2023年に上映された劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」は鑑賞しましたか?この記事では黒鉄の魚影(サブマリン)に登場するオリジナルキャラクターのピンガとはどのようなキャラクターなのか、ピンガは作中で本当に死亡してしまったのかなどについて徹底解説しています。また、黒の組織、ジンとの関係性にも触れているので興味のある方はぜひ、ご一読ください。
【名探偵コナン】とは
国民的人気アニメの1つとも言えるのが名探偵コナンですが子供の頃に毎週楽しみにして、アニメを観ていた方もいるのではないでしょうか。名探偵コナンは現在でも放映されており、人気のアニメとなっています。また、映画も毎年新作が上映されています。
名探偵コナンの作品概要
そんな名探偵コナンですが作品の概要から確認していきましょう。名探偵コナンの原作者は青山剛昌氏です。1994年の5号より週刊少年サンデーで連載がスタートした推理漫画の作品です。2017年の37-38合併号では1,000話目が搭載され、週刊少年サンデーの史上最長の連載期間を記録しました。
物語のは第一話、第二話というカウントの方法ではなく推理漫画らしいFILE.という表記で物語のカウントを行っています。また、2001年の第46回小学館漫画賞少年部門を受賞しています。
2015年の7月時点では単行本の国内累計発行部数は1億4900万部を突破しました。そしてこの快進撃は止まることなく、2023年の2月時点では単行本の全世界累計発行部数が2億7000万部を突破するという記録を現在も書き換えています。
2018年6月の時点で漫画、名探偵コナンは25の国と地域で翻訳され販売しているので、今や日本人以外の外国人にもコナンファンは沢山います。
漫画も有名ですがテレビアニメも人気です。テレビアニメは1996年から放映がスタートし、現在では40ヵ国で放送されています。さらにお馴染みとなった劇場版は1997年から上映が始まり、現在でも毎年4月に新作が公開されています。
名探偵コナンのあらすじ
名探偵コナンのあらすじを確認しておきましょう。主役は高校生の工藤新一です。工藤新一はある日、幼馴染の毛利蘭をデートをしているところ、黒ずくめの男達が何かを取引している場面を目にしてしまいます。
しかし、この現場を観ていたことが黒ずくめの男達にバレてしまい、毒薬を飲まされてしまうのです。工藤新一は意識を失い倒れてしまうのですが、目が覚めた時には子供の姿へと容姿が変貌していたのです。
ここで、黒ずくめの男達に自分が生きていることを知られたら周りの人たちが危険な目に遭うと考え工藤新一は「江戸川コナン」という名前で生きていくことを決め、黒ずくめの男達が所属している謎の組織の正体を暴こうと決意します。果たして江戸川コナンは工藤新一としての姿を取り戻すことができるのでしょうか。
【名探偵コナン】ピンガとは
名探偵コナンがどのような作品なのか思い出してきましたか?では、ここからはこの記事でピックアップしているピンガについてご紹介していきましょう。
ピンガのプロフィール
ピンガは名探偵コナンの劇場版で登場する人物です。この映画は2023年に上映された「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」でオリジナルキャラクターとして描かれました。
ピンガは工藤新一が正体を突き止めようを探っている黒の組織に所属しているメンバーのひとりです。映画公開前の時点では「ピンガ」というコードネームを含めた、少ない情報しか解禁されていませんでした。
ピンガの人物像
ピンガちゃん連れてきた。原作に居なくて残念だね…… pic.twitter.com/JJa4x5lnQW
— 奈都奈🦒 (@Natsuna_dc) January 13, 2024
ピンガはどのような人物なのでしょうか。まずは外見ですが、眉毛は吊り上がっており、唇はぷくっと腫れぼったいです。金髪のコーンロウで、左耳には2つのリング状のピアス、任務を遂行するときには楕円形レンズのサングラスをしています。黒の組織の一員なので他のメンバー同様に黒服を着用しています。
年齢は25歳。性格はというと、プライドはかなり高く、協調性に欠けいる部分がありますが、その反面、上昇志向はとても強いです。そんな性格からか、他のメンバーには横暴で威圧的な言動が目に留まることも多く、ウォッカからも煙たがられている様子が見えます。
手段を選ばず自身の野望を優先するので、他のメンバーを蹴落としてでものし上がろうと常に考えており、特にジンに対してはかなり強い対抗心を持っています。
黒の組織ではラムの側近という立場をキープしています。名前の由来ですが、ラム酒と同じサトウキビを原材料としている蒸留酒「Cachaça(カシャッサ or カシャーサ)」の愛称のピンガからきています。
【名探偵コナン】ピンガの正体は?
