チェンソーマンに登場する人物の中でも、マキマは第1部で主人公デンジと最終的に敵対するラスボスポジションのキャラとなりました。本来の能力ゆえに倒すことができないとされていたマキマを、デンジはどうやって殺害に追い込んだのか、今回はそんなマキマの死亡理由や死ななかった理由などを解説します。
目次
チェンソーマンとは
【NPC:デンジ】
デンジ
コラボイベント中に登場する公安対魔特異4課のデビルハンター『チェンソーの悪魔』
パワーのバディ。#NIKKEチェンソーマンコラボ #NIKKExChainsawMan #チェンソーマン #NIKKE #ニケ pic.twitter.com/91BzSAqhSr— 【公式】勝利の女神:NIKKE×エヴァンゲリオンコラボ中 (@NIKKE_japan) February 23, 2023
2022年に話題になった作品もいくつかありますが、筆頭とも言えるのが本作ではないかと思われます。まずは作品の概要やあらすじなどから解説しましょう。
チェンソーマンの作品概要
チェンソーマンも好き。ずっと推してる。
2部も面白いしアニメもくるし。
超覇権握るだろ絶対!!本当に大好き! pic.twitter.com/OnpSx9hWie— ぶっち (@bucchi_gensin) September 18, 2022
藤本タツキ氏による漫画作品です。週刊少年ジャンプに公安編として第1部が2019年より2021年まで連載されており、第2部は学園編として少年ジャンププラスへ移籍、2022年7月より再連載されています。
第13巻までの単行本コミック発行部数が2023年4月で2,000万部を突破しており、悪魔の存在が一般的となっている世界の中で同じ悪魔の力を用いて倒していく、デビルハンターたちの活躍が主です。
チェンソーマンのあらすじ
チェンソーマンで好きなキャラは
サメの魔人のビームです pic.twitter.com/6XXW7KxsAP— いつきクラブ♣️ (@itukiclub) March 4, 2021
父親から多額の借金を残されていた主人公デンジは、みすぼらしい生活をしている中でペットとして一緒に暮らしていた悪魔、ポチタと融合することで、チェンソーの悪魔へと変身します。
公安から派遣されたマキマから、公安に所属するデビルハンターとして悪魔を退治する役目を与えられたデンジは、言いつけ通り彼女の部下として悪魔相手の戦いへと身を投じます。
【チェンソーマン】マキマとは
マキマさん。お洒落な感じで#チェンソーマン #chainsawman #イラスト pic.twitter.com/eQhao7j6pq
— 楽奈がく Gaku Rakuna (@gakkunning) September 13, 2022
チェンソーマンの第1部を語る中でマキマは外すことができない存在となっており、ラスボス的立ち位置になっている人物です。その正体も含めて詳細な部分を解説していきましょう。
マキマのプロフィール
テレビ東京他にて『#チェンソーマン』
第11話「作戦開始」をご視聴頂きありがとうございました。いよいよ来週は最終回…!このあと25:00よりPrime Videoにて第11話が#チェンソーマン見放題最速配信 開始となります。
ぜひお楽しみください。https://t.co/cUw3xskVsd#chainsawman pic.twitter.com/8UOoxTEllp
— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) December 20, 2022
- 名前:マキマ
- 所属:公安対魔特異4課
- 階級:リーダー
- 性別:女性
- 声優:楠木ともりさん
マキマの性格
https://twitter.com/little_0606/status/1640938460348547072?s=20
公安局対魔特異4課にて、リーダーを務めている人物です。彼女自身内閣官房長官直々に指令を出すことができるデビルハンターの一人でもあり、デンジを引き入れた張本人として上司に当たります。
外見的特徴として相当に美人であるらしく、デンジやアキをはじめとして彼女に惚れている人物は少なくないようです。その瞳はアップで見た時によくわかりますが、同心円状の形をしているのが特徴です。
普段は落ち着いた性格であり、デンジたち部下に対しても冷静かつ温和に接している事から周囲からも慕われている模様です。声を荒げるような場面も全くないために、感情の起伏も少なそうに見えます。
とはいえ目的遂行にはえげつない手段も辞さないらしく、必要とあらばヤクザも顔負けなほどの非道すらやってのけるなどデビルハンターとして頭のネジはしっかり外れている事が分かります。
マキマの正体
【チェンソーマン】「私を信じて?」あのさあ!!これのどこが信じられるっていうんですかマキマさん!!スッゲエミステリー映画の黒幕が使ってくる顔じゃ~ん!!全然信頼と安心なんてないツラ構えだよ!まって無理デンジくん開けちゃダメ『支配』されないでええええええ!!#WJ38 pic.twitter.com/qmYqkEIfNp
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) August 23, 2020
その正体が発覚したのは、第75話です。アメリカの大統領らしき人物がどこかに電話をかけており「マキマを、支配の悪魔を殺してほしい」と銃の悪魔と契約をしている場面が描かれています。
マキマとはすなわち支配の悪魔であり、支配という概念そのものを操る存在です。社会的動物である分人間は支配から逃れることができず、それ故に絶対的な恐怖の概念として存在しています。
支配の力を行使する際には「自らよりも程度が低いと思ったあらゆる対象を意のままに支配する」という権力をそのまま力にしたかのような能力を発揮します。
人間はもちろんのこと、小動物の支配や死体の操作、記憶改ざんに似た暗示や操っている人物が契約している悪魔までも操ることができるなど、非常に凶悪な力を有しています。
【チェンソーマン】マキマは何度も死亡している?なぜ死なないの?
