伏黒恵は、呪術廻戦の登場人物として最序盤から登場しており、主人公の虎杖と並んで主要人物の一人として数えられています。そんな伏黒が、生死が危うい状態になってしまっている展開があると言います。今回は伏黒恵のあらすじと現状の状態などについてを解説していきます。
目次
【呪術廻戦】伏黒恵とは
— 伏黒恵名言bot (@zyuzyutsu_bot) October 23, 2022
呪術廻戦の主要な人物として、勿論主人公の虎杖が出てくる人が多いでしょうが、その虎杖が最初に出会った呪術師が伏黒恵です。まずは人物像などから解説していきましょう。
伏黒恵のプロフィール
https://twitter.com/tr_fso/status/1293891876932554756?s=20&t=VVttAZWSz91sTzIreek2hw
- 名前:伏黒恵
- 年齢:15歳
- 誕生日:12月22日
- 身長:175㎝くらい
- 体重:仮定60㎏
- 所属:東京都立呪術専門高等学校1年
- 階級:2級呪術師
- 趣味:実話系の本を読むこと
- 生得術式:十種影法術
伏黒恵の人物像
伏黒恵が使う様々な式神たち👏🏻
ちなみに術式は【十種影法術】🐕玉犬「白」/「黒」
🪶鵺(ぬえ)
🐍大蛇(オロチ)
🐸蝦蟇(がま)
🐸不知井底(せいていしらず)不知井底は鵺+蝦蟇💡
玉犬は…玉犬かわいいよ玉犬🐾#ネトフリアニメ#呪術廻戦 #MAPPA pic.twitter.com/YKW8BbJEH8— Netflix Japan Anime (@NetflixJP_Anime) December 26, 2020
呪術高専東京校の1年生にして、単独での任務遂行が許されている2級術師です。特級呪物「両面宿儺の指」を回収するべく、五条悟の指示で虎杖の高校に潜入した際に始めて虎杖が出会った呪術師でもあります。
基本的に表情が大きく変化するような事の無い不愛想な表情、ツンツンとしたウニのような頭髪をしており、冷静かつ生真面目で他人に対してはそっけなさそうな態度のように見えることも多いです。
同じ1年生である虎杖や釘崎とは文句を言いつつも一緒にカラオケや買い物、食事に付き合っているなど割と付き合いが良さそうな場面も方々で見られます。
小学校に上がったばかりのころ、父親である伏黒甚爾が資金源として多額の金銭と引き替えに禪院家に売られようとしていたところを、五条悟の介入によって阻止、将来呪術師となる事を担保に高専からの金銭援助を通されました。
中学時代こそ呪術師になる事には反発していたのですが、姉の津美紀が呪いにかかったことで「幸せになるべき善人が報われない世界」に対しての疑念を抱き、少しでも多くの善人の幸せを実現するべく決意します。
【呪術廻戦】伏黒恵の術式・領域展開
『呪術廻戦』- 2023 pic.twitter.com/y62CroZuZR
— Jujutsu Kaisen (@JujutsuTwts) August 23, 2022
恵の苗字は伏黒なのですが、その術式は禪院家、すなわち呪術界の御三家のものを受け継いでいます。ここからは伏黒が扱う術式や領域などについて解説していきます。
術式・十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)
乙骨は反転術式をアウトプットできるので対呪霊で有利なの、実質魔虚羅ソードだし、回復できる呪霊を一気に倒せるのマジで強いな…… pic.twitter.com/XheuttUJ5p
— ぴよ堂@呪術本誌 (@1_27mayo) February 20, 2022
伏黒が扱う術式は、十種影法術です。呪術廻御三家、禪院家相伝の術式であり、戦闘においては自身の手で作った影に対応する式神を陰から呼び出し、使役して戦闘に用います。
現状式神は一度に最大2種類顕現させることができ、通常の式神よりも強力かつそれぞれが能力を有しています。一度戦闘で破壊されると二度と同じ式神は呼び出せませんが、別の式神が破壊された式神の能力を受け継いでいきます。
最初は2匹の玉犬のみを扱うことができ、調伏の儀という物を利用してまだ従えていない式神を倒し、これによって自身の支配下において戦えるようになります。
最初に扱える玉犬白と黒、雷と飛行能力を扱う鵺、巨大な蛇の大蛇、応用の幅が広い蝦蟇、子象程度の大きさで水を扱う満象など、複数の式神の調伏に成功しています。
基本的に式神使いの場合には戦闘を式神に任せることになるのですが、伏黒自身の身体能力がそこそこにあるために、式神との連携による多段攻撃も可能としています。
更に伏黒自身が応用を利かせたことによって、影の中に呪具を格納して移動する呪具庫の様に扱ったり、異なる式神同士を合体させた新しい式神を呼び出すなど、拡張の大きさを見せています。
