鬼滅の刃では、半天狗という鬼が出現します。十二鬼月と呼ばれる精鋭の中でもさらに上弦という上位に位置している鬼であり、非常に厄介な血鬼術を有しており倒すのが難しい鬼でした。今回の記事ではそんな半天狗の最期やどうやって倒したのかなどについて詳しく解説していきます。
半天狗のプロフィール
半天狗色合い判明記念
模様は省略されつつも額当たりの生々しい色彩とか服の色みから出る傲慢さがベリーグット
あとゴブリン味のある感じも好き
他の姿カラーリングも早く観たい pic.twitter.com/iYVALQgDQO— ポストロ (@postromanism) February 26, 2023
- 人間時の名前:本人も忘れてしまった
- 身長:166㎝、縮小可能
- 体重:56㎏
- 趣味:窃盗を働く
- 序列:十二鬼月、上弦の肆
- 血鬼術:分裂能力
半天狗は十二鬼月のひとり
半天狗が裏ピースしてるみたいに見えるの最高やねw pic.twitter.com/hs4XNCIzhy
— ↡⇼↡ まだ上手くできない🩸しま (@home08771582) February 27, 2023
鬼舞辻が従えている鬼の中でも精鋭の12人の鬼の一体です。更に、上限の鬼と呼ばれる上位6体の鬼でもあり、上弦の肆の階級についています。
下弦の鬼たちは鬼殺隊の柱に何度も倒すことができるので顔ぶれの入れ替わりが激しいのですが、上弦の鬼たちは百年もの間顔触れが変わっていないまさしく人外の鬼たちです。
噂に違わぬ強さや厄介さを有しており、数字の序列はそのまま実力の高さを表しています。上弦ともなれば、鬼殺隊最高位の柱すら幾人も喰らってきています。
半天狗は人間時代の記憶や名前はほぼ忘れてしまっており、見た目も老いぼれ老人の様です。外見は80代後半にも見え、上弦の鬼という肩書を持ちながらも常に涙を流しおびえている小鬼のような臆病さが目立ちます。
天狗という名前に反して額には大きな角、そしてコブを持っており、瞳には「上弦」「肆」と刻まれているものの常に白目状態であるために後述する分身体の目に刻まれています。
非常に憶病で且つ卑屈な性格が目立っていて、事ある毎に恐怖しながら怯えている場面が多い鬼です。無惨に対してはもちろん、一般の鬼殺隊士を相手にしても悲鳴を上げて逃げていくほどの小心具合です。
本島に上弦の鬼かと疑ってしまいそうな臆病さではありますが、顔触れが百年単位で変わっていない上弦の鬼らしくその本性は外道そのものであり、追い詰められれば後述する分裂の能力によって厄介な状況に陥れます。
【鬼滅の刃】半天狗の最後は?
「のう 悪人 共めら」
この憎珀天のお顔、ずっと気になっていたので楽しかったです🌟本体が二の次で申し訳ない…泣いているし🥲#鬼滅の刃イラスト #半天狗 #憎珀天 #鬼滅の刃 #アナログイラスト pic.twitter.com/BBFy0qIc4K
— arisa🌈🐧 (@nonbirisiteerai) July 28, 2021
上弦の鬼たちは顔触れが変わっていない事から非常に強いことは間違いないのですが、半天狗は特にその攻略の厄介さが随一となっています。それでも、炭治郎をはじめとする鬼殺隊に倒されることになります。
半天狗を最後に倒したのはだれ?
やっと描けた🫠
炭治郎おめでとう。最期まで幸せであってくれ pic.twitter.com/Eo7JdcL7Hq— 朝井 (@uwyn9) August 15, 2023
半天狗は、後述する通り分裂する能力を有しており、何体にも分裂して襲い掛かってきますが肝心の本体は鼠ほどの大きさしかありませんし、素早く逃げ回るために首を斬るのも大変苦労するものです。
そんな半天狗の首を斬り落としたのは、我らが炭治郎です。能力を使って里の人間に襲い掛かる半天狗に対し、一段階上のレベルに戦闘のさなかに到達することができた彼は、そのまま首を斬り落としにかかりました。
半天狗の最後のシーンはどこ?