チェンソーマンの公安編、マキマが胸糞悪く嫌われがちだが、自分の中で見方を変えてみたら、凄いマキマに対して印象が変わってきた。
#チェンソーマン #chainsawman #マキマ #支配の悪魔 #ジャンププラス #漫画 #漫画好きと繋がりたい pic.twitter.com/Yz3A4oC5cP
— マスタング ゲーム実況/ゲーム制作 @バンドリーマー (@channel5858) March 29, 2023
この様な恐ろしい能力を行使することができる支配の悪魔ことマキマですが、作中では意外なほどに何度も死亡するシーンが描かれており、そのたびに何事もなかったかのように復活しています。
マキマが死亡した回数
支配の悪魔#チェンソーマン #マキマ pic.twitter.com/6u7KUyyP2C
— Koha* (@Koha_2652) September 19, 2022
作中にてマキマが確実に死亡した回数を数えていきましょう。まずは原作第22話にて、デンジが殺害したヤクザの息子、サムライソード率いる集団によって銃撃され死亡しています。この際はすぐに復活し集団を一蹴しました。
続いて死亡したのは、支配の悪魔としての力を存分に発揮する第75話です。アメリカ大統領によって契約を交わし復活、襲撃してきた銃の悪魔に対して能力をフル行使して交戦するものの、観測上29回も死亡しているのです。
更に第83話では、岸部率いる対マキマ対策部隊の襲撃を受け22話と同じように銃撃を受け死亡するのですが、同じく当然のように生き返ってきたのです。
加えてデンジことチェンソーマンとの勝負では、89話から描かれている戦いの中で同話の中だけでも26回、決着がつくまでに計50回以上もの間死亡しているのです。
マキマが死なない理由
変身、公安対魔特異5課。#チェンソーマン pic.twitter.com/KpncDF1dQ2
— | | |村@絵仕事募集中 (@erupusai2) October 17, 2020
なぜこれほどまでの回数確実な死亡が描かれていながらも、こともなげに復活してしまえるのかという原理についてですが、これは支配の悪魔として内閣総理大臣と契約し、マキマへの攻撃が適当な日本国民の死亡に置き換わるからです。
支配の悪魔としての本体は脆弱なもので一般人程度の耐久力しか持たないものの、マキマ自身も悪魔であるゆえに人間と契約でき、日本国民の命を差し出させる契約を総理大臣と交わしていたわけです。
事実上日本国民がいる限りマキマは何度でも復活することができ、ほとんど不死といっていいほどの理不尽な契約であり、マキマを倒したいなら日本国民全員を殺害するしかないとも言えます。
【チェンソーマン】マキマの最後は?本当に死亡する?(ネタバレ)
チェンソーマン第二部をジャンプラで読むマキマさん❤ pic.twitter.com/zOLP5lZX6S
— あき (@akikoke_2D) September 19, 2022
支配の悪魔としての能力が発覚するにつれて、倒すことなど不可能に思えました。しかしチェンソーマンとの戦いの中で、どちらかと言えばデンジの策によってマキマは最期を迎えることになります。
マキマとチェンソーマンの戦い
#makima #マキマ pic.twitter.com/zUttMNSxyr
— suuu🥨수 (@sumustard) December 18, 2023
チェンソーマンとなったデンジとマキマの勝負が展開される中で、有効な攻撃こそ与えるチェンソーマンですがマキマは前述した日本国民身代わりの契約によって、すぐに復活してしまいます。
マキマも何もせずただじっとしている訳ではなく、支配の悪魔の力で攻撃をして来ます。最終的に弱ったチェンソーマンに対してはマキマ自身がタイマンで立ちはだかり、チェンソーマンの核であるポチタを心臓から引きずり出します。
勝利を確信して油断しているマキマですが、そこで死体の山から現れたデンジが奇襲を仕掛けます。事前にパワー後の力で作っておいたチェンソーで致命傷を与えたのです。
死亡したマキマを定食にしてデンジが食べた?
