ワンピースには、ルナーリア族という種族が登場します。最近明らかになった種族で、四皇カイドウが率いる百獣海賊団の大看板筆頭、キングのみがその種族に当てはまっており物語の根幹にすら関係するとされています。本記事ではそんなルナーリア族の正体に迫っていきます。
【ワンピース】とは
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— ぽにお Ponio (@nyaponi) July 13, 2023
少年漫画の代表として長く連載され続けているワンピース。まずは作品の概要や簡単なあらすじなどからご紹介していきましょう。
ワンピースの作品概要
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— ぽにお Ponio (@nyaponi) July 17, 2023
尾田栄一郎氏による少年漫画です。1997年より週刊少年ジャンプにて連載されており、2023年時点ですでに25年以上もの長期連載が続いています。
2021年には原作漫画第1,000話を突破と単行本第100巻が発売、更にテレビアニメに関しても1,000話の放送を突破していて、単行本の累計発行部数は全世界で5億部を突破しているなど世界的人気を誇ります。
ワンピースのあらすじ
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物語が始まる24年前「海賊王」ゴールドロジャーは、歴史上はじめてグランドライン一周に成功し、富と名声、そして力とこの世の全てを手に入れたと呼ばれるようになりました。
そんな彼が処刑される寸前で、自らが残した宝を探し、この世の全てをそこに置いてきたと発した事によって世は大海賊時代へと瞬く間に変化し、幾千二も及ぶ海賊が海に乗り出します。
数多の海賊たちが海に繰り出す大海賊時代を迎えた中で、主人公モンキー・D・ルフィもまた海賊王になる事を夢見て大いなる旅路を始めます。
ワンピースのルナーリア族とは
【今後の #アニワン 放送予定】
4/23
1059話『逆境のゾロ 怪物!火災のキング』4/30
1060話『閻魔の秘密! ゾロに託されし妖刀』5/7
1061話『魔神の一撃! サンジVSクイーン』両翼の大看板戦は5月中旬で決着!#onepiece pic.twitter.com/RMzclaR0ef
— まな (@mana__) April 10, 2023
ワンピースには様々な種族が登場し、魚人族や人魚、巨人族などがその代表です。そんな中でも極めて希少な存在とされているのが、今回ご紹介するルナーリア族です。
世界上ではすでに絶滅した種族とされており、業界一の情報網を有するビッグマムが納めているトットランドにも存在しない種族の内の1つにも数えられています。
その種族の語源としては、ラテン語で「月のような」を意味する「ルナリア」なのではないかとされており、名前やワンピースの物語でもたびたび登場している月との関連性も示唆されています。
かつて白ひげ海賊団にて1番隊隊長を務めていたマルコはキングとの戦闘の際にも、亡き白ひげが酒の席にてロジャーから聞いたと思しきルナーリア族に関する話を聞いています。
それによると、ルナーリア族は絶滅の憂き目に遭う前に現在天竜人が住まう聖地マリージョアがある赤井槌の大陸、レッドラインに「神の国」を作って暮らしていたとされています。
ルナーリア族に生き残りがいた?!
