東京リベンジャーズに登場する寺野サウスとは一体、どんな個性を持ったキャラクターなのでしょうか。この記事では、黒い衝動を持ったマイキーに殺害されてしまった寺野サウスの人物像に迫ります。寺野サウスが殺されてしまった後の世界や、タイムリープをした未来でサウスが幸せに暮らしているという噂についてもまとめるので、ぜひご覧ください。
目次
【東京リベンジャーズ】寺野サウスとは
さぁ 咲かせようか”夜想曲”
寺野サウス 壁紙
カッコよすぎ
#寺野サウス #東京リベンジャーズ pic.twitter.com/W7AqB8SPc2— i夢翔i (@yutolilAirilovi) June 23, 2021
この記事で紹介する寺野サウスとは、一体どんな人物なのでしょうか。まずは寺野サウスについて、基本的なプロフィールと彼の生い立ち、名前の由来をまとめます。東京リベンジャーズの読者の方も、まずは一度こちらで彼のプロフィールを振り返ってみてください。
寺野サウスのプロフィール
寺野サウスは、本名を寺野南と言います。サウスは通称です。1988年3月3日生まれ、身長210cm、体重135kgという大柄な男性キャラクターです。血液型はO型で、ディノ・サウスに所属していましたが六破羅単代に移りました。イメージカラーはハンターグリーンです。
寺野サウスの生い立ち
寺野サウスこと寺野南は、ブラジルはリオのスラム街で育ちました。彼を育ててくれたのは、病弱な母です。サウスの楽しみといえば、調律が狂ってしまったピアノだけでした。病弱な母を気にしていたディノと呼ばれているギャングスターは、サウスに生きる術を教えてくれます。
サウスは、5歳の頃ディノの敵を殺して稼いだお金で良い靴を買うことができ、暴力がお金に変わる価値のあるものだと知ることとなりました。それから、南はサウスと名乗るようになったのです。
12歳の頃、サウスはディノを殴り殺し、ギャングスター「ディノ・サウス」を結成し、ここから彼の血に塗れた毎日が本格的にスタートすることとなります。
寺野サウスの名前の由来
寺野サウスの本名は『寺野南』ですが、世話になったギャングスターのディノによって、「南」を英語に翻訳し「サウス」と名付けられることとなりました。このあだ名は六破羅単代を創設してからも使用され、彼の通称となったのです。
【東京リベンジャーズ】寺野サウスが死亡した経緯
東京リベンジャーズでは寺野サウスが死亡してしまいましたが、なぜ彼は死に至ることになってしまったのでしょうか。ここからは、寺野サウスが死亡した経緯についてまとめます。
ドラケンが死亡
TVアニメ『東京リベンジャーズ』
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
リングhttps://t.co/dj60g2Ipmn
_________東卍の「卍」をデザインしたリング。
東京卍會 副総長「ドラケン」こと
「龍宮寺堅」の名前を刻印しました。再予約期間:~2/27(月)#東リベ #toman_anime pic.twitter.com/YaK3j7iYbC
— U-TREASURE(ユートレジャー)公式 (@u_treasure_pr) February 11, 2023
まず、ドラケンが寺野サウスの所属している六波羅単代の下っ端の放った銃弾によって、倒されてしまいます。遊園地にいた瓦城千咒とタケミチのところへきた六波羅単代の下っ端連中3人が、拳銃で襲いかかってきたのです。
まず瓦城千咒が撃たれそうになり、タケミチが庇いました。その瞬間、ドラケンが駆けつけ、さらにタケミチを庇って六波羅単代のメンバーたちをボコボコにしたのです。
しかし、これでことは終わりませんでした。ドラケンはタケミチを庇ったとき、3発もの銃弾をその身に受けていたのです。
その銃弾は、彼の体を蝕む致命傷となりました。この後、ドラケンは東京卍會のメンバーたちとの思い出を走馬灯に見た後、エマに手を引かれ死んでしまいました。
三天戦争に発展
ドラケンが死んでしまったことで、東京を拠点とするる3大不良組織の抗争が始まります。この抗争はやがて、三天戦争とよばれる大規模なものへと発展していきました。関東卍會と六破羅単代、梵が参戦したこの抗争でしたが、関東卍會の総長であるマイキーは当初参加せずに傍観していました。
黒い衝動によりマイキーが暴走
祝7000フォロワー!
マイキー「やっと俺の出番か!」
タケミチ「待って!マイキー君!
