魔法科高校の劣等生は、アニメ化されたライトノベル作品であり、劇場映画も制作されたことがある人気作品です。そしてそんな作品が、作者が死亡した事で打ち切りになってしまったと言いう噂があるのです。本記事ではそんな噂が本当なのかについてまとめてみました。
目次
【魔法科高校の劣等生】とは
『魔法科高校の劣等生 来訪者編』第2話「来訪者編Ⅱ」
体内から血を抜き取られ、死亡するという猟奇殺人事件が発生した。その手口から「吸血鬼事件」と呼ばれたこの事件は、アメリカでも同様に起きていた。吸血鬼が世を騒がせる中その脅威がレオへと襲い掛かる。
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— 地竜術士 (@runburse) October 10, 2020
漫画作品は絵があるのでわかりやすいですが、ライトノベル小説は文字が多いので取っつきにくいかもしれません。しかし人気の作品も様々あり、魔法科高校の劣等生もその1つです。
魔法科高校の劣等生の作品概要
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魔法科高校の劣等生
全26話再放送決定
◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢『魔法科高校の劣等生』TOKYO MXにて、10/6より毎週金曜23:30~全26話再放送決定!
2024年放送の新シリーズへ向けて、是非ご覧ください!
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— TVアニメ「魔法科高校の劣等生」シリーズ (@mahouka_anime) September 19, 2023
魔法科高校の劣等生は、佐島勤氏によるオンライン小説を原作とするライトノベル小説、およびコミカライズやアニメ、スマホゲームになります。
オンライン小説投稿サイト、小説家になろうにて3000万PVを突破し、長らく同サイトではランキング1位を獲得していた看板作品であり、現在はライトノベル、コミックス、アニメ、更にゲームと展開されています。
オンライン小説を原作としたライトノベルは、2020年9月に発売された第32巻で主人公が高校を卒業したのをもって本編を終了としていますが、その後も大学生となってからの活躍を描いた続編等が続いています。
魔法科高校の劣等生のあらすじ
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— アニメ化・続編情報告知 (@zokuhenkokuti) July 15, 2023
時は第三次魔法大戦が終結した後の未来世界、2090年代。かつては超能力と呼ばれていた人間に備わる異能が「魔法」と呼ばれるようになり、各国は魔法を扱う者「魔法技能師」を育成する養成機関を設立しました。
日本でも魔法技能師を育成する機関が高校、大学として設立されています。そんな中で、東京第一高校に主人公の司波達也、そして双子の妹である司波深雪が入学します。
万能の妹に対して魔法科高校の評価基準では落ちこぼれの扱いを受ける兄ですが、異能を有する兄妹が入学した事で、魔法科高校での波乱に満ちた日々が始まります。
【魔法科高校の劣等生】作者死亡で打ち切りってホント?
魔法科高校の劣等生の西城レオンハルトおるんやけど。 pic.twitter.com/OmOF3Nz6W8
— 紫音 (@shion_0457) August 11, 2022
この様に、魔法科高校の劣等生は昨今多い「俺TUEEE」の代表的作品とも言えるものです。そんな作品の作者が死亡した事で打ち切りになった、という噂は、果たして本当なのでしょうか?
