大人気作品東京グールreが、実は打ち切りだったという噂が立っています。今回は、東京グールreが打ち切りと噂されている理由や最終回について見ていきましょう。また、続編の可能性についても併せて紹介しています。ぜひ、東京グールreの完結について興味がある方は、最後までご覧ください。
目次
【東京グールre】とは
東京グールreは、連載終了から5年以上経っているにも関わらず、数々のメディア化がされており人気の作品です。ここからは、東京グールreについて見ていきましょう。
東京グールreの作品概要
東京グールは、2011年9月から石田スイ先生によって、週刊ヤングジャンプで連載されていた作品です。その後、続編となる東京グールreが週刊ヤングジャンプで、2014年10月から2018年7月に連載されていました。
2021年1月には、全世界でのシリーズ累計発行部数は4,700万部を超えています。さらに、テレビアニメ化だけでなく、実写映画化や舞台化もされている人気シリーズです。
東京グールreのあらすじ
東京グールの世界では、人を食べて生きる「喰種(グール)」という存在が人間に紛れて生活していました。グールは、人間よりも高い身体能力と驚異的な回復力を持っているのが特徴です。そんな人々の脅威となるグールを駆逐するために生まれたのが「喰種対策局(CCG )」でした。
東京グールの主人公のカネキは、何者かによってグールの臓器を移植されて、グールとなってしまいました。グールが経営する喫茶店「あんていく」でグールの世界について知ることになります。
東京グールreのストーリーは、東京グールの2年後の世界が描かれています。東京グールreは、CCGの佐々木排世(ささき はいせ)が主人公として登場しています。
ハイセは、体内にグールの武器である赫包を持った実験体の集団「クインクス」の指導者をしながらグール捜査官として生活していました。そして、クインクスと共にグール捜査官としてグールと戦う中で、自身のことや記憶がないことについて疑問を抱くようになっていきます。
東京グールでは、グール側を中心に物語が展開していきますが、東京グールreでは、CCGが中心に物語が進んでいくのが特徴です。東京グールで残された謎が、東京グールreで解き明かされていきます。
【東京グールre】打ち切りになったの?
6・19(金)より、東京喰種:re③巻発売しております。よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/b34c1WM8iG
— 石田スイ (@sotonami) June 19, 2015
人気作品の東京グールreは、打ち切りになったという噂が立っています。ここからは、東京グールreが打ち切りなのかについて見ていきましょう。
2018年に最終回を迎えた
最終回が掲載されたヤングジャンプが発売されております。
読者の方々、ヤングジャンプ編集部、印刷所の方々、
作品に携わって下さった方々、スタッフのみんな、
本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/9HWbWJQooh— 石田スイ (@sotonami) July 5, 2018
東京グールreは、2018年7月に最終回を迎えて連載が終了し、シリーズ全体の物語も完結しています。東京グールは全143話の全14巻で、東京グールreは全179話の全16巻での連載終了となりました。
また、テレビアニメ版東京グールも、原作漫画完結後に最終章が放送され完結しています。作品全体を通して難しい内容があり、明かされていない謎があるため、ファンの間では疑問が残った状態となっていました。
多くの謎を残したままの完結となったため、東京グールreは打ち切りという噂が立ってしまったのです。ですが、ストーリーとしては、きちんと完結をしています。
【東京グールre】なぜ打ち切りと言われている?
東京グールreは、多くの謎が残ったまま完結を迎えました。ここからは、東京グールreが打ち切りと言われている詳しい理由について見ていきましょう。
打ち切りと言われる理由①回収できていない伏線が多い
たくさんのお祝いのコメントやイラストなど、ほんとうにありがとうございました…!来年は修行したいです(Thank you for celebrating my birthday!) pic.twitter.com/KKuEfFNhr9
— 石田スイ (@sotonami) December 28, 2015
東京グールreが打ち切りと言われる大きな理由の1つが、回収できていない伏線が多いということです。例えば、人間の食べ物を受け付けないグールが、コーヒーだけは唯一飲むことができるのはなぜという疑問などが上がります。
あんていくの店長である芳村やエトなどの生死は、最後まで不明となっています。その他にもたくさんの張られていた伏線が回収されないまま、完結してしまいました。そのため、東京グールreは、打ち切りと噂されています。
ですが、ストーリーに大きく関わる伏線はしっかりと回収されています。打ち切りで謎ままになったのではなく、読者の解釈に委ねているとも考えられるでしょう。
打ち切りと言われる理由②展開が雑
みちに迷ってもいいから pic.twitter.com/nQ1lWtFfx6
— 石田スイ (@sotonami) March 29, 2015
東京グールreが打ち切りと言われる理由の2つめが、展開が雑ということです。東京グールでは、丁寧に回収されてきた伏線回収がされています。無印からのファンの間では、東京グールreが展開が雑に感じるという意見もありました。
また、東京グールreの終盤のグールと人間が共存できる世界が出来上がるまでの展開が早すぎるという意見もあります。終盤の急展開から完結までが早かったことも、打ち切りの噂が囁かれる理由の1つとなりました。
打ち切りと言われる理由③終わり方に納得できない
「誕生日は好きさ!君たちが祝ってくれるからね」#月山習生誕祭2016 ありがとうございました・ pic.twitter.com/kOnA4wMAul
— 石田スイ (@sotonami) March 3, 2016
東京グールreが打ち切りと言われる理由の3つめが、終わり方に納得できないということです。第1部の無印の東京グールから第2部の東京グールreの完結まで約7年間、シリーズ全体では30巻に及びストーリーが展開されていきました。
シリーズ全体を通して多くのキャラクターが登場し、それぞれのキャラクターについて詳しいエピソードがあります。そして、それぞれのキャラクターが、グールや人間としての立場としての様々な感情を繰り広げていました。
ですが、東京グールreの終盤では、キャラクターのその後についてサラッと紹介する程度になっています。そのため、打ち切りで話を無理やり完結させなければいけなかったのではないかという憶測につながりました。
【東京グールre】打ち切りではなく完結?最終回がひどい?
