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【呪術廻戦】鹿紫雲一(かしもはじめ)の正体は五条家の関係者?術式を徹底解説!

鹿柴雲一は、呪術廻戦の死滅回遊編にて登場した新しいキャラクターです。非常に強力な術式を使用してきますが、実は現代の呪術師最強と謳われる五条悟の出身家、五条家の関係者なのではないかとも言われています。今回は鹿柴雲一はどんな呪術師なのかを詳しく解説していきます。

【呪術廻戦】158話で登場した新キャラ鹿紫雲一(かしもはじめ)とは

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鹿柴雲一は、呪術廻戦158話で初登場した新キャラクターです。非常に強力な実力を有しており死滅回遊でも指折りの人物と目されていますが、まずはどんな人物なのかを解説していきましょう。

鹿紫雲一のプロフィール

  • 名前:鹿柴雲一
  • 年齢:400歳以上(推定)
  • 生年月日:不明
  • 死滅回遊獲得点数:200以上
  • 術式:電撃

鹿紫雲一の名前の由来

鹿柴雲一が使用する術式は、詳しい名前こそ明かされていませんが呪力特性として電撃となっています。名前の由来としては、苗字である「鹿柴雲」は日本姓氏語源辞典から山口県周南市の鹿野を発祥にしている事が分かります。

地名としても鎌倉時代に記録がされているもので、鹿野の「鹿」と同じ地で1868年に神仏分離が行われた際、廃寺となった浄高院の山号の紫雲山より「柴雲」を使用したと伝えられています。

推察されている名前の由来には、日本神話において雷を操る神である武御雷、これを祀っている鹿島神宮からか、あるいは雷を表す紫電や雷雲などをかけあわせているのではと考えられています。

鹿紫雲一の人物像

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死滅回遊のプレイヤーの一人で、東京第2コロニーに居る術者です。400年以上前からよみがえった過去の術師であり、髪形は電気回路のコイルのようになっているのが特徴的です。

死滅回遊がスタートしている時点ですでに200点もの高得点を獲得しています。ルールの中では術者を殺すと5点ということになるので、全員が術者なら40人以上を打倒していることになります。

生前のころから自らよりも強い相手との死闘を望みそれこそを自分の生きがいとしている生粋の戦闘狂であり、過去の時点で老齢でありながら複数の術者を瞬時に撃破する圧倒的実力の持ち主でした。

過去には自らが満足する死闘ができない事によって、現在暗躍している羂索から取引として宿儺の存在を聞き、復活後に彼と戦えると思い呪物と化します。

現代によみがえった時には全盛期に回帰していると考えられ、戦闘の相手には容赦をしない一方で自らに積極的に攻撃を加えない相手には襲い掛からないなど見境が無い訳ではありません。

五条より特級呪術師である乙骨と並び実力を認められている秤金次との戦闘では、領域効果で無敵状態になった秤に対して「時間切れまでいなすなど雑魚の発想」「無敵の制限時間内に秤を倒す」と力による打倒を選択します。

戦闘狂な性格は生前からであり、その中で培った戦闘の経験値から領域展開可能な術師との勝負、反転術式を使用する術師とのわたり合いにも慣れており、冷静な立ち回りと分析も可能とする実力者です。

【呪術廻戦】鹿紫雲一(かしもはじめ)は・死滅回游の泳者(プレイヤー)

初登場回が渋谷事変の終了してから羂索が始めた死滅回遊編で、新しいキャラクターとして認知されています。先に解説した通り、開幕した時点ですでに200点もの高得点を得ています。

死滅回遊のルールの中では、プレイヤーの中で術師の命を奪えば5点、非術師を倒すと1点が加算される仕組みになっています。200点を獲得しているという事は、術者を40人も殺害しているという計算になります。

死滅回遊のルールを追加

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死滅回遊には総則というルールが存在しています。死滅回遊がスタートした時点でのルールは以下の通りです。

  1. 泳者は術式覚醒後、十九日以内に任意の結界にて死滅回游への参加を宣誓しなければならない。
  2. 前項に違反した泳者からは術式を剥奪する。
  3. 非泳者は結界に侵入した時点で泳者となり、死滅回游への参加を宣誓したものと見做す。
  4. 泳者は他泳者の生命を絶つことで点を得る。
  5. 点とは管理者によって泳者の生命に懸けられた価値を指し、原則術師5点、非術師1点とする。
  6. 泳者は自身に懸けられた点を除いた100得点を消費することで管理者と交渉し、死滅回游に総則を1つ追加できる。
  7. 管理者は死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない。
  8. 参加または点取得後、十九日以内に得点の変動が見られない場合、その泳者からは術式を剥奪する

