チェンソーマンは、週刊少年ジャンプにて連載されている人気作です。アニメ化がされたことによってますます勢いに乗っている作品なのですが、連載終了や打ち切りなどの噂が立っているのです。そこで今回は、チェンソーマンの連載終了や打ち切りといった話が出ている理由などを探ってみました。
チェンソーマンとは
テレビ東京他にて『#チェンソーマン』
第11話「作戦開始」をご視聴頂きありがとうございました。いよいよ来週は最終回…!このあと25:00よりPrime Videoにて第11話が#チェンソーマン見放題最速配信 開始となります。
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— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) December 20, 2022
チェンソーマンといえば、2022年に話題になった作品の1作でもあります。まずはどのような作品なのかについてご紹介していきましょう。
藤本タツキによる漫画
チェンソーマンも好き。ずっと推してる。
2部も面白いしアニメもくるし。
超覇権握るだろ絶対!!本当に大好き! pic.twitter.com/OnpSx9hWie— ぶっち (@bucchi_gensin) September 18, 2022
チェンソーマンは、藤本タツキ氏による漫画作品です。週刊少年ジャンプにて第1部となる公安編が2019年1号から2021年2号まで連載されており、第2部となる学園編が少年ジャンププラスにて2022年7月より連載されています。
コミックス13巻までの累計発行部数は、2023年4月時点で2400万部を突破している大きな人気を博している作品である事が数字からも分かります。
作品の特徴
makima pic.twitter.com/USiSo4wHrw
— HY (@Hem_Oo_) May 2, 2023
作品の内容としては人に害をなす悪魔を同じ悪魔の力を使ったりして狩っていくデビルハンターたちの活躍を描いています。
ジャンルとしてはホラーアクションということになるのですが、タツキ氏の描く個性的なデザインセンスやシニカルなギャグ、絶望と閉塞感漂う社会描写に対して主人公たちの楽観的なキャラクターが相成って、独特な世界観が生まれています。
物語全体としての雰囲気もタツキ氏が映画好きであるということからその趣味がありありと反映されており、まるでZ級映画やB級ホラーなどを連想するような世界観になっています。
作品のモチーフとなっている工具の鎖鋸に関してはチェーンソーとチェンソーの2つがありますが、伸ばし棒が2つあると締まりが悪いということでチェンソーになったのだそうです。
チェンソーマンのあらすじ
チェンソーマンで好きなキャラは
サメの魔人のビームです pic.twitter.com/6XXW7KxsAP— いつきクラブ♣️ (@itukiclub) March 4, 2021
居なくなった父親の多額の借金を抱えその返済に奔走していた主人公であるデンジは、貧乏な生活を送っている中でペットであった悪魔のポチタと融合し、チェンソーの悪魔になったことから物語はスタートします。
公安のマキマがデンジのうわさを聞きつけて表れ、デンジは公安に所属するデビルハンターとして人に害をなす悪魔たちを討伐するなどの活躍を行います。
マキマの命を受けて先輩である早川アキ、そして血の悪魔であるパワーと不思議な同棲生活を送ることになり、仲間としても関係性を持っていきます。
チェンソーマンは打ち切りで連載が終わった?
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2022年にはテレビアニメの放送もしているこのチェンソーマンは、ジャンプの中でも現在進行形で人気の作品です。ではなぜ、打ち切りで連載終了したなどという噂が出ているのでしょうか?
