大人気作品「鬼滅の刃」に登場する柱の1人、「甘露寺蜜璃」の死亡シーンが切ないと話題になっています。この記事では、蜜璃の死亡シーンだけでなく、死亡が確定したシーンについて検証しています。また蜜璃の基本的なプロフィールや伊黒小芭内との関係についてもふれているので参考にしてください。
目次
【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃(かんろじみつり)とは
まずは「鬼滅の刃」に登場する「甘露寺蜜璃」という人物について紹介します。「鬼滅の刃」とは、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)氏原作の鬼退治をモチーフとした和風伝奇バトルマンガです。
2016年から週刊少年ジャンプに掲載され、全23巻からなる単行本は2021年時点で1億5千万部を突破し大人気作品となりました。
甘露寺蜜璃のプロフィール
甘露寺蜜璃(かんろじみつり)は、6月1日生まれで、年齢19歳、167cm、56kg、趣味は料理とメンコです。甘露寺蜜璃は、恋の呼吸を操る柱で元々は煉獄杏寿郎(れんごきょうじゅうろう)の弟子でした。「柱」は、鬼殺隊の中でも最強の戦闘力を持ち、それぞれの呼吸を操り敵と互角に戦います。
公式スピンオフマンガである「鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝」において、甘露寺蜜璃は煉獄杏寿郎に「半年で最終選別を突破するとは」「いずれ俺を超える剣士になる」と言われ将来を期待されていました。
ちなみに主人公である竈門炭治郎は最終選別までに2年、我妻善逸は1年を費やしているため、甘露寺蜜璃の実力が注目されています。
甘露寺蜜璃の性格
【#6月1日は甘露寺蜜璃の誕生日!!】
本日6月1日は、鬼殺隊恋柱・
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甘露寺蜜璃は、「トキメキや恋の衝動に素直に生きる」という性格をしてます。自分がありのままに生きていける場所と、一生を添い遂げることができる殿方見つけるために鬼殺隊に入隊し、恋柱にまで成長しました。
甘露寺蜜璃は、何においてもトキメキがあり常にキュンキュンしています。初めての柱合会議ではほぼ全員にトキめいているシーンも印象的です。
甘露寺蜜璃が操る恋の呼吸は、トキメキが強さの原動力であるため、トキメキがないと力が発揮できずに負けてしまうこともあります。
恋柱になってからは、自身の入隊理由に対して不純に感じてしまい、迷ったりトキメキを止めたときもありましたが、伊黒小芭内や胡蝶しのぶに励まされ、自分の気持ちに素直になり入隊理由を堂々と公言するようになりました。
甘露寺蜜璃の容姿
甘露寺蜜璃の見た目は長身で、両目の下と頬の上部に泣き黒子がありますが、頬が赤らんでいることが多いため、さほど目立ちません。
胸元が開いている隊服で、バストのサイズも大きいことや、艷やかなピンク色の髪型も特徴です。髪色は元々黒かったですが、好物である「桜餅」を8か月間、毎日食べ続けたため、十歳のときに頭頂部から肩までの髪の毛が桜色に、そこから先は緑色に変色していきました。
髪色だけでなく、瞳の色も緑色になっていきました。この容姿であることから、色事に疎い竈門炭治郎が鼻血を出したり、思春期の不死川玄弥は一言も話せないなど、恋柱だけでない魅力にも取り憑かれる人が続出しています。
【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃は何巻の何話で死亡する?
作中では、23巻第200話において甘露寺蜜璃の死亡シーンが描かれています。単行本の表紙が主人公である竈門炭治郎と妹の禰豆子で、タイトルは「勝利の代償」です。
また204話である「鬼のいない世界」では、初めの部分において「人を喰う鬼がいない世界になった」「けど引き換えに多くのものを失った」といった旨の記述があり、甘露寺蜜璃を含む死んでしまった柱たちの姿が描かれています。
ストーリーにおいても重要なポジションを担い、様々なシーンで多くの人を魅了した甘露寺蜜璃の死亡はファンにとって非常に悲しい出来事となりました。
【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン・あらすじネタバレ
それでは甘露寺蜜璃の死亡シーンとあらすじを簡単に紹介します。鬼舞辻無惨との最終決戦はファンの間でも印象に残るシーンとして有名です。
無惨との戦いだけでなく、蜜璃がダメージを受ける場面、伊黒に抱かれて謝るシーン、最後の会話やセリフについてふれています。
死亡シーン①最終決戦・無惨の攻撃に追いつけなくなる
甘露寺蜜璃は、鬼舞辻無惨との最終決戦において無惨からの攻撃に追いつけなくなっていきます。自身の勘により偶然避けられているものの、鬼舞辻無惨の攻撃が全然見えていない状況になります。
強靭な敵を相手に悪戦を強いられますが、戦闘中は捨て身で突っ込んでいくことを考えていました。次第に自身がダメージを負っていきます。
死亡シーン②無惨の腕を引きちぎるが大ダメージを負う
鬼舞辻無惨との激しい戦闘で、避けたはずの攻撃が軌道を変えられたために、左半身に直撃してしまいました。これにより左耳から左頬が剥がれ落ち大ダメージを追い、戦線を離脱してしまいます。
また共闘している竈門炭治郎のことをかばいました。辻無惨の長い腕のようなものが炭治郎を狙ったときに蜜璃が体を張って全力で腕を止めます。その際、「もういい加減にしてよ!バカ」と言い放ち、力任せに無惨の腕を引きちぎります。
死亡シーン③伊黒小芭内の腕の中で意識を取り戻す
【本日は伊黒の誕生日】
9月15日は伊黒小芭内の誕生日です!
