【葬送のフリーレン】最強の七崩賢マハトとは?!強さや過去を徹底解説! アイキャッチ画像 https://www.amazon.co.jp/
記事作成日:

【葬送のフリーレン】最強の七崩賢マハトとは?!強さや過去を徹底解説!

葬送のフリーレンの世界では、魔族と呼ばれる人間と敵対する種族が登場しています。その頂点たる魔王が、作中の時間軸的にはかつて従えていた配下に七崩賢が居るのですが、中でも黄金卿のマハトは最強格と呼ばれています。本記事ではその強さなどを解説していきます。

【葬送のフリーレン】マハトとは

葬送のフリーレンでは、主人公フリーレンが魔王を倒した後の話が描かれているのですが、そんな魔王の配下の生き残りも存在しており、今回ご紹介するマハトもその1人です。

最強の大魔族マハトのプロフィール

  • 種族:魔族
  • 所属:魔王直属の配下「七崩賢」
  • 年齢:不明、推定600歳以上
  • 初登場回:第7巻63話
  • 異名:黄金卿のマハト
  • 身長:不明
  • 好物:不明

マハトは人類との共存を望む穏健派

マハトは魔族を支配する王、魔王がかつて抱えていた直属の部下、七崩賢のうちの一人であり、かつ最後の生き残りでもある大魔族です。本人は人間好きを自称しており、かつ穏健派である事も自称しています。

かつて人類最強の通り名を有し、フリーレンらの前に魔族及び魔王たちと戦っていた南の勇者の回想にて初登場し、81話からの黄金卿編にてフリーレンらの前に立ちはだかりました。

フリーレンが旅を始めるよりも50年ほど前に、城塞都市ヴァイゼを自らの能力によって黄金と死へと変えた張本人であり、現在は都市もろとも封印されており、魔法協会の監視下に置かれています。

【葬送のフリーレン】フリーレンの師匠フランメとは!フランメの強さを解説!

【葬送のフリーレン】フリーレンの師匠フランメとは!フランメの強さを解説!

【葬送のフリーレン】マハトの能力

七崩賢という魔王軍幹部の集団はかつての勇者たちの尽力によってそのほとんどが討たれているのですが、彼のみ生き残っており、更に彼が最強と謳われているのです。

能力①万物を黄金に変える魔法ディーアゴルゼ

使用する魔法は、どんなものでも黄金に変えることができる魔法、ディーアゴルゼです。万物をという言葉に嘘偽りはなく、相手が物であろうと人であろうと問答無用で黄金に変えられます。

一度黄金に変えられてしまったものは決して壊れることなく、加工することも出来ず仮にマハトが死亡したとしても黄金のまま残り続ける、永久の黄金像といえるようなものになり果ててしまいます。

この能力の厄介且つ強大なところは、人間ではその魔法発動を知覚することも解析することも出来ない点にあります。また一度黄金に変えられると、僧侶が扱う女神の魔法であっても元に戻すことはできません。

加えてマハトはこの魔法の使用について一切の制限や制約もなく、ノーモーションで発動することができるのです。その効果範囲も、都市一帯を対象にできるほど広大です。

唯一これに対処できるのは、大陸魔法協会創始者ゼーリエが用いる呪い返しの魔法、ミステイルジーラを用いるのみとなっており、作中最強格でなければ対処できない程の魔法である事を示しています。

能力②魔族だけでなく人類の魔法も使える

作中の世界においては、魔族と人類ではそれぞれが異なる系統の魔法を使用しており、互いに互いが扱う魔法を普通は扱うことができません。つまり、魔族には普通人間が扱う魔法は使えないのです。

にもかかわらず、マハトは魔族が用いる魔法はもちろんの事、人類の魔法までも使う事ができます。その理由は、人類の魔法を研究している大魔族、ソリテールと会った際に教えてもらったからです。

人類が戦闘時に最も多く使っている魔法、ゾルトラークは元は腐敗の賢老クヴァールという魔族が作り出した魔法であり、故に人よりもはるかに上手く利用できると公言しています。

【葬送のフリーレン】マハトの強さ

七崩賢は魔王が抱える部下の中でも精鋭の集まりといっていいレベルでした。そんな中でマハトは最凶と謳われているのですが、その実力のほどはフリーレンらと対峙した時に分かっています。

強さ①フリーレンを敗北させたことがある

まず、過去にフリーレンを敗北させたことがあるのです。現在の時間軸からおよそ600年ほど前、フリーレンがマハトに挑んだのですが、手も足も出ないままに敗北しているのです。

逃げ延びる事こそ成功したフリーレンなのですが、当時の戦闘の中で右腕を黄金に変えられてしまい、それを元の状態に戻すまでに100年もの年月がかかったようです。

これ以外にも数えきれないほどの魔法使いたちと対峙してきましたが、しかし後述する人間に対する価値観もあってか対峙した魔法使いたちのことなど一々覚えてはいません。

そしてフリーレンのことに関しても、再び出会った際に昔対峙した事に関してはすっかり覚えておらず、尚且つ600年後のフリーレンをしても、且つイメージが全く浮かばないととしています。

情報収集のため、結界内に侵入した手練れの1級魔法使い、および2級魔法使いも、先述した魔法によって対応する暇もなく圧倒されてしまう事から、マハトの別格差が分かるでしょう。

強さ②呪い返しの魔法が使えるゼーリエにはおそらく勝てない

そんなマハトを倒せる人物というのは世界の中でも限られているのですが、まずゼーリエが筆頭に挙げられます。大陸魔法協会の創始者であり、またフリーレンの師匠のそのまた師匠です。

