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【メイドインアビス】グロいシーンが多いのはなぜ?トラウマ級グロシーンまとめ

メイドインアビスという作品は、アビスと呼ばれる大きな大穴での探検を主軸にした物語です。主人公たちの可愛らしい見た目とは裏腹に、非常に残酷でグロテスクなシーンが非常に多いことでも知られています。今回は、そんなメイドインアビスのグロテスクなシーンをまとめてご紹介します。

【メイドインアビス】どんな漫画?

メイドインアビスは、アビスと呼ばれる大きな穴を探検する者たちを描いた冒険ストーリーとなっています。まずはどんな内容になっているのかをご紹介しましょう。

メイドインアビスのストーリー

メイドインアビスは、つくしあきひと氏原作によるファンタジー漫画作品です。ウェブコミックガンマにて配信中の漫画であり、ウェブ上では本編の他幕間「ハウアーユードコカ」を見ることができます。

人類最後の秘境と呼ばれている、約1900年前に南海ベオルスカの孤島で発見された巨大な縦穴には、超常的な力をもつ様々な遺物と独自の生態系が形成されています。

その大穴の上の淵には、アビスの探検を担う探窟家たちが済んでいます。アビス内に存在しているアビスの呪い、上昇負荷とも呼ばれている危険なアビス内の遺物や糧、道のロマンを求めて命がけの奈落に挑んでいます。

主人公の孤児院で暮らす探窟家見習いのリコは、アビスに対して人一倍の強いあこがれを持っていました。彼女の母親であるライザのような偉大な探窟家を目指していたのですが、ある日レグという機械仕掛けの生命体に命を救われたことから本格的な探窟が始まります。

ファンタジーの世界を舞台としており、可愛らしいキャラクター達が魅力的ではあるものの、それらからは想像がつかないほどのアビス内の過酷さとハードな展開が特徴となっています。

異世界を舞台にしていながらも治癒の魔術的な方法は存在しておらず、主人公がチート補正ありきで冒険活劇を繰り広げるのではなく弱くても知恵と心力で持って乗り越えていく話が展開されています。

メイドインアビスの作者

そんなメイドインアビスの作者は、つくしあきひと氏です。ゲーム会社のデザイナーを経てイラストレーター、漫画化を目指された方で、子供を描くのが好きで高校生や大人を描き続けると体調を崩すとまで紹介されています。

故にこのメイドインアビスでの主人公、リコやレグたちも子供であり、登場する主要なキャラの他「成れ果て」と呼ばれる生物たちも皆子供の容姿をしています。

過去作品には2011年の「スターストリングスより」という作品があり、趣味は博多一番でラーメン固めを頼み辛子高菜とにんにくを入れて食べることとしています。

【メイドインアビス】リコの正体は?1度死亡したのに生存しているのはなぜ?

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【メイドインアビス】主な登場人物

ファンタジーでありつつもグロテスクでリアルな展開が特徴となっているだけあって、登場する人物も頭のネジが外れているような一癖も二癖もある人物ばかりとなっています。

リコ

まずは本作の主人公、リコです。12歳の少女で探窟家ランクは見習いの赤笛であり、金髪のツインテールと眼鏡が特徴的です。眼鏡に関しては水晶を通さなければ頭痛を起こす体質らしく、視力自体は問題ありません。

作中世界において英雄とされている白笛、ライザの娘であり、彼女が率いていた探窟家のメンバーであるトーカを父に持ち、親のライザに関しては自分の母親である事しか知りません。

アビスに対しての憧れは人一倍強く、孤児院で探窟修行をしていたある日に記憶喪失のロボットであるレグと出会った事、そして奈落の底からの母からの手紙を見たことによって、深層にいる母の元を目指し始めます。

前向きで勇気及び好奇心にあふれた探窟家らしい気質を持っており、この点に関しては母のライザ譲りのようですが作中の図太い人間が多い中でも屈指のメンタルの強さと決断力を持っています。