弱いものいじめ駄目!!て言うてるくらいだからきっと小さき者には優しいはずなんや…憎珀天×ポン治郎 pic.twitter.com/o0rSFXdkJA
— とも (@tomoo1213) February 23, 2020
半天狗との決着については、刀鍛冶の里編にて描かれています。本誌で言えば原作126話、単行本だと第15巻の「彼は誰時・朝ぼらけ」という回にて描かれています。
半天狗を追い詰める炭治郎と、追い詰められる半天狗ですがここで初めて半天狗の過去人間であった時のことが見開き2ページで描かれているのです。
半天狗の最後をネタバレ
ここのアーマード恨の鬼半天狗、マジで説得力が無さすぎる pic.twitter.com/TfUUfNI00L
— リュウビ(18禁版) (@mark1822234883) September 29, 2019
竈門兄妹、玄弥に加えて柱である甘露寺蜜璃も救援に駆け付け、朝日も昇ってきて半天狗は窮地に立たされます。本体を船上から逃がそうとしますが、追跡を振り切ること叶わず恨の鬼という分裂体を生み出します。
恨の鬼の体を活かして里の人間へと襲い掛かりますが、太陽の光によって消滅してしまいそうになる禰豆子か、里の人の命かの選択に迷い切った末、妹から叱咤を受けたことで鬼を斬る事を優先し、炭治郎は一段階上の領域に到達しました。
これによって、半天狗の本体が恨の鬼の心臓部分に居ることを看破し、そこから思い切り大振りの一撃を受けて本体を引きずり出されたうえ、三度本体の首に日輪刀が振り下ろされたことで機能を停止、朝日に焼かれて消滅しました。
【鬼滅の刃】半天狗とは?分裂態を解説
https://twitter.com/masaki_anemura/status/1628388314675048449?s=20
半天狗が上限の鬼に就いているのは、血鬼術の厄介さが一番といえるでしょう。分裂する能力を有しており、これが討伐の厄介さに拍車をかけています。
半天狗の本体は老人
鬼滅の刃の映画
上弦集結、そして刀鍛冶の里へ
見てきました〜🙌✨
迫力が凄かった‼️🙆すごい体験でしたよ👏
刀鍛冶の里編の放送が待ち遠しいです😆🌈📺 pic.twitter.com/FSYrwjc6A5— ごとお (@Ototxot1012_GTO) February 23, 2023
基本的に半天狗として登場するのは、老人体の姿です。ただじ、老人サイズの半天狗も分身体の一体でしかなく、本当の本体は鼠程度のサイズしかありません。
老人の基本形態と本体の姿は同じなのですが、サイズが非常に小さく戦線から離れたところに居るため、感知能力などでもなければ見つけることは至難の業です。
加えて老人分身体、本体ともに攻撃能力は無いのですが、本体は戦おうともせず一目散に脱兎のごとく逃げていくため討伐を困難にさせています。
半天狗の特徴
可楽🍁
挺久之前的了,是送给朋友的#鬼滅の刃 #半天狗 pic.twitter.com/IyhVSYxypf— 黑洞腦肉罐頭🥩 (@blackholeX515) February 24, 2023
本体と老人の分身体にも分かれている通り、半天狗の血鬼術は分裂能力です。高速で再生する能力と、それぞれ個別の血鬼術を操ることができます。
各個体は人間であったころの半天狗の若い時の外見を模しているもので、命の危険に晒されるなどの大きな危機に陥ることで高ぶった感情に対応した凶悪な分裂体を生み出すのです。
半天狗の分裂態①空喜
鬼滅の刃の上弦の肆・半天狗👺
空喜
積怒
哀絶
可楽そして‼︎
憎珀天🔥
かっこいい🔥
前に下書きを投稿してたやつ、
完成しました✨
本体のジジイは描いてません🤣 pic.twitter.com/DOUxJ9TWyQ— meisy (@meisy_illust) February 15, 2023
分裂能力によって分かれた分裂体の1体が、空喜です。喜怒哀楽の感情の内「喜」をつかさどる分裂体であり、半天狗の異名に最も近い半分人間、半分鳥の見た目をしており飛翔能力も有しています。
常にハイテンションなままの状態であり、その状態のまま人を傷つける悪辣な分裂体です。羽によって飛行しつつ、金剛石を砕くと豪語する爪での斬撃、および口からの音波攻撃を行います。
半天狗の分裂態②積怒
[喜怒哀楽]
推し天狗はなんといっても積怒さん!