ピンガかどのような人物で、2023年に上映された「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」より登場しているキャラクターだということがわかりました。
では、映画に登場するピンガにはどのような秘密が隠されているのでしょうか。もう少しピンガの正体について掘り下げて見ていきましょう。
ピンガはラムの腹心
ピンガはラムの腹心なのではないかと言われています。それにはしっかりとした理由があります。まず1つ目に黒の組織の指揮系統といえばラムです。ジン達に命令されても指示には従いませんし、動くことはありません。
また、映画の中でもジン達とは別々で行動していると感じるシーンが見られます。何よりもピンガはラムの片腕として動いていることがわかります。ただし、ラムの腹心として動いているもう一人のキュラソーとの関係はよくわかっていないのが現状です。
ピンガの能力
実は一番最初に飲んでたピンガ!!!#蒸留酒 pic.twitter.com/FxZNuO6k5l
— Kir ✯ Conan (@always_myloveDC) January 13, 2024
黒鉄の魚影(サブマリン)ではエンジニアとして変装し、潜入しているピンガの姿が描かれています。ということはンジニアとしての能力が非常に優れていることと、プログラミングを含めた、映像を書き換えたりする能力に長けていることがわかります。
ピンガは組織の中でも随一、エンジニアとしての能力を持っているようです。しかし、戦闘シーンになると蘭と戦うシーンで軽く負傷しています。
今まで様々な困難に直面してきた蘭が異常に強いのでは?と考える人もいるでしょうが、蘭の武術は普通程度で強いわけではありませんので、戦闘能力は低いといえます。
ピンガの真の正体(ネタバレ)
黒鉄の魚影(サブマリン)の予告映像ではピンガらしき人物が映っており、その容姿は襟足を刈り上げていて、茶色の長い髪をお団子にまとめていることから女性なのではないかと言われていました。
さらに映像からは緑でラメの入ってネイルをしていたり、女性らしい口元だったり、声優が未発表ということからこれは女性で間違いないとされていました。しかし、ある法則でピンガが男だということが判明したのです。それは今までに登場した黒の組織のキャラクター名にあります。
ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、スコッチ、バーボン、ライ、アイリッシュ、コルン、アクアビット、カルバドス、ピスコこの人物たちは蒸留酒の名前がついており、蒸留酒の名前の人物は男性キャラクターという法則があるのです。なのでピンガは男性と予想しているファンも多くいます。
【名探偵コナン】ピンガは死亡した?
ピンガは作品の中で死亡したのではないかと言われています。では事実、ピンガは死んでしまったのでしょうか?ピンガの死亡説に焦点をあてて考察していきます。
ピンガは爆発に巻き込まれて死亡
ピンガは組織の潜水艦に入ろうとしましたが、ジン達は潜水艦にはいませんでした。そして、ジン達は潜水艦に組織の情報が詰まっているので爆発させるのですが、ピンガはその事実を知ることなく爆発に巻き込まれて死亡しました。
ジンはピンガをあまり良く思っていなく、少し厄介な存在だとも思っていたのでもしかしたらピンガの存在を把握した上で潜水艦を爆破させた可能性もあります。
ピンガは生きている可能性もある?
上記での死亡理由に記載したようにジンを含めた組織のメンバーとはあまり反りが合わなかったピンガですが実は生きていたという可能性はあるのでしょうか?可能性はかなり低いでしょう。
というのもピンガはコナンが工藤新一だということに気づいています。これがジンに気づかれればコナンは命を狙われ、原作に影響が出てきてしまう恐れもあります。
このような理由からも死亡というままでいた方が今後の物語への影響もありません。そして、今までに劇場版で登場した黒の組織のオリジナルキャラクターはみんな死亡していることからも考えられます。
ピンガが最後に笑った理由は?
ピンガが亡くなる直前に笑っていますがなぜでしょうか?ピンガとジンは考え方が似ているところがあるため、何故自分が消されるのかを悟ったからではないかと言われています。
コナンは最後にピンガに「アンタは人の死に慣れすぎちまってんだよ」と発言しています。プライドが高いピンガは自分の死を目前にしても怯える事はなかったように見えます。
【名探偵コナン】謎に包まれたピンガの活躍を観てみよう
この記事では2023年に上映された劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」で登場するオリジナルキャラクターのピンガに焦点を当てて解説しました。この記事を読んでピンガというキャラクターが気になった方は、ぜひ黒鉄の魚影(サブマリン)をご覧ください。