【BORUTO(ボルト)】は、ナルトの息子であるボルトにスポットを当てた作品で、ナルトやサスケたちは親として登場します。『NARUTO』ファンにも堪らない【BORUTO】ですが、原作・アニメ共に打ち切り説が囁かれていました。
今回は、【BORUTO(ボルト)】の打ち切り理由や、原作者交代の真相について紹介します。何故、魅力が盛り沢山な【BORUTO(ボルト)】に打ち切り説が出ているのでしょうか?
目次
BORUTO(ボルト)とは
初めに、【BORUTO-ボルト-】の作品概要やあらすじを紹介します。「NARUTO-ナルト-」は知っているけど、【BORUTO-ボルト-】は観たことがないと言う方はぜひこちらの項目で作品の雰囲気をチェックしてみて下さい。
BORUTO(ボルト)の概要
原作:岸本斉史先生・作画:池本幹雄先生・脚本:小太刀右京先生による【BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-】は、2016年の『週刊少年ジャンプ』23号からスタートし、2019年からは『Vジャンプ』で連載が続く少年漫画です。
また、2023年10月号からは第2章となる『BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-』が連載開始予定となります。物語は、「NARUTO -ナルト-」のその後の世界線が舞台となっており、ナルトの息子であるボルトが主人公として描かれています。
さらに、「NARUTO -ナルト-」で生き残ったキャラクターたちも続々と登場し、ボルトの同級生にはサクラ・サスケの娘や、シカマルなどのナルトの同世代のキャラクターたちの子供がいるのです。2017年4月からはテレビアニメも放送され、アニメは原作漫画では描かれないスピンオフ回も差し込まれています。
BORUTO(ボルト)のあらすじ
第四次忍界大戦から15年後、木ノ葉隠れの里の火影として日々奮闘するナルトですが、息子ボルトとの親子関係が上手くいっていませんでした。また、ボルトは幼い頃のナルトとは正反対に、カリスマ性と忍としての素質があるため、周囲から一目置かれる存在だったのです。
そんなボルトですが、国境地帯の治安悪化や忍五大国以外の小国の情勢不安・経済成長による貧富の差など様々な問題を抱え多忙なナルトに相手にしてもらえないことで、寂しさや孤独を抱えていました。
また、火影になることを長年の夢にしてきたナルトと対照的に、ボルトは「火影にはなりたくない」と言うほど拒否反応を示しているのです。ナルトのことが大好きだからこそ、自分から父親としてのナルトを奪う火影の地位が憎くなってしまったのでした。
BORUTO(ボルト)の打ち切り説が浮上している理由とは
本日3/27はうずまきボルトのお誕生日🎉✨
みんなでいっしょにお祝いしよう‼️🎈ボルト、お誕生日おめでとう‼️🍃
Happy Birthday Boruto ! #BORUTO pic.twitter.com/9oRdKFxD5s
— アニメ BORUTO-ボルト-【公式】 (@NARUTOtoBORUTO) March 26, 2023
続いて、【BORUTO-ボルト-】の打ち切り説浮上の理由について紹介します。大人気作品「NARUTO-ナルト-」のリブート作品である【BORUTO-ボルト-】は人気なはずですが、何故打ち切り説が出回っているのでしょうか?
打ち切り説浮上の理由①脚本家が交代したため
NARUTO-ナルト- と
BORUTO-ボルト- が、
作者が違うってのを今知りました *コヤッキーチャンネルで原作・監修は、岸本斉史(ナルト作者)らしいけど‥
現連載作画は、池本幹雄という方らしい へぇー脚本家までついてるってコトは、元作者は「著作権保持者」って事か‥‥ pic.twitter.com/yNcmtBgGKm
— にぶにー (@Nibuni_0000) June 27, 2023
設定や舞台、絵のタッチも「NARUTO-ナルト-」と同じ【BORUTO-ボルト-】ですが、実は岸本斉史先生は監修として携わっているだけで、作画は岸本斉史先生のアシスタントを長年務めた池本幹雄先生で、脚本は劇場アニメ『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』に脚本の協力をした小太刀右京先生が担当しています。
しかし、2020年11月に突然編集部から「脚本は岸本斉史先生に代わる」と発表されました。この報告に読者たちは「あまりにもこれまでの【BORUTO-ボルト-】の評判が悪かったことで、岸本斉史先生に戻し漫画とアニメを繋いで打ち切りにしようとしているのではないか」と噂が広まりました。
打ち切り説浮上の理由②ストーリーや絵に不満な人が多い
BORUTO漫画で検索したんやけど
絵、下手すぎやろwwwずっとアニメで見よったけん
衝撃的すぎてwえ、なんで描く人変わったん?
