葬送のフリーレンといえば、異世界ファンタジー作品として大注目されており、テレビアニメも好評です。そんな作品が休載したことがあるのですが、打ち切りの噂まで出たことがあるのです。今回は、そんな本作が休載に至った理由や本当に打ち切りの可能性があったのかなどを徹底調査しました。
葬送のフリーレンとは
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漫画として連載されている時点で注目を集めていた「葬送のフリーレン」は2023年にテレビアニメ化され、ますます期待値が高まっています。まずは作品概要などを紹介していきます。
葬送のフリーレンの作品概要
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山田鐘人氏原作、アベツカサ氏作画の漫画作品です。2020年より少年サンデーにて連載されており、単行本13巻までの発売にて累計発行部数1,100万部を突破しています。
2021年には「このマンガがすごい!2021オトコ編2位」の他「全国書店員が選んだおすすめコミック」でも同様に2位を得ているなど連載開始してわずか1年で大注目作品になっていました。
2022年にテレビアニメ制作の決定が発表され、翌年2023年の秋より放送がスタートしました。第1話は金曜ロードショーワクにて、2時間の拡大放送がされています。
葬送のフリーレンのあらすじ
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フリーレンらがいる異世界では魔族と人間との対立が絶えず、勇者ヒンメルが率いる一行として10年の間魔王討伐に向けた旅をしていたフリーレンは、魔族の王を討ち果たします。
その後、数十年の時が経過し老いたヒンメルはたくさんの人に看取られながらこの世を去りましたが、長命な種族であるエルフのフリーレンは全く外見が変わらないまま彼の死を見届けました。
かつての仲間である、ヒンメルの死を目の当たりにして涙を流す彼女でしたが、なぜ人間を失ったことで悲しんだのかを知るため、人間を知るべく魔王討伐後の世界を旅します。
葬送のフリーレンの休載はいつから?
葬送のフリーレンの原作漫画が休載したのは、2023年4月12日発売の週刊少年サンデー20号からになります。それまでも何度か休載を挟んだことはあるものの、その後は順調に連載を続けていました。
このまま連載が続いていくかと思ったかに思えましたが、2023年4月5日に発売した第110話の「勇者一行」の掲載後、長い休載に入っていました。
葬送のフリーレンの休載後再開はいつから?
3巻来てるー。後でゆっくり読みましょう。
"葬送のフリーレン(3) (少年サンデーコミックス)"(山田鐘人, アベツカサ 著)https://t.co/TRx9ZwdIoc pic.twitter.com/wQYjnzVULG— 葵 (@YusukeIshida) December 30, 2020
そしてその後いつ再開したのかというと、2023年9月6日に発売された少年サンデー第41号です。この回にて第111話が掲載されたことにより、連載が再び始まったのです。
休載したのが同年の4月からということになるので、9月に連載が再開されたため実に5か月もの間掲載がなくそれなりに長い間休載が続いていたことになります。
葬送のフリーレンの再開内容をネタバレ
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休載する前の最後に掲載された110話は、フリーレンが女神の石碑に触れたことで80年前にタイムスリップした回になります。80年前といえば、魔王討伐のためにパーティーを組んでいたヒンメル、ハイター、アイゼンが生きていた時代です。
魔王直像の配下、七崩賢の一人でもある残影のツァルトという魔族を討伐し、なんとか元の時代に戻ることはできないかとヒンメルらと探している最中でした。
そして、魔族側も昔の時代で厄介な勇者一行のフリーレンを始末しようと動き始めており、勇者ヒンメルたちと魔王を倒す旅の最中が描かれているところだったのです。
葬送のフリーレンが打ち切りにならず休載した理由
「葬送のフリーレン」が面白い! 56. 第57話 第三次試験 #サンデーうぇぶりhttps://t.co/sdBVtjgkMx
あんだけ色々やっといて最後直感だけで決まるとかクソ試験〜!