遵法精神はまるで見られないどころか悪戯や窃盗の類も平然と行い、拾い食いなどの行為でもためらいなく行う他、孤児院主催の子供探窟隊では見つけた遺物を度々着服してそれがバレていました。

アビス内に存在している原生生物や遺物、植物などに関する深い知識を有しており、特に遺物に関しては今まで世に出回ったアイテムリストをすべて暗記しているほどです。

応用力や観察力などに関しても優れており、事前知識の及ばない未知のアビスの環境下にあってもその豊富な知識を基にしたアドリブによって幾度も切り抜けています。

知恵に優れる一方で身体能力に関してはまだ子供であるためかそれほど優れている描写はなく、どちらかといえばレグが実戦、リコが頭脳サポートといった立ち位置です。

レグ

主人公のリコにアビス内で機能停止しているところを発見されたロボット、レグです。自らの記憶を失っており、名前どころか自分がロボである事すら忘れていました。

褐色の肌に金色の瞳を持つ少年の姿をしており、ロボットでありながらも人間と同じように表情豊かですが、金属で作られている四肢がロボットであることを主張しています。

レグ自身があビス由来の遺物の一種のようで、奈落の至宝と称されるほどの高度で地上でも再現し切れないほどの機能をいくつも有しています。そのうちの1つ、手のひらと足裏にあるレンズ状の部位から光線を発射する「火葬砲」が主武器です。

ロボットである分フィジカル面においては、子供の容姿ながら強力な一方でメンタル面については所謂ビビりのようで、基本的にまじめですがその代わり騙されやすいです。

ナナチ

第四層、巨人の杯に降りたリコが、タマウガチの毒と逃げる際の上昇負荷で危機に陥った時に現れた、幼い見た目をしている半獣人です。

第四層の負荷が弱い端の方に家を作って住んでおり、そこに成れ果てのミーティと共生しています。友人であるミーティを助ける中で得た知恵と、第四層を渡り歩ける知識を持っています。

ウサギのような耳の生えた半獣人の姿をしており、「んなぁー」と特徴的な鳴き声をしています。元は孤児でしたがボンドルドの誘いを受けてアビスに降り、人間であったころのミーティと仲良くなります。

ボンドルドの所業によって現在の姿に至り、扱いに耐えかねて出奔、リコの介護と治療を一段落つけ、ミーティを見送ってからはレグとリコに同行しています。

ミーティ

ミーティは、ナナチと一緒に暮らしていた成れ果ての生物です。獣の形をした肉塊のような姿をしており、ナナチとは異なり会話は不可能で鳴き声を発するのみとなっています。

元々はナナチと同じく人間の少女だったのですが、ボンドルドの手によってアビスに連れてこられます。上昇負荷を克服する実験の被験体され、ナナチの分まで六層の呪いを浴び成れ果てと化します、

実験の結果不死能力を得ており、ボンドルドに実験をされていたのですがこれに耐えかねたナナチによって連れ出され現在の生活に至ります。

返事などの鳴き声はするものの会話には至らず、感覚はある様で単なる反応しかできない状態でしたが、殺すことで魂を解き放とうとしていたナナチはレグの火葬砲によって介錯をしてもらいます。

ジルオ

ジルオはメイドインアビスの序盤で登場するキャラクターで、リコがいた孤児院においては探窟修行をするリコたちのリーダーを務めていた人物です。

探窟家ランクは月笛ということで第四層までダイブが可能であり、リコたちと一緒にいたころは一見厳しく見えましたが、アビスの危険性を知ってのことでありレグとリコが奈落に行く事を決意したのを悟りながらも送り出していました。

ライザ

主人公リコの母親であり、作中世界における英雄として扱われている人物です。「殲滅卿」「殲滅のライザ」といった二つ名を有しており、同じ白笛のオーゼンの弟子でもあります。

外見は金髪碧眼の美しい女性ですが、その実態は男勝りという言葉すら生ぬるいほどのスーパーバイタリティの持ち主であり、幼少のころから礼儀知らずでジルオ曰く「探窟家でなければ変人」と評されています。