マキマさんってこんな味かぁ定食。#チェンソーマン#生姜焼き#カニバリズム pic.twitter.com/in6EhrBj6g
— 😈椎名彩子😈 (@killer0216) December 7, 2020
かくして作戦を成功させマキマを瀕死状態にさせたデンジですが、このまま普通に殺してもまたこれまでのように復活されてしまいます。そこで取った方法が、マキマを自分が食べて復活できないようにする、という奇策です。
なぜなら、チェンソーマンは自らが食べた悪魔の存在、そしてつかさどっている概念をこの世から消し去ることができるために、自分がマキマを食べることによって復活させないと考えたわけです。
肉と玉ねぎの生姜焼き(通称マキマ定食)、ハンバーグ、カツ、モツ味噌煮込みをはじめとした様々な料理にして食べつくしたことによって、実際マキマは復活する事はなくなりました。
マキマは本当に死亡した?
マキマ#チェンソーマン #chainsawman pic.twitter.com/cuUh4fHJtY
— Acf-アクフ (@Acf_cfcf) December 19, 2023
デンジの奇策によって討たれた、というよりも食べられたマキマですが、実際に本当に死亡したのかというとそういいきれない部分があります。というのも、チェンソーマンに登場する悪魔は、地獄で生まれて輪廻転生を繰り返すからです。
地獄で死ねば記憶を失くして人間世界に転生し、人間世界で死亡するとまた地獄に行くという繰り返しをしているので、チェンソーマンの能力である食べた存在を消すという行為が挟まらない限り悪魔が本当に消える事はないのです。
死亡したマキマはナユタとして復活する?
71.ナユタ#チェンソーマン #ChainsawMan pic.twitter.com/VWcOzxtdw0
— Hiroto /ヒロト@skeb半額中 (@hiroto98765) December 19, 2023
そして死亡したマキマは別の形で復活することになります。それこそが、第2部にて主要なキャラクターとなるナユタという人物で、支配の悪魔の能力を有する幼い女です。
転生によって名前や姿も異なってはいても、岸辺が発見してマキマの転生体である事を知ったデンジは、今度は愛情を持って一緒に生活をしていくことを決めて共同生活をしています。
また、支配の悪魔が転生したという事は一度地獄で生まれて死にまた人間世界で転生したという事であり、その期間の短さから支配の悪魔ほどの力を有していてもかなわない存在が地獄にいることを示しています。
【チェンソーマン】マキマの死亡シーンは漫画の何巻に収録されている?
今週のチェンソーマン見て、一部決戦時のバルエムだけマキマさんと妙に距離感近くて親しげなのは成程そう言う事かってなった。 pic.twitter.com/VXCWgg1jUQ
— 幣嶺汰 (@69Udjm2prOeg) December 19, 2023
マキマとデンジ及びチェンソーマンとの最終決戦は、原作漫画単行本第11巻に収録されています。戦闘シーンはもちろん、過去の伏線回収なども行われている第1部のクライマックスといった内容になっています。
【チェンソーマン】マキマ死亡後の展開に期待しよう
マキマ#chainsawman #チェンソーマン pic.twitter.com/zO0V44YbyW
— Hoshi (@hoshi_oho) December 11, 2023
主人公の仲間だと思われていたマキマは思わぬラスボスであり、また死亡後には名前と姿が異なる新たな存在として登場しました。続きが気になる方は是非とも第2部も読んでみてください。