って言いたくなるけどフリーレン様がそう言うならまあそれで良いんだろうね、ってなるキャラクターへの信頼度 pic.twitter.com/9xxYbLdraV— シュピラー (@k11250922) July 14, 2021
この様に、同作品はかなり長い間の休載こそ挟んでいたものの、無事に連載が再開し現在も掲載され続けています。では、葬送のフリーレンが打ち切りにならずに休載し、そして連載が再開した理由は何なのかを探っていきましょう。
休載の理由①作者の体調不良
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これから解説する理由はあくまでも憶測の域を出ませんが、まず1つ挙げられるのは作者の体調不良です。漫画を作るうえでは、当然ながら内容を構成して絵を描かなければなりません。
平時であっても何時間も椅子に座って内容を考えたり漫画を描いていたりして、締め切りが近づいてきたら睡眠も満足に取れないといった話まであるほどです。
この作品は原作者と作画担当の方が分かれていますので、片方が機能しなくなった場合にはもう片方の人が同じ内容を担当することができず、先に進めなくなってしまうという状態に陥りかねません。
加えて、この作品が掲載されているのは週刊少年サンデーですので、週刊連載ということになります。デジタル化が進んだ現代においても、かなり負担の大きな作業になっていることでしょう。
これまでにも何度か休載すること自体はありましたし、作画担当のアベツカサ氏や原作担当の山田鐘人氏の負担が祟って長期休載を避けられなくなった、という流れが考えられるのです。
休載の理由②行き詰まり感
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続いては、内容の行き詰まりというものです。葬送のフリーレンは連載が始まった序盤では基本的に1話完結の形を取っており、長くても3話以内で1つのストーリーが終結するという形式になっていました。
ですが、連載が進むにつれて徐々に1つの話が長編化していく傾向が見られており、読者の方からも行き詰まりやネタ切れを心配する声が上がっていました。
そんな中で始まったのが、第107話からの新章、フリーレンが過去にタイムスリップするという展開です。これまでは過去を回想する形で出てきたヒンメルが、実際に生きている形で他のメンバーと共に現れるのです。
間違いなく重要な展開になる章であることは容易に想像できるのですが、そんな中で5か月の長期休載を挟む事となり、読者からも「一番気になるタイミングで休載は生殺しではないか」とも言われていたのです。
休載の理由③アニメ制作
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3つ目は、アニメ制作が行われているという理由になります。2023年9月からテレビアニメが放送されている本作品は、第1話が金曜ロードショー枠にて2時間放送が行われるなどかなり気合が入っていました。
そして、テレビアニメの制作ともなれば、様々な人が関わることとなります。そこには当然、原作漫画の製作にかかわっている方たちも入っているのです。
監修をはじめとして、打ち合わせやメディア展開といったように原作者がテレビアニメ制作から多忙になることは、よくある話です。しかも先述した通り、初回はスペシャル形式で放送されました。
事実、アニメ発表後から長期での休載が増加した傾向にありますので、単に内容が考え付いていないだけではなくアニメ化の影響もあるという理由も考えられます。
休載の理由④連載の引き延ばし策
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— Kej (@jerukezii) March 16, 2024
更に、出版社側の都合や思惑も関係しているのではないかとも考えられています。思惑というのが「できる限り連載期間を増やしたい」というものです。
2020年から連載開始した本作は、翌年には賞を獲得するなど早くも大注目作となっています。そして今や、週刊サンデーの看板作品といっても全く過言ではないほどにまで人気と注目を集めるまでになりました。
出版社側からしても、これだけのヒット作が生まれたのは久しぶりということから、休載を挟ませてでもできるだけ長く連載してもらいたいといった都合があるのでは、という理由も考えられないではありません。
葬送のフリーレンの打ち切りを調査
Song of the Statues
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(An elegy for the dead and forgotten)#Frieren#フリーレン pic.twitter.com/WhCoov1KgP— EFNE (@EFNEonTwT) March 17, 2024
作品自体は現在も連載が続いているのでひとまず安心ですが、休載の理由は詳しく公表されていない分様々な理由が考えられます。最後に、同作の打ち切りが行われるかどうかについても調査しました。
打ち切りになる可能性
『葬送のフリーレン』10巻
面白すぎ。 pic.twitter.com/rkYnkhpjqo
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まず打ち切りになる可能性に関してですが、限りなく低いというのが答えになります。ほぼ100%打ち切りで作品が終了するような事など無いと言い切れるでしょう。その理由については以下で解説します。
打ち切りにならない理由
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— ひづるめ / Hidzzz (@hidulme) March 15, 2024
まずもって本作品は非常に人気が高く、テレビアニメも大成功といった部類に入る作品です。そんな注目も人気度も高い作品を、少々の都合があったとしても連載を強制的に止めるような事などまず無いと考えられます。
ましてや、打ち切りという形で終えるなどのもったいないことはしないでしょう。連載を引き延ばしたいのではという考察が挙がってくるのも、それだけの人気あってこそです。
テレビアニメに関しては、人気や売り上げが良ければ2期、3期と続編が制作される可能性は大いにあります。よって、今後も人気が高まり続け色々とメディア展開もされていきそうです。
葬送のフリーレンは打ち切りしない⁈
漫画も連載されてすぐに注目され、そしてアニメも成功した本作品は、原作漫画の休載こそ挟みはしましたが現在でも連載が続いており、打ち切りの可能性は限りなくゼロです。是非とも本誌を読んでみてください。