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【呪術廻戦】九十九由基とは?!九十九由基の術式・強さについて解説!

呪術廻戦には、特級呪術師と呼ばれる最高峰の実力を有した桁違いの呪術師が存在しています。現状日本に4人しか存在していませんが、その中でも最も最後に詳細が開かされたのが九十九由基です。今回は、特級呪術師である九十九由基の術式や強さなど詳細を徹底解説します。

【呪術廻戦】九十九由基とは?!

呪術廻戦では特級呪術師という存在が居ますが、数の少なさから非常に重要な存在となっています。そんな中の一人である九十九由基は、本誌でもようやく具体的な展開が見られました。

九十九由基のプロフィール

  • 本名:九十九由基
  • 等級:特級呪術師
  • 趣味:バイク
  • 好きな食べ物:チキンブリトー
  • 嫌いな食べ物:海藻類

九十九由基の特徴

呪術師の世界の中でも、4人しか存在していない特級に分類されている呪術師、その中の紅一点です。長身と長髪、スタイルも良い美人であり、軽妙且つ颯爽とした性格をしています。

勢いで動くような性格ではなく、様々な情報を多角的に分析しそれらを元にしてから動き出す、研究者気質の呪術師です。

初対面の相手に対しては異性の好みを聞くというのを常に行っており、相手のことを手っ取り早く知るための話術として用いている模様です。

これは弟子である東堂葵にも受け継がれており、彼が語るところによれば「性癖にはその者のすべてが現れる」そうです。

基本的には海外を渡り歩いており、日本にはめったに帰ってきません。その理由は、基本的に呪術師は発生した呪霊を祓うということを行っているのに対して、九十九は呪霊がそもそも発生しない世界を作るのを目的としているからです。

対症療法的な現在の呪術界のやり方ではなく、根本的な療法の仕方を求めて世界を旅し渡り歩いているのです。現代で最強であり同じ特級呪術師である五条悟が封印され、更に術師たちの多くに死傷者が発生、日本という国家そのものに壊滅的な被害をもたらした渋谷事変後、解決のために主人公の虎杖たちと行動を共にし始めます。

九十九由基の名前の由来

九十九という名前が非常に特徴的ではありますが、名前の由来が公式に明らかになっているところはいまだにありません。

ですが考察はしっかりと行われていて、呪術廻戦の作者である芥見下々先生の他作品「No.9」の主人公の名前である九十九恢勝が元ネタになっていると考えられているのです。

呪術廻戦の世界設定などに関しても「No.9」から引き継いでいるところが多いとされていて、「□x9(ボックスナイン)」と唱えると9つの箱が出現し「開(フーガ)」と唱えると箱から武器が出現します。

呪術廻戦では、宿儺が渋谷事変で「開(フーガ)」と唱えると炎を出現させ矢のように変容して攻撃をしていたことなどからも明らかです。

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九十九由基の術式・強さは?

たった4人しか存在していない特級呪術師の1人であり、その判定内容が「単独で国家転覆が可能である」といった点も明確になった中、最も最後に具体的な登場を果たした九十九の強さなども気になるところでしょう。

九十九由基の術式

九十九の使用する術式は「星の怒り(ボンバイエ)」です。この術式は、呪力を操作することで自身に対して仮想の重量を付与するものとなっていて、呪力さえあれば追加できる質量は無制限に増やせます。

作中でこの術式を使用した際には、パンチ一撃で人体を破壊してしまうほどの威力を発揮しています。加えて、あくまでも「仮想」の質量を付与するものですから、九十九にどれだけの質量が加わろうと動きが鈍重になったりはしません。

すなわち、人や物を容易く破壊できるほどの質量をどれだけ自身に加算したところで、九十九自身の機動力には全く影響が及ばないという訳です。

そして九十九の従えている怪物が「凰輪(ガルダ)」です。自らの術式である星の怒りから具現化した式神であり、術式の付与をし続けたことによって作られています。

本来星の怒りで仮想重量を付与できるのは九十九本人だけでしたが、この凰輪だけは唯一自分以外の質量付与が可能です。

九十九と同じく呪力が続けば無尽蔵の仮想質量付与が出来る対象となっていて、その攻撃は概念的な防御も容易く破壊するほどの威力となります。

九十九由基の強さ

https://twitter.com/yoshidafla/status/1609821111327543297?s=20&t=kx6r1KhNS-cy0m_a0qYmgA

特級呪術師は「単独で国家転覆が可能である」というのが判定基準になっているのが明らかになりましたので、特級に位置している4人ともが非常に高い実力を有しているのは明らかです。

