東京リベンジャーズに登場するあっくん(千堂敦)とは、どんなキャラクターなのでしょうか。作中で、彼が何度タイムリープしても現代で必ず死亡するというのは何故なのでしょうか。この記事では、あっくんにまつわる情報をまとめてご紹介します。東京リベンジャーズのファンの方はもちろん、あっくんの生涯を再確認したい時は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【東京リベンジャーズ】あっくん(千堂敦)とは
【キャラクター紹介①】
千堂 敦(CV:寺島拓篤)
タケミチの中学時代の不良グループ「溝中五人衆」のリーダー的存在でとても仲間思い。通称「アッくん」。https://t.co/IC16LF9EZp#toman_anime pic.twitter.com/ycGf7vk6vR
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この記事で紹介する、東京リベンジャーズの登場キャラクターあっくん(千堂敦)とはどんな人物なのでしょうか。まずは、あっくん(千堂敦)について基本のプロフィールをご紹介します。
あっくん(千堂敦)のプロフィール
あっくん(千堂敦)は1991年12月2日生まれ、身長168cm、体重59kg、血液型はO型で花垣武道の中学時代の不良仲間です。大溝中学校出身で、いとこがやっている原宿の美容院がお気に入りの場所だそうです。リーゼントが好きで、パンチパーマが嫌いと髪型にこだわりを持っています。
タケミチによると、あっくんは自分を犠牲にして仲間を助けることのできる、冷静で優しく、そして頼りになる存在だと言います。喧嘩の腕はそれほどでもありませんが、仲間のために頭を下げたり、身体を張ることのできる性格です。
溝中五人衆の一人
あっくん(千堂敦)は溝中五人衆と言って、タケミチの中学時代の仲良しグループの一員です。溝中五人衆にはこのほかにも山本タクヤ、鈴木マコト、山岸一司らがいます。タケミチが東京卍會の壱番隊隊長になってからは、溝中五人衆も入隊し壱番隊の隊員となっています。
作中であっくん(千堂敦)に目立ったシーンはそれほどありませんが、8・3抗争や天竺との抗争の際にはタケミチに加勢し、この場面でタケミチは彼のことを自分を犠牲にできる、優しい男と評して信頼感を示しています。
【東京リベンジャーズ】あっくん(千堂敦)の特徴
あっくん(千堂敦)は、どんな特徴を持ったキャラクターなのでしょうか。ここからは、あっくん(千堂敦)に見られるいろいろな特徴にフォーカスして情報をまとめます。
赤いリーゼントの髪型
あっくん(千堂敦)の特徴としてまず最初に挙げられるのは、その髪型です。赤いリーゼントという昔ながらのヤンキースタイルで、溝中で番を張っているという情報からも一見喧嘩が強そうに思えます。しかし、実際の実力はそれほどでもありません。
未来では五分刈りに
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髪型にこだわりのるあっくん(千堂敦)ですが、未来によってそのヘアスタイルはさまざまに変化します。東卍幹部の時は、五分刈りのような短髪になっていました。さらに頬はこけ、眼光鋭く両腕に刺青を入れるなど、第4話でのあっくん(千堂敦)の風貌は大きく変化しています。
ヒナの弟で警察官の橘直人が持っていた捜査資料には、嫌いだったはずのパーマをかけている写真もありました。8・3抗争後の未来で美容師見習いとして働いていた時は、中学時代のようなリーゼントスタイルでした。
喧嘩は弱い?
第4話「Relieve」より9~12P。 pic.twitter.com/EODrcYetf9
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溝中五人衆のリーダー格であるあっくん(千堂敦)ですが、喧嘩の勝率はそれほど高くありません。キヨマサたちにボコボコにされてしまったり、「8・3抗争」で愛美愛主のメンバーに一方的にやられてしまったり、「関東事変」で天竺メンバーからコテンパンにされています。
そもそも、溝中五人衆そのものが弱く、タケミチがタイムリープする前は、キヨマサらに良いようにこき使われるという毎日を過ごしていました。
【東京リベンジャーズ】あっくん(千堂敦)は現代で死亡する?