打ち切りの噂の理由①2年で第1部が完結
『チェンソーマン』次号完結 連載2年に幕
《重大発表》告知に「アニメ化?」「実写化?」と反響 【詳細】https://t.co/s6q3CY1Xwa
#ジャンプ #チェンソーマン #藤本タツキ #マキマさん @jump_henshubu @SHUEISHA_PR pic.twitter.com/wYWExxw0ZX
— ORICON NEWS【アニメ】 (@oricon_anime_) December 6, 2020
まず1つ目の理由としては、2年間で第1部が完結したからというのが挙げられるでしょう。チェンソーマンはスタートしてから第1部として展開されています。
第1部は公安編となっており、主人公をデンジとして銃の悪魔という強力な悪魔の討伐を目標としていましたが、上司のマキマによって既に銃の悪魔本体が討伐されているのが明らかになります。
加えてマキマは支配の悪魔であり、チェンソーマンの心臓であるポチタを狙っていて自分の想い通りにする為にアキやパワーなどを用意したことも明らかになりました。
そして第1部のラスボスとしてマキマが立ちはだかっており、いきなりの急激な展開に驚いたという声のあるファンも多く居ます。
これが打ち切りが決まっていて無理やり物語を締める方向へと進めたのではないか、という噂の立つ理由になっていたのですが、こうした急展開はもともとタツキ氏の得意とする展開でもあります。
加えて2年で完結した第1部に続いて、新しく三鷹アサが主人公に据えられて学園編として物語がスタートしています。
打ち切りの噂の理由②週刊少年ジャンプに向いていない
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続いては、作品の内容が週刊少年ジャンプに向いていなかったというものになります。一応デンジが公安のデビルハンターとして立ちはだかる悪魔たちを討ち果たす、といった流れにはなっていますが、デンジ自身は決してヒーローではありません。
むしろダークヒーローとしての立ち回りが多くなっており、例え民間人が危険に晒されたり人質にされるといった事があってもそれらを人道に基づいて助けるなどといった事はりません。
加えて、人気のキャラクターたちも危険が及べば躊躇なく死亡していく展開も普通にあり得ますし、戦闘描写もグロテスクなシーンが豊富にあります。
作者の個性といえば勿論良い方向に考えられるのですが、こうした描写のされ方はジャンプらしくないという評価も少なくありません。
元々タツキ氏はジャンプではなくチャンピオンを読んで育っているということも語られていますので、そうした経緯からチェンソーマンの世界観なども決まっていったのかもしれません。
打ち切りの噂の理由③怒涛の急展開
チェンソーマンの連載予告、凄い打ち切り臭がする pic.twitter.com/kQcA3w1nun
— こねここねこねこ (@konekoneneko222) July 27, 2020
展開が怒涛かつ急である事も打ち切りの噂が出た理由の1つに数えられています。実はチェンソーマンは、連載がスタートした当初はすぐに打ち切りになるのではという心配がされていたのです。
それは先にご紹介した作品自体のジャンプ作品とは思えないような世界観などから、すぐに終了してしまう可能性が考えられていたのです。
また展開としても急激に変化していくところがあったがために、読者からは打ち切りが決まっていたから吹っ切れて急展開にしたのではないかという噂が立っていました。
タツキ氏の前作品であるファイアパンチと同じような終わり方になるのではないかとも噂されていたのですが、実際のところは第2部へと進んでいます。
チェンソーマンが打ち切りを回避した理由は?
fangirl#チェンソーマン #chainsawman pic.twitter.com/dxJiftkCUa
— Sailen (@Sailen0) April 30, 2023
この様に、定かではありませんがチェンソーマンが打ち切られてしまうのではないかという心配は間違いなく連載当初にあったようです。ですが、今日まで作品は人気作として続いています。
国内外問わず人気
#チェンソーマン第一部完結
チェンソーマンが超好きです
1部~ありがとうございました!2部もめっちゃ楽しみです!! pic.twitter.com/kY44BsL7Bn— くの (@9_1kuno_) March 7, 2021
打ち切りなどが発生しなかったのは、まず国内外問わない人気の高さが挙げられます。先に述べている通り、チェンソーマンの作風はおよそ今までのジャンプ作品とは異なる異色とも言える雰囲気があります。
少年史であるはずのジャンプに掲載するにはグロテスクなシーンも多くギリギリと言える中、逆にその異色さや他に観ない雰囲気、物語の緻密さなどは国内でも人気を博しています。
また海外でも、同じように作風が受け入れられたようでファンの方も多く居る様です。2022年にはアニメ化もされていますので、更にファンが多くなるのではと予測されています。
考察要素が多い
岸辺から支配の悪魔・ナユタを託される…???