ニ推しは可楽、哀絶と空喜ちゃんは同じくらい好き🥰👍#半天狗 pic.twitter.com/alEIkwNTlN— 虹蝶々🌈🦋 (@K88ptHWI4mY8HBE) September 16, 2021
続いては、積怒です。喜怒哀楽の中では「怒」の感情をつかさどる分身体であり、常に何かに対して腹立たしさを覚えている気性の荒い性格です。
怒りの感情の部分だけを切り取った苛烈な分身体のように見えて実際のところは冷静沈着であり、本体の半天狗を守るのを優先して他の分裂体に対し指示を出すなど、司令塔的な役割でもあります。
武器ではありませんが錫杖を有しており、ここから発せられる雷撃が主な攻撃手段となります。殺傷能力こそ低いですが、分裂体など味方を巻き込むことはなくかつ当たった相手をしびれさせ動かなくできます。
半天狗の分裂態③哀絶
勝手に上弦チャレンジ
上弦 肆 半天狗
憎珀天 空喜 積怒 哀絶 可楽 pic.twitter.com/pecp3uZ2V1
— 切ないみほ@背中痛いの治らないぴえん (@mipomaru111831) January 8, 2021
哀喜怒哀楽では「哀」の分裂体であると考えられる、哀絶です。他の分裂個体と比べても感情の元が元である分冷めている部分があり、十字の形の槍を武器として有していて武器術に優れています。
感情を分裂させた分身体4体の中でも殺傷能力だけを見てみれば抜群といえ、自分の前方に槍を使って5か所の同時攻撃を行う「激涙刺突」などを繰り出します。
半天狗の分裂態④可楽
👹の詰め合わせ〜
今回は色なしで!
#鬼滅の刃イラスト #模写 #模写イラスト #半天狗 #喜怒哀楽 #憎珀天 #可楽 #積怒 #哀絶 #空喜 #刀鍛冶の里編 pic.twitter.com/IY8dBUTsgX— m♡n (@mnmnmn333mnmnmn) March 20, 2022
続いての分裂体は、可楽です。喜怒哀楽の中で「楽」をつかさどっている分裂体といえ、常に楽しむことを優先する性格をしており戦いのさなかにおいても笑みを崩さない、戦闘狂的な一面があります。
手には八つ手の葉の団扇を持っており、これによって突風を生み出します。この風は、人間一人なら簡単に吹き飛ばす事が可能で、建造物であろうともその風圧の強さで倒壊させてしまえるほどです。
半天狗の分裂態⑤憎珀天
憎ハク天さんは前に描いた🪘#半天狗 pic.twitter.com/1zWpmmtqld
— 飽🐉 (@mak1ak1mak1) February 25, 2023
これら複数体の分裂を行うだけでも厄介ですが、それでも追い詰められた状態になった半天狗が出す切り札といえるのが憎拍天です。4体の分裂体を1体に融合させたもので、積怒が自分一人で守るべく他の分裂体と合体した姿です。
背中に「憎」の文字が書かれた5つの太鼓を背負った雷神のような姿で、分身体4体を集合させたことによって単体の戦闘能力は比べ物にならない程飛躍的に高まっています。
半天狗には人間時代の過去があった?!
半天狗の走馬灯、
『今まで他人や自分の体(腕とか)に罪を擦り付けてきた半天狗が、憎珀天たちも消えて罪を擦り付ける相手もおらず、本体も“恨の鬼“の内部にいるから逃げることもできず、走馬灯という形で本体自身に自分の罪を突きつけられる』
っていうシリアスなシーンなんですよね pic.twitter.com/wtnKX8A1so— リュウビ (@Aa12ikusaGa) September 19, 2019
半天狗の最期が描かれた回においては、炭治郎に首を斬られる際、走馬灯のように半天狗の人間時代の記憶が見開き2ページ分だけですが描かれています。
人間時代から小心者であり、かつ幼少時から悪事を働いておりそれを他人にバレないようにする狡猾さも持ち合わせていたようです。更に、目が見えないふりをすれば周りから同情してもらえる事にも気づきます。
目が見えないふりで優しくしてくれる人の善意に付け込んでは、盗みや殺人を繰り返していたのです。ある時告発しようとした盲人を殺害したことでついに露見、奉行からその嘘と本性を見抜かれました。
そのまま打ち首の刑に処されるところを、無惨が偶然居合わせたことで鬼へ変化、奉行は殺害されるのですが数百年の時を経て鬼殺隊の手によって打ち首が決行されることとなったのです。
半天狗の最後は斬殺されていた
自分の身体と心のサインに、一番鈍感だったと気づいた夜勤であった😢やっぱり不甲斐なし😥
自分の呟きを見返して、個人的に乱高下が激しすぎて、私は半天狗か…?って冷静に思い返した😅恨の鬼以外のやつ👺
魘夢も好きだけど、もし憎珀天のステッカーが出たら多分買っちゃうなぁ🙆#半天狗 #憎珀天 pic.twitter.com/7jXB61a1M5— Saori (@saori0311k) October 18, 2021
いかがだったでしょうか。半天狗は一見すると威厳が無さそうですが、上弦の鬼として非常に厄介な能力で鬼殺隊たちを幾度も殺害しており、そして最終的には打ち首によって首を落とされました。ぜひ本誌およびアニメもチェックしてみてください。