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あっくん(千堂敦)が現代で死亡してしまうというのは、本当なのでしょうか。ここからは、あっくん(千堂敦)の人生が現代においてどのような結末を迎えるのかをまとめます。
2回目のタイムリープ後
2回目のタイムリープ前の現代、あっくん(千堂敦)は清水将貴を刺して警察に捕まり、出所してからチンピラになっていました。しかしタイムリープ後には東京卍會の幹部としてキャバクラを経営するようになります。
タケミチがそのキャバクラへ行くと、あっくん(千堂敦)はタケミチを線路に突き落としたのは自分であることを告白します。この時のあっくんは、稀咲の言いなりになっていたのです。そして、あっくんはビルの屋上から飛び降りて自殺します。
4回目のタイムリープ後
「みんなを助けてくれ
泣き虫のヒーロー 」#走れ最強のフィナーレへ pic.twitter.com/QdluAwBleT— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) October 27, 2022
4回目のタイムリープは、「8・3抗争」でのドラケンの死を回避した後です。あっくんは夢だった美容師の卵となっていました。初めての客はタケミチにするとも約束し、良い兆しが見え始めていました。
しかし、タケミチが彼女と夜の公園へ出掛け、彼がトイレに行っている隙に、日向の乗っている車に別の車が衝突します。そこに乗っていたのはあっくんでした。あっくんは、稀咲から日向と武道を殺すよう言われていたのです。
とにかく稀咲を恐れていることを口にしたあっくんは、「みんなを助けてくれ。泣き虫のヒーロー」と言い残して死んでしまいます。タケミチの前で、彼女と親友は息絶えてしまうのでした。
6回目のタイムリープ後
6回目のタイムリープでは、タケミチが壱番隊隊長となって、あっくんも壱番隊に入隊します。その後の現代において、タケミチはトーマンの幹部となり、溝中五人衆はその部下となっていました。
この世界でもあっくんが日向の車に突っ込み二人とも死にますが、これを命じたのは稀咲ではなくタケミチなのでした。しかしこれも稀咲の策略で、タケミチは標的が日向であると知らないままあっくんに命令してしまったのです。
タケミチから圧をかけられてしまったあっくんは、断ることができず、裏に稀咲がいたとはいえ、この世界ではタケミチによってあっくんが息を引き取ってしまうという結果に終わりました。
7回目のタイムリープ後
7回目のタイムリープでは、「聖夜決戦」を乗り切って、柴柚葉が柴大寿を殺す事態を防いで「黒龍」を潰し、未来における東京卍會との関係をなきものとしました。さらに、裏で糸を引いていた稀咲鉄太の動きがマイキーに露見し、彼はクビになります。
しかし、未来ではまた三ツ谷隆が死亡したり、あっくんがヒナの車に突っ込んで死んでしまいました。さらに、他のトーマンメンバーたちも、闇堕ちしたマイキーによって殺されてしまいます。こうして結局、稀咲鉄太を殺すしかないのだという結論に至ります。
【東京リベンジャーズ】あっくん(千堂敦)の関東事変後の現代は?
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本日12/2は、溝中五人衆のリーダー的存在。通称「アッくん」こと、千堂敦(CV:寺島拓篤)の誕生日🔥
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何度タイムリープしても死んでしまうあっくんですが、関東事変後、彼は一体どのような人生を歩むこととなったのでしょうか。現代におけるあっくんの消息に迫ります。
稀咲鉄太が死亡し運命が変わる
「関東事変」後、稀咲鉄太が死亡したため、ヒナやタケミチの殺害を命じられることがなくなり、あっくんの運命は変わります。9回目の現代で、あっくんは美容師になってタケミチのヘアスタイルを整えています。
東卍のメンバーそれぞれが幸せにしている中、タケミチは一人闇落ちしたマイキーを探します。あっくんは、溝中五人衆のメンバーたちと連絡をとってサポートしていました。この世界であっくんが死亡することはありません。2008年には、タケミチと同じ高校に通っています。
【東京リベンジャーズ】あっくん(千堂敦)が稀咲鉄太を恐れていた理由
あっくん(千堂敦)が稀咲鉄太を恐れていたのは一体どうしてなのでしょうか。その理由は、彼の奥さんと子供を人質に取られていたためです。こうして脅されていたあっくんは、稀咲鉄太に言われるがままにヒナの車に突っ込まざるを得なかったのです。
東京卍會は日本で最大の犯罪組織となっており、これを操る稀咲鉄太にとって、脅す人間が東京卍會の一員であるかなどどうでも良いことだったのです。数多の人材と情報網を活用し、民間人であろうと脅してしまうことも容易かったということです。
東京卍會の情報網がすごいという点では、第8話の段階で、初対面ナオトを見た時、彼が警察官であるということと、橘日向の弟であることをわかっていました。これほど大きな組織になると、警察の内部とも癒着があるので、日本国内にいる限りは稀咲鉄太の魔の手から逃れることはできないのです。
このような事情があったからこそ、あっくんはどの未来においても稀咲鉄太への恐怖が勝り、タケミチを線路に突き飛ばすこともあれば、ヒナの車に突っ込み自分ごと爆破することもありました。
何度もこれほど大それたことをしてタケミチと日向を殺そうと企てた稀咲鉄太ですが、実はただの色恋沙汰が原因のものでした。執念深い彼を突き動かしていたのがそのような理由だったとは、と呆れた方も多かったのではないでしょうか。
あっくん(千堂敦)の運命はタケミチにより変わる
あっくん(千堂敦)の運命は、タイムループを続けるタケミチによって大きく変わります。しかし、あっくんはもともとタケミチの親友ですし、心を許せる友達でした。そして、みんなを救うように伝言を残してくれたのもあっくんです。
確かに、脅されてタケミチや日向を殺してしまったことはありますが、未来で仲良くしているところを見ると、タケミチはそのようなことは水に流して、あっくんと向き合っているようです。
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