チェンソーマンに登場する人物たちは、何かしらの悪魔と契約していたり、または悪魔そのものとして能力などを使用しています。その中でも公安直属のデビルハンター、マキマは何度でも生き返り不可思議な能力を用います。その真の目的なども併せてマキマに関して詳しく解説していきましょう。
目次
チェンソーマン・マキマのプロフィール
テレビ東京他にて『#チェンソーマン』
第11話「作戦開始」をご視聴頂きありがとうございました。いよいよ来週は最終回…!このあと25:00よりPrime Videoにて第11話が#チェンソーマン見放題最速配信 開始となります。
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— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) December 20, 2022
- 名前:マキマ
- 所属:公安対魔特異4課
- 階級:リーダー
- 性別:女性
- 声優:楠木ともりさん
マキマはかわいい!
https://twitter.com/Yumiki___/status/1571473156090757121?s=20
マキマは、公安対魔特異4課でリーダーを務めている女性です。内閣官房長官直属のデビルハンターでもあり、一介のデビルハンターでは当人の契約している悪魔を知ることすらできないとされます。
見た目は年齢としては20代前半程度の若そうな外見をしていて、身長は160㎝前後、主人公であるデンジやバディであるアキ、パワーなどの直属の上司に当たります。
瞳は同心円状となっているのが特徴で、美人でスタイルも良いことから作中でもマキマの見た目に惚れている人物は多く、主人公のデンジ、そしてアキも彼女に好意的に接しています。
当人も自身の部下および周辺の人物たちには常に優しく接しており、興奮したり声を荒げたりするような描写が作中一貫して見られないので非常に穏やかな女性として周囲からは認知されているようです。
ただ、家族構成や当人の経歴などといったように彼女本人のプライベートな部分については明らかにされていない等、落ち着き払った性格から逆に不気味な雰囲気を感じる人物も少なくありません。
チェンソーマン・マキマは何者
マキマさん。お洒落な感じで#チェンソーマン #chainsawman #イラスト pic.twitter.com/eQhao7j6pq
— 楽奈がく Gaku Rakuna (@gakkunning) September 13, 2022
作中では、デンジがポチタと契約した事によってチェンソーの悪魔になり、マキマはその上司ということで色々と接する機会も多くありました。しかし、物語が進むにつれてマキマの正体も明らかになってきました。
チェンソーマン・マキマは支配の悪魔か?!
https://twitter.com/little_0606/status/1640938460348547072?s=20
その正体は「支配の悪魔」です。初めてその名前が出たのは本誌第75話、アメリカ合衆国のおそらくは大統領と思しき人物の口からで「アメリカ国民の寿命を一年与えるからマキマを、支配の悪魔を殺してほしい」と銃の悪魔に契約します。
本人も周囲に自分が支配の悪魔であることを公表はしていない様でしたが、最強のデビルハンターとして自他ともに認めている岸辺はマキマの正体、およびその目的を知っている様子でした。
本人がパワーなどと同じく悪魔そのものであるために、人間に対しては忠実で親しみやすく愚かである事からわざと優しく穏やかな親しみやすい性格で接していると明かしています。
チェンソーマン・マキマは黒幕か?!
