ワンパンマンは、となりのヤングジャンプにて連載されている人気のヒーロー漫画です。アニメ化も現在までに2度されている人気作なのですが、実は原作のONE版が長期休載で終了してしまうという噂があるのです。今回はワンパンマンの連載終了の噂に関して解説していきます。
ワンパンマンとは
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— TVアニメ「ワンパンマン」公式 (@opm_anime) March 20, 2018
ワンパンマンは、大人気のヒーロー漫画作品として知られています。アニメ化もされている作品となっているのですが、まずはどんな作品なのかについて解説していきましょう。
原作者ONEのホームページで掲載中
ワンパンマンは、ONE氏のホームページで掲載中のウェブ漫画を原作とするヒーロー漫画作品です。主人公に最強のヒーローであるサイタマを据えて、他の様々なヒーロー及び怪人との戦いを描いています。
当初、ONE氏漫画原稿制作ソフトを用いた漫画制作の練習のために執筆したものでしたが、読者からの反響が予想以上の大きさを見せたために最後までプロットを制作、それに倣って製作を進めているようです。
アニメ化が2015年3月12日発売の「週刊ヤングジャンプ」15号にて発表され、2015年10月には第1期が、2期は2019年4月10日から放送されており、更には2022年8月に第3期の製作も決定が発表されています。
2012年から村田雄介のリメイク版を連載
2009年7月からONE氏の漫画はウェブ上で連載されていたのですが、作画を村田雄介氏が担うリメイク版「ONE PUNCH-MAN」の連載が開始されており、集英社より単行本も発売されています。
2022年11月時点で合計27巻が発売されており、この村田版とも呼ばれているリメイク版においては原作のONE氏が描いた漫画の内容には見られなかったエピソードが多く見られます。
この作画を担当している村田氏は、戦闘に関する演出やセリフなどについては新たに加える際に全てONE氏に確認を取って添削を受けているようなので、原作者公認ということになります。
リメイク版製作の経緯
https://twitter.com/opm_anime/status/1560114262692884480?s=20
このリメイク版が制作されるようになったのは、ONE氏の原作を読んだ村田氏がファンとなってコンビを組みたいと考えていたことを発端としています。
ONE氏は本職があったものの、漫画家になることを家族から強く反対されていたことを村田氏が知り、急遽連絡を取ってともに漫画制作をする持ちかけをしました。
これによって新たにONE氏の読み切り漫画を描くことが決定したものの、専属契約を結んでいた週刊少年ジャンプ編集部などからは反応が乏しく、そのうちに腸炎で命の危機に瀕します。
どうしてもONE氏と漫画が描きたかったために、退院後は専属契約を切ろうと決意。同時期にONE氏は異なる出版社から書籍化のための書き直しを行っていたところ、どうにも納得できずにいたのです。
当時から商業化に際しては村田氏に書いてほしいと思っていたONE氏は、退院した村田氏を構想通り作画担当に据えて現在の「となりのヤングジャンプ」への掲載に至ったという訳です。
ワンパンマンの原作は長期休載で終了なの?
ファンが作ったアニメーションにしてはレベチ過ぎてくさ
この作画でワンパンマン3期やってくれ pic.twitter.com/GFcgUV1Q78— ショベジorめも (@DBsssss_) November 6, 2022
現在は第3期のアニメ制作も決定し鋭意製作中と思われますが、そんな中で原作が長期連載で終了するといった噂があるのです。考えにくいのですが、本当のところはどうなっているのでしょうか?
原作が長期休載で終了の噂の理由
one先生、2年くらい休むって臭わせてましたよ? pic.twitter.com/qZAjJbeDms
— レイダート (@Radert) February 16, 2023
村田氏が作画をされている村田版「ONE PUNCH-MAN」に関しては現在も更新が続いており、ウェブサイト上で閲覧することができるようになっています。しかし、原作のONE氏の漫画に関しては2023年5月現在も更新がストップしています。
更新がストップしているのは2021年7月5日からであり、2年近く更新が止まっているという計算になります。当然原作のファンは続編を期待しているものの、1年以上休載が続いているのは事実ですので「原作が打ち切りになってしまうのではないか」といった噂や村田版の方が追い付いてしまうのではないか、といった噂もあります。
そして実は、ONE氏が2年間の連載休載をにおわせる様な事があったと発覚していて、それが原作ワンパンマンの一節にある殺人事件のシーンです。
「被害者は世界屈指の画力の低さで知られる漫画家WARN。2年ほど前からウェブ漫画の更新が止まっていたため、不審に感じた知人が先日訪問したところ、既に白骨化していた」という経緯です。
警察官の話凧の特徴が、完全にONE氏と重なっています。この2年ほど前からウェブ漫画の更新が止まっていたという点から、元々2年ほどの救済をする予定だったのではないか、という匂わせにつながっている可能性が浮上しました。
加えて白骨化したいとして発見されたのも、そのまま原作版ワンパンマンが終了してしまう暗示なのではないかという噂も同時に立っています。
原作はいつ完結する?