作者は死亡していない
この状況でも平然としてられる精神力を見習いたい#魔法科高校の劣等生 #mahouka pic.twitter.com/OJHgxgjZkW
— ゲームのお供@ゲーム配信 (@game_otomo_0623) September 23, 2023
まず結論から申し上げますと、魔法科高校の劣等生の作者、佐島勤氏は死亡していません。2023年8月10日には、新刊「魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く」が出版中です。
もし作者が死亡したのが事実であればもっと大きな騒ぎになりますし、インターネットでも相応に話題になることでしょうが、公式のSNSアカウントなどでもそうした声明が発表された事はありません。
すなわち、原作者が亡くなった事で打ち切りになったという噂は作者が現実に亡くなってはいない以上、単なる噂の域を出ないものだと分かります。
調べてみると「魔法科高校の劣等生」のサジェストにて「作者死亡」と出たり、別視点の作品「魔法科高校の優等生」への打ち切りの噂が出たとされています。
本筋として連載されているのとは、別の視点で描かれるスピンオフ作品として展開されている魔法科高校の優等生では、主人公の妹である深雪を主役に据え、彼女を主軸にした物語が展開されています。
本スピンオフ作品については既に連載が終了しているものの、これが打ち切りになったという噂が流れているのです。ただこちらもまず事実を申し上げますと、打ち切りで作品が終了したという訳ではありません。
同スピンオフ作品は本筋である魔法学校の劣等生もアニメ化および続編が制作される中で、スピンオフながらアニメ化もされています。
原作の詳細な終了理由に関しては公に公表されてこそいないのですが、終了の仕方が中途半端なものであったために何らかの理由で打ち切りになったのでは、と噂されているようです。
【魔法科高校の劣等生】作者死亡の噂が出た理由
9月25日は柴田美月の誕生日! #柴田美月誕生祭2023 #柴田美月誕生祭 #柴田美月生誕祭2023 #柴田美月生誕祭 #mahouka #ポニーテール #ポニテ #Pferdeschwanz pic.twitter.com/oDPFKJHZxN
— 板坂阪返@流星屋模型店 ポニテ㌠ (@ssuniformstore) September 24, 2023
この様に、魔法科高校の劣等生は原作者が死亡したわけではありませんので、単なる噂であり嘘であるという事が分かりました。しかし火のない所に煙は立たぬと言いますが、なぜこんな物騒な噂が出たのでしょうか?
作者死亡の噂の理由①アンチが多い
アニメ『魔法科高校の劣等生』、アニメ『魔法科高校の劣等生 来訪者編』が2023年10月より再放送決定!#mahouka#魔法科高校の劣等生https://t.co/EbWqEXqjoX pic.twitter.com/JakGCHb3hb
— アニバース編集部 (@aniverse_brs) September 19, 2023
まず1つ目に考えられる理由として、アンチが多いからというものです。アンチというのは皆さんも知っての通り、ある特定の人物や団体などに対して悪感情を抱いたり、反発する人を指します。
そして、ここで言うアンチというのは魔法科高校の劣等生という作品自体に対してというよりも、その作者である佐島氏に対してということになります。
というのも、過去のインタビューでの発現にて佐島氏はベテランの小説家を小ばかにしたような発言をしたり、まるで喧嘩を打っているかのような発言が見受けられたからです。
こうした言動がインタビューの中で見受けられたために作者の佐島氏に対して反感を持つ方がおり「魔法科高校の劣等生アンチ支援wiki」という掲示板まで作られる始末です。
加えて、どうにもミスを認めない性格らしくミスを指摘されると訳が分からな言い訳をしてくる、作中の魔法の実力は才能や実力が重要視され、努力軽視の傾向があるといったところが見受けられます。
作者死亡の噂の理由②作品中でキャラが死亡
「魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画」コミカライズ4巻が9月22日に発売されますー!
何卒よろしくお願いいたします! pic.twitter.com/zYMbYIYEjP— 一乃ゆゆ/Yuyu Ichino (@yuyu_d) September 19, 2021
続いては、作品の中でキャラクターが死亡してしまうというものです。魔法科高校の劣等生では、名前がついているキャラクターが作中で死亡してしまう事があります。
これは、魔法科高校の劣等生というのが魔法を駆使する者たちの世界の物語であり、各国が優秀な魔法技能師の育成を行っている中で、血なまぐさい戦闘などが描かれる事も普通にあり得るからでもあります。
ほのぼのとした作品でないことは明らかなのでそうした世界観の中でキャラが死亡してしまうのは仕方がない部分も無いとは言い切れないのですが、これがキャラではなく作者が死亡したのと勘違いをした可能性もあります。
魔法科高校の劣等生・死亡キャラ一覧
実際に作中で死亡したキャラは、そこまで多くはありませんが重要な人物たちとなっています。例えば四葉深夜という人物は、主人公兄妹の実母です。10代から病を患っており、40代で亡くなっています。
続いては桜井穂波です。この人物は四葉深夜のガーディアンを務めていた人物であり、かつて幼かった主人公兄妹にも良くしてくれていたのですが、達也を守るために障壁魔法を用い、酷使した事で亡くなりました。
達也たちの直接の関係者という訳ではありませんが、千葉寿和という人物も亡くなっています。この人物は、達也のクラスメイトである千葉エリカと同じ千葉家の人物で、グ・ジーによって捕縛、殺害されています。
そしてもう1人、九島烈という人物です。元国防陸軍の軍人であり、過去には世界最強、最高にして最巧とも謳われていた人物です。
孫の九島光宣と対決することになり、死亡しています。なお、作中では魔法師界でもトップに君臨している人物であるために、公には病死として公表されています。
【魔法科高校の劣等生】作者はどんな人?