【チェンソーマン】「私を信じて?」あのさあ!!これのどこが信じられるっていうんですかマキマさん!!スッゲエミステリー映画の黒幕が使ってくる顔じゃ~ん!!全然信頼と安心なんてないツラ構えだよ!まって無理デンジくん開けちゃダメ『支配』されないでええええええ!!#WJ38 pic.twitter.com/qmYqkEIfNp
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) August 23, 2020
作品がスタートした当初から、マキマは黒幕としてデンジの前に立ちはだかるのではないかという黒幕説は少なからずささやかれてきましたが、実際その通りの展開になりました。
内閣官房長官直属のデビルハンターという肩書を持っていますが、後述するようにマキマこと支配の悪魔は総理大臣との契約を結んでいます。つまるところ、直属の部下どころか日本の政府トップをも従える存在でした。
本人は、表面上は優しい性格で人間たちに接し、目的を銃の悪魔を倒すこととしています。デンジに対しても、銃の悪魔を倒してほしいといった旨の内容を告げています。
しかし実際にはその性格も上述した通り人間を犬のように見ているからこその振る舞いであって、目的についても後に詳しくご紹介する通りデンジ・チェンソーマンを狙っていたのです。
初めて名前が出たアメリカ合衆国の大統領と思しき人物が、銃の悪魔にすがってでも殺してほしい対象であり、かつレゼもマキマを「魔女」「マキマからは逃げられない」と語っていますから、相当に強い悪魔である事が分かります。
チェンソーマン・マキマが何度でも生き返るのはなぜ
https://twitter.com/kogomd/status/1640343623618428928?s=20
マキマは、作中で何度も致命傷になるような負傷を受けていました。サムライソード一派からの電車内での銃撃や、地獄に行った際の闇の悪魔からの攻撃などを受けている訳ですが、何事もなく生き返っていました。
マキマの支配の悪魔の能力とは
チェンソーマンの公安編、マキマが胸糞悪く嫌われがちだが、自分の中で見方を変えてみたら、凄いマキマに対して印象が変わってきた。
#チェンソーマン #chainsawman #マキマ #支配の悪魔 #ジャンププラス #漫画 #漫画好きと繋がりたい pic.twitter.com/Yz3A4oC5cP
— マスタング ゲーム実況/ゲーム制作 @バンドリーマー (@channel5858) March 29, 2023
この生き返りのからくりを説明するためには、まず支配の悪魔としての能力についての詳細を知る必要があります。支配、という言葉だけでは、漠然とした印象を受ける方が多いかもしれません。
悪魔は人間がその概念などに持つ恐怖などから生まれ、恐れが強いほどにその悪魔も強大化しますが、支配というのは例えば統治者や支配者といったような人の上に立つ者たちへの畏怖として常に人類とともにありました。
永遠、闇などと同じく具体的な形を持たない概念的な悪魔であり、肉体強度としては通常の人間並みですが、これは支配者自身は兄弟ではない事、そして後述す生き返りが支配者はいつの時代も存在していると意味すると考えられています。
その能力としては「自分よりも程度が低いと思った対象を意のままに操る」という権力をそのまま形にしたようなものです。
- 小動物の支配、そこからの盗聴
- 死後を含めた他者の身体を操る
- 記憶の改ざんや暗示
- 他者の思考能力を放棄させて操り人形にする
- 契約相手の使役している悪魔も操る
- 致命傷を負っても短時間で復活する
作中で用いられた支配の悪魔としての能力は上記の通りで、いずれにしても自分以外の対象の支配を行う事が可能となっています。
特に支配能力としては思考放棄と使役している悪魔の乗っ取りが凶悪であり、思考を放棄させてその人物の契約する悪魔を操るという形で間接的に他の悪魔の能力も使用可能となるのです。
マキマが何度でも生き返る理由は
支配の悪魔#チェンソーマン #マキマ pic.twitter.com/6u7KUyyP2C
— Koha* (@Koha_2652) September 19, 2022
そして、能力の1つとして紹介した致命傷からの短時間での復活ですが、これは「自分への攻撃が適当な日本国民の事故、病死として変換される」というものに寄ります。
これは内閣総理大臣がマキマと交わした契約であり、自らもあくまであることから人間である総理大臣と契約、自分自身の命を日本国民全員分の残機制としたのです。
この無茶苦茶な契約によって、本当にマキマを倒そうとする場合には日本国民全員を皆殺しにしなければならないという、日本を人質に取っているような状態になっています。
