【東京リベンジャーズ】のキャラクター、羽宮一虎はクズだったというのは事実なのでしょうか。この記事では、羽宮一虎がクズと言われる所以でもある、過去に犯した罪を解説します。また、クズと言われる羽宮一虎が未来で改心したことについても触れるので、ぜひ最後まで読んで、彼の成長ぶりを目の当たりにしてみてください。
目次
【東京リベンジャーズ】羽宮一虎とは
この記事で紹介するのは、東京リベンジャーズに登場する羽宮一虎です。東京卍會結成のきっかけとも、クズとも言われることもある彼ですが、実際はどんなキャラクターなのでしょうか。まずは彼の基本プロフィールを見ておきましょう。
羽宮一虎のプロフィール
【東京リベンジャーズ】に登場するキャラクター、羽宮一虎のプロフィールは1990年9月16日生まれ、身長174cm、体重60kg、血液型AB型です。Kawasaki KH400が愛機で、イメージカラーは黄色です。所属は東京卍會から芭流覇羅に移りました。
「芭流覇羅」のNo.3であり反東卍勢力のリーダーとしての顔もあります。さらには東京卍會創設メンバーの一員でもある人物です。鈴がついたピアスと、首に描かれた虎の刺青が特徴的です。
タケミチらの中学の先輩ですが、1年の時逮捕され、2年間は少年院にいました。12歳の時に地元の暴走族である「黒龍」とたった一人で渡り合っていた彼をみて、マイキーらが一虎を助けるために作ったのが東京卍會なのです。
また、彼は場地圭介と腐れ縁がって、自分のする事なす事に全て付き合ってもらっていたほど仲が良かった過去があります。羽宮一虎は、ある日マイキーの誕生日プレゼントを用意すべく、場地と一緒にバイクを窃盗しようとしますが、その時誤ってマイキーの兄である真一郎を殺してしまいます。
このことを受け入れられなかった羽宮一虎は精神がおかしくなり、次第に情緒不安定となったことで、マイキーに対して深く恨みを持つことになります。
東卍創設メンバーの一人
先述したとおり、東卍創設の契機となったのは羽宮一虎です。2001年6月、マイキーはドラケン、バジ、三ツ谷、パーちん、一虎の面々を神社に集わせました。その頃、一虎が地元の暴走族「黒龍」とただ一人戦っていたからです。
このことをバジが知り、マイキーにどうすべきか相談を持ちかけたのがきっかけでした。マイキーは、一虎を助けるために大義名分がいると言います。そして、バジは「案がある」といい、自分たちで暴走族を作ることを提案しました。
そして各々の役割も決まります。総長がマイキー、副総長がドラケン、親衛隊長が三ツ谷、そして旗持ちがパーちん、特攻隊にバジ、一虎という構成です。最初マイキーが決めようとしたチームの名前は「東京万次郎會」でした。
しかしこのチーム名には誰もが反対し、結局名前はこれを元に「東京卍會」となりました。バジは一人がみんなの為に命を張れるようなチームにしたいといい、そのような願いが込められたチームが「東京卍會」なのです。
【東京リベンジャーズ】羽宮一虎がクズと言われる理由
一虎、お誕生日おめでとう!
#羽宮一虎誕生祭2021 pic.twitter.com/6DwnE2CJ8K— Doggyと如月瑞 (@Doggy_KisaragiM) September 15, 2021
東京卍會の創設メンバーというより、きっかけであるキーパーソンの羽宮一虎ですが、なぜ彼はクズと言われているのでしょうか。ここからは、彼が巷でクズと言われてしまう理由を徹底調査します。
クズと言われる理由①マイキーの兄を殺害
まずはなんといっても、マイキーの兄である佐野真一郎を殺したことでしょう。マイキーへの誕生日プレゼントを盗むために、場地とバイク店に忍び込んだ一虎でしたが、実はそこを経営していたのが、マイキーの兄である真一郎だったのです。
真一郎に姿を見られてしまった一虎は、彼を背後から殴って殺害します。このことをきっかけに少年院に入ることになった一虎ですが、逮捕されても彼は自身の罪と向き合うことができませんでした。
マイキーのためにしたことのはずが、真一郎を殺すことになるなんてあるわけがないと思い、彼の精神は錯乱します。その末、錯乱した彼は全てはマイキーのせいだと思うようになり、彼と訣別してしまったのです。
クズと言われる理由②歪んだ性格
【キャラクター紹介②】
羽宮 一虎(CV:土岐隼一)
不良集団・東京卍會の創設メンバー。現在は芭流覇羅のNo.3。首に虎の刺青があり、鈴のピアスをしている。 https://t.co/IC16LF9EZp#toman_anime #東リベ pic.twitter.com/T1acSBCkZp
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いつも笑顔の一虎ですが、生い立ちは凄惨を極めています。彼は幼少期、父から暴力を受けていました。母も同じく暴力を振るわれていて、幼かった一虎は母にどちらの見方なのかと聞かれます。
この時どちらか選ぶことを強要された彼は、頭の中で「人は誰しも裏切るものだ」と結論づけ、そう思い込むようになってしまいます。
クズと言われる理由③血のハロウィンで場地にも刃を向ける
今日9月16日は羽宮一虎の誕生日
羽宮一虎
174センチ 60キロ AB型
愛機 KH400(ケッチ)
趣味 コッテコテの不良グッズ集め
(ペーやんと趣味が合うらしい)(和) pic.twitter.com/6mWefWcuoL
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) September 15, 2019
一虎は、血のハロウィン編にて、少年院で知り合ったチョンボとチョメと組んで、マイキーと戦います。さらにバジにも攻撃を仕掛けるも、急所を外し殺すまでには至りません。しかしバジは、致命傷を受けつつ一虎が殺したということにしたくないため、自害してしまうのでした。
一虎は自首をして少年院へ行きますが、そこでバジが本当に大事だったこと、その彼を殺したことを後悔します。そして自殺を図ろうとしますが、ドラケンが面会に来て、真一郎を殺害したことをマイキーから許されていると知ります。
【東京リベンジャーズ】羽宮一虎はクズだけどかっこいい?
