためには人間側が何かしらの代償を捧げる必要があります。悪魔の能力を借りる代わりに、自分の血肉や寿命、感情、記憶などを差し出し、契約が成立すると双方は契約を必ず守ることが必須となり、もし破ると死を迎えることになるのです。
吉田ヒロフミは蛸の悪魔と契約していますが、今の時点では何を代償として捧げたのか不明です。目に見える部分では彼の身体に欠損はなく、何かを捧げている様子も見られません。
目には見えないものを代償としている可能性もありますが、中には気に入った相手であれば軽い代償で契約をする悪魔もいると言われています。蛸の悪魔が吉田に献身的な部分もありますし、彼を気に入っていて大きな代償は払っていない可能性もあるでしょう。
【チェンソーマン】吉田ヒロフミの性格と魅力
【チェンソーマン/第120話】吉田ヒロフミ先輩からのお誘いですって!?私のヒロフミが他の女に夢中になりそうで嫉妬しそうなんですけど!!目的はなんなんでしょうか。「何かの悪魔と契約してるよね?」と真実探られるヤツなんだろうか。それよか殴りそうでもあるのがこわない?#チェンソーマン pic.twitter.com/qZuhFadXoG
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) February 14, 2023
吉田ヒロフミは、イケメンでミステリアスなキャラクターから作中の登場人物の中でも高い人気を誇っています。第1部では登場シーンは多くないものの読者の注目を浴び、第2回人気投票では6位を獲得していました。ここでは彼の人気の理由ともいえる、性格や魅力に迫っていきましょう。
吉田ヒロフミの性格
吉田ヒロフミこれ、仕事のためと思いきや実はガチでデンジくんが好きだからだったらどうしよう…(好きに解釈してくれて構わないよって言ったのはヒロフミだよ) pic.twitter.com/NmLcXZXdvQ
— また会えるよ。 (@mataaeruyoQ3) February 21, 2023
見た目は物憂げでクール、うっすら浮かべる笑みとミステリアスな雰囲気が漂っていますが、性格は気さくで人当たりが良いです。クールで冷静、大人っぽい印象がありながらも、護衛対象のデンジに「仲よくしよう」と話しかけるなどフレンドリーな一面もありました。
また岸辺への話し方からは、年上への敬意や常識も見ることができます。しかし原作7巻の第57話では、アメリカから刺客としてやってきた殺し屋3兄弟の次男・ジョーイを平然と殺害し、冷徹な部分もうかがえました。
吉田ヒロフミの魅力
魅力は、イケメンな見た目と謎めいたキャラクターです。作中の登場人物の中でも屈指のイケメンであることに加え、異様な色気やミステリアスな雰囲気、まだ不明な部分が多い謎に包まれたキャラクターであることが人気を後押ししています。さらに作中では現役高校生ながらも高い実力や身体能力を発揮し、強いことも大きな魅力でしょう。
吉田ヒロフミのファンは雌蛸
#チェンソーマン #吉田ヒロフミ
ヒロフミの雌蛸になりたい…☺️︎💕︎︎ pic.twitter.com/mvH6s4nNfG— いろは (@ilohasprite) January 7, 2023
デビルハンターとしての強さはもちろんのこと、謎多きイケメンということで女性人気が非常に高くなっています。彼が契約している蛸の悪魔は吸盤の配列からメスであることが分かっており、このことから彼のファンのことを雌蛸と呼ぶようになりました。
また彼のサディスティックな一面からか「もてあそばれたい」というファンもおり、第2部で1万円払ってデンジを椅子代わりにする場面を見たファンの中には「いくらでも払うから私を椅子にしてほしい」「ヒロフミの椅子になりたい」という声もあがりました。
第1回人気投票ではまだ登場回数が少ないにも関わらず10位を獲得し、第2回では6位とランクアップしています。第2部では第1部以上の活躍が期待できるため、人気ランキングもより上位を狙えるのではないでしょうか。
【チェンソーマン】吉田ヒロフミは死亡した?
クァンシ楽しみだ
吉田ヒロフミとも戦いたい pic.twitter.com/A8nfaKAH66— Milla ᙏ̤̫͚ 潜水済 (@millasaan52) May 8, 2023
作中で屈指の人気キャラですが、実は「世界からの刺客編」では死亡説があがりました。「チェンソーマン」では人気のキャラクターであっても悲惨な最期を迎えることが多く、彼に死んでほしくないファンからは「登場して欲しいけど出てほしくない」という声も続出しています。では本当に死亡したのか、死亡説があがったシーンを見ていきましょう。
「世界からの刺客編」での死亡説
「世界からの刺客編」で登場した中国からの刺客・クァンシは、岸辺の元バディで「素手で殴り合うなら人類最強」といわれるほどの実力の持ち主です。多くの日本のデビルハンターが彼女に立ち向かうものの全く歯が立たない中、吉田は彼女の攻撃を素手で止めて一撃を与えます。
「世界からの刺客編」ではクァンシと2度戦い善戦しますが、どちらでも負けてしまい、その後の銃の悪魔との戦いや最終決戦には登場しなかったため、死亡説があがったのです。しかし彼は命拾いし、無事に第2部にも登場しています。
第2部での活躍は?
吉田ヒロフミの契約悪魔のタコはブラフで「食べてくれないかな?死の悪魔」は挑発っぽいなぁ。悪魔は歳を取らないから、実際いくつかは岸辺も知らなかったりしてね
それか、一部と一人称が違うし死の悪魔が吉田ヒロフミを殺して身体を乗っ取ったというのもありそう#チェンソーマン pic.twitter.com/HG0V4oWcU7— heal.m (@___1111_1753) December 27, 2022
第2部での再登場は主人公・三鷹アサとデンジが通う高校に転校し、校門の前にうなだれるアサに声を掛ける場面でした。その後、ある組織に所属しておりデンジを監視することになったと明かしています。
その目的はチェンソーマンの正体がデンジであることがバレないようにすることでしたが、デンジが戦う理由が「正体がバレたらモテるから」と聞き閉口してしまうのでした。
また永遠の悪魔に水族館に閉じ込められたときには「死の悪魔を食べてくれないかな」とデンジに言ったり、脱出時に飢餓の悪魔と視線を交わすなど、謎の行動も見られます。
さらに水族館で永遠の悪魔を倒したアサに警戒し、身の安全とチェンソーマンの正体がバレるのを防ぐために彼に関わらないよう釘を刺すのでした。まだ吉田ヒロフミが敵なのか味方なのかは分かっていませんが、今後も第2部で活躍していくことは間違いないでしょう。
【チェンソーマン】女性人気も高い吉田ヒロフミの活躍を読もう
今回は「チェンソーマン」の人気キャラ・吉田ヒロフミの性格や魅力、契約悪魔について解説しました。第1部で登場すると瞬く間に注目を浴び、第2部ではデンジの監視役で登場し、主要人物として今後も活躍が期待されています。
デビルハンターとしての実力に加え、イケメンで色気があり、クールでミステリアスな雰囲気から女性人気も高いです。そんな吉田ヒロフミの活躍を、ぜひ漫画で読んでチェックしてみてはいかがでしょうか。