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【呪術廻戦】天使の異名を持つ来栖華とは?敵なのか味方なのか考察

呪術廻戦の死滅回遊編において、来栖華という人物が登場します。別名を「天使」と呼ばれており、その名前の通りの天使のような輪っかや羽、そして五条悟の開放に関わる最重要人物であると目されています。今回はそんな天使こと来栖華の能力や敵か味方になってくれるのかについて解説します。

【呪術廻戦】天使を名乗る来栖華とは

呪術廻戦において、渋谷事変後に発生した死滅回遊編では、一般人が呪術師と化して殺し合う戦いが勃発しています。天使こと来栖華は、その死滅回遊編にて初登場したキャラクターです。

来栖華のプロフィール

https://twitter.com/PASUKARUUUUUUUU/status/1623486655452819457?s=20

  • 名前:来栖華
  • 異名:天使
  • 性別:女性
  • 来歴:1,000年以上前の術師
  • 術式:術式の消滅

来栖華の人物像

東京第2コロニーに出現した、死滅回遊のプレイヤーの一人として登場した人物です。天使という異名の通り、頭上には輪っか、背中からは羽を生やしているなどイメージ通りの姿をしています。

死滅回遊を発動し今もなお暗躍を続けている羂索との契約によって呪物と化し、1,000年以上の時を超えて現代へと受肉を果たした過去の術師であり、宿儺とも何かしらの接点を持っていたと考えられています。

初めて登場したのは第173話で、目的や手段などについてはその時点では全く不明でしたが故か東京第1結界へと既に移動していて、レジィ戦で負傷していた伏黒の前に現れます。

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【呪術廻戦】来栖華の術式・能力・領域展開

伏黒の前に文字通り舞い降りた天使は、その後虎杖たちとも行動を共にするなどとりあえずは敵ではなさそうな動きをしました。続いては、天使の有する術式などに関して解説します。

あらゆる術式を消滅させる呪術

天使、来栖華が発動する術式は、あらゆる術式を消滅させることのできる呪術です。通常の術式はもちろんの事、本人曰く封印を含めた結界術などに対しても有効で文字通り消滅させることができます。コロニー間を自由に移動して別のコロニーに現れたのも、この術式を用いることによって可能としていたのです。

術式に対して効果を発揮するものといえば、11年前に五条悟が相対した伏黒甚爾が使用していた天逆鉾、そしてミゲルが五条悟との戦闘で用いていた黒縄が連想されます。

天逆鉾についてはあらゆる術式を強制「解除」させるもので、高専時代の五条悟の無下限呪術に対しても効果を発揮し瀕死に追い込みました。黒縄も、瀕死とまではいきませんでしたが五条の術式を乱すなど有効な呪具でした。

渋谷事変において、獄門彊に封印されてしまった五条悟を開放するためには獄門彊を開かせる必要があります。よってこの2つの呪具が効果的とされていたのですが、両方とも昔に五条が破壊、もしくは封印してしまいました。

先に述べた通り、来栖華の術式はあらゆる術式に対して消滅という非常に強力な効果を持つものです。天元が獄門彊・裏を持っている事が判明したため、これに術式を使用すれば五条の解放が可能となります。

更に第213話において、伏黒の体を乗っ取って受肉してしまった宿儺に対して「邪去侮の梯子」を発動、天空を覆うほどの巨大な紋様と共に、伏黒=宿儺を追い詰めました。

戦闘能力・飛行能力

先にご紹介した通り、来栖華の有する術式は相手の術式を消滅させるというものです。直接的にダメージを与えるものではありませんので、戦闘能力に関しては未知数と言えます。

ただ、先に挙げた「邪去侮の梯子」を伏黒宿儺に命中させた際には宿儺が作中初めて聞くような悲鳴を上げていたために、非常に強力に作用しているのではないかと推察できます。

このほか、天使としての能力なのか飛行能力も発揮しており、その羽に飛行能力が宿っているのか自由に飛行を行っており、機動力は非常に高いことが分かります。

領域展開

作中において、呪術の極致とも言われている領域展開。現代最強の呪術師こと五条悟やそれに並ぶ特級術師たちをはじめとして、呪霊たちも会得しています。

来栖華に関してはまだ作中で領域展開を発動した描写が見られませんので、使用できるか否かに関しては不明のままとなっています。しかし、宿儺たちと同じく1,000年前の術師である事は共通しています。

古来より呪術に触れてきた経験豊富な人物が受肉しているということで、宿儺たちと同じく領域展開を会得し使用できても何らおかしい話ではないでしょう。

その効果、内容に関しては、当人が術式の消滅という能力を持っているので、領域に引き込んだ相手全員に対して必中し術式を消滅させてしまえるという効果が及ぶのではないかと推察できます。