絶対これ、絵見て続き買うのやめた人おるやろwww顔のバランスおかしいし
第一印象
気持ち悪い
なんやけどwwwアニメと顔違いすぎw pic.twitter.com/aS2SP7IWHA
— ゆきたゃん (@yuxxtyan) July 19, 2018
【BORUTO-ボルト-】の読者たちは、どうしても「NARUTO-ナルト-」と比較してしまうようで、岸本斉史先生と比べると、「絵もストーリーもつまらない」と感じている方が多いようです。
「NARUTO-ナルト-」の世界線ですし、元からいるキャラクターはもちろん、オリジナルキャラクターのタッチも「NARUTO-ナルト-」に寄せてはいるものの、やはり多少違いが出てきてしまい、読者も読んでいるうちに違和感を感じてしまうのでしょう。このような読者からの不満からも、打ち切り説が浮上しているのです。
『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』はナルトとボルトの親子描きおこし付き。記事はボルト役の三瓶由布子インタビュー。オトメディア4月号は3月10日(土)発売。 pic.twitter.com/IrZ7BNC2BH
— オトメディア編集部 (@iid_otomedia) March 9, 2018
また、ナルトは両親もいなくて本当の孤独の中、里のみんなに認めてもらいたい一心で火影になることを夢見ていました。一方、ボルトはナルトからの愛情に飢えてはいるものの、両親は健在で仲間たちにも恵まれ、忍としても起用です。このような設定の違いから、読者はボルトに魅力を感じにくくなっているのかもしれません。
打ち切り説浮上の理由③検索している人が多い
【BORUTO-ボルト-】は「NARUTO-ナルト-」のリブート作品と言うこともあり、連載当初から注目されていました。しかし、連載が始まった当初から、ネット上では打ち切り説が浮上していたのです。
というのも、ナルトのような主人公を期待してボルトを読んだ読者は、これじゃない感が否めなかったでしょうし、注目の作品ほど盛り上がる以前の助走部分では大体打ち切り説が出回ります。
また、テレビアニメが2023年3月に最終回を迎えたことからも、ネット上で「ボルト 打ち切り」と検索されてしまう原因になったのでしょう。
BORUTO(ボルト)の原作者が交代した理由は?
続いて、【BORUTO-ボルト-】の原作者が何故交代したのかについて紹介します。「NARUTO-ナルト-」のリブート作品を生み出すのであれば、作画は池本幹雄先生で、脚本は小太刀右京先生と岸本斉史先生直々に指名したはずですが、脚本が岸本斉史先生に交代したのでしょうか?
BORUTO(ボルト)作画は池本幹雄
8月より新シリーズ
「カワキ・ヒマワリ忍者学校編」に突入❗️
池本幹雄先生がアニメの設定を基に描き下ろした新KVを解禁✨物語の中心となる、カワキ(CV.#内田雄馬)と
ボルトの妹・ヒマワリ(CV.#早見沙織)。
忍者学校の仲間たちの
さらなる活躍をお楽しみに! pic.twitter.com/CZNam9GMI4— アニメ BORUTO-ボルト-【公式】 (@NARUTOtoBORUTO) July 19, 2022
脚本は小太刀右京先生が2020年に降板し、岸本斉史先生に交代になりましたが、作画は連載当初と変わらず池本幹雄先生が担当しています。小太刀右京先生の降板について「Vジャンプ」は「当初の予定通り」と答えており、最終章の「殻編」「器編」は岸本斉史先生が脚本を担当することが決まっていたとのことです。
しかし、作画は最終章も岸本斉史先生のアシスタントを15年もしていた池本幹雄先生のままなので、このまま完結まで岸本斉史先生がボルトを描くことはないでしょう。
岸本斉史がBORUTO(ボルト)を描かない理由は?
【発表】『NARUTO』新作読切、今夏にジャンプ掲載へhttps://t.co/O9sccfLPlP
全世界人気キャラクター投票「NARUTOP99」で1位となったナルトの父「波風ミナト」の物語。岸本斉史氏による新作読切発表は、2016年4月の『NARUTO-ナルト-外伝~満ちた月が照らす道~』以来、7年ぶり。 pic.twitter.com/5Y0udjDfVB
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 15, 2023
最終章突入と同時に脚本を担当することが決まっていた岸本斉史先生ですが、何故作画も同時に担当しなかったのでしょうか?その理由は、1999年から2014年まで連載が続いた「NARUTO -ナルト-」を描き終えた時、「自分はもう描ききった」と感じたようです。
しかし、「NARUTO -ナルト-」のリブート作品を別の人が描いたら面白いのではないかと閃いたことにより、作画は「NARUTO」のアシスタントを長年務めた池本幹雄先生を指名しました。
BORUTO(ボルト)が打ち切り・連載が終わる可能性は?
『#BORUTO』最新コミックス20巻は6月2日(金)発売🙌
表紙はボルトとカワキ!
それぞれの宿命が激しく渦巻き、物語は波乱の展開へ!
ボルトが迎える衝撃の未来とは…!『#サスケ烈伝』下巻『#木ノ葉新伝』上巻・下巻も同日発売!
お楽しみに‼️
🔽コミックス公式https://t.co/tte2B8nkPC pic.twitter.com/qEAYgD1pUv— NARUTO・BORUTO【原作公式】 (@NARUTO_kousiki) May 19, 2023
続いて、【BORUTO-ボルト-】の連載が打ち切りになる可能性について紹介します。「NARUTO」という大元があるため、期待も高く、賛否両論あった【BORUTO-ボルト-】ですが、本当に打ち切りになる可能性はあるのでしょうか?