誕生日を記念して、ufotable描き下ろしミニキャライラストを公開しました。ぜひご覧ください!https://t.co/R4DEiYzTIh#鬼滅の刃 #9月15日は伊黒小芭内の誕生日 pic.twitter.com/NH6onK1kSq
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甘露寺蜜璃は、伊黒小芭内の腕の中で目を覚まし、意識を取り戻します。意識を取り戻した蜜璃は、戦いが終わったことを知ることになります。
また蜜璃「体が全然痛くないや。もうすぐ死ぬみたい」と言い、伊黒は「俺ももうすぐ死ぬだろう。君はひとりじゃない」という会話をかわします。
続けて蜜璃は「伊黒さんに死んでほしくない。私全然役に立てなかった。ごめんね」という発言が、二人の心の距離を縮めていきます。
死亡シーン④甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の最後の会話
甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の最後の会話は、作品の数ある名シーンの中で切ないとファンの間でも話題になっています。伊黒が「普通の女の子だったから救われた。君と話していると楽しい」と好意的な言葉を贈っています。
また「明るく優しい君はたくさんの人の心を救済している胸をはれ。誰にも文句を言わせない」と激励の言葉をかけています。
それに対し、蜜璃は「わあん嬉しいよぉ。私、伊黒さんが好き」と愛の言葉を返し、「お願い、生まれ変わったらお嫁さんにしてくれる?」とプロポーズにも似たことを言っています。伊黒は「もちろん。君を絶対に幸せにする。今度こそ死なせない絶対に守る。」と返答しました。
【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡確定シーンは?
甘露寺蜜璃は、伊黒小芭内の腕の中で抱かれて会話をもって死亡したと推察されています。その死亡が確定したのが、23巻の204話だと言われています。
この話では最後の柱合会議が行われており、お館様は不死川実弥冨岡義勇に対し「柱は二人だけになってしまったね」と語りかけています。
このシーンにより不死川実弥と冨岡義勇以外の柱が死亡したことが確定していることになります。蜜璃は、鬼殺隊らしくない理由で柱にまで上りつめましたが、最後は自らの命を他人のために捧げ、「自分の気持ちに素直」になり人生を全うしました。
【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の来世は?
甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の最後に会話を交わしているのはファンも大好きな名シーンですが、二人の来世が気になった方も多いのではないのでしょうか。
ここでは、二人の来世が書かれた巻数や話数、シーンについて紹介しています。また伊黒が死亡した原因についても検証しているので参考にしてみてください。
伊黒小芭内も無惨から受けた攻撃が蓄積し死亡
伊黒小芭内は、甘露寺蜜璃との会話で「俺ももうすぐ死ぬだろう」と発言していますが、死亡したシーンは描かれていません。
しかし蜜璃と同じく最後の柱合会議に姿はなく、お館様が「二人しか」という発言から死亡が確定していることがわかっています。
では伊黒の死亡原因は何でしょうか。具体的な描写こそありませんが、鬼舞辻無惨から受けダメージが蓄積して死亡したと言われています。伊黒は無惨の血を混ぜて攻撃しているシーンがあります。
無惨の血には人間の細胞を破壊する能力があるため、伊黒の血も破壊されたとされています。また伊黒は無惨に頭を噛みつかれたこともあり、脳も破壊されて死亡した可能性が高いとされています。
甘露寺蜜璃と伊黒小芭内は来世で定食屋を営む
甘露寺蜜璃と伊黒小芭内は、23巻205話において輪廻転生した世界で結ばれている場面があります。この話ではタイトルを「幾星霜を煌めく命」と題し、来世の世界が描かれています。
そこでは、蜜璃と伊黒に似た二人が定食屋を営んでいます。蜜璃の胸元を見たことで厨房から包丁が飛んでくるほど、伊黒は嫉妬深いようです。
また二人には5人の子どももいるそうです。二人は最終決戦で交わした約束を来世で果たし、幸せな人生を歩んでいることがわかります。
【鬼滅の刃】最後まで捨て身で戦った甘露寺蜜璃の活躍を読んでみよう
いかがでしたかで今回は甘露寺蜜璃の死亡シーンについて検証しました。恋柱である蜜璃は、鬼舞辻無惨との最終決戦において致命的なダメージを負いつつも想いを寄せる伊黒小芭内に気持ちを打ち明け、来世では一緒になると約束しました。
他にも、蜜璃のプロフィールや性格、容姿、伊黒との関係性についても紹介しているので、この記事を参考に最期の活躍をもう今読んでみるのもおすすめです。