[第126話] ワンパンマン – 原作/ONE/漫画/村田雄介 | となりのヤングジャンプ https://t.co/cOo18sMnE3 pic.twitter.com/dtDR5AOruN
— aoiakitaaoi (@aoiakitaaoi1) December 29, 2017
ワンパンマンはあくまでも原作や村田版が個人サイトで運営されているため、一般的な連載作品のように決められたページ数を期限内に書くといった締め切りなどの概念はないように見えます。
過去には半年に一度の身の更新といったケースも実際にありましたので、作品が続くかどうかについては完全に原作のONE氏の心次第で動く面が大きいといえます。
2023年5月現在まで原作が終了するのかどうかに関してはONE氏や村田氏からも公表されていませんが、一説には2025年後に終了、完結するのではという予想が立てられています。
村田版ワンパンマンのガロウ編が終了
ガロウ編7年間ありがとう😭
#ワンパンマン
#OnePunchMan
#ガロウ編 pic.twitter.com/kMDTg49EsU— かおもじ (@kao503196) August 3, 2022
この様に原作のONE氏の漫画に関しては2年間近く連載が停止した状態になっているものの、村田版に関しては更新が継続されています。
終了まで7年かかったガロウ編
https://twitter.com/gogo_Comic/status/1618352867844423680?s=20
現在村田版のワンパンマンは、ガロウ編が終了したところまで掲載されています。214にてガロウをサイタマが下し、続く215にて後日談が描かれてガロウ編が終了しました。
作品全体としてこのガロウ編は実に7年もの間連載され続けるなどの屈指の長編になっていたのですが、終盤の展開に関しては息をのむほどの展開の連続でした。また息が長かったために、ファンからの反響も大きかった模様です。
終了した村田版は原作ONE版に忠実ではなかった
わたしが30㌔くらいだったらタツマキちゃんしたかったしつららしにフブキしてほしかったけどわたしは30㌔じゃないしつららしはワンパンマン読んでない 解散 pic.twitter.com/LJwylQ3H3n
— ちあき (@cak1016d) March 13, 2018
元々村田版のワンパンマンというのは、原作のONE版に忠実ではなかった面が多く見られています。例えばガロウが改心するきっかけとなったサイタマとの問答があるのですが、そのシーンが丸々カットされているなどがあります。
ですがこれは村田版に関しては原作と異なる部分については常にONE氏からの添削を受けているのは間違いありませんので、お互いその方が面白くなるという事で異なった演出などが加わっているのだと推測されます。
村田版ワンパンマンも更新が遅い?その理由は?
ワンパンマン 戦慄のタツマキ#絵描きさんと繫がりたい #イラスト #タツマキ #お題箱 pic.twitter.com/QJeikdNhF3
— Yukqs (@lil_yayayaya) July 27, 2022
原作のONE氏のワンパンマンは既に2年近く更新がストップしており、連載再開のめども見られない事から不安な声もありますが、実は村田版のワンパンマンに関しても更新頻度はあまり高くないのです。
「ワンパンマン」を2つ描いている
https://twitter.com/opm_anime/status/1536666092541579264?s=20
その理由はいくつかありますが、まずウェブ版と単行本版の2種類を描いている事が挙げられます。となりのヤングジャンプに連載されているワンパンマンですが、実は単行本版とは内容や作画に微妙な差異が見受けられます。
よって村田氏は、同じワンパンマンという作品を2つ描いているという言い方も出来ます。そうなれば作業量も膨大になりますから、これが更新遅延の理由として考えられています。
作画レベルが高い
ワンパンマン原作版読み終わったが、これメタジャンプ漫画な気がしてきた。
それにしても原作版と村田版の比較が面白すぎる… pic.twitter.com/gFm3aVCRU7— ハラダ・タイシ (@haradataishi) October 14, 2015
続いては、作画のレベルが非常に高いことです。リメイクを担当している作画担当の村田氏は、他の漫画作品と比べても圧倒的に作画レベルが高いのが漫画を見ていてもよく分かるでしょう。
それだけならば喜ばしい事なのですが、それだけキャラクターも丁寧に描いてCGにも負けないほどの絵を描くという事は、それだけのクオリティを出すために時間もかかっているのは間違いありません。
村田氏の体調不良
ONE版ワンパンマンの最新話で謎のロボット軍団が襲撃してきたけど、ボフォイ博士の仕業なのかな?
ONE版とリメイク版のロボット比較したら確かにちょっと似てるけど pic.twitter.com/ToWJOXDSs5— ハサンダー (@j2BWR2z4PYPwQNq) July 20, 2021
作画をされている村田氏の体調にも原因があると考えられています。過去に村田氏はアイシールド21の連載もしていたのですが、その際かなり体調を悪くされていました。
またそのアイシールド21が完結してから、ワンパンマンの作画に取り組み始めた2013年にも自身のツイッターで体調不良に様々なトラブルが重なってしまった事で、更新が滞ってしまった事を投稿しています。
原作のストック状況もある?
https://twitter.com/hitujikata/status/660077536584445953?s=20
ここまでに述べている通りワンパンマンはONE氏の漫画が原作になっているのですが、まだ原作は完結しておらず休載が続いている状況となっています。
ONE氏もモブサイコ100などの他の漫画も連載をしつつといった状態の為、村田版の連載が早いと原作ストックが無くなってしまいます。よって意図的に更新頻度をそこまで早くない状態にしているのでは、といった考察もあります。
更新は遅いが連載中のワンパンマンの最新話を待とう
敵「誰だ!?」
「趣味でヒーローをやっているものだ。」#自分が正義の味方になった時言ってみたい台詞 pic.twitter.com/xqH6dV5dpX— ニャウ@幻想郷ではこの姿 (@nyaufffan) October 13, 2017
ONE氏の連載はストップ状態で、村田版の連載に関しては遅めではありますが現在も連載は続いています。その分作品の息が長くなるとも言えますので、これまでの作品も是非とも読んでみてください。