探窟家としては白笛に違わぬ実力を有し、アビス内での道の発見をいくつも達成し、10年たっても塗り替えられないほどの数々の偉業を達成したことで英雄として知られています。

物語開始時点で帰還不能の六層に突入する行為のラストダイブを行っており、少なくとも地上では死亡した扱いとなっていますが、リコ宛ての手紙を送ったことで実際の生死はいまだに不明となっています。

オーゼン

リコたちがアビス内で最初に出会った白笛の探窟家です。不動卿、動かざるオーゼンといった二つ名を有し、第二層にある監視基地にて探窟隊「地臥せり」のメンバーとともに防人をしています。

女性でありながら身長2メートル以上で巨大な獣のような外観をしており、自身が白笛の称号を得てから50年は経過しているらしく、それでいて若々しい見た目をしています。

年端がいかない子供であっても容赦をしないなど子供嫌いを自称しており、かつてリコの母親であるライザも師匠として仰いでいました。

厳しくはありますが奈落に対するアドバイスは至って現実的なものとなっており、性格こそ度し難くはありますが師匠としては最高であるとライザも語っています。

一級遺物、ヘルスジャンキーを体中に刺しており、1刺しで千人力を誇るこれを実に120か所も差しており、戦闘などにおいては無類の怪力を発揮します。

ボンドルド

ライザやオーゼンらと同じく白笛の探窟家、ボンドルドです。仮面を被ってパワードスーツを着込んだロボットのような外見で、探窟隊アンブラハンズを従えて第五層に前線基地を構えています。

黎明卿、新しきボンドルドという二つ名を有し、アビス深層での活動拠点の確保、完全な栄養食の開発、進行不可ルートの開拓をはじめとして人類のアビス攻略をわずか10年で成し遂げた偉人です。

しかしその実態は配慮や人徳が著しく欠如している作中屈指の狂人でもあり、ナナチやミーティらを生み出すべく凄惨な人体実験を幾度も繰り返しているマッドサイエンティストそのものです。

【メイドインアビス】グロいシーンが多い理由

登場人物1人とっても、癖の多い人物ばかりである事がお分かりいただけるでしょう。続いては、グロテスクなシーンがメイドインアビス内で多い理由についていくつかご紹介します。

理由①冒険の世界の真実が語られている

まず1つ目は、冒険世界の真実が語られているというものです。冒険にはロマンが詰まっているのは現実でも同じですが、その過酷さや生物の残酷さといったものをリアルに描いているのです。

リコ、およびレグノ師匠にもなったオーゼンによれば、アビスの原生生物は地上の生物はおろか自らよりもはるかに強かで狡猾なモノたちばかりであるとしています。

理由②グロイものに人は惹かれる

続いては、人はグロテスクなものに惹かれるという性質を持っている事です。メイドインアビスには食事シーンが多く出てきますが、通常のものだけではなく原生生物が探窟家を喰らうシーンもあります。

現実の人間も一見グロテスクに見える生き物たちを食べており、それが現在の常識にもなっています。改めて自然を描くメイドインアビスの中でも、こうした食事を含めてのグロテスクさを表しているのでしょう。

理由③アビスは未知なる世界

作中の舞台となるアビスは、直径約1,000メートル、深さ推定20,000メートルの巨大な穴です。未だかつてその穴のすべてを見た者はおらず、故に探窟家たちはその解明を目指しています。

加えてそんな未知なる世界には超常的な力を持つ遺物や、深海生物をほうふつとさせる狡猾かつ強力な原生生物が生息しており、浪漫を求める人々にとって危険でも好奇心を抑えられないという訳です。

【メイドインアビス】白笛のキャラクターたちの能力や特徴を詳しく解説!