気がはやい!!」マイキー「最近本編でも出番がねーぞ!」
(和) pic.twitter.com/t4q7HkUOVD
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) January 28, 2019
三天戦争を傍観していたはずのマイキーだったのですが、突如彼は黒い衝動に襲われ、我を忘れてしまいます。そしてまず、鶴蝶を返り討ちにするのでした。よほど強い鶴蝶があっという間に倒されてしまったのです。
そして、次にマイキーの相手になったのが寺野サウスでした。黒いオーラに包まれているマイキーとタイマン勝負をしたサウスですが、二人の実力の差は圧倒的で、マイキーの蹴りが寺野サウスの顔面に直撃し、大ダメージを食らうこととなりました。
マイキーに殺害される
黒い衝動に呑み込まれて暴走状態になり歯止めが効かなくなったマイキーは、鶴蝶を倒したあと、抗争の行われている只中へ踏み込んでいきます。そこに現れた寺野サウスでしたが、マイキーは彼をボコボコにしてしまいます。
その余りの一方的な攻撃に対し、途中でタケミチが止めに入ろうとしますが、返り討ちに遭ってしまいます。そして、ついにマイキーは寺野サウスにとどめを刺してしまったのです。
【東京リベンジャーズ】寺野サウスが死亡した後
六波羅?六破羅?どっちが正しいの?誰か教えて…
それとも、六波羅単代で何かが起きて六破羅単代になったの???#東京卍リベンジャーズ #東リべ pic.twitter.com/OYHDEHMeWS— もか(moka) (@mokachannel25) August 25, 2021
寺野サウスが死亡した後、三天戦争や彼が率いていた六破羅単代は、どうなってしまったのでしょうか。ここからは、物語の中で寺野サウスが死亡した後、劇中にはどのような変化が見られるようになったのかをお伝えします。
三天戦争は終結
寺野サウスがマイキーに殺されたという事実に、その場に居合わせた面々は驚くばかりでした。九井一が、これをもって関東卍會の勝利と三天戦争の終結を宣言しますが、それでもマイキーの暴走は止まりません。
明石はマイキーを批判したことで蹴りを入れられ、もう一度マイキーを止めようとしたタケミチはボコボコに殴られつ受けます。大ダメージを負ったタケミチを庇うように、瓦城千咒がマイキーに頭をさげて、梵(ブラフマン)を解散させることを宣言しました。
そして、結局は関東卍會が六破羅単代を吸収合併することになり、梵(ブラフマン)は解散する形となったのです。三つのチームが絡まって戦ったこの抗争ですが、結果的には関東卍會の勝利という形で終結しました。
六破羅単代は事実上の解散
六破羅単代は総代を寺野サウスが務めていたため、彼が死亡したことによって、実質解散することになってしまいます。六破羅単代は寺野サウスの圧倒的カリスマ性と能力によって治められていたチームだったので、組織内で次に総代を引き継げる人間がいなかったのだとされています。
それから、行き場を失ってしまった六破羅単代でしたが、関東卍會に吸収合併されたことで、完全消滅という末路を辿ることとなりました。
【東京リベンジャーズ】寺野サウスは最終回で復活?
東京リベンジャーズの作中で、マイキーの暴走によって一度死んでしまった寺野サウスですが、彼が最終回で復活するという噂が聞かれます。彼が最終回で復活を果たすというのは、果たして本当のことなのでしょうか。ここからは、寺野サウスの復活に関する情報をまとめます。
寺野サウスの未来の姿は?
#東京リベンジャーズ 今回もソッコーで読めてしまった…ww
寺野サウスが表紙なだけあって、サウスありきの26巻‼️
寺野 南(みなみ)→てらの サウス→ティラノサウルスww
その名の通りT-REX級に強いけど、三天戦争を制するのは…✨ pic.twitter.com/uK6kz7D7xL
— SHUN (@SawayakaShun) February 19, 2022
寺野サウスはマイキーの黒い衝動発動による暴力で殺されてしまいましたが、東京リベンジャーズはタイムリープをすることで、過去や未来を変えることができるというのが本筋のため、読者の間では以前から寺野サウスも復活するのではないかと言われていました。
マイキーが黒い衝動に呑み込まれてしまったのは、三天戦争のきっかけとなったドラケンの死が濃厚に関係しています。作中でも、マイキーが黒い衝動に呑み込まれようとするまさにその瞬間、ドラケンを脳裏に浮かべるような描写がありました。
そもそもドラケンが死ななければ、三天戦争が起こることもありませんでした。つまり、ドラケンが生きている世界を作り出すことができたなら、三天戦争を回避することができ、寺野サウスがマイキーの手にかかって死んでしまうこともなくなるというわけです。
東京リベンジャーズ最終回では、生き残ったキャラクターたちが、大人になってからどんな人生を過ごしているのかが描かれていました。そこに描かれていたメンバーの中には寺野サウスもいて、海外総合格闘技のヘビー級王者としての栄光を掴み取っていたのです。
今日1月17日は東京卍リベンジャーズ31巻の発売日(^^)
「おれが不良の時代を創ってやる」
あれから6年が経ちました。
ここまで応援してくださった読者の皆様、本当にありがとうございました!
漫画本編はここで終わりますがこれから映画やアニメなどまだまだ東卍の時代は続くのでお楽しみに!(和) pic.twitter.com/WdYuXYUjEg
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) January 16, 2023
そして、日本に帰ったときには、ワカとベンケイが経営している五条ジムに入り浸る生活を送っていました。最終回では、東京リベンジャーズに登場したこれまでのメインキャラクターたちが全員が生きている世界になっていて、それぞれがさまざまな人生を送っています。
手に職をつけていたり、自身のマインド、生き様を守り抜いて生きていたりと、有意義な人生を各々が送っているように見えます。さらに、それぞれがついた職業についても一人ずつ紹介されていって、最後にはタケミチと日向の結婚式が開かれる様子が描かれて、物語が終わっています。
寺野サウスが生き返ったことについてもそうですが、それ以外の場面でも、ことごとくハッピーエンドとして描かれているので、原作ファンの方はこの最終回に胸が熱くなったことでしょう。
寺野サウスの死亡の経緯を読んでみよう
サウス君
寺野サウス
寺野南 pic.twitter.com/y0dKhfwf3D— Daily Terano South (@DlyTeranoSouth) October 31, 2021
壮絶な生い立ちから、最後は暴走したマイキーに殺されてしまうという、極悪街道を突っ走るような人生を送ってきたサウスですが、最終回ではその強さを生かして格闘技界でチャンピオンになるなど、素晴らしい人生を送っています。
そんな寺野サウスが駆け抜けた色々な過去や、それに複雑に絡み合う要素を楽しみながら、もう一度東京リベンジャーズという作品をぜひ味わい深く読み返してみてください。きっと何度でも楽しめる作品であることに気がつくはずです。
その他の関連記事はこちらから