本日、24時からTOKYO MXにて「東京喰種√A」最終話が放送されます。途中で力尽きるだろうと思っていましたが、結局最後までED描いてしまったのでよろしくお願いします。 pic.twitter.com/zThX77gR50
— 石田スイ (@sotonami) March 26, 2015
ここまでは、打ち切りと噂される理由について紹介しました。東京グールに対する期待が高かった分、東京グールと東京グールreの物語のギャップを感じた方も多いようです。ここからは、東京グールreの最終回について見ていきましょう。
最終回のあらすじ
ねえ僕にはもう 忘れたいこと 忘れたいことがあるよ
(Pain/ハルカトミユキ) pic.twitter.com/AVx7bLvdgI— 石田スイ (@sotonami) August 18, 2016
東京グールreの最終回179話は、カネキの親友ヒデが、竜との最終決戦後のその後について語るところからスタートします。竜を鎮圧した後も、各地に残った卵管からは、「竜遺児」が産み落とされて人々を襲っていました。
CCGは解体されて、竜遺児を討伐するために、新たにTSCという組織が発足します。TSCのメンバーは、半数以上が元CCGを占めており、トップは丸手斎が就きました。また、TSCの活動にはグール団体「共同戦線」も協力しており、代表を月島習が務めています。
竜の毒によって、「ROS」に蝕まれていた人々も研究の成果によって、回復し元気な姿を見せています。グールのための「人工食物」の研究も進み、人を食べなくても生活していくことができるようになりました。
それぞれが、人とグールの共存のために生活しています。最後のシーンでは、カネキとトーカとその子供の姿が描かれて、物語は幕を閉じました。
読者の反応
東京グールreの最終回に対して、物足りなさを感じるといった不満の声が上がっていました。回収されていない伏線を自らの解釈で楽しむのが楽しいという声も上がっています。また、長期連載をしていた石田スイ先生を労う声やハッピーエンドを祝う声もありました。
作者の石田スイ先生のコメント
余震気をつけてくださいませ。
アニメ12話今日からです。
:re1期ラストです。よければ是非、是非。 pic.twitter.com/jTtHQPfZpi— 石田スイ (@sotonami) June 19, 2018
作者の石田スイ先生は、作品への考え方についてSNSで意見を発信しています。本編の内容について疑問に感じられていることは、「すべてマンガの中でしか答えることはできない」とコメントしていました。そのため、原作漫画の内容が全てであるということです。
また、最終巻16巻の終わりのコメントでは、連載中に味覚が無くなったり体調を崩したりしていたことに触れています。そして、連載が終わり「開放感」を感じていると語っていることから、東京グールシリーズの続編の可能性はかなり低いでしょう。
【東京グールre】続編の可能性は?
tof pic.twitter.com/Hz3ijAYZsm
— 石田スイ (@sotonami) August 1, 2017
東京グールreの最終回では、グールと人間の共存が描かれました。ここからは、東京グールreの続編の可能性について見ていきましょう。
原作の続編(第3部)の可能性
『超人X』第2話配信されました!
自分ひとりでいろいろ描くのは大変ですが
読んでいただけると報われます…!
何卒!!#超人X https://t.co/Fh3cG0IXnW pic.twitter.com/CBhnhjC03m— 石田スイ (@sotonami) June 29, 2021
東京グールreの最終回では、グールと人間の共存とそれぞれのキャラクターのその後が描かれました。最終決戦の敵となった竜は討伐されましたが、各地に残された卵管からは「竜遺児」が産み落とされています。
この竜遺児は、グールと人間の共通の敵となっており、ひそかに戦いは続いています。竜遺児を題材とすれば、ストーリーを続けることはできそうです。
ですが、東京グールの新章および続編の可能性はかなり低いです。東京グールの作者の石田スイ先生が、同じくヤングジャンプで2021年10月から新作の「超人X」の連載を開始したためです。
アニメの続編5期の発表は?
人生で初めて声優さん達のアフレコ拝見したのが東京喰種の最終回でした。
素敵な時間をありがとうございました🦋がんばって仕事していきます。 pic.twitter.com/TJZYVCVt1M
— 石田スイ (@sotonami) December 25, 2018
東京グールのテレビアニメ版は、2018年10月から4期が放送されていました。この4期が最終章として完結しています。また、続編の5期の発表もされていません。
【東京グールre】最終回の内容に納得いかず打ち切りの噂が出ていた
今回は、東京グールreの打ち切り説と最終回について紹介しました。約7年間の連載を経て東京グールは完結しており、打ち切りでは無いと考えられます。
打ち切りの噂が立った理由は、最終回や終盤の展開に納得のいかない読者が多くいたためでしょう。東京グールreの結末が気になる方は、ぜひ原作漫画をチェックしてください。