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【呪術廻戦】夜蛾正道は死刑?!死亡した経緯とパンダとの関係も解説!

呪術廻戦に登場する人物の一人である夜蛾正道は、五条らとも関りのある人物です。そんな彼は作中にてとあるいきさつから死亡してしまうのですが、非常に後味の悪いものとなっています。今回は夜蛾正道が死亡してしまった経緯や、パンダとの関係性などについて詳しく解説していきます。

呪術廻戦・夜蛾正道とは

五条悟や夏油傑など、作中でも重要な人物とも関わりのある夜蛾正道は、東京高専の学長として登場します。まずは、作品のあらすじや人物像などについてご紹介していきます。

呪術廻戦のあらすじ

ある高校に通っていた主人公、虎杖は、自分の学校に保管されていた「両面宿儺の指」を口にしてしまい、呪いの王である両面宿儺をその身に宿し1,000年ぶりに復活させてしまいます。

通常即死するほどの猛毒である特級呪物を口にしても死なないどころか、宿儺を抑え込める1,000年生まれてこなかった「器」であった虎杖は、危険であるゆえに秘匿死刑が行われそうになります。

しかし、任務で来ていた伏黒や五条悟が介入したことによって、20本の宿儺の指全てを取り込んで、呪術師として多くの人を助けるために呪術の世界に足を踏み入れます。

夜蛾正道のプロフィール

  • 氏名:夜蛾正道
  • 年齢:47歳
  • 所属:東京都立呪術高等専門学校学長
  • 等級:1級呪術師
  • 趣味:グラサン集め、カワイイもの
  • 好きな食べ物:いぶりがっこ
  • ストレス:五条に直接言えや案件

虎杖が在籍し、五条が教師を務めている東京呪術高専にて学長を務めている人物です。元々は東京高専の教師でもあり、五条および夏油、家入らの担任も務めていました。

サングラスをかけた強面のインパクトある外見となっており、見た目こそ担任時から脳筋ですが「気づきを与えるのが教育」という持論から教育者然とした思慮深さを見せることが度々あります。

呪術師は常に危険が伴う仕事であることから、独身が多い呪術師には珍しく結婚歴があるものの、バツイチとなっており現在も独り身状態です。

夜蛾正道の術式や強さ

有する生得術式は「呪骸の作製・操作」です。傀儡を自ら作り出し操ることのできる傀儡呪術学の第一人者でもあり、人形に呪いを籠めた呪骸を操れます。

呪骸自体が高い戦闘能力を有することに加えて、人形であるために人間のように痛覚や恐怖を覚える事も無く、例え殴られたりしても全くひるんだり恐れることなく襲ってきます。

初めて呪骸が登場したのは虎杖が東京高専に入る際に顔を合わせた時で、人間ではなく呪骸であるために何度殴っても襲い掛かってくるのに驚いていました。また、可愛いものを好む一面がある本人の影響からマスコットらしい外見をしています。

夜蛾当人の強さに関してはまだ直接戦闘描写がないために分かりませんが、自身が作った最高傑作たるパンダがまだ幼いころに一緒に鍛えていたこと、呪術界を率いる一級呪術師であるので、当人も相当の実力者と想像できます。

夜蛾正道は死刑で死亡する?

五条らの元担任であり、現在は東京高専の学長を務めている一級呪術師であるなど大変重要な人物であるのは間違いないのですが、そんな彼が死刑になってしまった経緯をこれから紹介していきます。

夜蛾正道の死刑認定理由①渋谷事変の首謀者

羂索や特級呪霊たちが表立って発生した渋谷事変が終了した直後、上層部から幾つかの通達がありました。1つは、羂索によって封印された五条は渋谷事件共同正犯であることです。

そしてその次が、夜蛾が五条および夏油を唆して渋谷事変を起こしたとして死罪を認定する、という根も葉もない首謀者認定がされたというものです。

もちろん夜蛾は首謀者などとは無縁であるものの、もとより五条を贔屓していたことなどから呪術界上層部に目を付けられており、渋谷事変の発生から罠に陥れられた可能性がとても高いです。

夜蛾正道の死刑認定理由②反逆

かねてより、夜蛾は特級呪術師に認定されかけていたことがありました。特級呪術師といえば、自らが担任を務めた五条と夏油、そして九十九と乙骨の4人しか存在していないまさしく特別な階級です。

彼は高専生でもあるパンダ、正式な名前を完全自立型人工呪骸「パンダ」といいますが、これを作成したのが夜蛾だったのです。そして、その存在を上層部に公表した際、反逆を恐れた上層部によって特級認定されていたのです。

特級に認定されるためには「一人で国を崩壊、転覆させられる力を有すること」が条件になります。実際、呪霊操術を有する圧倒的な手数を持つ夏油や、一人で日本国民全員を殺せるとまで言われる五条は納得の実力です。

