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【チェンソーマン】暴力の魔人の正体は死亡した荒井ヒロカズ?コベニとの関係は?

チェンソーマンでは、悪魔や悪魔と融合した魔人と呼ばれる者たちが登場します。その中でも、暴力の魔人はコベニと契約している魔人として登場しているのですが、名前に反して非常に良好な関係を築いているようです。今回は暴力の魔人がどんな存在なのかについて解説していきます。

【チェンソーマン】とは

チェンソーマンといえば、漫画が非常に人気を集めておりアニメ化されたことでも注目を皿に集めた作品として知られています。まずは作品の概要などからご紹介していきましょう。

チェンソーマンの作品概要

週刊少年ジャンプにて2019年から2021年の3年間にわたって掲載されていた、藤本タツキ氏による漫画作品です。少年ジャンプには、作中での第一部までが掲載されました。

続編となる第二部に関しては少年ジャンププラスに移籍しての連載を行っており、2022年7月より二部の連載が始まっています。

2023年4月の時点で単行本の累計発行部数は2,400万部を超えています。原作漫画の注目度合いが非常に高く、テレビアニメ化される情報が発表された際もさらに注目を集めることになりました。

チェンソーマンのあらすじ

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主人公、デンジは父親が残した多額の借金返済に追われ、非常にひもじい生活を強いられていました。たまたま出会った悪魔のポチタと共に、あばら小屋のような家で暮らしていました。

そんなある日、人間に対して害をなす存在として一般的にも認知されている悪魔からの襲撃を受け、自身及びポチタが瀕死の状態になってしまいますが、ポチタがデンジの心臓になることで融合、チェンソーの悪魔としてデンジが生まれ変わります。

悪魔と融合した魔人のような立場になったデンジは、マキマという人物に導かれる形で悪魔を倒すデビルハンターとなり、血なまぐさい戦闘の世界に足を踏み入れることになります。

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【チェンソーマン】暴力の魔人とは

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チェンソーマンでは、悪魔や魔人といったこの世ならざる存在が一般的にも認知されており、悪魔を狩るデビルハンターも悪魔自身と契約を行っています。暴力の魔人も、そんなデビルハンターに与する魔人の一人です。

暴力の魔人のプロフィール

  • 本明:ガルガリ
  • 呼称:暴力の魔人
  • バディ:東山コベニ
  • 所属:公安特異対魔4課

暴力の魔人の性格

暴力の魔人は、公安対魔特異4課所属の新人デビルハンター、東山コベニとバディを組んでいる魔人です。顔には上半分がガスマスク、下半分がペストマスクの変わった仮面をつけているのが特徴的です。

名前からして暴力的な魔人のように思えますが、与えるイメージとは対照的に非常に穏やかな性格をしており、特に自分から問題や暴動を起こそうとするような場面は見られません。

魔人の中でもかなり理性が残っている存在のようで、当人曰く「結構人間の脳みそが残っている」と発言している事から、人間の理性を残した状態の魔人であると考えられます。

死亡した時のことは覚えていないのですが、マキマに助けられたことだけははっきりと覚えているらしく、またバディのコベニにソフトクリームをおごってあげるなど優しい魔人である事が分かります。

常に付けているマスクからは毒ガスが噴出しており、周囲への被害及びその力を抑制するためにいつもマスクをつけていて、これを取り外すと荒井ヒロカズ似の4つ眼の青年の素顔が見えます。

暴力の魔人の能力

そもそも魔人というのは、悪魔が人間の死体に乗り移った存在のことを指しています。純粋な悪魔のままの方が本来の実力を発揮できるので、魔人になるとその能力が大幅に弱体化してしまいます。

そんな中で、暴力の魔人は司っている概念が概念だからなのか、マスクによって力を抑えられている状態でありながらも素の戦闘能力も相当に高いものになっています。

作中での描写では他の悪魔や魔人のような目立った特殊能力を用いる事はありませんでしたが、蹴りの瞬間に自身の足を肥大化させるなどの描写から純粋な身体能力強化系の能力を実践で用いているようです。

戦闘の際には主に蹴りによる蹴撃を得意としているらしく、ここぞという時には先述した脚の肥大化によるかかと落とし攻撃を繰り出していて、本人も「俺のマジ蹴り」と称しています。

また、バディであるコベニも普段こそおどおどした性格が目立ちますが素の身体能力が非常に優れており、サムライソードなどの魔人を相手にしても優位に立ち回れるほどであったことから、暴力の魔人と高相性なようです。

【チェンソーマン】暴力の魔人の正体

先述した通り、チェンソーマンにおける魔人というのは人間の死体に悪魔が乗り移った形でこの世に生きているものです。となれば、暴力の魔人になる前の人間時代がある筈です。

