【呪術廻戦】領域展開「無量空処」とは?五条悟の必殺技を徹底解説! アイキャッチ画像 https://www.amazon.co.jp/
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【呪術廻戦】領域展開「無量空処」とは?五条悟の必殺技を徹底解説!

呪術廻戦においての強者といえば、まず間違いなく名前が挙がってくるのが五条悟でしょう。呪術戦における切り札ともなる領域展開も習得しており「無量空処」を用います。非常に強力な能力を発揮するものなので、今回はそんな無量空処がどんな領域なのかについて詳しく解説していきます。

【呪術廻戦】とは

呪術廻戦は、アニメ化もされている人気ジャンプ作品の1つとなっています。まずは作品の概要やあらすじなどについて簡単に解説していきましょう。

呪術廻戦の概要

呪術廻戦は、週刊少年ジャンプにて2018年から連載されている、芥見下々氏の漫画作品です。1巻発売直後より品切れが続出、重版が決定するなどスタート時から非常に高い人気と注目を集めています。

刊行された年の2018年には次に来るマンガ大賞にノミネートし6位に、更には2022年8月にシリーズ累計発行部数が7,000万部を突破するなど数年で非常に多くの人気を集めているのが分かります。

2020年にはテレビアニメ化もされており、2年後となる2022年には呪術廻戦の前日譚を描いた「呪術廻戦0」が劇場映画として放映、更にアニメ第2期も2023年夏より放送されています。

呪術廻戦のあらすじ

ある高校に通っている虎杖悠仁は、通っている学校にあった特級呪物「宿儺の指」を偶然にも拾ってしまい、その指の封印がオカルト研究部の手によって解かれてしまいます。

既にその指の強大な呪力から高校に集まってきた呪霊を退治するために呪術高専から伏黒恵が派遣されますが、伏黒が窮地に陥った中で自ら宿儺の指を飲み込んでしまいます。

通常なら即死するほどの猛毒である指を取り込んでも自我を失わない、虎杖が宿儺の器となったことで自身が討伐対象になってしまいます。

ここで現代最強の呪術師にして伏黒たちの教師でもある五条悟が、いま処刑されるか指20本を集め、少しでも多くの人を助けて死ぬかの選択を迫り、後者を選んだ虎杖は呪術師としての道を進みます。

【呪術廻戦】五条悟の虚式・茈(むらさき)など術式を徹底解説!

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【呪術廻戦】五条悟とは

あらすじでもご紹介した通り、五条悟は現代における最強の呪術師として別格の存在として扱われています。まずは人物について解説していきましょう。

五条悟のプロフィール

https://twitter.com/Deltanpopo/status/1688483121841496064?s=20

  • 名前:五条悟
  • 年齢:28歳
  • 身長:191㎝程度
  • 誕生日:1989年12月7日
  • 所属:東京都立呪術高等専門学校1年生担任
  • 等級:特級呪術師

五条悟の人物像

日本国内にたった4人しか存在していない特級呪術師に認定されている術師の一人であり、そして自他ともに認める現代最強の呪術師として特級の中でもひときわ抜きんでた存在です。

白髪に碧眼、190㎝台の身長という日本人離れした容姿を持ち、その目は術式を詳細に把握し分子レベルでの呪力操作も可能にする「六眼」そして呪術界御三家である五条家相伝の「無下限呪術」を有しています。

現代最強を自負し他からも異論なく認められているのとは裏腹に、性格は飄々としていてつかみどころがなく、かつ実力的にも底を見せない軽薄な振る舞いの多い人物です。

自分自身でも性格が悪いことは自覚しており、対峙した相手に対してあおったり怒らせたりするのは非常に得意としている描写が多く見られます。

同級生や後輩からもその実力自体については紛う事なき怪物とされてはいるのですが、人格的な面においては「クズども」「尊敬はしてません」などといわれる始末です。

現在は呪術高専の教師として強く聡い後輩を育てることに注力しており、また旧態依然とした保守派の呪術界上層部を忌み嫌っており変革を狙っているようです。

【呪術廻戦】五条悟の領域展開「無量空処」とは

呪術廻戦においては、領域展開という技が決め手となっています。自らの生得術式を領域として顕現させ、まさに自分だけの領域に相手を引きずり込む必殺技とも言える技術です。

無量空処の効果

五条悟もこの領域展開を会得しており「無量空処」を発動できます。領域の内部はまるで宇宙空間のような光景が広がっており、五条曰く「無下限の内側」と評しています。

領域による必中効果によって、領域に引き込んだ相手に対して無限の知覚と伝達を強制させる効果が発動します。

無限の知覚と伝達とは、行動を起こす際に必要な「知覚」「伝達」「行動」という順番のサイクルの中で、知覚と伝達のみを相手に強制させ無限にサイクルさせるのです。

相手は思考が強制的に無限にグルグルと回り続け、領域内にいる限り永遠に行動を起こすことができない状態に陥るわけです。

加えて与えられる情報量が非常に多く、これによって必中した相手の脳内にダメージを与えることも可能となっており、最終的には廃人にまで追い込んでしまえる凶悪な領域です。

人間と呪霊では脳の仕組みが異なっている事から呪霊に対しては効きが悪いとされていますが、それでも作中トップレベルの呪霊を全くの行動不能にしてしまうほどの威力を発揮しています。