今回登場したジンベエ型のセラフィムを見るにセラフィムとは…パシフィスタ×ルナーリア族×旧七武海(幼少期)×悪魔の実の能力?チートが過ぎる😂
ジンベエのパターンだとこんな感じか。#今週のワンピ pic.twitter.com/QoasRBEzZL— .Log【ワンピース考察】 (@manganouA) November 6, 2022
詳細は後述しますが、ルナーリア族は百獣海賊団の大看板、クイーンによってはじめてその名前が出てきた種族であり、あらゆる環境で生存できる怪物とすら呼ばれています。そんなルナーリア族には、現状一人ですが生き残りがいたのです。
ルナーリア族・キングの素顔
火災のキング/火龍皇 pic.twitter.com/JgHbSqoI34
— ふじかわ (@Ysnfjkw_game) September 6, 2023
キングは、百獣海賊団でも最高幹部に数えられる大看板、その筆頭を務めている人物です。船長であるカイドウとは政府の実験施設から共に逃げ出した旧知の中であり、最古参のメンバー且つ右腕という事になります。
初登場時から、キングは背中から燃え盛る炎と黒い一対の翼、そしてプテラノドンに変身する能力だけが明かされていましたが、第1035話にて初めてその素顔が明かされることになりました。
その素顔は褐色の肌に白髪、そして月桂樹の刺青らしきものが確認できます。キングは後に詳しく解説する理由から、素顔を隠すために黒色のマスクとスーツで全身を隠していたのです。
ルナーリア族・キングの性格
鉄壁のパールさんがルナーリア族なの確定か
発火してるの
バ
レ
バ
レ pic.twitter.com/wMJf7cQ6Wh— 🔞キチガイ地獄外道祭文 (@Lunatic_Hell) August 30, 2021
基本的に冷静沈着かつ冷酷な性格をしており、少年期のころに自分と同じく政府に捕らえられ耐久実験を課せられていたころ、暴れていたカイドウによって解放されます。
以降彼の最古参のメンバーであり右腕として海賊団の立ち上げから付き添い続けてきた人物であり、カイドウ自身からも絶大な信頼を得ているまさしく相棒と言える立ち位置です。
種族が種族であるために常に体全身を隠しており、素顔を見られることを何よりも拒んでいます。それにより、マスクを破損させられると例え素顔が見えない状況ですら味方を躊躇なく巻き込むほどに怒りを見せます。
ルナーリア族の正体を解説
WCIに居ない3つの種族は…
⚫︎巨人族
⚫︎ルナーリア族
⚫︎バッカニア族🆕
で確定?#今週のワンピ pic.twitter.com/Lgl8do6L2h— .Log【ワンピース考察】 (@manganouA) October 15, 2023
現状キングしか判明していないルナーリア族は非常に特異な能力を有しており、かつ世界政府からもその身を狙われています。最後にルナーリア族の詳細な正体について、現時点で判明している部分を解説していきます。
ルナーリア族の正体①世界政府との関係
あとこことかも映像はなかったんけどカイドウさんの「お前も…“ジョイボーイ”には……なれなかったか………!!」が『おれを倒せる存在になれなかった』という意味なのが分かったり火災のキングがルナーリア族の生き残りアルベルでなく百獣海賊団の大看板として自分を確立してるのが良いのよ#アニワン pic.twitter.com/8MyGXSxDNQ
— 世経アルバイト (@onepiecebignews) September 17, 2023
元々ルナーリア族であるキングは、少年時代にすでに世界政府に捉えらえていました。そして、政府によって来る日も来る日も耐久実験を行わされていたのです。
その理由は、ルナーリア族特有の能力である「背中の炎が燃えている限りはあらゆる攻撃が無効化される」ほどの異常な耐久力を解明するためでした。
カイドウが同じ実験施設で暴れたために、そこから脱出し自由の身となったわけですが、以前として世界政府からその身を狙われ続けていることに変わりはない様です。
実際、ゾロとのタイマン勝負において素顔が完全にあらわになった時、部下たちがルナーリア族の存在について言及、それによると「世界政府に存在を知らせるだけで1億ベリーもの大金が手に入る」としています。
これを聞いていた当のゾロも、政府にチクるだけで1億円ももらえるなど、何族なのかとキングの気を散らしています。
更にマルコが白ひげから聞いていたところでは、現在天竜人がいるマリージョアには遥か昔ルナーリア族が「神の国」を作り暮していたとされていて、現在の世界政府にとってももみ消したい事実が関係している可能性が極めて高いのです。
ルナーリア族の正体②発火能力
The name of Zoro's finisher vs King is hilariously over the top. 😆
閻王三刀龍 一百三情飛龍侍極
