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【ゴールデンカムイ】平太師匠は多重人格者?!プロフィールや過去を詳しく解説!

今回は、ゴールデンカムイのキャラクター平太師匠について紹介します。平太師匠は、砂金掘り師として多くの砂金を取ってきました。杉元たちにも砂金堀りの仕方を教える優しい人物のように見えます。ですが、平太師匠には内に秘めたもう一つの姿があったのです。

【ゴールデンカムイ】とはどんな作品?

まずは、ゴールデンカムイの概要やあらすじについて見ていきましょう。ゴールデンカムイの原作となる漫画版は、全31巻で完結しています。まだ、ゴールデンカムイを見ていない方は、ぜひご覧になってください。

ゴールデンカムイの概要

ゴールデンカムイは、作者の野田サトル先生によって2014年8月から2022年4月まで「週刊ヤングジャンプ」で連載されていました。シリーズ累計の発行部数は、2,500万部を超えている人気作品です。

2018年からテレビアニメ化がされており、現在は第4期までが放送されました。さらに、2023年6月には、最終章となる第5期の制作が発表されています。原作漫画の完結後も人気が高く、注目の作品です。

ゴールデンカムイのあらすじ

ゴールデンカムイの舞台となるのは、日露戦争後の北海道と樺太です。主人公の杉元佐一(すぎもと さいち)は、日露戦争での戦いぶりから「不死身の杉元」と呼ばれていました。戦場で亡くなった幼馴染の剣持寅次(けんもち とらじ)は、最後の頼みとして杉元に妻の梅子を託します。

剣持寅次の妻であり、杉元の幼馴染の梅子は、目の病を患っており、治すためには多額の費用が必要でした。杉元は日露戦争の帰還後に、ゴールドラッシュが起きているという北海道へ向かい梅子の治療費を稼ごうとします。

北海道に到着した杉元は、現地の人からアイヌの埋蔵金の噂を耳にします。その後、森で大きなヒグマに襲われたところをアイヌの少女アシリパに助けられました。杉本は、アイヌの埋蔵金について知る男「のっぺら坊」が、アシリパの父を殺した犯人だということを聞かされます。

のっぺら坊は、アイヌの埋蔵金の在処を仲間に知らせるために、同じ監獄にいる囚人に暗号の刺青を彫って脱走させたと言われています。なんとしても金を手に入れたい杉元と父を殺した犯人を探したいアシリパは、手を組むことにしました。こうして杉元とアシリパの旅が始まります。

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【ゴールデンカムイ】の平太師匠とは

平太師匠は、旅の資金を調達するために金を取ろうとしている杉元たちと遭遇しました。原作漫画の22巻の217話で初めて登場します。ここからは、ゴールデンカムイのキャラクター平太師匠について見ていきましょう。

平太師匠のプロフィール

愛称 平太師匠
本名 松田平太
誕生日 10月17日
年齢 不明
職業 砂金掘り師

松田平太は、熟練した技術で砂金を掘ることを生業にしている人物です。杉元たちは、砂金を掘るための知識が浅く、松田平太に砂金を取るための方法を教えてもらったため敬意を示して「平太師匠」と呼んでいます。一見すると小柄で人当たりの良い人物で、黒目の多い目が特徴的です。

平太師匠こと松田平太は、アイヌの埋蔵金の在処の暗号が記された刺青の持ち主です。年齢などは明かされておらず、回想シーンでも今と顔が変わらず年齢がわかりにくくなっています。

平太師匠のモデルは存在しない

ゴールデンカムイでは、実在した人物をモデルとしたキャラクターが登場することがありますが、松田平太のモデルとなった人物は存在しません。ですが、松田平太の家族の死については、似たような事件が過去に起きています。

その事件が1915年12月に北海道苫前郡苫前村三毛別で発生した「三毛別羆事件」です。妊婦や子供がヒグマに襲われてしまい、その後の葬式にもヒグマが現れ、多くの死傷者を出しました。

松田平太は、散財を繰り返す家族に怒りを感じ、ヒグマの獲物に執着する性質を利用して、食べかけの獲物を家に持ち帰りました。その後、松田平太の家族は、ヒグマに襲われて死亡し、松田平太のみ生き残ります。

三毛別羆事件と松田平太の家族の死の共通点は、ヒグマの獲物を持ち帰り、さらなる被害が起きた点と家族の死ということです。

【ゴールデンカムイ】平太師匠は二重人格者?彼の過去とは

平太師匠は、優しく砂金の取り方を教えてくれるものの、不気味な雰囲気のある男性です。ここからは、平太師匠の詳しい情報について見ていきましょう。

平太師匠は多重人格者なのか

温厚な性格のように見える平太師匠は、他の人格を内に秘めている多重人格者です。平太師匠は、「道東のヒグマ男」と呼ばれており、いつもの姿からは想像がつかないほどの怪力を発揮します。またヒグマ以外にも、家族の人格も持っていたのです。