チェンソーマンの眷属の一人

まず悪魔としての暴力の魔人についてですが、かつて悪魔であったころはチェンソーマンが従えている悪魔の一体であったことが第一部の後半にて明らかになっています。

判明している眷属とされる悪魔は全部で八体おり、天使の悪魔などもその一人です。その中で、暴力の魔人は天使の階級の中でも上から3番目の序列である「座天使」に対応しています。

この座天使というのは「ガルガリン」とも呼ばれており、暴力の魔人の本当の名前、ガルガリはこの座天使の別名から来ていると考えられます。

死亡した元公安の荒井ヒロカズ?

そして、魔人となる際の乗り移った人間の死体は元は誰であったのかという点についてですが、元公安のデビルハンターの一人である荒井ヒロカズなのではないかという説が非常に有力となっているのです。

この荒井というのは暴力の魔人とコンビを組んでいたコベニと同期に当たる青年であり、当初バディを組んでいた新人のデビルハンターです。デンジらとも永遠の悪魔をはじめとする対悪魔戦において共闘した事がありました。

しかしサムライソードがデンジを襲撃した際、刺客の一人の銃撃を受ける形で荒井自身は死亡しており、その後釜になる形でバディになったのです。

先にご紹介した通り、暴力の魔人はいつも素顔をマスクで隠しているのですが、マスクを外したときに見える素顔は四つ目の状態になってこそいるものの殉職した荒井のものと瓜二つです。

第一部では最終的なラスボスがデンジらの上司であったマキマである事、そして天使の悪魔と同じくチェンソーマンが従える悪魔の一体であったことから、意図的にマキマが荒井の死体に乗り移らせたとも考察されています。

コベニとの関係

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荒井亡きあとのコベニの新しいバディとなった暴力の魔人ですが、非常に良好な関係を築いていた描写が見受けられます。

真っ当に戦えば相応の実力がありますが、小心者で中々そんな場面が無いコベニに換わって荒事を担当するのが暴力の魔人の役割なのですが、普段もコベニにソフトクリームをおごったりする描写があります。

その奢っている描写の時にも「遠慮しないでしないで」「食べてる幸せそうなコベニちゃん見てたいの」といったように優しい言葉をかけており、コベニの方も「暴力さん」と呼んで慕っていました。

良好な関係を築いているのは良いとしても、もしこの言動の由来が悪魔本人のものなのか、それとも素体として考えられている元バディの荒井の脳が結構残っているからなのか、どちらなのかは定かではありません。

【チェンソーマン】暴力の魔人は死亡する?

暴力の魔人は、最強のデビルハンターを自負する岸辺をして「魔人化してもなお強すぎる」といわれるほど実力を認められていたのですが、作中で死亡してしまっています。

暴力の魔人の死亡シーン

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サンタクロースの計略、および地獄の悪魔の力によって、デンジらは一度地獄に堕とされることとなりました。そして地獄には、一度も死を経験したことのない超越者、闇の悪魔が存在しています。

そんな闇の悪魔に対して、少しでも抵抗できるようにコベニに対して自分の仮面を取り、離れるように言います。言うとおりにしたコベニにより力を解放された状態で闇に対峙するものの、格が違い過ぎて手も足も出ませんでした

暴力の魔人が死亡するのは何巻何話?

暴力の魔人が死亡するのは、原作漫画では第65話、単行本第8巻に収録されています。先に述べた通り闇の悪魔によって殺害されますが、それ以外にも魔人のビーム、岸辺隊長の元相棒クァンシまでそれぞれの理由で殺害されています。

死亡した暴力の魔人が復活する可能性は?

チェンソーマンに登場する魔人、およびその元となる悪魔は、地獄で生まれて死んだら現世に、そして現世で死んだら地獄によみがえるのを繰り返すので、実質的な不死の存在です。

また第二部においては、第一部ラスボスであったマキマこと支配の悪魔の力を継承したナユタという少女が登場しています。これだけ聞くと、闇の悪魔によって殺害された暴力の魔人が復活する可能性も考えられそうなものです。

現状においてまだ第二部では暴力の悪魔や魔人が登場する兆しはなさそうですが、コベニもしぶとく生きながらえている事からどこかで登場してもおかしくはないと考えられます。

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【チェンソーマン】死亡した暴力の魔人の再登場を期待して待とう

暴力の魔人は、殺伐としたチェンソーマンの世界においてもコベニに対し優しく接していた清涼剤のようなキャラクターでした。裏は色々とありそうですが、是非とも活躍を本誌でチェックしてみてください。

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