渋谷事変で使用した際には一般人や改造人間、呪霊が入り乱れる中で一般人への影響を最小限とするべくイチかバチかの0.2秒のみの展開を行いましたが、それでも常人にとって半年、社会復帰に2か月の時間を要するほどです。

五条悟の圧倒的な呪力量、そして後述する六眼による優れた呪力パフォーマンス、更に反転術式によって日に複数回の領域展開を可能としており、これができるのは現状他に宿儺程度しか確認されていません。

無量空処を展開する際の指の形の意味

五条悟の無量空処に限らず、領域を展開する際には人間であっても呪霊であっても印相を組むことが必須となっています。

それぞれの領域展開を行う人物も異なる印相、掌印を用いており、例えば宿儺であれば閻魔天印、秤金次であれば印相は弁財天印といったように別々です。

五条悟が無量空処を発動する際には、左手の人差し指に中指を絡めるような印相を取っており、これはヒンドゥー教やインド神話における軍神、インドラのものと同じとされています。

そしてインドラは仏教においても、守護神である天部の一柱である帝釈天が同一の存在であるとされており、かつ前述の神話内においてはインドラは最強の軍神と目されています。

無量空処の名前の元ネタ

印相だけではなく領域の名前にも元ネタがあるとされていて、それが仏教の「空無辺処」です。これは無色界という、物質を超越し制震のみが存在するとされる、世界の名前の1つです。

空無辺処というのは「何もない、そして果てのない状態に入り込む」といった状態のことを示しています。他の領域でも、仏教を元ネタにした名前が少なからず見られます。

無量空処の効果と照らし合わせてみると、相手に無限の情報伝達を行わせてそれが果てしなく続く状態を強制させる、といったところから共通点が多い事が分かります。

【呪術廻戦】無量空処を放つために必要な基盤の能力

決め技として五条悟も使用することのある無量空処ですが、相当の手練れを相手にした場合にしか見せる事はありません。これはすなわち、領域無しでも非常に強いという事を意味しています。

無下限呪術

そんな強さの根幹を成しているのが、無下限呪術です。御三家である五条家の相伝の術式であり、無限を現実にすることができる術式であるとされています。

簡単に言えば、相手と自分の間に無限を設け、その無限の間では相手の攻撃が無限に遅くなっていき自分には届く事、当たる事が無い状態を作り上げられる、絶対防御的な能力となっています。

緻密な呪力操作を必要とする術式のため、常時発動すれば脳が焼き切れるほどのダメージを受けるのですが、発動する対象の選別及び反転術式で常時脳を修復することで実践レベルの常時発動を可能にしています。

六眼

無下限呪術は緻密な呪力操作を必要とする術式なのですが、それを可能としているのが六眼という特殊な眼です。呪力を詳細に把握することができ、呪力消費のロスをほぼゼロに抑えられます。

無下限呪術を扱うためには六眼が必須とされているので、事実上セットでなければならず、五条悟は「うん百年ぶりの六眼と無下限呪術の抱き合わせ」とある人物から評されています。

術式順転「蒼」

無下限呪術を強化することで、−1の虚構という矛盾を発生させて「集束」を現実のものとする術式の順転技「蒼」です。吸い込みを発生させるので、周囲を瞬く間に更地にすることも可能です。

応用として自身の打撃技にヒットの瞬間「蒼」を乗せて吸い込み反応を重ね、単純な呪力強化以上の威力へと昇華しています。更に、空間と座標の圧縮による瞬間移動も条件がそろえば可能です。

術式反転「赫」

https://twitter.com/xoolili_/status/1640596874209132544?s=20

反転術式の会得によって実践運用が可能となった術式反転「赫」は収束する順転の蒼とは逆に無限を発散させる事が可能となり、対象を吹き飛ばす強烈な吹き飛ばし技となります。

指や掌を相手に向けて発動するもので、通常の倍の呪力を用いる反転術式による術式反転故に街中などでは使用が制限されますが、その分の威力が相当なものとなっています。

虚式「茈」

蒼と赫の両方が使用可能になったことによって、掛け合わせることで生まれる五条家の奥義が「虚式・茈」です。それぞれを掛け合わせることによって、仮想の質量が発生し回避不能の重さだけを打ち出します。

通常は「茈」のみで使うことができますが、呪詞・掌印なども明らかになっており、これらすべてを省略せず更にサポートを受けることで200%の「茈」を発動することも出来、高層ビルを5㎞もの間にわたって完全崩壊させるほどです。

【呪術廻戦】無量空処は何巻・何話で見れる?

領域展開「無量空処」が一番最初に発動したのは、特級呪霊である漏瑚が襲ってきたときです。虎杖を課外授業と称して連れ出し、相手の領域を無量空処によって難なく塗り替えました。

そしてもう一度、渋谷事変において使用しており、人と改造人間、呪霊が入り乱れる中で一般人への影響を考慮し、イチかバチかの0.2秒のみの無量空処を発動して、夥しい数の改造人間を塵殺しました。

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【呪術廻戦】無量空処は五条悟のみが使える領域展開

引き込んでしまえば、相手を完全に行動不能にしてしまいともすれば廃人にも変えてしまう事ができる無量空処は、最強たる五条悟にふさわしい領域でした。是非とも本誌で活躍を見返してみてください。

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