ドクターストーンでは、地球が突如として人類全員の石化という事態に見舞われ、そこから科学文明を取り戻すべく主人公の千空らが奮闘しています。そして、この石化現象が発生した原因と目されているのが、ホワイマンという謎の存在です。今回はそんなホワイマンの正体などについて詳しく解説していきます。
目次
【ドクターストーン・Dr.STONE】とは?
🚢━━---
『Dr.STONE NEW WORLD』
メインPV公開
---━━🌊人類未踏の新世界、“宝島”へ―
2023年4月6日(木)より
分割2クールにて放送開始💎✨#DrSTONE#DrSTONE第3期 pic.twitter.com/MXtqrK398d— アニメ『Dr.STONE』公式 ファイナルシーズン2025年より分割3クールで放送決定! (@STONE_anime_off) March 12, 2023
ドクターストーンは、謎の石化現象によって人類全員が石化し、原始時代もかくやという世界に変容してしまった中、科学によって文明を取り戻そうとする物語です。まずは作品に関する情報からご紹介します。
ドクターストーンの概要
『#DrSTONE』公式ファンブック
「科学王国事典」遂に本日発売!50名以上を網羅した石の世界偉人史にキャラごとの活躍年表を掲載!
全クラフトのロードマップや、先生&担当編集が語りまくるQ&A、新情報と盛りだくさん!情報濃度100億%の唆る内容!
ぜひお手に取ってください!#ドクターストーン pic.twitter.com/sAObLoSHWy— 「Dr.STONE」公式 (@DrSTONE_off) August 4, 2022
- 原作:稲垣理一郎
- 作画:Boichi
- 連載:2017年~2022年
- アニメ:1期~3期
ドクターストーンのネタバレ無しのあらすじ
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#DrSTONE 第3期
『Dr.STONE NEW WORLD』
ティザービジュアル公開🎉
===はじまりの地、“宝島”へ—
いよいよ新世界へ飛び出す千空達。
龍水の傍らにはあのキャラクターの姿も…第3期は2023年春放送です📺✨
続報をどうぞ楽しみに👀👏 pic.twitter.com/EU9pYWRULR— アニメ『Dr.STONE』公式 ファイナルシーズン2025年より分割3クールで放送決定! (@STONE_anime_off) December 11, 2022
高校に通っていた大木大樹は、幼馴染の小川杠に好意を寄せており、それを伝えようとしていました。主人公であり、科学部の部長でもあった石神千空は大樹の親友でした。
しかし、突然に南米を原点とする謎の光が地球全土へと伝播し、人類は理由も分からないままに一斉に石化するという事態に陥ってしまいます、
千空は強靭な精神力によって復活を果たし、大樹たちも石化を解いて復活させます。しかしそこで待っていたのは、数千年の時が経過し原始時代へと回帰してしまった世界でした。
文明が失われた世界の中でも、科学によって取り戻そうと奮闘し霊長類最強の高校生と謳われる獅子王司率いる司帝国との対峙、七海龍水を加えての石化現象の原点である南米を目指す航海などを展開します。
ドクターストーンの黒幕はホワイマン⁈
dcst 『ハロー、ホワイマン』 pic.twitter.com/JzNCMZJmNN
— 夢くま (@yumekuma3) December 25, 2021
本作の謎として、なぜ人類が突然石化してしまったのかというのが最大の論点になっています。漫画第11巻95話では、船での航海を続ける千空とルリの電波による通信をしている最中、突如として電波による介入を受けます。
特大の電波を発して介入してきた相手はモールス信号を介してきており、ひたすらに「W、H、Y」つまりホワイ=何故を繰り返していました。
南米の石化光線を発した原点を調査しようとしていたタイミングで、内容的に「なぜ生きているのか」といった意味合いで電波を送ってきた相手である事から、千空たちは名前をホワイマンと名付けます。
このタイミングと伝播の内容から、あさぎりゲンも少なくとも友好的な相手ではない事は確かであると推察しています。
千空や右京が分析したところ、電波で割り込んできた存在は月!月面に存在している事が明らかになりました。ストーンワールドでは月面に行く方法は当然確立されていませんが、千空はロケットを作って月面に行く事を決意します。
【ドクターストーン】ホワイマンの正体は?
腰に下げられてたら見づらいデス!ってことで専用アタッチメントとか開発されて肩乗りホワイマンちゃんになってほしい pic.twitter.com/XLWAgwIzM6
— 和泉あき (@pinkjunkie_dc) April 24, 2022
石化現象を引き起こしたのも、謎の存在であり少なくとも味方ではない事は明らかなホワイマンを当面の仮想的として、その正体を突き止めようとしていました。そして、その正体も明らかになっています。
ホワイマン正体①機械生物メデューサ(石化装置)
ホワイマンちゃんできた!
