乙骨憂太は、呪術高専の生徒の一人です。主人公である虎杖たちの先輩に当たり、パンダや禪院真希、狗巻などは同級生となります。
普段は非常に優しい性格をしており、他人や友達を思いやることができます。頭のネジの1つや2つ外れている事が日常茶飯事の呪術師の世界に置いては珍しい、常識的な見方ができる人物です。
基本的には優しいものの、友人に危害を加えるような相手が居ればそんな優しさを微塵も見せずに苛烈に攻撃を加えていくなど、呪術師らしいイカレっぷりも見せています。
常識人よりの性格をしているのは間違いない乙骨ですが、少々天然な気もあります。相手にとっては神経を逆なでするようなセリフを悪気ゼロで言ってしまうような事もあるので、これが学校でいじめられてしまう原因なのではとも考えられています。
乙骨憂太の現在は
作中でも4人しか存在していない特級呪術師の一人であり、渋谷事変など様々な変動が行っている中で、乙骨の動向は非常に気になるところですが、現在はどうなっているのかを見ていきましょう。
乙骨憂太の現在は死亡している?
呪術廻戦での主人公が虎杖であり、長らく名前や劇場版での活躍はあったものの現在の時間軸では中々登場していなかったので、死亡しているのではないかという噂も一時期ありました。
しかし結論として死亡などはしておらず、現在も特級呪術師の一人として活動し続けています。なぜずっと姿を現さなかったのかは、海外に用事があったためです。
劇場版の呪術廻戦0では、ラストシーンでかつて夏油一派であったミゲルと一緒に海外に居るシーンが描かれていて、そこで五条悟と久方ぶりの再開をしています。
その後、海外から日本へと帰国した乙骨は渋谷事変終了後に本編に再登場し、いったんは任を受けて虎杖を刺すものの結果的には味方として行動をしてくれました。
そしてのちに勃発した死滅回遊編でも本格的な戦闘に参加しており、五条悟の封印解除の為の手掛かり探し、死滅回遊の情報収集を目的として行動しています。
乙骨憂太は強すぎる!
現在死滅回遊に参加している乙骨ですが、元々五条は物語がスタートするときに海外に居る乙骨に会いに行っていました。その理由は、五条本人に何かしらのピンチが訪れるかもしれないということで、頼るために会いに行ったのです。
ただでさえ最強である五条がピンチになるような場面など、よく知っている乙骨からすれば懐疑的なところだったのですが、実際渋谷事変で獄門彊に封印されてしまったのです。
元々五条は乙骨、そして3年の秤という人物を自分に並ぶ術師になると高く評価していたこともあって、それだけ乙骨のポテンシャルの高さを買っているのだと分かります。
その後死滅回遊に参加する中では仙台コロニーに入り、その中では4人の強者が存在していました。1対1ではなく4人がそれぞれ敵同士というバトルロワイヤルな展開だったのです。
しかしそんな危険な中でも強者として生き残り、領域展開なども披露している事などから如何に乙骨の実力が高いものなのかも読者が認知することとなりました。
乙骨憂太だけ白い制服を着ている謎
呪術高専の生徒は、多少の違いはあれども皆黒い制服を着ています。しかしそんな中で、乙骨のみが白色の制服を着ているのが非常に特徴的です。
これは高専に入りたての時期からずっと変わらない状態なのですが、読者はここに何かしらの意図があるのではないかと読み取っています。
普通に考えれば、呪術高専の生徒にして特級呪術師であるために、他の生徒とは違っているからこそ分かりやすくするために黒の対となる白の制服を着ている、という考察になります。
しかし、最初から特級であったとは言えども元々は特級過呪怨霊の折本里香に憑りつかれた状態で高専に入学したという経緯がありますので、それであれば宿儺の器である主人公の虎杖も同じです。
その後、折本里香の解呪ができてから渋谷事変終盤で再登場した時にも同じく白い服を着ていたので、乙骨は白い服というのが確定的になっているのでしょう。
乙骨憂太の解呪前の術式や領域展開
https://twitter.com/sotaki14/status/1495511174183456772?s=20&t=QU1AXBOhwg1iuYSd_f2IIQ