この8つがスタート時点でのルールだったのですが、鹿柴雲一は既に200点以上ものポイントを獲得しているので、ルールの6つ目の100点を消費することによる新しい総則の追加が可能になっています。

今までに相手をした術者が貧弱すぎることで満足できる実力を持った相手と戦えていない事に不満を持った鹿柴雲は、新たに「泳者は他泳者の情報(名前・得点・ルール追加回数・滞留結界)を参照できる」という新たなルールを追加します。

この新ルールの追加によって、鹿柴雲は生前からの目的であった宿儺をいち早く結界内で発見できるようになり、その宿儺が居る虎杖は100点以上の点数を有するプレイヤーを見つけやすくなりました。

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【呪術廻戦】鹿紫雲一(かしもはじめ)の正体・五条家との関係

コミック18巻の158話で、虎杖および伏黒の前に突然現れたコガネによってはじめてその名前が明かされた鹿柴雲ですが、その正体は誰でどんな理由で死滅回遊に参加しているのでしょうか?

鹿紫雲一の正体

まず鹿柴雲一は現代の呪術師という訳ではなく、400年以上前に存在していた呪術師です。漫画の1コマにこの年数の表記があり、おそらくは400年前に術師として猛威を振るっていたと考えられます。

老齢時には喀血をしているので何らかの病を患っていると推測されますが、それでも他を圧倒する実力を有し満足ができなかった中で、当時羂索から自身が知る最も強い術師、宿儺の存在を知ります。

これを知り、一度呪物となって復活することによって宿儺と戦うのを目的とし現代に復活しました。一度呪物化してから受肉をしているので、虎杖の中にいる宿儺と存在としては似たような部分があります。

五条家との関係は?

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そして気になるのが、五条家との関係についてでしょう。作中で数百ものポイントを獲得している鹿柴雲ですから、御三家に数えられている五条家との関わりがあってもそこまでおかしい話ではないかもしれません。

なぜ五条家との関わりが示唆されているかというと、まず生きていた当時である400年前は慶長の時代です。五条悟が「江戸か慶長当たりの時代に五条家と禪院家当主が御前試合を行った」と話しています。

この御前試合が行われたときが鹿柴雲の存命時と被っており、もしかしたらその場に鹿柴雲本人が居た可能性も考えられています。

続いて術式の存在で、鹿柴雲が術式を発動した後に壁に残った大きな跡がありました。これが、五条の奥義である「虚式・茈」の放った跡と非常に似ている事から、術式つながりなのではという考察があります。

更に見た目についても、白髪に加えて目の色も普通の日本人のような黒目のようには描かれていないので五条と似ている点も考察される理由の1つになっています。

【呪術廻戦】鹿紫雲一(かしもはじめ)の術式・強さ

死滅回遊は、羂索によって術師になった者たちが殺し合いを行うものです。その中で、200点もの点数を獲得している鹿柴雲は、非常に優れた術師である事が分かります。

術式

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鹿柴雲の呪力特性は、そのほとんどが電気と同質のものになっています。最初に呪力を電荷分離させ、対象へとプラスの電荷を移動、マイナス電荷を地面に放電しますが、マイナス電荷の地面への放電を止めて2つの電荷を相手にぶつけます。

使用する武具を合わせて全身に電撃をまとわせる事が可能になっており、これは伏黒恵の使用する十種陰法術の式神の一体「鵺」の電撃攻撃と同じ物になっています。

大気を引き裂くほどのレベルの稲妻の力を相手に放出することで、大きな風穴を開けることすら可能にする絶大な威力を発揮可能になるのです。

彌虚葛籠

領域展開を使用可能な術者に対しての対策として用いるのが「彌虚葛籠(いやこつづら)」です。これは現代の術師が用いる領域展開対策・シン・陰流簡易領域の原型となったものです。

展開された領域を自身の簡易領域で中和することによって、本来領域に付与される必中、必殺効果を防ぐことができます。これにより、領域展開が可能な術師との戦闘にも対応できるという訳です。

武器は如意棒

戦闘の武器としては、如意棒を用いています。この如意棒にも呪力特性の電撃をまとわせる事が可能ですので、相手に打撃と電撃両方の攻撃をいっぺんに食らわせられます。

生前には使用した描写がありませんので受肉した後に使い始めた可能性がありますが、呪具かどうかは分かりませんが本人の呪力によって既に呪具になっている可能性もあります。

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非常に好戦的な性格をしているために危険そうなキャラクターではありますが、目的の為ならば仲間陣営にも加わってくれるということで、立ち位置はかなり柔軟になっています。是非とも本誌で活躍を確認してみてください。

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