'King of Hell Three Sword Dragon: 103 Emotions Flying Dragon (Samurai Extreme) Hell' pic.twitter.com/2RLBufHZ4I
— T.D.A (@TeeDeeA_) March 29, 2022
ルナーリア族が有する外見的特徴や能力としては「褐色の肌」「白い髪」「黒い一対の翼」そして「背中から常に噴出し続ける燃え盛る炎」があります。
生み出される炎はルナーリア族本人の意思によって自在に操ることができるらしく、悪魔の実の能力に頼ることなく強大な炎を操る事が可能です。
その規模はメラメラの実やマグマグの実など自然系能力者が及ぼすレベルと同程度とされており、炎を光弾のように放ったり龍の形態にして攻撃に用いたりと応用を利かせています。
ルナーリア族の正体③太陽の神ニカとの関係
izが描いたらこうなったpart3!!.!#ONEPIECE 103巻🏴☠️🏴☠️🏴☠️#ルフィ #ギア5 #ニカ #illustration #drawing #art #イラスト #創作イラスト #イラスト好きな人と繋がりたい #絵描きさんと繋がりたい pic.twitter.com/YZ4E98pufk
— iz (@iz_work) May 21, 2022
ワンピース世界で密かに語り継がれている存在として、太陽の神ニカがあります。曰く「人々を苦悩から解放し笑顔にさせてくれる戦士」らしく、たびたび主要な人物たちがその名前を口にしていました。
以前カイドウは太陽の神ニカと同一の人物として考えられているジョイボーイについてキングに話しており、その際に彼は詳細を教えられずとも「伝説は伝説だ」と返し、存在や伝説自体は知っていることを暗に次げていました。
太陽の神ニカははるか昔に実在していたとされる神の名前であり、現在は主人公ルフィがカイドウとの戦いの中でその身の力を覚醒し、ギア5として扱っています。
そして、ルナーリア族はかつてマリージョアができる前の場所にいた時「神」の通り名であったとされていて、同じく神と形容されるニカとは何かしらの関係性をうかがわせています。
ルナーリア族の正体④セラフィムの関係
セラフィム pic.twitter.com/UPns6MTYwW
— cc🐊 (@crocodile9_5) December 14, 2023
ワノ国におけるカイドウおよびビッグマム達との決戦の後、国外では王下七武海制度の撤廃、そしてそれに代わる新兵力として「セラフィム」なる兵器が投入されたことが発覚しました。
初めてセラフィムが登場したのはボア・ハンコックが治めるアマゾンリリーで海兵と黒ひげ海賊団が三つ巴の戦いを展開していた時であり、黒い翼に炎、そして褐色の肌とルナーリア族の特徴そのままの外見で登場したのです。
この兵器は、海軍の天才科学者ベガパンクが発見した血統因子によって、かつて政府に捉われていたころのキングが持つルナーリア族としての因子を用いて生み出したものであると考えられています。
ルナーリア族の正体⑤弱点
炎に対して元から〝異常な〟耐性があるとSBSで明言されてしまったサンジ、
やっぱりルナーリア族の血統因子が組み込まれてるんじゃ…#onepiece105 #onepiece pic.twitter.com/EhHxWluyhP— まな (@mana__) March 3, 2023
世界政府との関係や発火能力などでも解説しましたが、ルナーリア族はその異常な耐久力が大きな特徴となっています。背中の炎が消えない限りは、クレーターができる衝撃の攻撃でも、カイドウを切るほどの斬撃ですらもダメージになりません。
この背中の炎は本人の意思によって自由に消すことも灯す事も出来るようで、消した場合には敏捷性が更に高められるのですが反面耐久力が減少するようで、この状態になって初めて攻撃が通るようになるのです。
勝負をしていたゾロは決戦の最中にこの攻略方法に気づき、キングが背中の炎を消して速度を上げた攻撃を仕掛けてくる中、カウンターを即座に打ち込む方法によってダメージを与えていました。
こうした能力や弱点については、先に挙げたセラフィムにもそのまま受け継がれているようで、炎を灯している間一切の攻撃がまともに通らない規格外の耐久力に驚かれていました。
ルナーリア族の生き残りはキング以外にもいるかも?
火災のキング
一日で描いた!!#ONEPIECE #ONEPIECE1062 pic.twitter.com/EJoQpLHJVF— canola (@canola0508) May 28, 2023
現状判明しているルナーリア族はキングのみですが、実年齢が40代という事は彼もまたルナーリア族の血を引く親から生まれたことになり、どこかに生き残りがいる可能性があります。詳細が気になる方は是非本誌をチェックしてみてください。