石化光線も出せるよ! pic.twitter.com/PuBzMaX4P7— 嶋西🍑 (@siman_10) June 13, 2022
世界各地を調査し石化現象の原因を突き止めようとしていた千空たち科学王国の面々は、その道中で石化装置であるメデューサであることを突き止めます。
実は石化装置であるメドゥーサ自体は物語の中盤ですでに登場しており、千空の養父である白夜が宇宙から戻った時に降り立った宝島において、島の権力者勢力である石化王国が有していた装置でした。
千空たちがその勢力との抗争の末に勝利し、石化から復活させた数百年以上前の人物である松風によると、ある日突然大量の石が宝島に降り注いできたといっています。
それまでは単なる道具であり、この装置を利用して人類を石化させた何者かがいて、それこそがホワイマンであるという想定がされていたのですが、実際には無数の石化装置が集まってできた群体形機械寄生生命体が正体だったのです。
ホワイマン正体②知的生命体に寄生することで生きる存在
あんだけホラーだったホワイマンも3話でゆるキャラになったな……
可愛いな… pic.twitter.com/YC27b8265C— 吉野 咲良 (@SakuRa_Ysn) February 28, 2022
もともとホワイマンは知的生命体に帰省することで生きる存在であり、いわば機械型の寄生生物です。自らが寄生できる生命体を探しており、そこで見つかったのが地球に存在する人類だったのです。
石化は人類よりも先にツバメに対して行われましたが、ホワイマンからすればツバメは寄生する生命体を釣るための餌であり、そして人間がツバメよりも高度な知的生命体であると判明しました。
群体生物らしく個々の生命よりも種としての生命全体の未来を重視する傾向が強いらしく、しかしかといって命の価値を軽視するわけでもなく後述する通り生存欲求は人間とそん色ないレベルで強く持っています。
ホワイマン正体③人間とは考え方が違う生命体
ホワイマン、見た千空の表情からしても悪意ある存在では無さそうだし、今更非現実的なモンでもないだろうからラーニングを間違えた人工知能的な何かだとは思うんだよな(脅しっぽいこれも多分石化によって死から人類を保護するみたいなニュアンスだろうし) pic.twitter.com/dzlKF4tzUy
— 突木 (@tokyFF999) January 30, 2022
当初、人類を石化させたのは何かしらの攻撃的な意味合いで行われたものというように認識されていました。しかし、ホワイマンの行う石化というのは全く害意の無いものでした。
元々は大樹が疑念を抱いたところから始まり、石化前に負った負傷などは一度石化をすれば元通りになるという回復効果があると判明したために、敵意のある攻撃ではないのではないかと考えられていたのです。
そして後述する通りその疑念は見事的中していて、ホワイマンにとっては石化する事はすなわち永遠の命を手にする事であり、これこそが生命にとっての最上の美徳であるという考えを持っていました。
にもかかわらず、千空をはじめとする地球人たちは自らで石化を解いてしまいました。永遠の命を与えたはずが何故か解除したことに対してホワイマンたちは大きな疑問を抱きます。
通信伝播で割り込んで来て「WHY」と言い続けたり「Do you wanna die?」=死にたいのか?といった疑問を投げかけていたのも、永遠の命を放棄したという観点からの純粋な疑問だったのです。
ホワイマン正体④弱点は酸素
今週のDr.STONE、ホワイマンの正体、とりあえずワイの予想は、"おれらのすぐ側にいた"というセリフから、アインシュタイン。
千空の「E=mc²」はアインシュタインが特殊相対性理論から導いた,世界で一番有名な式なので! pic.twitter.com/DCBqYos37T— JUMP BOY (@jumpboy_ch) January 30, 2022
装置として発見されたときには内部にあるダイヤモンドが電池のような役割を果たしているのではないかと目されていたのですが、当たらずとも遠からずで心臓に当たる器官だと推測されます。
中盤で石化装置として有効活用するべく、千空たちの手元に武器として渡った個体や他で発見された装置達が軒並み機能停止していたのは、酸素が毒であったからです。
彼ら機械生命体にとっての大気=酸素というのは自身らの劣化を促進させる猛毒に等しく、地球に存在する人間が酸素を吸って生きていくように意識を保つには、真空状態でなければならないのです。
作中でも一度だけ千空らに対しての攻撃と思しき真空状態を発生させる現象が起こりましたが、これは装置を保存するために真空にしたために送致が意識を取り戻したのが原因でした。
ホワイマンの目的を考察
メデューサ暴走をコハクがなんとか防いだ時、みんなが驚く中一人だけ異様に悔しがっているモブ。彼がホワイマンです。間違いない。#DrSTONE pic.twitter.com/oWoUeP68gb
— ウバ田まの@ジャンプマガジンサンデー (@ubabanobababa) January 31, 2022
千空たち科学王国を興して文明を取り戻そうとする人類に対して「WHY」と問いかけたり、千空らにとっても石化が謎の現象であった事から相いれない相手なのではと目されていました。