そして夜蛾は、パンダのような自らで呪力を生み出し操ることのできる呪骸を大量生産すれば、単独で軍隊を結成し国家を滅ぼすこともできるでしょうから、それだけ危険視されていたことになります。

更に、パンダが上層部によって拘束されており、これを聞いた彼は助け出すために独房を抜け出すのですが、それすらも上層部の夜蛾抹殺のための罠だった可能性が高いです。

夜蛾正道の死刑認定理由③突然変異呪骸の創り方

元より夜蛾を拘束していた上層部は、彼から自立した呪骸の作り方を聞き出すことを目的としていました。しかし、拘束した夜蛾を尋問しても作り方を知らないとして本当のことを話しませんでした。

そして、パンダ救出のために脱走したところで表れたのが、楽厳寺学長でした。あえなく敗北してしまったのですが、ここで初めて突然変異呪骸、パンダの作り方を楽厳寺に教えるのです。

その作り方とは「肉体の情報から魂の情報を複製し、その情報を呪骸へ入力する」「相性の良い三つの魂を込めた核を呪骸に込めると、魂が安定し自我が芽生える」というものでした。

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夜蛾正道の死亡をネタバレ解説

https://twitter.com/byol_off/status/1667187150821965825

この様に、夜蛾はいわれのない無実の罪によって死刑が確定してしまい、上層部の罠によって最終的に死亡してしまいます。ではその死亡してしまったシーンなどについて解説します。

夜蛾正道の死亡シーン

https://twitter.com/comcom_ok/status/1766847710404243903

死亡したシーンは、第147話です。拘束を解いてパンダを迎えに行こうとする夜蛾の前に、呪術総監部の追っ手が現れ、完全自立呪骸の作り方を教えれば死罪は免れると言いますが、答えはしません。

そしてそこに、歴戦の術師である楽巌寺学長がギターを構えた戦闘態勢で現れます。どこまで本気で抵抗したかは分かりませんが、あっけなく血まみれになってうずくまってしまいました。

立会人を下がらせた楽巌寺は、もとより悪くない関係であった夜蛾は2人になった途端に先述した呪骸の作り方を独白し始めました。

上層部には明かすことなく、死亡する間際になって楽巌寺にだけ明かしたことに対して、当人も「何故もっと早く生き延びなんだ」と問い詰めますが、夜蛾は「自分からあなたへの呪いです」といって命を落としました。

夜蛾正道の死亡後の再登場は?

舞台は先に進んで、人外魔境新宿決戦に進みます。五条と宿儺のバトルが勃発する中で、宿儺による世界を断つ斬撃が初披露されたことによって五条は死亡、あの世らしき空港のシーンが描かれます。

空港では夏油や七海など、既に死亡した人物たちばかりが描かれています。夏油らと宿儺との対戦の感想を述べていましたが、その中で「悔いのない死なんてないんじゃなかったのか」と五条から夜蛾に問いかけていたのです。

夜蛾正道緯とパンダとの関係をネタバレ

この様に、夜蛾とパンダとの関係は死刑になってしまうほどにまで切っても切れないものになっているのですが、傀儡術師である夜蛾にとってもパンダは初めて作り上げた突然変異呪骸でした。

パンダの正体は?

呪骸とは、内側に呪いを宿している自立行動可能な無生物を指すものです。作り出した傀儡術者であれば操作こそ可能ですが、通常は動力となる呪力を操っている術者から供給しなければなりません。

しかし、パンダだけは違いました。彼はコミュニケーションを取れる自我を有し、製作者に頼ることなく自分で呪力を作り出すことのできる自己保管可能な初めての存在だったのです。

人間にとっての心臓とも言える核も3つ存在しており、これが作り方で述べられていた「相性の良い魂を3つ込めることで、自我が芽生える」というところから来ているのでしょう。

夜蛾正道死亡後のパンダは?

上層部によって夜蛾を誘い出すために渋谷事変後上層部に捕らえられていたパンダですが、一級術師であり渋谷デモ行動を共にしていた日下部は、夜蛾に自身の妹のための呪骸を作ってもらった恩からパンダを助けます。

そしてそのまま夜蛾の元へ向かうパンダでしたが、そこにはすでにこと切れている姿がありました。執行人である楽巌寺を襲うことなく「まさみち…」と駆け寄ります。

「パンダは人間とは違うが、泣くことだってある」といい、大声で死を嘆きました。そして、オチでは夜蛾の死を表すかのように街灯に引き寄せられた蛾の死骸が描かれていました。

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夜蛾正道の死亡は誠に残念

呪術界の上層部によって、夜蛾は陥れられ残念な形で死を迎えることとなりました。作中での活躍と最期が気になる方は、是非とも本誌を読んでみてください。

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