今日9月16日は羽宮 一虎の誕生日(^^)
一虎「本当にこのケッチくれんの?」
千冬「一虎クンコミュ力低いから祝ってくれる友達いないっしょ?」
一虎「一言多いわー。だから女にモテねーんだよオマエ」
千冬「アンタもね」(和) pic.twitter.com/LxS4fRZTSC
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) September 15, 2020
クズだと騒がれることの多い羽宮一虎ですが、その実かっこいいと人気のキャラクターでもあります。ここからは、羽宮一虎について、かっこいいと言われる要因をまとめます。なぜ彼がかっこいいと言われ人気なのか、こちらを読めば理解できるでしょう。
ピアスがかっこいい
羽宮一虎は、中身がおかしいと酷評されることもある一方、ルックスが良いことで男女問わずファンがついています。そんな彼の魅力としてファンが挙げるものの一つに「ピアス」があります。
このピアスは鈴のような見た目のデザインで、作中では「リン」と音が鳴っている場面もあります。これはバリ島のお守りである『ガムランボール』とよく似たデザインのもののようです。
タトゥーがかっこいい
タトゥーを入れているキャラクターの比率が高い東京リベンジャーズですが、一虎も例に漏れず首元にいれています。デザインは虎をモチーフとしていて、見た目がかっこいいだけでなく、勇敢・武勇という意味合いがあります。このことから、無敵のマイキーに憧れいれたのではとも言われています。
【東京リベンジャーズ】羽宮一虎は大人になった未来もクズのまま?
羽宮一虎は大人になった未来でもクズのままなのでしょうか。ここからは、羽宮一虎の未来における姿をまとめます。彼がどのようになっていくのか、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
血のハロウィン後の未来
羽宮一虎の未来における、「血のハロウィン」後ですが、12年経って彼は出所します。抗争をに出くわした人物はバジが自殺したと知っていますが、警察は一虎のせいにして求刑しました。
そのため、未遂ではあるものの収監期間が長くなった音です。そして、ちのハロウィンでマイキーに救ってもらっていたことを知った彼は、仲間達のことを再度大切に思うようになり、恩返ししようと出所しました。
そんな彼の前には、闇に堕ちた東卍が待ち構えていました。極悪集団と化した彼らを変えるために、一虎は千冬と共闘します。そしてもいう一人、刑事の橘直人とも協力しますが、そこで悪の根源と分かったのは稀咲鉄太という人物でした。
タケミチにも協力していた一虎ですが、稀咲までもう少しというところで、タケミチは千冬らと拉致され、千冬は殺されてしまいます。
関東事変後の未来
一虎は関東事変後、ペットショップの経営をします。なぜかというと、この時マイキーによって東京卍會は解散しており、次に何をするか考えた千冬が選んだのが、ペットショップ「XJランド」を開くことでした。
ペットショップの経営は、場地の兼ねてからの夢でした。一虎は、そんな彼をサポートすることに決めたのです。つまり、二人は死んでしまった場地の夢を引き継いでいくことに決めたのです。
【東京リベンジャーズ】羽宮一虎の名言・名シーン
羽宮一虎には数々の名言や名シーンがあります。ここからは、クズと言われてしまうこともある彼が見せる、別の顔をご紹介します。グッとくるようなシーンの数々を見れば、羽宮一虎という人物を好きになるかもしれません。
名言・名シーン①人を殺すのは悪者 敵を殺すのは英雄
名言一つ目は、マイキーに対して語りかけたこの言葉です。「人を殺すのは悪者。でも、敵を殺すのは英雄だ」です。東京卍會と芭流覇羅が戦うシーンで発言した言葉ですが、この時の羽宮一虎は精神がおかしくなりかけており、マイキーのことを完全に敵だと思っていました。
ですから、この言葉はマイキーを殺すことで自分は英雄になるのだという意味になります。この発言はいかにも自分勝手な理論から成り立っており、彼がクズであると言われることがよくわかります。
名言・名シーン②オレは場地と残る
場地を刺した羽宮一虎でしたが、彼が実は自分のために犠牲となってくれたことに気づいた時、「オレは場地と残る」という言葉を発しました。けじめをつけるために残ることを決めたのですが、これから自分の犯した罪と向き合おうとしていることがわかり、彼の成長が窺えます。
名言・名シーン③佐野万次郎を救いたい
血のハロウィンで場地に助けてもらい、マイキーに過去を許してもらったことで心が救われた羽宮一虎が、今度は自分が佐野万次郎を救いたいというシーンです。胸が熱くなるような場面と言えます。
【東京リベンジャーズ】羽宮一虎の過去はクズだが未来は変わる
羽宮一虎に関して、確かに過去はクズだと言えるかもしれませんが、未来において彼は大きく変わります。本当に改心して仲間たちを救おうとする姿が見られるので、ぜひ最後までチェックして、彼の生き様を見てください。
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