ナユタどっから来たのかよく分かってなかったけど、そうだったのか。
読み返してみると、ナユタのルール色々あってこれもいずれ明かされるのだろうか?
#チェンソーマン pic.twitter.com/BjNcILYEoE— アイス🍨 (@A5052_lain) May 3, 2023
2つ目は、考察できる要素が多くあるというものです。チェンソーマンの作品の物語の進行が中々にトリッキーであり、先の進行がどうなっているかが読めなくなっています。
物語の中ではデンジの周りにいる人物も容赦なく死亡していくといったように精神的につらい描写も多く見られますが、それを上回るような展開が出てくるのも多々あります。
また意味のありそうな描写や敢えて詳細な部分が語られていないところが完結したはずの第1部の中でもまだまだありますので、どうなっているのかを考察する余地が多いのも注目が集まっている理由の1つで間違いありません。
「少年ジャンプ+」に移籍した理由は?
Dinner. (Chainsaw Man) (Ch. 128)
#ChainsawMan #チェンソーマン pic.twitter.com/t6HYemDMJp
— Reef (@Reef_Color) May 8, 2023
冒頭でご説明した通り、チェンソーマンは第1部の公安編が2019年から2021年までジャンプで連載され、そして第2部の学園編は少年ジャンププラスで掲載されています。
すなわち第2部の連載に当たってジャンププラスへと移籍が行われたわけですが、その理由として担当編集者が移籍したというのが最も大きいと考えられています。
担当編集者は林士平氏で、現在は「ダンダダン」や「SPY×FAMILY」なども同じく担当として編集されています。この方が、ジャンププラスの編集者に移籍したのです。
加えて作風としてもジャンプよりはジャンププラスの方が合っていて、表現の幅も広がりより自由な作風で連載できるからというのもあるかもしれません。
チェンソーマンの続編・第2部はいつから?
YOR COVER #chainsawman #チェンソーマン #三鷹アサ #YOR pic.twitter.com/auOkq9nM7m
— Ishumera Q (@Q_ishumera) May 6, 2023
第1部である公安編については、マキマがラスボスとして描かれる形で終結しています。最後にその続編となる第2部の情報についてご紹介しましょう。
2022年7月13日より連載開始
Asa #chainsawman #チェンソーマン2部 pic.twitter.com/6Ifu1De5xX
— Nathan🏇 (@nthndn) January 19, 2023
まず第2部に関しては、2022年7月13日から少年ジャンププラスで掲載がスタートしています。第2部では三鷹アサが主人公になり、勿論第1部主人公のデンジも登場して学園での関係性が進行しています。
第2部ではデンジが学園に通う高校生となり、同じ高校に通う三鷹アサとの関係や支配の悪魔の力を受け継いだナユタとの共同生活などが描かれています。
【ネタバレ】第1部の最終回をおさらい
ナユタ
#チェンソーマン pic.twitter.com/ilF5rlOiCA— 大正西木 (@____rudommm) April 29, 2023
第1部の終わり部分ではデンジが支配の悪魔であるマキマをラスボスとして紆余曲折ありながらも討ち果たし、彼女の暴虐を食い止めるのですが新しくナユタという少女が登場します。
この少女はマキマと同じ同心円状の瞳をしており、支配の悪魔の生まれ変わりとして新しくデンジの前に現れたのです。二の舞にならないよう、デンジとナユタの愛情が見える共同生活が始まります。
またデンジ本人も学生服を着ている姿が描かれており、彼も高校生として一般的な生活を送る人間になっている点が描写されています。
チェンソーマンは打ち切りにならず現在第2部が連載中
#chainsawman #チェンソーマン2部
デンジ pic.twitter.com/ELpCQKAnUt— 🐶 (@unsleep_box) January 14, 2023
チェンソーマンは打ち切りに等なっておらず、バトルなど動きの多かった「動」の第1部に対して心理描写の多い「静」の第2部が連載中です。是非とも本誌および単行本をチェックしてみてください。