魔法科高校の優等生見てる~!
可愛い好き!
#アニメ好きと繫がりたい pic.twitter.com/QovO1NeS9d— むと☕ (@Muto_Otaku_) March 3, 2023
アニメにスピンオフの連載など作品としては当然人気なのですが、死亡の噂が理由としてはどちらかというと作者が影響している部分が多かったように見えます。最後に作者についても解説しましょう。
作者・佐島勤のプロフィール
魔法科高校の劣等生より司波達也と司波深雪が完成しました。#イラスト #魔法科高校の劣等生 #みんなで楽しむTwitter展覧会 #芸術同盟 pic.twitter.com/wTNCEcw6Fv
— owls ご依頼受付中。 (@owlsforest1) September 6, 2023
- 本名:佐島勤
- 生年月日:非公表
- 年齢:非公表
- 所属:ストレートエッジ
- デビュー作:魔法高校の劣等生
魔法科高校の劣等生作者が過去に炎上した理由とは
今日も一日ご苦労様でした🌃
暖かくしておやすみください💤💤
おやすみなさ〜い🌃💦#魔法科高校の劣等生#おやツイ pic.twitter.com/cOLXDH9NBl
— ぐり~@もふもふの民🍥(ふぉろば💯%) (@gree000) January 12, 2023
作者が死亡したという噂が流れた理由として、作品に対してではなく作者に対してのアンチが多いからというものをご紹介しました。実は過去、作者は炎上を経験した事があるのです。
というのも、ある読者が魔法科高校の劣等生の内容を見て、主人公の達也は強いのだから劣等生ではないのではないか、という質問をした時の回答にあります。
その内容を一部抜いても、指摘の内容は在り来たりの感を否めない・批判されてもこちらには何も響いて来ない・全く参考にならないといったようなものだったのです。
しかもこれは長い文章として本人が公表しているものであり、流石のアンチたちとしてもこうした反論を見せられた時には「痛い」と思ったようです。
それ以外にも、インタビュー内で作者は一つもまだ漫画家としての賞を取った事が無いにもかかわらず、ベテランの作家を小馬鹿にしたり喧嘩を売るような発言をしています。
もしも謙虚な対応をしていたり、アンチらしき人の声も真摯に受け止めていればもう少し評価も変わったのかもしれませんが、そういった部分は曲げなかったようです。
【魔法科高校の劣等生】作者は死亡していないがアンチが多かった
【本日発売!】
『魔法科高校の劣等生 石田可奈画集② kaleidoscope』が発売されました!2年生編&司波達也暗殺計画のイラストを掲載!
描き下ろしイラスト&書き下ろしSSも収録の豪華仕様!鮮やかに世界を染める色彩の奔流に没入せよ――! pic.twitter.com/Du93XdN3by
— 電撃文庫『魔法科高校の劣等生』 (@dengeki_mahouka) May 9, 2022
作品としては人気作である事は間違いなく、作者も死亡したというのは単に噂なのですが調べてみれば原作者に対してのアンチが多いという事が分かりました。作品が気になる方は是非とも小説等に目を通してみてください。