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【メイドインアビス】トラウマ級グロシーン1巻~5巻

ここからは、メイドインアビスで描かれた中でトラウマになりそうなほどのグロテスクなシーンをご紹介していきます。まずは第1巻から第5巻までの内容からです。

グロシーン①祈りのポーズをしている骸骨(1巻)

第1巻において、レグは最初の探窟で祈りのポーズをしている骸骨たちを発見します。数千年前にアビスに住んでいた原住民たちのようですが、未だに何を意味するのかは分かっていません。

グロシーン②ナキカバネが探窟家を捕食(2巻)

続いて第2巻では、ナキカバネという原生生物によって探窟家が食われているシーンです。この生物は声帯模写を行って獲物をおびき寄せる特性を持っており、恐ろしさと狡猾さをうかがわせています。

グロシーン③毒を受けたリコの腕を折って切断(3巻)

第3巻で第三層に入ったリコたちは、タマウガチという強力な毒性を持つ原生生物に襲われます。リコはその毒針を受け、左腕をレグの手で折ってもらい切断するという提案まで自分からしたのです。

グロシーン④成り果てていくミーティ(3巻)

ボンドルドの実験によって、かつて人間であったミーティはアビスの上昇負荷による呪いだけを受けて成れ果てと化してしまいました。その過程も段々と人ならざるものになっていくため、悲しくもグロテスクなシーンとなっています。

グロシーン⑤人間に寄生するクオンガタリ(4巻)

本来は深界六層に生息するといわれる羽虫、クオンガタリですが、トコシエコウという花に化けて生物を襲い、脳に寄生します。寄生された探窟家は目から大量の幼虫が入り込んでいます

グロシーン⑥腕を切断されるレグ(4巻)

ボンドルドにつかまってしまったレグは解体業を行われ、その中で左腕を切断されます。ロボットであるレグにも痛覚があり、流血し絶叫していました。

グロシーン⑦ボンドルドの娘プルシュカがカートリッジに(5巻)

ボンドルドが自身の娘としているプルシュカを、上昇負荷を肩代わりさせるためのカードリッジにしてしまうシーンもあります。助けようと思っていたリコたちですが、既に人の形を残さない状態になってしまっていました。

【メイドインアビス】トラウマ級グロシーン6巻~10巻

アビスに生息している原生生物たちも、探窟家たちも危険な世界にいるためか凶暴性や狂人度合いが桁外れになっています。さらに物語が進行し下層に行くほどに、グロテスクさも増していきます。

グロシーン①潰されたメイニャ(6巻)

成れ果て村にたどり着いたリコとレグとナナチは、成れ果てたちに囲まれてピンク色の成れ果てのマアアにメイニャを奪われます。余程気に入ったのか手で握り潰してしまい、目と尻ワタと体液がグロテスクに飛び出しています。

グロシーン②メイニャを潰したマアアの清算(6巻)

同じ村で他社の価値を奪ったり傷付けるのは大変な違反行為であったため、マアアが大切にしていたぬいぐるみたちを千切り更には影法師によって体の一部も引きはがそうとするまでの精算をする羽目になってしまいました。

グロシーン③イルミューイが生んだ子供を食料に(8巻)

原住民の一人であったイルミューイは卵型の遺物「欲望の揺籃」を用い、水に寄生する原生生物の難を逃れようとしてイルミューイから生まれてくる小動物を糧としていました。

グロシーン④レグとファプタの戦闘(9巻)

かつて記憶を失う前のレグと面識があったらしきファプタですが、記憶をなくしたことによってファプタのことも知らない状態となっていたために、憤って壮絶な戦いへと発展してしまいます。

グロシーン⑤巨大な原生生物に食べられるファプタ(10巻)

アビスの原生生物リュウサザイたちが村からファプタへと襲い掛かり、体を食いちぎられてしまいます。しかし不死であるゆえに死ぬ事も出来ないという中、村人たちが自身を食わせることによって回復させるという手段に出ます。

【メイドインアビス】完結はいつ?最終回の結末をネタバレ予想!

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グロいけど惹かれるメイドインアビスを読んでみよう

メイドインアビスはグロテスクなシーンも多くあるのは事実なのですが、それでもなお惹かれるところがあるのもまだ間違いありません。是非とも本誌を読んでみてください。

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