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【呪術廻戦】敵?味方?来栖華の正体・目的

伏黒や虎杖たちと行動を共にしているということで、来栖は一見する都的には見えなさそうです。ただ、明確に味方として明言されていない以上、敵なのか味方なのかは不明のままとなっています。

来栖華の正体

https://twitter.com/iixooO_/status/1576594993514307584?s=20

来栖華という人物に関しては、接している相手に対しても敬語で話し距離感も近くて感情表現が大きい、親しみやすそうな性格をしています。現時点においては、割と良識的な人物として描かれています。

そしてその中にいる天使は、来栖華に受肉し体の中で矯正をしている過去の術師です。宿儺とは違って来栖と共生を行っており、両者が協力し合うような関係を築いています。

虎杖と宿儺との関係に近いものであり、呪物を取り込んだ場合には通常は呪肉体として来栖華の体も意識も完全に天使に乗っ取られてしまうのですが、天使はその目的によって来栖を消し去ろうとはせず、共生をしているもようです。

それ故に虎杖と同じく、来栖が表に出ていて天使が放そうとするときには顔などの体のどこかに天使の口が浮かび上がり、会話をすることができます。

来栖華の目的

死滅回遊編においては、自らと同じく羂索によって呪物となり、契約によって現代に受肉して蘇った過去の術者たちが多く登場しています。その多くが、強力な術式を持つ実力者です。

先に述べた通り、受肉した際には当人の自我を殺し沈められてしまうというのが基本となっているのですが、こうしたプレイヤーの存在を天使は嫌悪しており「神の理に反する」として一掃を狙っています。

こうした目的があるために、来栖華の自我についても消すことなく共生という道を選んでおり、伏黒や虎杖たちとも敵対することはありませんでした。

よって、死滅回遊編では受肉体の一掃を目的としており、その為に各コロニーにおいて現代に受肉したプレイヤーたちとの戦闘を行っていたようです。

来栖華は敵なの味方なの?

そして、主な目的として「堕天」の討伐を目論んでいます。天使、来栖華自身も登場した当初から伏黒や虎杖たちと協力的な態度を取っており、自分の目的に協力をしてくれれば五条悟封印解除にも助力すると語っていました。

この時点で敵ではない事は明らかになったのですが、その目的というのは死滅回遊編において受肉したプレイヤーたちの一掃、そして同じく虎杖の中に受肉している宿儺こと「堕天」の討伐です。

この「堕天」という名前は虎杖たちも初めて聞くので困惑しますが、虎杖の中にいる宿儺が「俺が堕天だ」と自分から明言しており、宿儺=堕天であると判明しました。

天使という名前、そして堕天というのは天使としての資格を失ったもののことを指すわけですので、ともに1,000年以上前の術師である両者には何かしらの因縁があると考えられています。

【呪術廻戦】来栖華の過去

登場当初から虎杖たち、特に伏黒に関しては「運命の人」呼ばわりをしており、過去に何かがあった事を示唆しています。その過去と伏黒との関係性についても解説します。

子供時代

来栖華自身は真っ当に育てられた人間ではなく、かつて呪霊にさらわれてしまい1年間ほど廃屋で呪霊に育てられたという過去を持っていました。

来栖華以外にも当該呪霊によって攫われてしまった子供たちがおり、非常に劣悪で過酷な環境課となっていました。その中でも、身を守るために呪霊を母親呼ばわりして何とか生き延びていたのです。

伏黒恵との関係

そんな状況から救ってくれたのが、当時まだ子供であった伏黒恵および使役していた玉犬、白です。自分を助けてくれた伏黒と並びたてるように、人を助けると誓ったようです。

伏黒に助けてもらえたことを来栖華もずっと覚えており、伏黒自身は当時のことを忘れているようですが最初から好意的だった理由は過去に自分を助けてもらえたからなのです。

【呪術廻戦】来栖華は死亡した?

213話にて伏黒版の宿儺に対して「邪去侮の梯子」を発動し追い詰めますが、宿儺が来栖との過去を利用して伏黒のフリをし、だまし討ちをするという卑劣な罠にかかってしまいます。

高層ビルから投げ飛ばされて「グチャ」という生々しい落下音が響きますが、偶然その場に居合わせた甘井が術式で受け止め、そして特殊な術式を持つ高羽が近くにいたことで命は助かりました。

来栖華は敵なのか味方なのか今後の展開が気になる

伏黒と過去に関係があり、そして何よりもその術式の効果によって五条悟が開放できるキーパーソンになっているのが来栖華でした。是非とも今後の展開に期待しつつ本誌を読んでみてください。

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