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【呪術廻戦】狗巻棘の死亡説を徹底調査!片腕を失った理由は?

『呪術廻戦』の狗巻棘が片腕を失った理由と死亡説について解説していきます。その容姿や「おにぎりの具」で会話するユニークさから作中でも屈指の評判の狗巻棘ですが、現在この狗巻棘に死亡説がかかっています。この死亡説は本当なのか?これからの活躍はあるのか?作中の活躍と共に解説していきます。

狗巻棘について

まず最初に狗巻棘がどんな人物なのか紹介していきます。

  • 年齢:17歳
  • 誕生日:10月23日
  • 身長:測定不能
  • 術式:呪言
  • 等級:準一級呪術師
  • 好きなこと:悪ノリ
  • 好きなおにぎりの具:ツナマヨ
  • CV:内山昂輝

狗巻棘とは「呪術廻戦」及び、前日譚の「東京都立呪術高等専門学校」に登場する呪術師です。主人公の虎杖悠仁が通う東京都立呪術高等専門学校の2年生で一つ先輩にあたります。

呪言師という特別な力を持つ家系に生まれた彼は、言葉に呪力を込めて放つ「呪言」を武器に戦います。この力は強力な半面でデメリットも多く、普通に発した言葉でも周囲に影響を与えてしまいます。そのため狗巻棘は普段からしゃべる語彙を「しゃけ」や「おかか」などのおにぎりの具に限定しており、彼を知らない人からは変な人物だと思われがちです。

このような背景から寡黙でミステリアスな印象を持つ狗巻棘ですが、主人公や他の仲間を守って戦うシーンも多くとても仲間想いな人物です。

呪術廻戦とは?

狗巻棘が登場する「呪術廻戦」とはどのような作品なのでしょうか?ここからは作品の概要やあらすじについて解説していきます。

呪術廻戦の概要

「呪術廻戦」とは週刊少年ジャンプで2018年から連載されている大人気漫画です。人間の負の感情から生まれた呪霊と、呪術という力でそれらを退治する呪術師の闘いを描いています。原作は2022年8月4日の第20巻時点で7000万部を売り上げえる大ヒットを突破しており、2020年にはアニメ化、2021年には劇場映画化もされていますまた。2023年7月にはTVアニメの2期も決定しており、これからも大注目の作品です。

呪術廻戦のあらすじ

常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁。両親の顔を知らずに育った彼は入院中の祖父と2人ながら平和に暮らしていた。ところが祖父が亡くなった日の夜、悠仁の先輩が学校に眠っていた呪物の封印を解いてしまったことで呪霊が現れてしまう。そこに現れた呪術師の伏黒恵とともに呪霊を撃退したが、その時に特級呪物・両面宿儺の指を体に取り込んだことで呪術師の世界に巻き込まれていくことになるというものです。

呪術廻戦の狗巻棘登場シーン

狗巻棘が作中に初めて登場したのは、原作第2巻で伏黒恵と釘崎野薔薇が呪術高専に訪れたシーン。虎杖や伏黒、釘崎の一学年上の先輩として禪院真希とパンダとともに登場しました。京都校との交流戦では開始前から相手にかなりの警戒をされながらも十分な活躍を見せています。

また乙骨憂太がメインとなっている第0巻にも登場し、自信と同じく呪力によって苦労をしてきた乙骨に深い理解を示していました。

狗巻棘死亡説の理由や片腕を失った理由

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ここからは本記事の本旨となる狗巻棘の死亡説と片腕を失った理由についての解説をします。

狗巻棘の死亡説が出たのはなぜ?

狗巻棘の死亡説が出たのは原作第8巻83話からの渋谷事変編でのことです。この渋谷事変では最強の呪術師である五条悟が封印されたり七海建人が死亡するなど作品全体が大きくが動いた章です。

この渋谷事変で狗巻棘が登場したのは第12巻100話。この章では敵の帳によって一般人が渋谷駅周辺に閉じ込められ、戦場の只中に残されるという危険な状況にありました。そこで狗巻棘は単独で行動し、拡声器と自らの呪言の力で一般人を安全な場所まで誘導をしている姿が確認されています。

このシーンにおいて普段人前では話すことのない狗巻棘が言葉を発したことや、すぐ近くで凶悪な宿儺と呪霊の漏瑚が大規模な戦闘をしていたことで読者からは死亡フラグが立っていると思われたようです。それがいつしか死亡説にまで発展しました。

死亡説の根拠となった片腕切断の犯人とは?