人類が生み出した魔法であればそのすべてを網羅しているという、生ける魔導書とすら呼ばれている彼女は、呪い返しの魔法「ミステイルジーラ」を使用することができます。

この魔法は、相手が使用する魔法の原理を理解できなくとも呪いであると認識したすべてを跳ね返すことができる神代の魔法です。おそらく、黄金化の魔法も跳ね返してマハトを黄金に変えることも出来るでしょう。

そしてもう一人、同じ七崩賢の一角である奇跡のグラオザームなる人物も対抗ができるとされています。戦闘シーンが皆無であるために特殊魔法なども判明していません。

ただ作中の描写から記憶を操作する能力を持っているらしく、マハト本人が「俺との相性は最悪だ」と語っている事から、それほどに厄介または天敵といえる人物なのだと推測できます。

【葬送のフリーレン】マハトの過去

これまでに多くの魔法使いたちを黄金に変えてきたマハトですが、それでいて自らを人間好きの穏健派であると語っています。こうした価値観を持ったのは、過去の出来事が関係しています。

過去①魔王の配下だった頃から人間への好意が芽生える

かつて魔王が存命であったころ、いつものように人間の街を滅ぼして虐殺を繰り返していた中で、ある神父が悪意や罪悪感といった言葉を投げかけます。

そして、ひとしきり言い切った後には黙り込んで「そうか、分からないのか、何という事だ、可哀そうに」といわれます。その神父を殺害したのちに、マハトは考え込みます。

恐怖や怒りなどは理解できても、悪意や罪悪感といったものは理解できていないとし、それを知っている人間を知りたい、理解したいと思った事によって、人間への行為が芽生えたのです。

しかし、好意とは言っても本当に有効的に接しているとは到底言い難く、共存や理解をしたいといいながらも人間を殺害し喰らう事に関し何のためらいもありません。

魔族にとって、人を殺すことは人間の三大欲求と同じく満たして至極当然のものであり、そこに悪意や罪悪感が介在する余地はないのです。

過去②グリュック直属の配下となりデンケンに魔法を教える

悪意や罪悪感を知るためには、まず殺害する相手を理解する必要があると考えていました。そんな時出会ったのが、城塞都市の領主、グリュックでした。

当時ヴァイゼは貴族たちの権力闘争が絶えず、これを一掃したいと思っていたグリュックはマハトに悪意を教える代わりに自らに手を課すよう取引をします。

これを承諾して、魔族でありながら人間の配下となった彼は、グリュックの娘の子であるデンケンに魔法を教えることになりました。

その後、グリュックに老いが見えたことでヴァイゼ全体を黄金へと変化させ、悪意や罪悪感を知るために積み上げてきたすべてを破壊する行為に出ました。

【葬送のフリーレン】マハトの最期

人間が好きといい穏健派を語るマハトではありますが、やはり種族の違いゆえにその価値観が受け入れられる事はありませんでした。そして、彼の最期も描かれています。

マハトの死亡シーンは何巻?

現在の時間軸で、フリーレン及びデンケンらと対峙する内容が単行本第11巻、2023年現在の最新刊に掲載されています。作中でも、黄金卿編は多くのページ数を割いて書かれていますので、その内容もボリュームのあるものとなっています。

マハトはどんな最期を迎えた?

かつての自分の弟子であり、かつ怨敵にもなったデンケンおよびフリーレンらと対峙するマハト。フリーレンらは一度黄金に変えられますが、マハトの記憶を解析することで黄金化の解除に成功します。

かつて魔法を学んだ相手であるマハトに対して、学び盗んできた技術と経験をフル活用するデンケンとタイマンで愉悦を感じながら戦闘する中、黄金郷の呪いをフリーレンが解除するのに一瞬気を取られます。

ここに勝機を見たデンケンは高圧縮した切り札を炸裂、逃げ出したマハトは黄金が解かれたグリュックと会い、幾度か語らった後に追いついたデンケンが、止めを刺して死亡しました。

【葬送のフリーレン】フリーレンの弟子フェルンの魅力を徹底解説!愛されキャラ?!

【葬送のフリーレン】フリーレンの弟子フェルンの魅力を徹底解説!愛されキャラ?!

マハトの切なくも充実した人生が描かれている「葬送のフリーレン」を読もう

マハトは七崩賢の中でも別格と謳われる実力を持ちながらも、その最期は理解できなかった人間であり、かつ自身を怨敵としているかつての弟子に止めを刺されるというものでした。詳細が気になる方はぜひ原作を読んでみてください。

その他の関連記事はこちらから

【小悪魔教師サイコ】サイコでグロテスクなあらすじをネタバレ!

【小悪魔教師サイコ】サイコでグロテスクなあらすじをネタバレ!

【推しの子】有馬かなとは?かわいい魅力から重曹ちゃんと呼ばれる理由も解説!

【推しの子】有馬かなとは?かわいい魅力から重曹ちゃんと呼ばれる理由も解説!

【ぼっち・ざ・ろっく!】後藤ひとり(ぼっちちゃん)がかわいい!魅力をたっぷり紹介

【ぼっち・ざ・ろっく!】後藤ひとり(ぼっちちゃん)がかわいい!魅力をたっぷり紹介

What is Comic One !?
コミックワンは漫画・アニメの最新情報を発信するサイトです。呪術廻戦やチェーンソーマンなど人気の漫画を徹底解説した記事や、世の中にまだあまり知られていないような隠れた名作漫画のあらすじなども解説している記事が満載です。