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【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨の生い立ちや過去を徹底解説!鬼になった理由が隠されている?

鬼滅の刃におけるすべての元凶であり、鬼狩り達が追い続けている無惨という人物ですが、彼本人も鬼になった経緯があります。なぜあれほどまでに傍若無人な鬼になってしまったのか、そして鬼を増やし続けているその目的などについても本記事で解説していきます。

【鬼滅の刃】とは

鬼滅の刃は、子供世代をはじめとして様々な世代から支持され注目されている人気漫画となっています。テレビアニメから注目がぐっと集まった本作ですが、まずは作品概要からご紹介していきます。

鬼滅の刃の作品概要

原作者、吾峠呼世晴氏による日本の漫画作品、鬼滅の刃は週刊少年ジャンプに連載されていました。連載開始したのは2016年のことで、そこから2020年までの約4年間連載、明治時代を舞台にした物語が描かれています。

鬼を退治する鬼殺隊など、人間側のキャラクター達ももちろん印象的に描かれているのですが、人間を喰らい仇名す鬼たちとの間にも物語や過去がある点も重点的に描かれています。

物語自体は完結を迎えており、単行本は合計23巻刊行、その累計発行部数は4年間の間で合計1億5,000万部という驚異的な数値となっており、アニメ続編の製作や劇場版なども社会的といえるほどの注目を集めています。

鬼滅の刃のあらすじ

炭を売って母や弟妹たちとともに暮していた竈門家の長男、炭治郎はある日炭を売りに出てから家に帰ると家族が惨たらしく殺害されており、ただ一人息があった妹の禰豆子が鬼へと変貌してしまったところを目撃します。

危うく妹の手によって自分も殺害されそうになってしまったところをすんでのところで救ったのは、鬼殺隊が一人、冨岡義勇です。家族が殺され、妹が鬼になったのは鬼の首魁、鬼舞辻無惨である事を知ります。

妹の禰豆子は特殊なケースらしく人を襲う事が無くなり、人間に戻すためには鬼舞辻を追う必要があると悟った炭治郎は、家族の仇と妹を元に戻すため、そして人々を鬼の手から救い出すべく鬼殺隊へと入ります。

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【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨とは

鬼滅の刃においては、人々に仇名す鬼とその鬼の頸を狩り続けている鬼殺隊との戦いが主軸として描かれています。そして、世に蔓延る鬼たちを生み出したすべての元凶とされているのが、鬼舞辻無惨という人物です。

鬼舞辻無惨のプロフィール

  • 名前:鬼舞辻無惨
  • 身長:179㎝
  • 体重:75㎏
  • 趣味:輸入される物品、外国の言葉、新しい機械などを学ぶ
  • 立場:鬼の始祖

鬼舞辻無惨の人物像

日が出ている間はその姿を見せず、闇夜に人を喰らい襲う鬼を創り出したすべての怪物たちの始祖、首魁と呼ばれている人物です。多くの人物にとって、家族を殺害し妹を鬼に変えた怨敵と言える存在でもあります。

人を鬼に変えることができる血を持っている鬼の始祖でもあり、これはすなわち鬼滅の刃の世界において世界で初めて鬼へと変貌した人物であるという事でもあります。

自らが生み出した鬼たちとは「呪い」を通じて繋がっており、変貌した鬼たちは例外なく感覚や視覚の共有、更に思考を読んだり自らに対しての無条件の屈服をさせることまで可能としています。

人物としてはどこまでも自己中心的で傲岸不遜さを極めている存在であり、極端なほどに短期でどこに地雷があるか分からず、その場の気分次第で鬼としての力で人を雑草を引き抜くかのように殺害せしめるなど鬼畜と呼ぶにふさわしい人物です。

【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨の生い立ち・過去

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作中に登場する鬼たちは、愈史郎以外すべて鬼舞辻無惨の手によって鬼へと変貌させられた元人間です。そして無惨も原初の鬼とされており、彼自身も人間から鬼へと変貌した経緯があるのです。

生い立ち・過去①生まれつき病弱

明治時代を舞台とする鬼滅の刃の世界の時間軸からさかのぼる事遥かに昔、平安の時代に鬼舞辻無惨は生を受けました。貴族階級の出身として生まれたらしく、屋敷に住んでいます。

屋敷に住んでいた彼は先天的に虚弱な体質であったようで、母親の腹の中にいたころから何回も心臓が止まり、生まれたときには脈が無いので危うく死産にされかけたといった経緯があります。

当時屋敷に仕えていた医師からの診断によると、虚弱な体質によって20歳まで生きられないだろうという診断を受けており、様々な治療法を試しましたがすべて徒労に終わってしまいます。