この死亡説をさらに裏付けることになったのは渋谷事変の後、第137話の乙骨と呪術総監部との会話の中で出てきた回想シーンです。ここでは呪術総監部が虎杖の死刑執行人に乙骨を指名するのですが、その乙骨の回想の中で渋谷事変で片腕を切り落とされてしまった狗巻棘の姿が描かれています。

片腕を切断した犯人についてもこの回想の中で渋谷で虎杖がやったと明言されています。しかし、これは正確な情報でありません。正確には渋谷事変にて虎杖の肉体を使って戦闘をしていた両面宿儺が式神”魔虚羅”との戦闘の際、領域展開による大規模攻撃をしたことで近くにいた狗巻棘も攻撃に巻き込まれて片腕を失ってしまいました。

狗巻棘の腕は治る?

この先の展開で狗巻棘の片腕が治る見込みはあるのでしょうか? 今までに呪術廻戦の作中に登場した回復能力には『反転術式』があります。これは負のエネルギーの塊である呪力にさらにマイナスの力をもった呪力を掛け算することでプラスの力に反転させるというものです。

「この反転術式を使えば狗巻棘の腕も治せるのでは?」と考察もされていますが、これはかなり可能性が低いでしょう。なぜならこの反転術式は乙骨憂太も使用することができるからです。仲間想いの乙骨なら友人である狗巻の腕をすぐに向かうと考えられるため、この切断された腕は治らないと考えるのが妥当です。

狗巻棘は死亡せず生存していた

死亡説の出ている狗巻棘ですが、この可能性もかなり低いでしょう。先述した回想で片腕が切断されていたことから重篤な状態だったことが予想されますが、死亡していればその時点で死亡したと明言されていてもおかしくありません。また無くなった腕に呪符を巻いて何らかの治療が施されているのも確認できます。

さらに渋谷事変以降は腕が切断された以外に状況が不明だった狗巻棘ですが、のちに死滅回游の泳者となっていることが明かされています。このことから狗巻棘の生存はほぼ確定と言えるでしょう。狗巻棘は呪言使いで以前から腕を使わず戦闘は行っていたので、腕がなくなった今後も変わらぬ活躍が期待できます。

狗巻棘の能力や周囲からの評判

狗巻棘の能力や周囲からの評判について詳細に解説していきます。

狗巻棘の術式・領域展開

狗巻棘の使う術式は「呪言」。これは狗巻家相伝の高等術式で、呪力をこめた言葉で相手に呪いをかけたり命令して強制的に行動させることができます。音という視認できず速さも兼ね備えたとても強力な能力です。

また狗巻棘の領域展開については作中でまだ明かされておらず、使用可能かどうかも分かっていません。今後の展開次第では狗巻棘の領域展開がお披露目される機会は十分にあります。

呪言を使うと反動がある

とても強力な能力である呪言にはデメリットも存在します。それは強い言葉を使うほど自らにも反動がきたり、最悪の場合は呪いが自分に返ってくることです。さらに連続の使用にも注意が必要で使うたびに喉の痛みが悪化して戦闘不能になってしまいます。普段からおにぎりの具のみで会話するのもこうしたリスクを考えた暴発を防ぐためです。

また呪言は自分の言葉を聞かせて相手に攻撃するため、何らかの方法で耳をふさがれてしまうと攻撃することができません。そのため事前に情報がバレている呪術師相手との戦闘では分が悪く、呪霊に特化した能力ともいえます。

狗巻棘と周囲の関係性

狗巻棘の東京都立呪術高等専門学校に通う2年生で同級生の禪院真希とパンダと行動を共にしていることが多いです。虎杖、伏黒、釘崎の後輩トリオとも面識があり、京都校との交流戦では見事なチームワークを見せています。

普段の振る舞いから誤解されがちな彼ですが、実際にはプロフィールに「好きなこと:悪ノリ」と書かれている通り意外とノリがよく仲間想いでもあります。

また前日譚の「東京都立呪術高等専門学校」では同じく同級生の乙骨憂太と互いに気にかけている様子も描かれています。

狗巻棘は京都校の生徒から警戒されていた

準一級呪術師の高い実力を持つ狗巻棘は、原作第4巻から始まった交流戦でも相手の京都校の生徒たちから警戒されていました。心優しく人間相手に強い力を使うことを望まない狗巻棘は交流戦では仲間のサポートをメインに活躍します。伏黒が東堂に押されている時に東堂の動きを止めたり、京都校のメカ丸の携帯電話を奪って三輪に電話越しに「眠れ」と命令して戦闘不能にする頭脳プレイを見せました。

呪術廻戦の狗巻棘死亡説は否定できる

渋谷事変において片腕を切断された狗巻棘ですが、世間に流れている死亡説は間違っているようです。狗巻棘は片腕こそ失ってしまいましたが、彼の呪言は声だけで攻撃することができるので今後も作中での活躍が予想されます。

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