囚人となり、アイヌの埋蔵金の在処を記した暗号の入れ墨が彫られた時も、別の人格でした。そのため、本来の人格からすると知らない間に入れ墨が彫られていたことになります。また、自らの意思で人格を変えることはできず、人格同士の記憶の共有はできない可能性が高いです。

多重人格者になったのは彼の過去が影響している

平太師匠が多重人格になったのは、過去に起きた出来事が大きく影響しています。そして、平太は、6人の人格を持つことになりました。本来の平太の人格、死亡した家族4人、ウェンカムイと呼ばれるヒグマの人格の6つです。

幼少期の頃、平太はアイヌと一緒に砂金を掘っていました。平太が稼いだ金は、すべて家族に使われて、無心されてしまいます。自分のことを金づるとしか見ていない家族に対して、いつかウェンカムイからの罰が降ることを祈っていました。

ある時、平太はヒグマが狩った獲物の食べ残しを見つけました。この食べ残しを持ち帰り、家族が寝起きしている場所に隠すことにします。そして、獲物を横取りされたと感じたヒグマが怒り、家族を殺してしまいました

自分が家族を殺してしまったと感じた平太には、家族とヒグマの人格が生まれました。心の中のヒグマは、家族を殺した後に平太のことを食べて、平太の身体を乗っ取るようになります。空想世界と現実世界の区別がつかなくなり、ヒグマの人格の平太は、人を襲って殺してしまいました。

平太はその後も、ヒグマの人格で人を何度も殺しています。このような過去から、連続殺人犯となり、網走刑務所に収容されることとなりました。刺青を彫られた後は脱走して、砂金を掘って生活しています。

【ゴールデンカムイ】平太師匠の結末

平太師匠は、複数の人格を宿していることで、罪を重ねています。網走監獄から脱走した後は、静かに砂金を掘って生活しているように見えましたが、平太師匠に平穏は訪れませんでした。ここからは、平太師匠の結末について見ていきましょう。

ウェンカムイ状態で杉本と戦うことに

杉元たちは、平太師匠が刺青の入った囚人であることに気づきました。この時、アシリパは平太の中にウェンカムイの人格がいることに気づきます。動揺した平太は、ウェンカムイの人格となり杉元に襲いかかり、投げ飛ばしました。温厚な性格と小柄な体格からは想像できないほどの怪力に、さすがの杉元も苦戦を強いられます。

自分自身の手でとどめを刺す

杉元が隙をついてナイフで切りつけた時に、平太の人格がウェンカムイから一瞬人格を取り戻しました。仕込まれていた毒矢の罠に自らの意思で飛び込みます。平太は、ウェンカムイの人格もろとも自分自身の手でとどめを刺しました。

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【ゴールデンカムイ】主要キャラクター

ゴールデンカムイには、さまざまな個性豊かなキャラクターが登場します。ここからは、ゴールデンカムイの主なキャラクターについて見ていきましょう。

主要キャラクター①杉元佐一

杉元佐一は、この作品の主人公で、戦闘中だけでなく、怪我の回復が早く、死なないことから「不死身の杉元」と呼ばれています。アイヌの埋蔵金の謎を知る男「のっぺら坊」を追っている少女アシリパと共に、旅を始めました。アシリパのことを第一に考えており、責任感が強い性格です。

主要キャラクター②アシリパ

アシリパは、この作品のヒロインで、アイヌ民族の少女です。アイヌで代々受け継がれている知恵を駆使し、杉元と共に旅をしています。アシリパの父であるウイルクは、アイヌの埋蔵金の謎を解くための鍵を生前にアシリパに託しました。このことから、アシリパは多くの大人から狙われることになります。

主要キャラクター③白石 由竹

白石 由竹は、暗号が記された刺青を持つ囚人の1人で、多くの刑務所を脱走してきたことから「脱獄王」と呼ばれています。埋蔵金の一部をもらうことを約束して、杉元たちと一緒に行動するようになりました。お調子者な性格で、読者にも愛されているキャラクターです。

主要キャラクター④ヴァシリ

ヴァシリは、ロシア軍の国境警備兵で、狙撃を得意としています。樺太で尾形に仲間を殺されたことで、尾形を追っており、杉元たちに協力することになりました。頭を布で覆っていることから「頭巾ちゃん」と杉元たちに呼ばれています。

さまざまなキャラが登場する「ゴールデンカムイ」から目が離せない!

今回は、ゴールデンカムイに登場する不気味な男「平太師匠」こと「松田平太」について紹介しました。ゴールデンカムイの作中では、キャラクター同士でニックネームで呼ぶことも多いです。それぞれに付けられたニックネームの由来などに注目するのも面白いでしょう。

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