乙骨が主人公の位置として活躍していた、折本里香の解呪前の劇場版に当たる時間軸などでは猛威を振るったといってもいい立ち回りでした。続いては、そんな乙骨の解呪前の術式や強さの秘訣などを解説します。
元々折本里香に呪われていたとされていた時には、里香が完全顕現してしまえば暴走によって町1つが消滅してしまうとされるほどの危険な実力を有していました。
当時乙骨は里香の呪力を刀に込めて接近戦で戦うスタイルだったのですが、後に本来の乙骨の術式は「模倣(コピー)」であり、解呪前は無制限で何でも術式をコピーできていました。
作中では狗巻の呪言をコピーして広範囲に放つ離れ業を披露しており、尚且つその反動も全くのゼロといった規格外さを見せていたのです。
そして、死滅回遊編では領域展開を取得しているのも明らかになりました。他の術者2人と合わせた3人同時の領域展開が行われたものの、結局妨害があった事で詳細はいまだに不明となっています。
乙骨憂太の現在の強さや術式
劇場版の呪術廻戦0では、折本里香は自分が呪っておりそれを自分の側から解呪したという流れが描かれていました。ですが、折本里香を解呪した後もすぐに特級として認められていますので、相応の強さが乙骨にあるのは明らかです。
乙骨憂太の現在は特級?!
https://twitter.com/PandaGorillaMan/status/1358378684353159170?s=20&t=iuQBjxzTzrPEDe-SzRL4og
特級呪術師は、日本でも4人しか存在していないというまさしく特級の存在です。その顔ぶれは、最強と謳われる五条悟、並び称される夏油傑、一級呪術師である東堂葵の師匠である九十九由基の3人です。
そんな中で呪術高専の生徒として唯一特級に認定されている乙骨も、最上級の実力を有している事は明らかです。折本里香の解呪後は4級になったものの、すぐさま特級に戻っています。
そもそも特級術師に認定されるのには「単独で国家転覆が可能であること」などが条件に挙がっています。並大抵の実力ではそんなことは不可能ですから、如何に特級が埒外な実力の持ち主であるかが分かるでしょう。
乙骨憂太の現在の術式
折本里香の解呪後は「リカ」という術式を使用しています。これは折本里香の遺した呪力の備蓄であり外付けの術式となっていて、5分間のみの完全顕現が可能です。
その5分間においては、リカからの呪力の供給に加えて乙骨本来の術式である「模倣」を使用可能となるなど、時間は限定されますが、解呪前の破滅的な能力を発動できるのです。
解呪をする前には、最愛の相手の魂を縛るという名目の縛りを設けていたために、底なしの呪力の発揮、およびそこからくる術式の無制限模倣が可能でした。
解呪を行った現在では、主従契約を乙骨の側から放棄したためにリカの顕現の時間が制限されていたり、術式も顕現中のみの仕様となるなど制約がかかっている模様です。
解呪後の里香はどうなった?
呪術廻戦0で折本里香は解呪ができたというのは判明しているものの、その後渋谷事変で再登場した際には似て非なる術式である「リカ」を用いていたことから、完全な解呪はできていないのでは、という考察がされていました。
乙骨の方から呪っていたことが明らかになり、それを乙骨自信が放棄した事で解呪はできたのですが、形見である指輪から「リカ」を使役可能となっています。
折本里香の解呪成功はしっかりと明記されているものの、その後もリカを使役している事などから里香自身は完全な成仏をしていないのではないか、という考察も見られています。
このリカはどうやって乙骨に残されたのかがいまだに不明なままですが、領域展開が使用できる事などからそれらが詳細に明らかになった時に詳しく開示される可能性もあるでしょう。
乙骨憂太はアニメ2期に登場する?
呪術廻戦のアニメは第1期の放送が終了したのち、第2期の製作も決定しています。1期のOPなどでは少し登場する姿もありましたが、2期では登場するかは怪しくなっています。
というのも、2期での物語は五条悟の過去編である懐玉編から渋谷事変までであると予定されています。ただ、その後は登場する可能性もあるのでぜひ注目してみてください。
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