領域展開・嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)
#呪術廻戦
伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)の呪術・呪具
領域展開 嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)「呪術廻戦」を無料で読むならU-NEXT!https://t.co/398BYxVNN7 https://t.co/HBhfgWaFon pic.twitter.com/aoreKrECSm
— 呪術廻戦「まとめ」【公式】 (@sougo22) January 20, 2023
呪術戦の極致といわれている領域展開も不完全ながら会得しており、伏黒が発動するのは嵌合暗翳庭です。宿儺の指を得た特級呪霊との戦闘に際して、初めて発動しました。
薬師如来の印で発動し、巨大な脊椎だけが浮かんでいる液状化した影の空間を形成、その陰から次々と十種影法術で使役できる式神たちが無尽蔵に顕現してきます。
初めて使用した際には疑似空間を現実に重ねる結界術が上手くいかずに不完全状態でしたが、それでも液状化した影が相手を捉えて自身も自由に動けるようになり、見事特級呪霊を撃破しました。
また自身の術式の解釈拡張を行った結果、陰で自分自身の分身を作り出したり影を自在に移動して背後から不意打ちを喰らわせるなど、応用がさらに広がっています。
レジィとの戦闘においても展開を行い、その際には体育館が舞台であったためある程度の広さを箱として捉え、外壁として利用することで閉じる領域を実現しました。
領域内は上下左右360度すべてが影の領域となっており、全方向からの式神召喚が可能である他術式精度の向上によって式神がリアルに質量を再現します。
加えて領域内は呪力で足場を作らなければ底なし沼がごとく足を引きずり込まれていき、引きずり込まれてしまえば自力で脱出するのは不可能なほどです。
作中では2度の領域展開を見せたものの、未だに不完全なままの領域となっており必中効果の付与までは至っておらず、術式精度向上と潜在能力の発揮に留まっています。
【呪術廻戦】伏黒恵は死亡したの?(ネタバレ)
#呪術廻戦 5話
セリフ回しが本当にカッコいい👆
「少しでも多くの善人が、平等を享受できるように
俺は不平等に人を助ける」伏黒の戦う理由と、信念がこのセリフだけで伝わる
覚悟を決めてからの方が眼が澄んでいるのが印象的ふるべゆらゆら~~
伏黒の奥の手はどんなものなのか?
期待高まる🤩 pic.twitter.com/iVCpSoiXPT— アニ熱(アニメ紹介サイト) (@aninetsu) October 31, 2020
物語が進行し、舞台が死滅回遊に入った時です。伏黒と虎杖の前に伏黒の姉である津美紀が現れ、過去の術師によって体を乗っ取られていた事実が発覚。そこで宿儺が動き始めました。
伏黒恵の死亡について①宿儺が伏黒恵の体を受肉
宿儺が伏黒を気に入ってる理由、魔虚羅や他の式神じゃなくて、「影」に関係あるとか?
五条先生と闘うとして、無下限のせいで本人に触れられない=攻撃当たらないから無敵だけど、影を支配出来るとなると…
ほら、影って唯一本人にくっついてるから。受肉体に伏黒を選んだ理由になる。
#呪術本誌 pic.twitter.com/1a4t7FbeN0
— ちゃんピー (@PSTy7Dh5pn3ltC7) February 5, 2023
死滅回遊において、伏黒の姉である津美紀が後述する過去の術師によって肉体を乗っ取られてしまっていたことが発覚、これにより、伏黒は姉の魂が消失、すなわち死んでしまったのではないかと激しく動揺を見せます。
そして、そんな状態の伏黒を宿儺が見逃すはずはありませんでした。予てより伏黒に対して強い興味を抱いていた宿儺は、その動揺したチャンスを逃すことはありませんでした。
以前、虎杖の心臓を自ら抜き取り、いったん死亡した状態のときに虎杖と結んだ契約「契闊」によって肉体の主導権が強制的に宿儺へ変わり、来栖を気絶させます。
そして、契約の内容であった「唱えた間は誰も傷付けない」という縛りの中に、虎杖自身が自分を含めていなかったことを突いて指を呪物化、切断し、無理やり伏黒にのみ込ませたのです。
通常、呪物というのはどんなものであれ、人間にとって猛毒以外の何物でもありません。ましてや、宿儺という特級の呪物など取り込んでしまっては即死する以外に道はありません。
しかし、虎杖という1,000年現れなかった例外と並んで、伏黒も宿儺の指を取り込んだとしても死ぬことはない耐性を有していたのです。そして虎杖のように檻になる事も無い伏黒の体を手にしたことで、宿儺は自由を手にします。