夏油や五条など後に特級となる呪術師たちがまだ呪術高専の生徒であった時代から、九十九は既に特級呪術となっていたために特級の中でも最古参、つまりそれだけの経験豊富な存在であることも分かります。

術式の威力もすさまじく、付与できる質量に上限が無いという事、仮想であるために本人の機動力には何ら影響を及ぼさない事や凰輪を利用できる点からも、術師としての力は桁違いです。

他キャラクターとの比較を考察すると、五条を別格と扱ったとしても夏油や乙骨と同レベルの実力者であると考えられています。

渋谷事変では偽夏油を取り逃がすこととなりましたが「すまない、あの時迷った」と発言しています。この際には1,000万体の呪霊が飛び出してきた訳ですが、やろうと思えばこれらすべてを祓えたという見方も出来ます。

加えて羂索とのバトルが勃発した際には、脹相との連携もあって1,000年以上前から生き続け天元に次ぐ結界術の使い手とも目されている相手をしてギリギリまで追い込んでいます。

九十九由基の領域展開

特級呪術師たちは、全員が呪術の極致とも言える奥義、領域展開を会得しています。五条、夏油=羂索に関しては領域が判明しており、また乙骨に関しても詳細は不明ながら領域展開が可能である事は分かっています。

作中においてはいまだに領域展開が使用された描写は存在していませんが、特級である事からしても九十九のみが領域を使用できないといった事は考えにくいでしょう。

加えて、弟子である東堂にはシン・陰流とは違った簡易領域を直伝している事などからも、領域展開が使えない線は無いだろうと考察されています。

九十九由基の正体は何か?

特級呪術師として割と最初期から名前は判明していたものの、本格的な登場や戦闘の描写が描かれるまでは謎の多い存在として扱われていました。他3人の過去などが明確になった中、九十九の正体を考える考察もいくつかあります。

九十九由基は元星漿体なのか

まず、元星漿体であるという出自についてです。日本呪術界の根底を成している天元は不死の術式を持ち、少なくとも1,000年以上前から生き続けています。

しかし、500年おきに星漿体と呼ばれる特別な体質の人間との同化を果たさなければ存在を維持できなくなってしまいます。11年前、五条と夏油が護衛についたものの失敗し、生物としての進化を果たしてしまいます。そして九十九もその星漿体候補の一人であった事が明らかになりますが、当時は同化を拒否していたのです。

九十九由基は黒幕なのか

続いて、九十九が黒幕なのではないかという説についてです。呪術高専時代の夏油が、非呪術師たちを守るべきなのか信念に苦悩している中「非呪術師を皆殺しにすればよい」という話が浮上します。

これに対して九十九は「それはアリだ」「そこまでできるほどイカれていないが、一番現実的な方法かもしれない」といったように後押しとも言える発言をしており、間接的に夏油が呪詛師として道を外れる要因になったのです。

こうした部分と作中での行動が謎であったことから黒幕説が浮上していたものの、渋谷事変以降は羂索を相手に戦闘を行うなど、虎杖たちの頼もしい仲間として行動しています。

九十九由基は戦犯なのか

もう1つが、九十九が戦犯なのではないかという話しです。先述したように、信念の持ち方に苦悩している夏油に対して九十九はそれを止めるでもなく、肯定的な意見をしていました。

これによって夏油が悪の道を進んでしまった部分もあり、その後の夏油は百鬼夜行の展開や羂索に乗っ取られるといったような黒幕化が進行していきます。

もしもあの時九十九がしっかりと否定し、別の道を示し協力をしていれば今のような展開になっていなかったのでは、という読者の見方もあるのです。

九十九由基が呪術師になったその目的

特級に位置するほどの九十九が呪術師として活動している最も大きな目的は「呪霊の生まれない世界を作る」ことです。

日本にほとんど帰ってこないのは世界中を飛び回ってその方法を模索しているからであり、夏油や五条たちが呪術高専時代に現れ、夏油の非呪術師を皆殺しにするという思想を否定しなかったのも根底は同じだからです。

これが後述する夏油の呪詛師への道を進めてしまうことになるわけですが、渋谷事変でも「迷った」「泳がせて様子を見るべき」といった発言もしています。

九十九の目的な世界中から呪霊を無くすことであり、偽夏油および羂索のたくらみが自分の目的と合致している部分もあるからこそなのでは、と考えられています。

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謎の多い九十九由基

https://twitter.com/otototoge/status/1607063069364219905?s=20&t=kx6r1KhNS-cy0m_a0qYmgA

特級呪術師の最後の1人として本格的な登場を果たしている九十九ですが、未だに謎が多い部分もあります。動向が気になる方は、是非とも本誌を読んでみてください。

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