生い立ち・過去②産屋敷と同じ一族

鬼舞辻無惨は貴族出身であるという事をご紹介しましたが、この家系というのがのちの鬼殺隊の元締めである産屋敷家につながっていくことが分かっています。

一千年以上も前のことになるために無惨と当代の産屋敷家当主、耀哉の二人は遠縁も遠縁になってしまっているのですが、16巻のあとがきによれば二人の顔は瓜二つであると書かれています。

また後述する通り彼は鬼になってしまった事から、その家系が繋がっていった先の産屋敷家は生まれる子供が皆かつて生まれたばかりの無惨のように病弱に生まれてしまい、すぐに亡くなってしまう呪いを一族全体にかけられてしまったのです。

いよいよもって一族の血が途絶えようとしていた時、神主より「同じ血筋から鬼が出ているので、そのものを倒すために心血を注げば一族は絶えずに済む」と助言を受け、呪いを解くべく鬼殺隊が結成されます。

生い立ち・過去③善良な医者により鬼になる

病弱な体に生まれてしまったために、床からまともに起きる事も出来なくなっていた人間時代の無惨ですが、そこに一人の善良な医者が現れます。彼はなんとか無惨の病気を治せないかと、様々な方法を試しました。

彼が使用したのが、まだ試作段階であった新薬です。これを服用した無残ですが、それでも病状は悪化の一途をたどってしまい、自らを治せない医師にかんしゃくを起こした無惨は背後から刃物でその医師を刺し殺害してしまいます。

ですが皮肉な事で、医師を殺害してからほどなくして病状はよくなっていき、病弱な体は薬の効果によって打ち消されたばかりか、常人をはるかに上回る強靭な肉体を手に入れるまでに至ります。

生い立ち・過去④青い彼岸花が必要に

これこそが、無惨が鬼となった一番最初、始まりの経緯でした。しかし、この人ならざる体を手に入れたのと引き換えにして、太陽の下に出られなくなってしまい、人間の血肉を欲するようになります。

人間の血肉を欲する衝動に関しては、そのまま人間を食いさえすれば済むとしてさほど気にしていなかった彼ですが、何よりも不満に思っていたのは日の下に出られず、昼間の行動が制限されてしまう事にありました。

生物として完璧を自負する彼が太陽によって行動を制限されることは屈辱であったらしく、医者が自分に施した「青い彼岸花」の調合法を調べると、実際に青色の彼岸花が使われていたことを知ります。

それを突き止めた彼は、青い彼岸花を探し出すために鬼を増やし始め、そして同時に同類の鬼の中から日光を克服できるものを生み出すことを最優先事項としてきました。

しかし、千年以上もの間日本中どこを探し回っても原生している青い彼岸花を見つける事はできず、生息地及び栽培法に関しても全く不明のままとなっていました。

【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨が追い求めた「青い彼岸花」とは?絶滅してしまった?

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【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨の最後(ネタバレ)

鬼たちと鬼殺隊との戦いは、最終的には無限城での決戦から日の昇る場所での最後の戦いへと移ります。そしてそこで、多数の犠牲者を出しながらも無惨が最期を迎える姿が描かれています。

巨大化した赤ちゃんの姿に

上弦の鬼たちも滅び、後は首魁である自分だけが残った状態の中で、鬼殺隊たちも猛然と限界を超えた追撃、連撃を仕掛けてきます。ついぞ夜明けが近づいて、太陽がその顔を出そうとした時、全身を巨大な赤ちゃんの姿へと変貌させます。

動きこそそれまでの戦いの中で実践していた俊敏かつ暴力的なものではなくなってしまいますが、その肉の壁の分厚さで持って日輪刀の攻撃をすべて耐えてしまえるほどです。

その機動力の低下を補うように地面への潜行能力を備えているらしく、これでもって登ってきた太陽から逃げようと画策していました。

なぜ赤ちゃんの姿になったのか?

それまで恐ろしい風貌であった無惨が最後に何故赤ちゃんの姿になったのかについてですが、人間時代から病弱であり、何度も死亡しようとしていた中で「死にたくない」という気持ちだけは大きかったためであると考えられています。

死を予感させられた鬼舞辻も走馬灯で胎児のときの師にかけであった自分を思い出しており、それが鬼の王となってからも一切代わっていなかったという現れという形に受け取れるでしょう。

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【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨にも悲しい過去があった

https://twitter.com/CADLE628826/status/1725118341378154745

一切の同情の余地ができなさそうな鬼舞辻無惨ですが、彼自身もまた元は人間であり病弱な体から鬼へと変貌した過去がありました。原作は完結していますが、アニメの続編が描かれていますので是非ともそちらをチェックしてみてください。

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