チェンソーマン・マキマの真の目的は
【チェンソーマン】ドイツサンタの操り人形をズタボロに片づけたマキマさんがプロの仕事人っぽくってかっこいい…!なにも装備していないけど武器は捨てたのか、素手でマキマ無双したのか、使役悪魔で倒したのか。手段はともかく「マキマさんなら負けない」な説得力語る演出かっこいいですねー。#WJ13 pic.twitter.com/9QaHzu57Cq
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) February 21, 2020
これほど強大な力を持っているのですから、総理大臣との契約をしているとはいえデビルハンターとして活動をしている必要はあまりないようにも感じるでしょう。表向きは銃の悪魔を倒すこととしていましたが、本命は別にありました。
マキマが本当にしたかったこと
https://twitter.com/gorisu_smile/status/1571827876223397889?s=20
その目的というのは「デンジとポチタことチェンソーマンとの間に結ばれた契約を破棄させる事」です。ポチタとデンジが融合しているのは、デンジが普通の人間として死ぬためであると考えました。
よって、まず自らがパワーやアキなどを家族として用意し、デンジ自らの手でアキを殺害、そしてパワーも自信で殺害することで、幸せにした後でどん底に突き落とすのが狙いだったのです。
そして、チェンソーマンの正体も明らかになり、地獄のヒーローであり食べられた悪魔の元となった概念がこの世から消失するというものです。
これを知っていたマキマは、チェンソーマンを自分の味方につけて利用することによって、より良い世界を作り出すというのが最終的な目的であったと考えられています。
マキマがチェンソーマンに対抗するため連れてた武器人間
変身、公安対魔特異5課。#チェンソーマン pic.twitter.com/KpncDF1dQ2
— | | |村@絵仕事募集中 (@erupusai2) October 17, 2020
原作10巻にて、チェンソーマンに対抗するためにマキマは武器人間を連れています。ボム・火炎放射器・槍・剣・刀・弓・鞭の7人で、この武器人間らで構成されているのが公安対魔特異5課になります。
この構成されている武器人間の中には、かつてチェンソーマンによって撃破されたサムライソード、マキマが殺害したレゼやクァンシなどの姿もありますが、なぜ同じ姿をしているのかは不明なままです。
マキマは死亡キャラ
マキマの圧死攻撃について。
◯条件
・標高の高い神社
・鳥による視認
・生贄
・ターゲットのフルネーム最後のシーンでは死刑囚もいなくなっているから契約している悪魔が死刑囚を食べるetc…したんだろうね、だから目隠し。#チェンソーマン pic.twitter.com/R7G5Y7bq1L
— 水色 (@Mizuiro1126) December 26, 2019
支配の悪魔としてのマキマの能力を見ると、どうやっても倒すことができないように感じるかもしれません。しかし、デンジは意外な方法でマキマを倒すことに成功しました。
マキマの死亡シーン
マ、マキマ定食、、、❓ pic.twitter.com/hbI5W7JTni
— いきいき健康まあじゃん❕ (@_sobaudontyan) December 9, 2022
マキマ対デンジ・チェンソーマンの直接対決では自らの心臓を囮にする事で虚をつくことに成功し。様々な料理に変えるという方法でデンジが食べて死亡する、という展開になりました。
デンジがマキマを倒すことが出来た理由
マキマさんってこんな味かぁ定食。#チェンソーマン#生姜焼き#カニバリズム pic.twitter.com/in6EhrBj6g
— 😈椎名彩子😈 (@killer0216) December 7, 2020
先に述べた通り、普通に殺そうと思っても日本人が身代わりに死ぬだけのマキマに対しては正攻法では太刀打ちできないと判断します。そこでデンジが思いついたのが「自分がマキマを食べることで1つになる」という策です。
生姜焼きやハンバーグ、カツなどの料理に変換し自分の中に取り入れることで、新たに生き返ることなく打倒することに成功しました。読者の間ではこのマキマの肉を使った料理を「マキマ定食」と呼んでいます。
マキマさんはには多様な能力がある
チェンソーマン第二部をジャンプラで読むマキマさん❤ pic.twitter.com/zOLP5lZX6S
— あき (@akikoke_2D) September 19, 2022
支配の悪魔そのものであるマキマには、不条理とも言えるほどの多彩な能力を有していました。動向が気になる方は、是非ともチェンソーマン本誌を読んでみてください。