連載が終わる可能性は今のところ低い?
本日は #ジャンプビクトリーカーニバル (東京会場)!
会場には #BORUTO のバルーンやフォトスポットが登場!
Vジャンプ10月特大号(8月21日発売)から始まる第二部『BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-』もお楽しみに!
※招待制のイベントです。当選入場券をお持ちの方のみご入場できます。 pic.twitter.com/1oy9qGbzM2
— NARUTO・BORUTO【原作公式】 (@NARUTO_kousiki) July 23, 2023
「週刊少年ジャンプ」から「Vジャンプ」に移行したことで、実質的な打ち切りではないかと囁かれる【BORUTO-ボルト-】ですが、「Vジャンプ」編集長は【BORUTO-ボルト-】に対して熱烈な思いがあり、「お気に入りの作品」と公言しているほどです。
その為、【BORUTO-ボルト-】がストーリーの途中で無理やり打ち切りになる可能性は低いと言えますが、単行本の売り上げなどを考慮すると、ピーク時の半分以下まで下がってしまっているようなので、長い目で見ると打ち切りの可能性がないとも言い切れません。
ボルトたちが大人になるまで続く?
大人ボルト#BORUTO#アニボル pic.twitter.com/41BhXd3KAC
— 風羽 (@naruto_lol) April 5, 2017
【BORUTO-ボルト-】は、壊滅した木ノ葉隠れの里の火影岩で、青年のボルトとカワキが戦っているシーンから物語がスタートしています。となると、終わりはこのシーンに繋げなければ、作品として成立しなくなってしまうので、ボルトが青年になるまで物語は続くのでしょう。
BORUTO(ボルト)はアニメも打ち切りに?
本日3/27はうずまきボルトの誕生日!🎉🎊
みんなでいっしょにお祝いしよう!👏🎁ボルト、お誕生日おめでとう!✨✨
Happy Birthday Boruto ! #BORUTO pic.twitter.com/JPIIu6wD3s
— アニメ BORUTO-ボルト-【公式】 (@NARUTOtoBORUTO) March 26, 2022
続いて、アニメ【BORUTO-ボルト-】の打ち切り説について紹介します。原作はまだ続く【BORUTO-ボルト-】ですが、アニメは2023年3月に最終回を迎えていたのです。
BORUTO(ボルト)のアニメが打ち切りと言われる理由
本日夕方17時30分からは、第293話「別れ」が放送です!
ボルトはもう二度とモモシキに意識を乗っ取られないために、覚悟を決めカワキに体を貫かれた…
そしてカワキは未だ脅威であるコードに対して、甦った「楔」を使い追い詰めてゆく!?
「BORUTO」第一部最終話お見逃しなく!#BORUTO pic.twitter.com/dRyPvIEBRW— アニメ BORUTO-ボルト-【公式】 (@NARUTOtoBORUTO) March 26, 2023
2017年から放送時間などを変更しながらテレビアニメが放送されている【BORUTO-ボルト-】でしたが、2023年3月の第293話「別れ」で最終回を迎えてしまいました。アニメの最終回を知ったファンたちは、アニメが打ち切りだと大騒ぎになったのです。
アニメは第2部の製作が決定
アニメ『BORUTO-ボルト-』第2部が制作決定。『NARUTO-ナルト-』完全新作アニメも!
第1部の最終回(第293話)は3月26日放送。アニメ『NARUTO-ナルト-』20周年を記念したセレクション放送が7月、完全新作アニメは9月に放送予定。#BORUTO #ボルト #NARUTO20th
https://t.co/uT1iOnG3wQ pic.twitter.com/ViNh4vefds
— ファミ通.com (@famitsu) March 9, 2023
6年も続いたテレビアニメが最終回を迎えては、打ち切りだと誤解するのもしょうがないのですが、実は第1部が終わっただけで、最終回と同時に第2部の制作決定が報告されたのです。その為、アニメ【BORUTO-ボルト-】は打ち切りではなく、一旦最終回を迎え、どこかのタイミングで2部が放送されます。
BORUTO(ボルト)の打ち切りの可能性は低い!今後の展開に期待しよう
Vジャンプ3月特大号本日発売!🙌
表紙は池本先生描き下ろしのボルト&カワキ!
バチっと睨み合う二人がカッコいい……!👀✨『BORUTO』本編では、カワキの「楔」が再発現…!?
そして激闘に急展開が――!!🔥是非ご一読くださいッ!
🔽VJ公式https://t.co/CuZ85bRmu6#BORUTO #NARUTO pic.twitter.com/Q9qXe8VjfF
— NARUTO・BORUTO【原作公式】 (@NARUTO_kousiki) January 21, 2022
今回は、【BORUTO-ボルト-】の原作・アニメの打ち切り説や原作者が交代した理由について紹介しました。現在は原作・アニメ共に打ち切りの予定はなく、アニメに至ってあ第2部の制作も発表されています。
また、原作者交代についても、最終章は当初から岸本斉史先生が担当すると決まっていたとのことです。今後、更なる盛り上がりを見せるであろう【BORUTO-ボルト-】に必見です。