ホワイマンの目的は地球を石化させること
Dr.STONEめっちゃ好きなんですが、大ボスのWHY-MANを「ホワイマン」と呼ぶのがどうしても気になる…作中の"Why"の読みも「ホワイ」だし。私自身この日本人英語の「ホ」の呪いでアメリカ人にwhat, when, where, whyなどが通じなくて苦しんだので…そこは「ワイマン」か「ゥワイマン」にしてほしかったw pic.twitter.com/cRB4nYZc9J
— 山口慶明🇺🇸で何とか生きてる (@girlmeetsNG) February 14, 2022
なぜ人類を石化させたのかに関しては、人間とツバメの保護となっています。3,700年前に地球全土を石化させたのも、この両者を保護するために行ったものです。
石化をすれば老化も死も存在することはなく、また石化前に負った負傷も再度石化させてしまえば回復させる効果があります。すなわち、石化というのは事実上の不老不死であるということです。
彼らにとっての永遠の命は生命体における最終目的であり、その崇高な美徳として行った石化現象は敵意ある攻撃ではなく人類+ツバメに対して行った保護活動だったのです。
メンテナンスをしてもらい長く生きるのもホワイマンの目的
#WJ11
【Dr.STONE】
ホワイマンの正体は千空と同じ声の何か、もしかしてメカ千空!? pic.twitter.com/Q9LdzJMiic— サダール (@Sata4290) February 10, 2020
そして、この不老不死の生命体になれるというのを餌にして有機生命体、地球で言うところの人類に自分たちをメンテナンスしてもらうのも同じくホワイマンの目的となっています。
群体型機械寄生生命体であるホワイマンたちにとっても、死亡という戻ることのできない劣化は受け入れられないものであり、人類の石化も自らのメンテナンスも不死を実現するために行っていたのです。
ホワイマンは誰が作ったのか考察
ドクターストーン鳥肌立った。これホワイマン味方陣営の誰か?驚いてる味方陣営で描写ないのスイカ、クロム、フランソワ、陽、司?この中におる?個人的にはフランソワ怪しい。フランソワ復活直後やもんなぁホワイマンがコンタクト取ってきたの。龍水の幼少期から見た目変わってないみたいやし。 pic.twitter.com/m15Ojkmnt4
— よっしー (@Y_O_S_S_Y_1019) January 30, 2022
機械の集合生命体がホワイマンの正体である事がハッキリしましたが、では機械という事は誰かがホワイマンを作ったということになるのでしょうか?
ホワイマンを作った人はいない
【第27位】千空vsホワイマン
ついに正体が明かされたホワイマンことメデューサ群との直接交渉。生物として無機質すぎるその言動や行動に恐怖を覚えましたね…!そんな相手にも冷静に科学の素晴らしさを訴えた千空先生はさすがの主人公っぷり。最後まで科学賛歌を貫いた漫画だったと思います。#JBB2022 pic.twitter.com/AZ0oLQojr5— コウ✂️🤝👵🏻 (@s_g_hrak) December 31, 2022
石化装置自体がホワイマンであると判明し、その見た目からも完全に人工物といった雰囲気ですから、当初は誰かがホワイマンを作ったのではないかとも目されていました。
しかし、ホワイマンは誰かに作られた人工生物ではなく、本当に地球外からやってきた地球外生命体だったのです。ダイヤモンドが生物で言うところの心臓に当たりますので、まぎれもない生物の一種となります。
ホワイマンは現代科学で作れるものではない
今週のドクターストーンの絶望感なんなんだよ!!!
ホワイマン時も鳥肌立ったけどそれ以上の衝撃やわ😱😱
石化は自然現象じゃないやん
明らかに意図的に人類を支配できたやばいやつがいたってことやん!これから冒険だー!ウキウキ♪って時に仲間の大半が石像にされるなんて誰が想像するかよ😞💦 pic.twitter.com/0ZuOjIa813
— 😃 (@twit_true_) May 2, 2019
石化装置、メデューサに口頭で「〇メートル、〇セカンド」と発すると、石化の効果範囲と光線照射までの秒数を指定できます。
これは当然ながら人間が栄えている文明の現代技術や化学で作れるものではなく、完全に地球外のシステムです。群体生物であるからこそ、このような芸当も可能となっていると推測されています。
ホワイマンの正体は生命体と考えられる
ドクターストーン
クソ面白いなこの作品……
ホワイマン出てくると急にホラー漫画になるし、ホワイマンの殺意が異常。初手全滅する最善手をいきなり打つんじゃないよ。
メデューサは簡易型かと思ってたけど、あれで地球を覆えるのかな。
そしてラスボスメカ千空説浮上。#wj11#ドクターストーン pic.twitter.com/HoraNdiPwH— 吉野 咲良 (@SakuRa_Ysn) February 10, 2020
最終的にホワイマンは敵意を持った何者かではなく、群体の生命体である事が判明しました。何度も黒幕として千空たちに干渉しているので、ぜひ本誌で確認してみてください。
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